9月30日2006/10/01 02:04

 本日はスプリンターズSを語る。さすがに凱旋門賞には負けそうだけど、これはこれで大事なレースだ。さすがに、「このレースがあるから日本にいた」ってのは負け惜しみだけど。
 
 今年のスプリンターズSは、外国馬が数多くやってきた。日本国内ではそう格上と見られてないGIではあるけど、やはり「グローバルスプリントチャレンジ」に組み込まれているからでしょ。宣伝ってのは大事ってコトだね。「外国馬はよくわからん」と嫌う人もいるけど、私はいいことだと思うな。
 
 シリーズチャンピオンを狙っているのは、豪州のテイクオーバーターゲット。前走日本で2着しており、ここも侮れない。遠征馬はどうしても体調管理が難しいので、「上がり目」は少し期待しにくいんだけど、前走だけ走れば足りそうなのも事実。1番人気になるかもしれないってぐらいだ。
 
 欧州から遠征してきたのが、レザークとベンバウン。「欧州のスプリンターが日本の芝で通用するかぁ?」ってのは問題だったりするんだけど、侮れないことも事実。レザークの実績はかなりのものだし、ベンバウンも香港遠征経験がある分、多少信用度が増す。
 
 しかーし!何と言っても素晴らしいのは、「香港の至宝」サイレントウィットネス様が再来日してくれたことでしょ。勝ち負けがどうこうって問題じゃない。遠征してきた、その心意気が素晴らしいのだ。さすがだね。
 
 精英大師(現地名)様は、去年ここを快勝したまでは良かったけど、その後体調を崩してしまった。他にも色々あったおかげで、あれから結局未勝利。また年齢も年齢(7歳)であり、「衰えはあるのでは…」って意見がある。現地…どころか馬主にさえ、「無理して走らすより、引退させた方がいいかも…」って意見があるくらいだそうな。私も、まさか日本で会えるとは思ってなかったね。
 
 それでも、精英大師様は来日した。色々思惑はあるんだろうけど、嬉しい誤算だね。多分、単純な勝ち負けではないと思う。「引退の花道」ってのも違うと思うな。自らの進退を賭けるレースとして、一番シビれる舞台を選んだのでは。アツいねえ。シビれるねえ。さすが香港馬。
 
 確かに、相手としては最悪の部類である。日本馬は何だかんだ言って強いし、地元の利もある。おまけに豪州と欧州から「最強の称号」を求めて遠征してきた馬がいる。さらに加えて、体調不安の原因となった遠征。避けたいと感じても何の不思議もない。でも、精英大師様は再び日本にやってきた。
 
 香港馬は、たとえ相手がどんなに強くても臆してはいけない。私は原居民様のそんな姿を見続けたので、心底そう思う。私が香港競馬にハマった理由の1つが、そんなアツい魂にあるのは間違いない。そんな原居民様から香港代表を受け継いだだけあって、やはり精英大師様もアツい姿を見せてくれた。嬉しいねえ。
 
 もちろん、「世界一強いスプリンターと呼ばれた馬」ってプライドのことも、忘れてはいけない。世界一を名乗るのなら、自分を負かしてからにしろと。これは挑戦者にとっても嬉しいコトじゃないかな。やはりチャンピオンを倒してこその挑戦者だからねえ。勝ったときの重みが違うでしょ。これを喜ばないようなら、世界一を名乗る資格なんて無い。そんな馬に負けるような精英大師様じゃないと信じる。
 
 そして最後に1つ。精英大師様が「それでも」来日したって姿は、香港の競馬ファンに大きなモノをもたらしてくれると思う。何と言っても精英大師様。来日した奴は多いと思われるし、そうでなくとも現地で馬券売ってる。単純に「遠征した、応援した」だけじゃ済まされないでしょ。今年未勝利。現地でやった、実践形式の調教でも敗北。そして、遠征の不利。「果たして馬券買えるのか…」って苦悩は、去年とは比べものにならないほど大きいはずだ。
 
 しかし、海外競馬ってのは、そういう苦悩と戦ってこそ面白い。それでも精英大師様を信じるのか、それとも別の馬を買うのかは問題じゃない。その答えを出すまでが大事なのだ。そのことは、私がよーく知っている。フジヤマケンザン様の馬券を、震えずに買えたとでも?あれから遠征経験積んだ今でさえ、ハーツクライの馬券買った時は独特の「震え」があった。あの感じを味わいたくて、私は何度も海外へ出掛けるのだ。
 
 海外競馬を知る身としては、「あの感じ」を味わう人が増えて欲しいと思う。国籍を問わず。香港人はもちろん、英国人や豪州人にもこうした苦悩を抱えて来日した奴がいて欲しいもの。海外競馬ファンとしては、凱旋門賞に行けないのは哀しいけど、それでもスプリンターズSをナマで見られるのは素晴らしいことだと思う。これは負け惜しみでも何でもなく。
 
 しかし…せめて香港に行きたかったのは事実だねえ。向こうじゃスプリンターズSも、凱旋門賞も「買える」から。しかも、控除率の関係でオッズは自動的に「オイシイ」はずなんだよな。それだけで遠征するのは何だけど、どーせ向こう行けば他も楽しいし。やはり私は、こんな時に日本にいちゃ駄目だな(笑)。

10月1日 凱旋門賞直後2006/10/02 01:01

 時間が時間なので、詳細は明日以降語る。けど、まあ言っておくべきコトを2つ。コレを言わなきゃ眠れそうもないので。
 
 まずはプライドへ。ごめんよぉ。「シックスセンス並の馬」って言い続けたのは、さすがに間違いだったかも。でも、2着までってところは…ひょっとして、シックスセンスの怨念でも受け継いだかぁ?
 
 そしてもう1つ。
 
ファロン~!腹切れ腹!!

10月2日2006/10/02 22:37

 危なかった…調子乗って仏遠征なんて実行しなくて、本当に良かった…私らしくない感想ではあるけど、心底そう感じました。
 
 いやね、凱旋門賞観戦に行ってたら、馬券丸損ぶっこいたからではない。そんなの気にする私じゃない。なにせ「使っちゃイケナイ金」全部溶かしても、感想は「リベンジしてやる!」なんだから。そんなヤワな精神構造はしてないつもりだ。そうじゃないんだよ。他に理由があるんだよ。
 
 スプリンターズSをナマで観戦した後、飯は食ったけど呑まずに帰ってきてTV観戦。前振りはどーでもいいのでパスし、ひたすら現地映像に注目。ここまでは、良くある話だ。
 
 レース結果について、くどくど言うのはやめよう。ディープインパクトに関して言えば、「早仕掛け」の一言でしょ。いつもの走りじゃなかったのは認めるけど、それでも仕掛けどころ次第で何とかなったかも…って気はする。焦りがあったのかな。ま、武豊も人の子ってことだね。
 
 しかしだ。それでも武豊は今回「かなりマシ」だったと思う。だって、ハリケーンランの鞍上ファロンは、もっとステキな騎乗っぷりを披露してくれたから。なにせ、包まれて目の前に壁作られ、もがいて持ち出しただけの4着ときたもんだ。
 
 あの不利がなけりゃ勝っていたのか?確かにビミョーなトコロもあるけど、私は勝っていたと思う。私が「ここでハリケーンランが伸びてくる!」と思ったまさにそのタイミングで、目の前壁になってもがいてる映像が飛び込んできたんだから。ズッコけそうになった。カメラがディープインパクトしか写してないので包まれた過程がわからないけど、それにしてもありゃあねーだろ。
 
 正直言おう。アレはオレの知ってるハリケーンランじゃねえ!だって、鞍上違うもの!そりゃー今回シロッコに乗っていたスミヨンも褒められない。けど、アレに比べたらまだマシだろ。「どうやったらハリケーンランで凱旋門賞負けられるか」の見本みたいな騎乗しやがった。お前はどこぞのアンチャンか。本当にアンチャンだったらまだ「仕方ない」かもしれない。けど、お前「世界に名だたる」クールモアの専属だろ?「ボクが下手でした」で許される立場じゃねーだろがぁ!
 
 まあ、勝ったレイルリンクは立派だと思う。2着のプライドも。2着馬はなんかどっかで見た勝負服だなあと思ったら…「シックスセンス級の馬」などと言ってゴメンよぉ。けど、私の知ってるプライドって馬は、その程度の馬だったんだけどなあ…これはあれか?「ディープインパクト、お前さえいなければ…」ってシックスセンスの怨念でも取り憑いたか?ついでに言えば、今回この馬の鞍上は、ハーツクライの鞍上だったルメール。「オレが3着なんだから、お前も3着だ!」ってハーツクライの呪詛もあったかも。ついでに言えば、そんな怨念?背負いながらも2着ってのが…
 
 でもねえ。マトモなら、ハリケーンランで勝てたと思う。少なくともあのディープインパクトには先着できたでしょ。理由はともかく、去年の有馬記念に負けたときと同程度の走りだったと思うので。それでいながら、場内じゃ2番人気だったんだって?日本人観光客、無茶しすぎだと思うんだけど。
 
 私が仏遠征しなくて良かったと思うのは、コレである。私は「馬券も大事な人」であり、遠征に行く以上は「少なくともメシ代ぐらいは稼ぐ!」つもりで馬券買っている。そんな私が場内のオッズ見たら…「ディープインパクトなんて買ってられるかぁ!」と吼えていたのは間違いない。
 
 で、その代わりに買うのは…ドコをどう考えてもハリケーンランでしょ。シロッコも怖いけど、キングジョージのあの走りを観た私としては、やっぱりハリケーンランを選んだと思う。
 
 ところが、結果はアレ。そんな時、私はどうしたか?人気馬総崩れで凍り付く競馬場で、ブチ切れて声を限りにファロンを罵倒したであろう!その点、ロンシャンだろーが中山だろーが福島だろーが、やってることに代わりなんかあるハズねえ。競馬場での私を知ってる人にはおなじみの、容赦ない罵声とブーイングがロンシャンに響いたはずなのだ。しかも、日本語の。
 
 そうなったらどうなったのか、考えるのも怖い。ディープインパクト敗北に衝撃を受けた日本人客から、「アイツ日本人のクセにハリケーンラン買ってたのか」って冷たい目で見られ、下手すれば腹いせに襲撃されたかも。それだけならまだいい。間違ってTV音声が私の罵声拾っちゃったら…日本に帰れなくなっていたかも(苦笑)。少なくとも、とてーも恥ずかしいんですけど。
 
 ソレもコレも、結局悪いのはファロンである。そう決めた。このドヘタ!責任取って腹切れ!騎手見る目のねえクールモアのバカどもにお前が切れないってんなら、オレが斬ってやる!アンチャン(見習い騎手)から、いや靴磨きからやり直せ!少なくとも、オレの目の前じゃ永久騎乗停止だコノヤロー!!!

10月3日2006/10/04 00:48

 もう1つ競馬ネタ。スプリンターズSを勝った、豪州のテイクオーバーターゲットの「お値段」について。すげー面白いので、競馬詳しくない人にもチャンと紹介しておかないとね。ディープインパクトネタに埋もれさせてしまうのは、正直もったいない。
 
 この馬の何がスゴいって、お値段である。何とビックリ、11万円。安いなんてものじゃない。常識を超越しまくっている。そんな馬が日本のGI勝つんだからねえ…
 
 競馬に詳しくない人には、これがどれぐらいトンデモネー数字かわかってもらえないでしょ。つーわけで、いい加減な数字を出してみる。今も現役の「道営の星」コスモバルクは400万だとか。これが「バーゲン価格」なんである。1千万以下だとほぼ間違いなく「安い馬」と呼ばれ、3~5千万ぐらいが「水準値」かな?もちろん、高い馬は億を超える。3億とか4億って馬もいる。世界レベルだと10億オーバーもいる。そんな中での11万円。スゴイでしょ。
 
 庶民感覚にわかりやすくたとえるなら、一軒家か分譲マンションが11万円。新車にたとえると、1万円ぐらいかな。パソコンだと500円ぐらい?高い安いを論じる以前のレベルだってのがわかってもらえると思う。
 
 こんな馬が、いくら稼いだか?スプリンターズSだけで9600万円。その他諸々含めると、何と3億突破。暮れに香港でも勝てば、賞金に加えて100万$のボーナスもらえる。なんつーか…馬券買ってるのが馬鹿馬鹿しくなるほどの大儲けだ。
 
 そりゃあね、馬の値段ってのは「不透明」な部分も多い。「その値段じゃ売れない!」ってんで、牧場が自分で走らす例もあるわけで。それでも、安いにもホドってものがあるでしょ。日本の物価じゃ、種付け料(ごく一部の例外を除いて、それなりにする)すらロクに出ない。ここ10年に限定すれば、中央競馬では一般レース含めて「出走した馬」の最低金額じゃなかろーか。地方でもここまで安い馬いるかぁ?
 
 馬主も馬主である。調教師も兼ねていて、普段はタクシーの運ちゃんだとか。しかも、「本業はタクシー運転手」とかぬかしてやがった。多分冗談だろうけど、馬の値段聞くと冗談には聞こえないんですけど…さらに、働くスタッフは家族だけ。地道なんだかバブリーなんだか、よくわからん。
 
 こういう話を聞くと、「世界は広いなあ」って思いますね。日本じゃ考えられない…どころか、想像を絶するレベル。こんな馬・こんな馬主が存在するってだけで、「競馬文化」ってものの奥深さが感じられる。コレに比べれば、日本や香港の競馬文化は薄っぺらいと言われても仕方ないでしょ。
 
 それどころか、最近流行の「勝ち組・負け組」って言葉さえ、すさまじく薄っぺらく感じる。「タクシーの運ちゃんやりながら11万円の馬を管理して、ビッグレース勝って大儲けする日を夢見てる」オッチャンは、どっちに分類されるんですか?ドコをどう考えても勝ち組とは違う気がするし、かといって負け組とも思えない。私でさえ「そんな生活は…」とか思うけど、他人がとやかくいう問題じゃないだろ。
 
 それでも、日本や香港の競馬が「悪い、駄目」ってワケではない。その辺についてはクドクド語る必要を感じない。けど、「日本の競馬文化ってどうなんだ」ってことを考える必要はあるんじゃないかな。馬産がないし規模も小さいのに、世界に通用する馬がいる香港。下はテイクオーバーターゲットのような馬すら存在する豪州…それらと日本を比較してみるのは、いいことだと思うんだけど。
 
 競馬場には、色んな人間がいる。王侯貴族に成金金持ち、ピクニック気分の家族連れに一攫千金を夢見るギャンブル中毒…それでも、自分が選んだ馬に大切な何かを乗せ、「勝ってくれ」って祈る気持ちはみんな同じだろう。そこには勝ち組も負け組もない。それが競馬の素晴らしさだと思うな。
 
 しかしだなあ。今回、日本馬がだらしなかったのは事実。地元の利があるってのに。おまけに11万の馬に負けるとは…さすがに見逃せないコトじゃないかな。だらしないぞ!ディープインパクトがどうこう以前に、やるべきコトがあるだろが!

10月5日2006/10/06 00:07

 いささか旧聞に属するけど、やはり触れずにはいられまい。コミケの代表責任者として知る人には知られてた、米沢氏がご逝去。コミケが「いつ無くなっても不思議じゃ無かった」頃を一応知ってる身としては、その指導力に頭が下がります…
 
 こんなネタで始めた以上、やはり本日はヲタクネタか。追悼の意味を込めて、無理・無茶でも大ネタにチャレンジしてみよう。題して、「私が考える、少年マンガ衰退の理由」。つい数ヶ月前、米沢氏が似たようなこと手がけていたので。
 
 少年マンガは衰退したのか?おそらく、明確に衰退した。週刊少年マンガ誌の売り上げは明らかに低下したからなあ。理由はいくつも考えられる。携帯電話やネットなどの「コミニュケーション」に時間とカネを食われている、人口多めの「団塊ジュニア」がオッサン化して、マンガ読まなくなった…ってなところが「本当の理由」かな。
 
 こうした「外的要因」だけじゃなく、「内的要因」も考えられる。平たく言えば、昔と比べてつまらん作品が増えたってこと。こんなこと断言するのはどうかとも思うんだけど、私は正直そう感じますね。
 
 どこがツマラなくなったのか?それに明確な答えが出せるようなら、一流の評論家ってことになるんだろうけど、私が一流と認めてるこの道の評論家(故米沢氏を含む)でさえ、なかなか答えの出せない問題だからねえ。一応複雑な要因が絡んでのことだと思うんだけど…ただ、私自身の印象を述べるなら、「話の進行が遅くなった」のが、どーもイケナイ気がする。
 
 さほど大きくないマンガ喫茶へ行ってみるとわかりやすいんだけど、「昔の作品」ってのは、印象より総巻数が少ない。結構長く続いたような気がする作品でさえ、せいぜい20巻弱だったりする。けど、「最近の作品」は…拍子抜けするほど短いか、20巻オーバーのどちらかってことが多い。
 
 私は今まで、これは「命数の尽きた作品を、無理矢理続けているから」だと思ってきた。これは一部当たっていると思う。でも、それだけじゃなさそうな…って感覚が出てきた。そう感じたのは、「リンかけ2」が前作の巻数を超えたってわかった時からかな。
 
 誤解して欲しくないんだけど、「リンかけ2」は決してツマラン作品ではない。まあ旧作に比べると…ってのは多少あるけど、ある程度仕方のないことだと思う。ただ、やってることはあまり変わらない気がしていたのに、分量はやたら多い。そう、前作と比べると、ものすごーく話の進行が遅いのだ。
 
 そうなった理由の1つに、「掲載誌の毛色が違う」ってのがあるとは思われる。少年ジャンプとスーパージャンプは明らかに対象読者年齢層が違うから。とはいえ、やってるコトに大きな差がない以上、それだけじゃ進行の違いは説明できない気がするね。
 
 話の進行が遅いってコトは、言ってみれば頁当たりの「話の密度」が薄いってコトでもある。もちろん、「それだけ細かく描けている」って利点もあるわけで、話が遅い=スカスカってワケじゃない。「リンかけ2」も間延びしてない構成力はさすがだと思うし。けど、昔の作品にあった「何か」が失われている気がするのは確か。
 
 もっといい比較対象は、アワーズって雑誌である。ここには、聖悠紀大先生が「超人ロック」連載してる。これの何がスゴいって、話の進みが昔とさほど変わらない。ファンには嬉しいことに、昔ながらの超人ロックである。それと周囲の作品を比べると…話が止まってるんじゃねえかって思う時もあるほどだ。いや実際止まってるのもあるんだけど(苦笑)。
 
 なんでそうなったのかは…難しい問題だねえ。作家・編集者だけじゃなく、読者側にも問題多そうな気がするし。ひょっとすると「時代の要請」なのかもって気もする。けど、私の好みからは少し外れてる傾向であることも事実かなあ。そうである以上、「コレ面白いよ」と他人に勧められない。私の推薦が何の役に立つのかは別にして。
 
 少子化の時代であり、少年って存在自体が貴重になってきている今、少年マンガが衰退するのは仕方ない気がするのも事実。けど、この分野抜きではマンガって分野自体が揺らぐのも事実。基本中の基本だからね。その意味では、じっくり時間をかけて立て直しを図るべきなんだろうけど…「それは難しそうだな」って思える点が、おそらくは最大のガンなんだろうね。
 
 ま、私はフツーより少しだけ忍耐強い気がする。ツマンないからって見捨てることはせず、じーっと「面白くなる」のを待てるタチだ。つーわけで、これからも見捨てずに試し読みしてみることになるんだろうな…って、いつまでヲタク続けるつもりでしょうか、この私(笑)。
 
 追記:うーん、今日のネタはちょっと駄目だなあ。普段なら「お蔵入り」なんだけど、あえて恥をさらしておくか。

10月9日2006/10/10 02:42

 本日は祝日だけど、私は仕事。その代わり、明日が休みになった。実は、ホントに休んで「大丈夫」なのか疑問ではあるんだけど、他にロクな選択肢がないのも事実。やれやれ。
 
 本日は、ド高級オーディオのスゴさについて語る。土曜に聴く機会があったので。これはこれで貴重な体験だと思うぞ。フツーはそんなものに遭遇しないからねえ。私も個人宅で聴いたのは初めてだ。
 
 土曜は某所で貴族生活(注:F男定義。独身と同義語)を送る、「へなちょこ」氏のお宅へ遊びに行った。そこで遭遇したのが、ド高級オーディオ。どれぐらいスゴいかって…お金の話は下品だから詳細は語らないけど、新車並みとだけ言っておけば通じるでしょ。
 
 そりゃあ私も、そういうモノがこの世に存在してるってのは知っていた。これでもクラシック聴くのは嫌いじゃないし。でも、「具体的にどう違うんだ?」ってのは…そもそも実物に遭遇しないでしょ。私も、高校時代の音楽設備で片鱗を味わったってだけ。「メーカー名に聞き覚えがある」って程度の知識しかない。
 
 で、実際聴いてみての感想だけど…「違う」んだよ。全然。私の貧弱な耳で露骨にわかるくらい。低音が重々しく響き、そこに中音・高音が綺麗に乗る。これ以上はうまく言葉にできないけど。そもそもオーディオ雑誌読んでもモヤっとしかわからないものが、この私に表現できるわけないでしょ。でも、違うんだよ。
 
 さらに言うなら、「アンプが暖まって調子が出てきた」のがわかる。その昔の真空管アンプだとさらに露骨なんだろうけど、そうじゃなくても温度の影響受けるんだね。知識としては知っていたけど、実際経験する日が来るとは…いやもう、貴重な体験でした。
 
 確かに、投資費用はモーレツなものがある。オーディオセットにだけカネ遣えばいいってモノじゃないからねえ。それに足る部屋をチャンと用意し、さらに家具なんかもある程度吟味する必要がある。簡単に真似できるような趣味じゃない。思うに、この世の大半が「その素晴らしさ」を味わう機会なんて無いはずだ。
 
 それでも、考えてみれば決して「高い」趣味じゃないと思う。セットそのものは高くても、維持経費は電気代とCD代が中心。似たようなカネ遣わないと買えないし、駐車場ってスペースを必要とする上、ガス代ってモノがかかるクルマより安上がりではないかと。私の趣味嗜好(特殊きわまりないことは認める)からすれば、クルマ買うよりも「共感できるカネの遣い方」ではないかな。私はクルマ乗らないので。
 
 そりゃあ、私だってクルマの利便性は認める。しこたまカネ遣っていいクルマ買う人の気持ちだって、多少は理解している。けど、そこに「感心」はあっても、「感動」はない。クルマは私の趣味じゃないから。「趣味が合う・合わない」ってのは、結局のトコロそーゆーモノじゃないかな。わかる奴にはわかる。わからん奴にはわからん。まあ私は基本的に悪趣味もいいところだと思うけど(笑)。
 
 ただ、「経験したけどわからない」と、「経験無いからわからない」では、大きな違いがある。想像と知識だけじゃ、わかんないモノってのはあるからねえ。けど、世間じゃ混同してるんだよな。その点、高級オーディオってのは「理解されにくい」モノと言えるかも。そこらにゴロゴロ転がってるようなモノじゃないし。ただ、経験すれば一発でその価値がわかると思う。少なくとも私は理解させられた。あれほどとは…
 
 あーあ、オレもせめて、ヘッドホン高級品に買い換えようかなあ…かなり低いところに限界があるんだけど。正直、クラシック聴いて「違うなあ」ってのはいい。仕方ないのは当然なんだし、「オレが悪い」で我慢できる。けど…最後に聴かされた、某ゲームのサントラが「劣る」のは、なんかモーレツに納得いかない…某社のゲームサントラコンプリートセットを予約してしまっただけに…

10月10日2006/10/11 01:53

 ホークスがプレーオフ1回戦突破、中日優勝、北朝鮮の核実験…色々ネタがあることはあるんだけど、どれも「まとまり」が悪い。そこで、「何故なかなかゴーヤチャンプルが出てこないのか(完全なる捏造)・第1回前振り兼超絶技巧大失敗編」をお届けする。一応「お笑いネタ」ってことで、この色で。
 
 何故ゴーヤチャンプル?それは私を含む約4名にしか「ついて行けない」話である。そんなネタをやるのがココの趣旨である以上、別にヘンではない。ここは基本的にそーゆートコロなんだから。
 
 しかーし!冷静に考えてみてもらいたい。タイトルだけ見れば、「何があったのか」想像はできるでしょ。「ゴーヤチャンプル」って部分をホッケだとかサイコロステーキとか刺身盛り合わせにしただけの話は、この世に山ほどあるわけだし。色々考えた結果、ごくフツーに扱うだけで終わりにしたら、ここのネタに相応しくないと判断した。
 
 そりゃあね、この世には「誰でも知ってるネタで勝負!」ってサイトが存在する。というより、何かしらネタで勝負している以上、「わかりやすさ」は必要。私だって読者投稿やってた時代には、そーゆーネタで勝負していた。けど、ココはそうじゃない。それじゃ駄目なんだよ!
 
 つーわけで、思い切って不定期連載ネタにすることにした。私は別に「ソコまで」怒ってるワケじゃないんだけど、ここでネタにする以上、半端はいかん。フツーなら怒りのパワーで1回ガツンを扱って、「すっとした」で終わりにするところを、何度も何度もネタにし、「もうひねりようがない…」って苦悩するほど取り扱って、自分の才能(何の?)にチャレンジする。そこまでやんなきゃ。
 
 正直言って、私に「この手の」才能があるとは思ってない。一応ここは〆にオチを持ってくるよう努力してるけど、その方が話をまとめやすいからに過ぎない。もしお笑いの才能があるなんて思っていたら、とっくの昔にどこかに弟子入りしてる…ってのは言い過ぎか?「前座時代」の厳しさは一応知ってるからなあ…ま、とにかくせいぜい「人並み」程度の才能だと思ってはいる。
 
 しかしだ。「手がける以上は、なるべく良いモノを」って意識は、たとえ何であれ持ち続けたいもの。単に「盛り上がったときに楽しんで、飽きたら終わり」ってんじゃ、残るモノがないから。そーゆーのはちょっと空しいでしょ。たとえどんなに下らないモノでも、何かしら残るまで続ける方が私好みかな。
 
 つーわけで、とりあえずはこのネタを続ける。少なくとも私が飽きるまで。目標は…こう言っては何だけど、「2chでこのネタが盛り上がるほど」ってのは、志が低い。そーゆーのは「違う」と思うなあ。一時的な流行が悪いとは言わないけど、あれは残るモノが少し乏しいのでは。ソコを目標にするのは…よって、「創作落語の前振りに使われる」ことを目標としよう。
 
 その前に「才能のカベ」に突き当たるのは間違いないけど、そんなことは当然である。けど、やるだけやってみた方が、「プロの偉大さ」がわかりやすくなるわけで。そうすりゃ、志らく師匠の噺をより面白く聴けるようになるかも。「元立川ボーイズ」は、談春師匠の方が私の好みなんだけどね。
 
 とまあ、「前振り」だけで1回使ってみました。これはこれで楽じゃなかったんだけど、自己採点は低めかなあ。でも、多分コレが一番「ココに相応しい、ついて行けない話」でしょ。ま、次回以降はちゃんと真面目に?読み物として仕上げる予定ですので、気が向いたらお届けしますんで、よろしく。
 
 追記:ふっふっふ、今日ばかりは、一緒に呑んだ3人すらついて行けまい…

10月12日2006/10/13 00:49

 本日は劇辛でいきます。私にとっては、それだけの価値があるネタなんでね。さて、気合い入れますか!
 
 本屋で見かけた「世界に挑んだ日本馬109頭」って本。ネタが海外競馬だけに、当然手に取りましたよ。そんでもって、即時に買いました。徹底的に叩くんなら、せめて買わなきゃね。
 
 実のことを言えば、まだ完全には読み切ってない。けど、明確に断言できることがある。原稿書いた奴は、実際に対象の馬の遠征に帯同してない。いや、いくつかは帯同してる。そりゃわかる。けど、その割合は…
 
 しかもだ。かなーり期待された、有名な馬の遠征にすら「ヌケ」が多い。個別のライター批判はやりたくないので、あえてどの馬がそうなのかは伏せるけど…曲がりなりにも海外競馬をネタにした本を出そうってのに、その程度の経験しかないライターしか集められなかったのか…
 
 そりゃあね、海外は遠い。「全部行った」なんて馬鹿は、どこにもいやしない。どうしても「遠征に行ったわけでもないのに、原稿書く」馬の割合が増えるのはわかる。わかるけど、程度問題ってモノがあると思うね。せめて歴史的に重要な節目となる、事前にそこそこ注目されてた馬の遠征ぐらいはカバーして欲しかったんだけど。
 
 そのおかげで、言っては何だけど魂が入ってない。まるで。正直スッカスカの本である。まあ、「遠征に出掛けた馬が、国内でどういうポジションにあったのか」はチャンと書いてある(他に何を書けと?)から、人によってはそう感じないと思うけどね。でも、私相手には通用しない。しちゃイケナイ。
 
 あえて具体例を1つだけ挙げよう。エアジハードがいいな。香港まで出掛けて無念の出走回避。伊藤正徳調教師の無念っぷりを描いている。その点は良く取材したなと思うけど、なんかライター自身の無念が伝わってこない…正直、現地にいたのかどうか極めて疑わしいね。
 
 私が出走回避を知った瞬間のとまどいは、今でも鮮明に覚えている。「出走回避」以外の情報全く無し。何が起きたのか、どれぐらい「悪い」のか、全くわからない。情報あったとしても読解力ゼロ。ましてや98年の話、ホクトベガの悲劇はまだ記憶に新しい。無事に帰国できる状態なのか、真剣に心配した。あれは残念無念だけで語りきれるものじゃなかったね。はっきり言って、あの気持ちを味わってない奴に、エアジハードの香港遠征を語って欲しくない。
 
 「講釈師 見てきたように 嘘を言い」って川柳があるように、見てもいないことを見たかのように語るのが「技」だってのは認めよう。けど、それが基本になったら、マスコミはお終いでしょ。日本にいながらTV映像見てればそれでいいんなら、私がいちいち遠征してる意味はどこに?「現場にいてこそわかるものがある」なんて、私がイチイチ言わなきゃいけないことなのか。だとしたら何かが間違っている。
 
 コレは単に「出版社・編集者の怠惰」で片付けるワケにはいかない。世間の注目を集めたディープインパクト遠征景気を当て込んで、今までの日本馬海外遠征の歴史を振り返る…ってのは、企画としては悪くない。なのに、出た本がコレ。似たような企画でこの本を叩き潰そうとしたところさえない。いやあ、奥ゆかしいね競馬マスコミは。他人様の企画を真似るのはイヤだってか?
 
 私が思うに、このネタで本を作ろうと思ったら、結局どこもこんな本しか作れないんじゃないかと。「実際観た」経験を重んじようと思ったら、文章力も国内取材力もないトーシロに頼るしかない。それを嫌うと、こんな本になる。企画そのものは良いんだけど、それを形にできる力量がない。おそらく、日本の競馬マスコミ全てが。その意味では、競馬同人作家であった私も同罪だね。
 
 私が海外競馬遠征を見始めてから、10年以上経った。決して短くない時間だとは思う。けど、その間競馬マスコミは何やってたんだろうね。フジヤマケンザンの偉業がベタ記事扱いされたらしいと腹立てた時から、何が変わったと?確かにディープインパクト遠征には山のような取材陣がついて行った。そいつは認めるけど、ワーっと騒いで後に何も残らないようじゃ、あの頃と何が違うというのだ。正直、無力感を感じて悔しいよ。
 
 自国の馬について行って海外競馬観戦なんてコトは、日本人ぐらいしかやらないという説がある。それだけ日本人がアホだってことではあるけど、見方を変えれば日本は「海外競馬観戦の先進国」ってことでもある。少なくとも私はそう思う。なのに、そんな国の遠征史をつづろうと思ったら、こんなものしか作れない…何でそうなるんだよ。
 
 結局のトコロ、日本人の海外競馬観戦なんて「こんなもの」なんだろう。騒ぐだけ騒いで、後に何も残らない。だから、ちょっと気取って遠征史を振り返ろうと思ったら、なんかチャチで魂入ってないシロモノが出来上がった。けど、ディープインパクト遠征景気を当て込んで一儲けするための道具なんだから、これでいいよね…ってことなんでしょ。
 
 もちろん私は、そんなものを認めるわけにはいかない。これでも海外競馬観戦が「後に何かが残るモノ」であることを伝えようとしてきたつもりだ。無力だけどな。だから、この本の企画がいいトコロを突いているにもかかわらず、総じて言えばソコまで悪い本だとは思わないにもかかわらず、声を大にして言わなければならない。「魂が入ってない」と。
 
 もっとも、だからって「じゃあお前が書け」って言われても困るんだけどね。文章力ないし、国内じゃ取材できないし…しょせんトーシロなんだから、仕方ないだろぉ!オレだって「だらしねえ」とか思ってんだ!!(逆ギレ)

10月16日2006/10/17 00:03

 風邪引いて体調不良。おかげで更新が滞った。まいったね。ま、この季節には良くある話。気を取り直していきましょう。
 
 本日の話題は、日曜にプレイした「Ukraine'44」の話。プレイして面白かったってだけじゃなくて、面白い「比較対象」があったから。その辺を中心に語ってみましょ。
 
 風邪のおかげで、遅めに到着した。相手いるかなーと思ったら、庭猟師氏にこのゲームを誘われる。前回都合により途中で終了しただけに、私も異存はない。その時と陣営を変え、私が独軍を担当。
 
 このゲームは現在流行中なので、周囲もこのゲームばかり。その中でも、私の席に一番近い場所で対戦していた、鹿内氏(赤軍)VS西新宿鮫氏(独軍)の対戦を横目で見ながらプレイしていました。ゲームの進行も近かったし。
 
 さて、ゲーム終盤。盤上はスゴいことになっていた。私の独軍はマップの片隅で必死の防戦を展開していたのに対し、西新宿鮫氏の独軍は赤軍を両脇から締め上げる形で猛攻中。「ホントに同じゲームかぁ?」ってな状態。さらに興味深いのは、勝敗。何と、逃げまどっていた私が勝利したのに対し、西新宿鮫氏は敗北。事情を知らない人が見たら、「何かがオカシイ」と思うんじゃないかな。
 
 まあ簡単に説明すると、これは独軍の方針が異なったからである。このゲーム、独軍の目的は「包囲からの脱出」である。私が「包囲網が完成する前に逃げ出す」作戦を採用したのに対し、西新宿鮫氏は「包囲網を食い破って脱出」する作戦を採用しただけ。どちらも良くある話だと思う。とまあ、理屈ではわかるんだけど、ものすげー対称的なマップを比べてみると、同じ戦力を与えられて同じ戦力の相手と戦ったとは思えないほどの差が…
 
 正直言って、私はゲーム中、ずーっと「負けてる」と思っていた。まだこのゲームの経験が浅いので、点数読みが正確じゃなかったから…でも、除去された独軍ユニットの数が赤軍のそれより多い有様を見ては、「これでは…」って気持ちになるのは当然でしょ。それでも一応最善は尽くそう…と開き直ってプレイした結果が、勝利となった。
 
 とはいえ、勝てたのは運が良かったからに過ぎない。1/3成功の攻撃を3度も受け、1回でも成功されたら「サドンデス負け」だったからなあ。あれをくぐり抜けたのは、運以外の何者でもない。ここは多いに反省が必要だ。逆に良かった点としては、一部とはいえちゃんと歩兵も脱出させたことかな。ダメモトで脱出させてみたんだけど、ちゃんと無事に逃げ出し、最終的には勝因となった。いやあ、見捨てないで良かった…
 
 西新宿鮫氏の方は、盤上から赤軍を一掃するほどの戦果を挙げながら、要所に居座る赤軍戦車を除去できなかったのが敗因だったようだ。得点的には大敗だったようだけど、実質は紙一重。私より見事なプレイだったんでないかな。少なくとも、ゲーム中ずっと絶望しっぱなしで、歩兵の脱出や可愛い反撃といったイヤガラセ(実際はすげー重要だった)に終始していた私より、面白かったのでは(苦笑)。
 
 このゲームはどこが良く出来ているって、独軍が南方脱出(私が採った手)と西方脱出(西新宿鮫氏の作戦)という、相反するゲーム展開をもたらす2つの手があるのに、どっちも「最後まで勝ち負けが読めない」展開になることかな。私の場合だって、正確に点数計算ができていたとしても、勝てるなんて確信は持てなかったと思う。サドンデスのことはさておくとしても、歩兵の脱出はヒヤヒヤものだったし、イヤガラセの反撃だって、ワンミスでそれなりの点を失ったのは間違いなかったんだから。
 
 庭猟師氏の作戦も、決して悪くなかったと思う。南方のフタを遅らせる代わりに北側で独軍を効率的に締め上げる手は、やられて実に苦しかった。私が南方脱出を選んだのは、そうしないとまるで勝てそうになかったから。その南方脱出に対しても、ある程度ケアができていたんではないかな。私も多いに参考になった。
 
 まあ、まだ私はこのゲームに習熟してるとは言い難い。実を言うと、「独軍の西方脱出」をプレイしたことも、喰らったこともないのだ。ぼんやりとはわかるようになったけど、実際経験してみないとわからないことは多いはず。もう少し精進が必要だな。というわけで、機会があったら相手して下さい。今度は「ヒトラー総統が…」「マンシュタイン閣下が…」などとブツクサ文句を言う、「中間管理職型プレイ」は慎む予定ですから(笑)。

10月17日2006/10/18 00:57

 セリーグのペナントも無事終わったということで、野球の話題。久々だなあ。何度か採り上げようと思ったんだけど、その度ごとに「色々あった」モノで。
 
 今季のスワローズは3位。まあ、予想通り。でも、内容は不満かなあ。打線はアレでいいんだけど、投手がね…木田とか高津がああも活躍する展開ってのは、将来が不安ってコトだからねえ。河端・五十嵐・石井弘が活躍できなかったのは仕方ないと諦めるとしても、若手の台頭が乏しかったような…
 
 「使わなかった監督が悪い」ってのは、一理ある。けど、どうもそれだけじゃないような…何が悪いのかはわからないけど、どうもピリっとしない。正直、私も「使いにくい」と思うなあ。
 
 もっとも、今期はスワローズにしては珍しく「先発陣に多少安定感があった」ことが、2番手以降に投げる若手のイマイチっぷりを際だたせたかもしれない。昔は「とにかくお前らが育ってくれなきゃ…」って悲壮感があったけど、今はそこまで追いつめられてないからね。とはいえ、その先発陣だって「大穴がない」って程度であり、もう少し貯金が計算できる奴が欲しい。来期は少し不安だねえ。
 
 文句は付けたけど、いわゆるロートル陣は頑張ってくれた。石井一は昔の凄みこそなくなったけど、独特の安定感は相変わらず。木田もかなり踏ん張ってくれたし。高津も何だかんだ言ってクローザー務まっていたからなあ。コイツらがいなかったら、どーなってたことやら。
 
 本来なら、いわゆる消化試合に「来季の期待株」探しが行われる。けど、今期はどーもそういう雰囲気が薄かった。せいぜいが、高卒新人の村中を先発させただけ。むう、何故だ。それが古田イズムなのかな?その村中も、まだ来期を語るほどじゃない。勝負は来年の成長でしょ。そんなのはわかっていたことであって。個人的には、もう少し「消化試合らしさ」を出してくれた方が好みなんだけどな(笑)。
 
 というわけで、現時点では「来期のことはさっぱりわからん」ってことになるかな。今の投手力じゃ、ペナント1位は難しい気がするけど…ついでに言えば、岩村がついにメジャーへ行っちゃうし。
 
 救いを求めるなら、来期からついにセリーグでも「プレーオフ」が始まることかな。スワローズは短期決戦得意だからねえ。何とが誤魔化して3位までに食い込めば、やりようはいくらでもある。邪道ではあるかも知れないけど、これもまた1つの「強さ」であることは事実。
 
 それと、今年の高卒新人の増渕君は特に期待が大きい。なにせ、生粋のスワローズファンだって話だから。入団しただけで満足されちゃ困るけど、そんなタマじゃなさそうだ。スワローズを背負って立つような、大投手になってくれることを期待したいね!
 
 ま、今期も何だかんだ言って野球は面白かった。多分来期もそうだろう。流行廃りは世の常だけど、みんなもっとちゃんと見るといいのに。そう思いますね。