特別2017/02/19 00:08

 諸般の事情により、とにかくひたすら前略。いきなり本題に。そーゆーモノだと思ってもらいたい。
 
 この文章は、ロベルト・ボラーニョ「第三帝国」に対する感想文というか何と言うか…である。文芸書に対するモノなので、あえてネタバレ上等とする。流石に一部伏せようとは思うけど。そこは覚悟してもらいたい。ではいくぞ。
 
 何故このようなモノを?それは、面白かったから…な~んて話ではない。いや、面白くはあったけど、それだけじゃこんな文は書かない。一応はスペイン語圏文学(スペインだけでなく、南米も含む)の研究をしている日本人向けに「言っておくべきコト」があると判断したからである。本書には「ウォーゲーマーでないとわからない部分」が山ほどある。にもかかわらず、大学その他でこの手の文学に真面目に取り組んでいながら、ウォーゲームのことかなり詳しく知っている日本人がいるか?とりあえず、訳者はあとがきで詳しくないことを白状している。それなりに学んで参考にした形跡は見受けられるけど、本書にはそれだけでは語りきれない部分があるのだ。なにせ「私はゲーマーだからわかるけど、普通の読者は置き去りなんじゃ」って記述だらけ。そこを語る人間がどれだけいるのかよくわからないので、私なりの雑感を書いておこうと考えた次第である。
 
 まず、本書のタイトルの「第三帝国」とは、古株ウォーゲーマーには良く知られた、アバロンヒル社の「第三帝国」から来ている。訳者は「同一のものと確かめられなかった」とのことだが、私の判断では間違いなくあの「第三帝国」である。相違点は作者のカン違いで片付けて問題ないってレベル。むしろルールの版を確認できるかどうかが問題になるくらいだ。残念ながら私は古い第三帝国には詳しくないので、流石にそれは特定できなかった。ただ、想定されている年代(80年代半ば?少なくとも89年より前)や英本土上陸作戦のやり方などから推定すると、どうも第5版っぽい。そんな知識どーでもいい…と言いたい気持ちはわかるんだけど、実は結構重要な意味を持っているのでは?と疑っていたりする。
 
 簡単なあらすじ紹介。主人公はドイツのウォーゲーマー。雑誌に記事を書くようなセミプロレベルであり、大会で「第三帝国」欧州チャンプになった。一応筋金入りだな。スペインの海に遊びに来た所、同行の友人が海難事故とおぼしき事情で行方不明になった。おそらくいずれ遺体が回収されるからとその地に残り、ヒマだから「第三帝国」に興味を持った現地の人物、「火傷」と第三帝国をプレイ。この「火傷」、最初はド素人と侮っていたけれど、なんかヤケに熱心で、急速に技量が向上してゆく。何で?何かヘンな思惑ある?ひょっとして「相手にしちゃイケナイ人」相手にしちゃった?もし負けたらオレどーなるんだ…ってな話。ホラーっぽい要素も含んでいる作品なので、最後どうなるのかは一応伏せる。後は読んで確認して下さい。
 
 古参ウォーゲーマー視点で読むと、昔懐かしいゲーマーライフが山ほど語られていて楽しい。GDW「アサルト」はブンデスヴェーアまで出ているとか、ASLはまだ出てないようだ、ってな部分から作中の年を特定できるかも。また、こう言っては何だけど「今の目から見るとため息が出ちゃうような記述」もある。「史実で大劣勢だった側はゲームでも勝ち目がない」などと思い込み、あげく「プレイする価値がない」と言いたげなところとか。この辺は「あの頃はオレ達みんな青かった」で済む話だけど、作品に重大な影を落としている要素が1つある。それは「初心者へのインスト」だ。ここは少し詳細に語っておきたい。
 
 主人公は「火傷」に第三帝国を教えてプレイする。しかし、そのインストは褒められたモノではない。なにせルールブックのコピーすら渡さない。最低限のルールだけ教え、聞かれないことは黙っている。「ゲームを買って自分でルール読まないお前が悪い」と言いたげな態度だ。あげく、中盤以降「火傷」の技量が向上したのは「誰かが勝手にルールブックのコピーを渡したからでは」と疑い、犯人捜しを始める有様。確かに昔はそんなプレイヤーが数多くいたんだよなあ…私は曲がりなりにも「そーゆー態度は止めよう、もっと初心者勧誘に興味を持とう」って趣旨のコトを言い続けてきた人間だけに、盛大なため息が出た。なお、この犯人捜しは作品中で結構重要な意味を持つコトだったりする。それが「昔のゲーマーの駄目な部分」から来た行動だ、ってのは泣けるね。
 
 ここで1つ、私が大いに気になっている部分の考察を行っておきたい。それは、「何故主人公は苦戦したのか」である。最終的な勝ち負けは伏せるけれど、主人公は「どちらが勝つかわからない」ってなトコロまで追い詰められる。何故そこまで追い詰められたのか?これは主人公の心象風景や作者が訴えたかったことに関係してくると思うのだが、作者はぼかして書いている。ここを詳細に読み取れるほど、私は「第三帝国」に詳しくないのだ。ぶっちゃけ、手元に昔の研究記事(タクテクスに掲載されたものでいいと思う)もしくは実物が欲しいけど、そんなものは…
 
 考えられる理由としては、いくつかある。まずは「「相手が強かったから」。対戦相手の「火傷」が、奇妙な情熱から恐ろしい勢いで技量向上していることは間違いない。しかし、それだけで足りるか?研究が進んでいない同士の対戦なら、そーゆーこともあるだろう。しかし、ある程度研究が進んだ段階になると、「ミスが少ない方が勝つ」って感じになるのが普通。将棋で言えば、プロ同士の対戦なら「飛車タダ取り」された場合、名人でもプロ成り立て(実力はピンキリって話はあるけど)に「勝ち目がない」ってな感じになる。序盤ド素人でミス連発した側が、中盤以降「実力が追いついた」としても盛り返すのは容易じゃないはず。この辺はゲーマーならばわかる感覚だと思う。この辺についてはフィクションゆえの…って部分とか、作者のゲーム歴(ウォーゲーム以外含む)などに依存すると思われるので、とりあえずは「疑問点」で留めておこう。
 
 理由その2。主人公の油断もしくは手抜き。これはゼロではないと思う。特に手抜きは「何かしらやらかした」っぽい。主人公は自身の開発した「ウクライナ捨て駒作戦」(訳がヘンなのではないかと疑っている。原著には何て書いてあるんだ)に相当な自信があるようなので、この作戦の流れに沿って初心者を嬲る気マンマンだと思われる。よって、この作戦に沿わない形で勝利が決まってしまうようなミス(大事な場所がカラッポとか)は故意に見逃した可能性があるのだ。昔はいたんだよこーゆー奴。個人的には「最上級の屈辱」であり、相手のことをちょっとでも考えるならやっちゃイケナイってレベルまであると思う。
 
 実を言うと、これをやらかしたのではないかとおぼしき記述がきちんとある。作中に仏のセットアップが「なってない」ことが記されている。まあ初心者だし。にもかかわらず、主人公は仏を39年秋に陥落させていない。これは手抜きか手心かは知らないが、「あえて見逃した」可能性があると思う。昔私が行った研究によると、仏のセットアップに手抜かりがあった場合、仏は「2:1攻撃を2回成功されると」39年秋に陥落するのだ。ただ、私の研究はココで止まっている。
 
 「第三帝国」のCRTを詳細に覚えてはいない(「反撃」って結果があるので、結構複雑)けれど、このゲームの2:1攻撃の成功率は確か35/36程度。「ほぼ成功」だ。ただし失敗する可能性は一応あるので、独は再建不能な空挺部隊を使った攻撃は3:1(絶対成功)にする、ってのが基本テクニック。とはいえ、こんな確率では「仏は守れていない」と判断するのが普通であり、故意にそんな配置をするプレイヤーはいない。だから独側としてもそんな場合のことを考える必要は無い…というのが私の判断であり、それ自体は大きく間違っていないと思う。ただ、そのおかげで「攻撃を工夫して3:1連発による絶対陥落に持ち込めるのか」とか、「2:1に失敗した場合どうなるのか」って部分がよくわからん。
 
 仮に「仏のセットアップにミスがあっても、絶対陥落に持ち込むのは無理」であり、かつ「低確率とはいえ攻撃失敗したらものすごい痛手」だとしたならば、自重する意味はある。ましてや「ド素人相手」だ。冒険しなくても確実に勝てると考え、攻撃しないって手は成り立つ。けれども、そうでない場合…ちなみに、仏が39年に降伏する影響は巨大である。投了しても問題ないレベルかな。私ならどーするか?多分攻撃する。相手が初心者もしくはこのゲームに不慣れなら、攻撃して「不備」を指摘し、やり直す。わかっているはずの人間がやってきたら、ある種の挑発行為と認定し、失敗したら負ける覚悟で攻撃する。あえて慎重策を採用する必要は感じない確率かな。まあ、この辺は好みの差もあるとは思うけど。
 
 理由その3。緊張やおびえから来るミス。たかがゲームに重たいモノ(自分の命?)背負わされ、しかも周囲には不吉な兆候(友人の行方不明とか)が山ほどあるって状況だ。これはあったと思う。ただ、程度問題を読み取るには知識が必要そうで…バルバロッサ作戦でモスクワ占領したっぽいのはいいとして、その後独軍側の動きが少なく感じるのはコレに該当するのか?相手はレンドリース大量に突っ込んで猛攻を加えているようなのに、反攻するでも大撤退するでもなく戦線整理に徹しているのはどうなのよ。そーゆーゲームだっけ?まあこの辺は次に説明する理由4と関連しそうなので、そちらを先に説明しよう。
 
 理由4。主人公ご自慢の「ウクライナ捨て駒作戦」に致命的ミスがある。この作戦、「普通にバルバロッサ作戦を行い、なおかつスペイン侵攻してジブラルタルを押さえ、伊艦隊を大西洋に送り込み、それも利用してゼーレーヴェを成功させ、ロンドン占領して勝つ」って流れのモノらしい。決まれば華麗だろうけど、いわゆる「攻め過ぎ」じゃね?無理攻めして戦線に薄い所ができ、そこを突かれて第6軍が包囲されちゃいました…という史実の悲劇をより大規模にやらかした可能性はあるな。意表を突かれて意気消沈し、やる気を喪失した相手になら通用したけれど、諦めずにシッカリ対応してくる相手には無茶のある作戦だったのかもしれない。
 
 私が「そーゆーコトかも」と疑った理由は、レンドリースにある。連合国側はガンガン赤軍にレンドリースしまくっている…って記述が出てくるのだ。妨害はどうした?と思っていたら、どうもゼーレーヴェ用に艦隊を温存していたらしい。思えば、スカンジナビアのスの字も出てこなかったしなあ。このヒネリに無理があった上、緊張やおびえから東部戦線の状況判断をミスったのだとしたら…でも、「そうに違いない」なんて断言できるほど、私はこのゲームに詳しくないんだよね。
 
 あと、理由3については補足したいことがある。この作品、なんかむやみやたらと「死の臭い」が強調されている。巻末にある「解説」でも「訳者あとがき」でもこの点が語られ、作者の病気(夭折したそうな)と絡めて論じていたりする。しかしだなあ。それは勘ぐりすぎではないかと真面目に思う。まず、この作品はホラー的な要素を含んでいる。「主人公の命はどうなる?」ってなドキドキを読者に感じてもらう必要はあるだろう。そのために「死を強調」するのは悪くない手法ではないかと。それに、この「死の臭い漂う雰囲気」は(程度問題はさておき)主人公の冷静さを奪い、ミスを誘発させる効果も兼ねているはず。異様な雰囲気に飲まれて正常な判断が難しくなってゆく…ってな記述は、基本じゃないかと思う。この作者の他の作品読んだことがないので断言はしにくいけれど、「この作品に死の臭いが充満しているのは、ホラー映画が何でもないシーンの時点で何か怖いのと同じくらい自然」じゃないかな。
 
 作者がこれらの理由のいずれを強調したいのかは、何とも言い難い。ただまあ、作品全体から判断すると理由3が軸なのかなって気はする。経歴などから判断するに、おそらく作者の視点は「火傷」寄りだ。当時のポップカルチャーに興じる西側先進国の若者の代表が主人公なのだろう。自由主義的な政治体制を謳歌し、東側や南米のような独裁的圧政に苦しむ人々に対し安易に「何故戦わない?」などと言ってしまうような存在。そーゆー存在に「お前、『逆らったら殺される』ってプレッシャーかけられてもそんなこと言えるの?」と言いたいんじゃなかろーか。そーゆーある種理不尽なプレッシャーを掛けられる対象として「ナチスドイツ軍をプレイするドイツ人」を選び、数あるナチスドイツが出てくるゲーム(ボードウォーゲームとは限らない)の中から「第二次欧州大戦戦略級」である「第三帝国」を選んだ…というのは、秀逸な目の付け所だと思う。強いて言うなら、主人公はそーゆーコトにノー天気過ぎると思う。日本人の我々でさえ「右翼と同一視されてないだろうな」って怯えと無縁じゃなかったのに(苦笑)。
 
 最後に、総合的な感想を。「こんな奴が欧州チャンプか」である。そーゆー意味ではとても残念まである。先ほどちらっと書いたけど、主人公は苦戦し始めると盤外にその理由を求め始める。その上で、個人的印象ではあるけれど「ただ淡々と事前の作戦研究に従ったプレイをするだけ」って存在になりはてているように感じる。ぶっちゃけ、盤上を直視できてない。違うだろ。ゲームは最後は盤上が全てだろ。「死の臭い」ってプレッシャー?「負けたら何されるかわからない」?だからどーした。勝てば良いんだ勝てば。キツいプレッシャーの前にミスが出るのは仕方ない。ミスのせいで劣勢になって「負けたらどうしよう」なんて弱気が顔を出すのも仕方ない。けれども、勝利はそーゆーものを乗り越えた先にある。ちょっと追い込まれただけで目が泳ぎ出すような奴が「第三帝国欧州チャンプ」だぁ?今現在私の周辺にいるウォーゲーマーの大半はそんな甘っちょろい存在じゃねーぞ。
 
 主人公に褒められる点があるとすれば、逃げなかったことかな。いやまあ、理性的な人間なら逃げて当然の状況だし、踏みとどまって迎え撃ったというより、単にすくんで動けなくなっただけって気がするけれど。この点について、私は「自分ならどーするか」って考えた。結論は「やっぱり逃げない」かな。だって…逃げたいかこの状況?相手はこの際どーでもいい。自分は欧州チャンプだ。そんなトコロに登れるほど習熟しているゲームを挑まれて、「負けたらヤバイ」からって逃げろと?じゃあいつどこで戦うんだよ。そんな自分になりたくはないね。「走れなくなった競走馬」以下だ。私は幸か不幸か「自分より大切なモノ」は存在しないので、ここで己の存在意義のために命を賭けの対象にしちゃうと思うな。
 
 私は「第三帝国」はそれほど詳しくはない。けれども、同じ第二次欧州大戦戦略級ゲームである「ヒトラー電撃戦」(奇しくもこのゲームはスペイン産)研究記事の執筆者。「日本に存在する、主人公と立場が似てる奴」の末席ぐらいは勤まるんじゃないか?だから…多分「火傷」にヒト電挑まれたら逃げられないし、「オレならあーする、こーする」って言う資格みたいなモノは一応あると思う。そこでまあ、色々語ってみました。
 
 オマケ。本書に出てくるウォーゲームのタイトルなどは、我々ゲーマーが使用しているモノが「正しい」訳で、違っているのは言語学的にどうであれ、「誤訳」に属すると思う。ほとんどは問題ないけど、「ブーツと鞍」は笑った。「ブーツアンドサドルズ」が正しい。他にも数点気になった記述はあったかな。あと、訳者が入手したというウォーゲーム「第三帝国の最期」は笑った。推測は混じるけれど、これはコマンド誌123号のことを指すと思われる。だとすると、「第三帝国の最期」はデザイナーが書いたヒストリガルノートの副題で、ゲームタイトルとしては「第三帝国最後の戦い」が正しい。読者がググる時のことを考えたら、こーゆーミスはあまりよろしくないとは思う。いちいち指摘する奴は他にいそうもないので、あえて触れてみました。

8月29日2015/08/30 02:54

 すげー色々あった。正直思い出したくない。よって、延び延びになっていたコミケ回顧。いやまあ、コミケだってある意味「思い出したくないコト」ではあるんだけど(苦笑)。
 
 今回のカタログ表紙は新谷かおる先生の「エリア88」モノ。冊子版がシンでロム版がミッキー。渋いねえ。いいねえ。私と似た年代のヲタクはみんな感動してた。非ヲタクの競馬仲間の某氏(年代は私と似てる)に「コレは理解できるでしょ」と言って冊子版の表紙見せたら、爆笑して作中の名言引用したくらいだ。「真昼になると、ビッグサイトの向こうは陽炎で何も見えなくなる…コミケ88、灼熱の戦場」う~ん、イイネ!
 
 …しかしまあ、実際戦っている私にしてみれば、シャレになってねえ。特に私の場合、「フル装備」(サークルチケット3日分)与えられているからなあ。基本的には「それが妥当」って戦場に叩き込まれる。流石にシンほどの腕(コミケのトップエースはホンモノだ)・ミッキーほどの装備(ミッキーが装備だけとは言わないけど、当時のトムキャットは強い)があるわけじゃないけど、クフィル支給組の末席ぐらいには相当するかも。でもって、ウルフパックと戦ってこいと言われるわけだ。おまけに、買い子は戦利品を届けるまでが仕事なので、戦場で倒れるなどという贅沢は許されない。更に、カネがありゃ入手できるってモノが対象じゃないので、貯めたカネ払ってアバヨってわけにもいかない。そーゆーものなのだ。
 
 過酷さを象徴するエピソードを1つ。知人がコミケ参加者向け格言付きの日めくりカレンダー入手し、そこに「外周を回るか、島中に突っ込むか、それが決断だ」みたいな格言を見て笑っていたんだけど、私に言わせれば「コミケ会場に決断などいらない」となる。決断が必要なのは、せいぜいカタログ発売直後。前日までは「情報収集と経験を元とした、緻密な計算」により回る予定が作られ、当日は「体調と列の進み具合を考慮した、瞬間的な状況判断」により修正をしてゆくだけ。空戦の最中に決断もクソもなく、あるのは瞬間的な判断のみ、ってのと同じである!本格的に「ヤバい」と感じた時にはもう遅い。ブッ倒れるか、目的のモノが完売しまくるか、どちらかだ。
 
 1日目。今回は私のお目当てのジャンルがこの日に集中し、サークル周りが忙しい。今回の「オーダー」が軽めだったこともあり、サークル周りを優先した計画を立てる。とはいえ、やはりオープニングは企業から。ココでアドバンテージを活かしておかないと、後々ヒドい目に遭うからね。狙いはまんがタイムきらら…だったんだけど、私が混成の待機列に並んだ後に専用列が出来たらしい。コレは混乱の予感…と警戒していたトコロ、どうも「先に並んでいたのはコチラなのに、専用列のケツに回されるかも」って移動を強いられたので、無理をせずに離脱した。多分専用待機列の前の方に回してもらえたと思うけど、確証がない。普通ならそれでも並んだと思うけど、この日はサークル優先モード。私は2日目もアドバンテージがある。ならば、並ぶのは今じゃない、2日目だ…という判断だ。コレが正しかったかどうかはあまり問題じゃない。大切なのはベストを選択することではなく、ワーストを避けることだから。
 
 この日のサークル周りは過酷だった。久々に計算が破綻しかけたくらいだ。サークル数も問題だったけど、「西にある企業を終えたら東に向かい、ソコでかなりの数のサークルを回った後で西に向かう」ってスケジュールを立てたのが…西にあった「ゲーム(電源不要)」は「混雑しないくせに完売が早い」ジャンルであり、普通はサッサと片付けて他に行く。けど、今回はソレだと計算が成り立たなかった。東西連絡通路が本格的に混雑する前に東へ移動をしておかないと、どーしよーもない…という計算がありまして。ついでに言うと今回、「無茶苦茶アシの早い電源不要ゲーム」は無い、というヨミもあった。冬だとそーゆーモノが存在する可能性が高い(野球SLGのデータカード)ので、違った決断をしたんじゃないかな。とはいえ、そこは初日。まだ体力に余裕がある。「想定外」も多少あった(私の計画では、無い方がオカシイ)けど、おおむね予定をこなして終了。
 
 2日目。実は用のあるサークルがほぼ無い。よって企業に専念できる。だからって思うようにブツを入手できるとは限らないのがコミケだけどな。案の定「完売」の嵐…計算の修正が遅かった。本来ならば初日に潰していたはずのまんがタイムきららをこの日に攻略したので、他に並ぶ時間が後ろにズレていた。これを計算に入れるのが遅かった。カンベンしてくれ。ただまあ、「今まで注文がなかったので実態を知らなかった」企業をいくつか体感できたのは(私個人としては)収穫ではある。コミケ参加歴も長いクセに、完売直前まで警報出さないというドアホウやらかすトコロとは知らなかったよ、ぱ○っとさんよお。やっぱり、実際並んでみなきゃわからんことは多い。
 
 3日目。私の中ではコミケ史上に残る敗北を喰らった。「A88」に配置された、新谷かおる先生のサークル攻略に失敗したのだ。いやね、ココは初手に組み込む必要は無い…って判断が間違っていたと言えばそれまで。ただ、初手に形成された列の長さはおおむね想定通りであり、これなら…と思っていた。しかし、列の消化速度が滅茶苦茶遅い。あり得ないほど遅い。「いかん、ここで死ぬわけにはいかない!」ってんで逃げ出した。「行くんならついでにオレの分も」という注文を出した上司に「行って死んでこい言うのならば当然行きます。けれど、私個人だけなら他を優先します」と報告し、指令が撤回された。なにしろ終了直前に偵察に行ってもなお長蛇の列があったくらい。普通外周の「行列が出来るようなサークル」は平均分速6~15人の消化が可能、って計算をするんだけど、聞いた所によると「1人平均2分ぐらい」って速度だったとか。そりゃあキツい。
 
 ちなみに、私のような「チケット組」は「そのアドバンテージ活かして買いまくり」と思っている人も多いと思う。実態はそうでもない。出足が肝心なのは事実だけど、ソレが活かせるのは1~5サークル程度。「完売を気にする必要がない」って部分が大きいのであって、量だけで考えたらソコまで差はない。量をこなすのはむしろ「完売が出始めてから」だ。グッズ系、抱き枕カバーやタペストリーが完売した後、何もかも売り尽くす前、というタイミングが狙い目である。私個人&私の上司は共に「抱き枕とタペはいらん」って主義なので、このタイミングを狙うことが多い。これは完全完売に遭遇する可能性も高い「冒険」だけど、ソコは割り切る。更に私の場合、「数週間後に大阪で」という裏技も使うし。この辺を考慮しつつ、緻密な計算が組み立ててあるのだ。それが買い子。
 
 今回は「コミケ40周年史」なる冊子も袖手した。本当は春のスペシャルで出ている予定だったんだけど、延期されていたモノだ。私の参加歴は30年弱だけど、まあ何と言うか…思い出したくないコトいっぱい思い出しましたね(苦笑)。コミケ雲が出た一昨年でさえ「まだマシ」だった晴海の暑さとか、発火事件とか、脅迫状とか。そんな時だけに、3日目に流れた迷子放送は少しだけビビった。香港から来た15歳と本土(上海だったかな?)から来た12歳(共に女子)が迷子になったってんで、日本語と広東語で迷子放送してた。広東語の迷子放送に対応できるってのがコミケだなあ…って感想とは別に、「出てきてくれよな…」って気持ちが普段より強かったかな。昔ヲタクが露骨に排除されるような事件があってだねえ。それを思い出しちゃっただけに、「幼女誘拐」に怯えたんだな。関西で痛ましい事件が発覚したように、そーゆー事件をゼロにすることは難しい。ソレは理屈としてはわかる。わかるけれど、コミケ会場でだけは止めてくれ。そーゆー気持ちがあるから、「見つかった」って放送があるたびに拍手が起きるんだな。反省会情報によれば共に見つかったとのことで、ほっと一安心。
 
 コミケに「お客様」はいない。いるのは参加者だけ。コレがコミケの基本理念である。同人誌即売会に参加する奴は大抵コミケにも参加しているので、ヲタクの集まる場所はこの理念が適用されていると考えて良い。正直、そーゆー場所は安心する。聞いた話ではコミケ2日目と同じ日に秋葉原で「刀剣乱舞」関連の限定グッズが発売され、その列が御茶ノ水の駅を越えるほどに伸びた(一説によれば東京ドーム近くに達したとか)ようなのだけど、大きなニュースになるほど巨大な迷惑を掛けたわけではないようだ。どんだけ統率取れているんだか。この理念、世間一般でも適用してくれないかねえ。「東京五輪に観客は居ない、いるのは一般参加者と競技参加者」とか(笑)。
 
 私にとって夏のコミケは、冬と比べればまだ余裕がある。暑さには比較的強い(逆に寒さに弱い)し、カレンダーがないし。次は冬だ。狂乱の冬だ。またもや苦しい戦いが予想されるけど、切り抜けないとね。はあ、色々アタマが痛い…

7月5日2015/07/05 21:18

 風邪引いた…気軽に休めるワケじゃないので、かなりヤバい。やらなきゃイケナイこと満載だというのに。まいった。
 
 かな~り遅ればせではあるけれど、やっとこさコマンド誌最新号を入手した。よって、時機を逸しているのを承知の上で、「コマンド誌は商業誌か同人誌か」問題を語ろうと思う。とはいえ、流石に詳しく語れない部分は触れないけれど。
 
 コマンド誌に対する、私個人の意見は明確である。アレは「ドコをどう見ても商業誌」だ。印刷や紙の質、文字組み・詰めの処理、そーいった部分は実に贅沢な作りをしている。ユニットやマップも含めれば何をか言わんや。アレは同人誌レベルにできることじゃない。あんなモノと一緒にされたんじゃ、ホンモノの同人誌は全部立つ瀬がない。これはコミケの「壁」サークルのそれであっても同じだ。以上証明終わり。
 
 いやまあ、そーゆー部分も大事だろうけどさあ、記事の中身の方が大事じゃね?という意見もあるだろう。そこについては、私個人から言うべき事は無い。「同人の方が安くて良い」と考えるなら黙って同人誌買うべきだし、「同人誌じゃあなあ」と思うならコマンド誌なりGJ誌なりを買えば良い。より内容を充実させてもらいたいから、あえて批判の声を挙げることを否定はしない…つか、私自身も相当吼えているわけだが…けれど、ありもしない「理想の本」との比較がどうこうより、現状でどう満足するか?の方がよほど大事なコトだ。
 
 いやまあ、それにしたって…言いたいコトはわかる。わかるから、あえて言おう。コマンド誌の中身を語る場合、避けて通れない論点がある。それは、「コマンド誌本誌は雑誌なのか、それともゲームのオマケなのか」だ。私が見た範囲ではこの点について論じた方がいなかったので、私が語ってみよう。
 
 私はコマンド誌を「ゲームが付いている雑誌」だと考え、毎号入手し、記事を丹念に読むようにしている。しかし、これは必ずしも一般的な態度ではない。付録ゲームの入手こそが重要であり、本誌の記事はそんなに気にしない…そーゆー態度を取る方が少なからず存在している。「邪魔だ」という意見を聞いたことさえある。流通の都合上やら何やら(詳細はあえて触れない)により雑誌が付くのは仕方ないにしても、もっとコスト削減して全体を安くした方がいいのでは?という意見にも、一理あると考えるべきではないかと。
 
 実際、「雑誌としての機能を削り取った」商業誌というものも存在していると思う。「シックスアングル」だ。アレは雑誌でも本でもない。一応ヒストリカルノートやリプレイがあったりするので、そーゆー機能がゼロとは言わない。けど、雑誌と呼ぶに値する分量・質ではない。これは単純に「6A=ジップロックゲーム」だからであって、余計な経費を掛けないと考えれば、これはこれで正しい姿だと言えるだろう。
 
 ならば、何故コマンド誌やGJ誌には「雑誌記事」が豊富にあるのか?この辺は色々考えがあるのだろう。今回はソコに踏み込むつもりはない。ただ、「本誌に経費を掛けるくらいなら…」という意見が無視できない以上、投入可能なリソース(カネや人員)には限界がある、と考えるべきなのでは。そう考えると、今回のカラー化は「オマケに経費かけ過ぎじゃね?」って意見が出ても不思議はないと思う。
 
 そりゃあね、リソースが豊富にあるのなら、付属ゲームだけじゃなくて雑誌も充実させるべきだと思う。けど、この業界のドコにそんな余裕が?むしろ「少ないリソースでよくもまあ」ってレベルだと思うけどね。書き手がプロとは言えない、というのは事実かも知れないけれど、「ゲームを知ってるけどライターとしてはアマ」って人間と、「ライターとしてはプロだけど、ゲームのことは何も知らない」って人間が書く記事にどんだけの差が期待できるというのだ。そのくせ、後者は原稿料が高いに決まっている。コストパフォーマンスを考えれば、現状はそう悪いモノじゃないとは思うけど。
 
 そりゃあね、現状を追認してばかりじゃ、発展がない。このままでは縮小がミエミエである以上、何か思いきった手を…って話はある。けれども、コマンド誌本誌でソレを実行すべきかどうかは…間違って失ってしまったら、取り返しが付かない。「使っちゃイケナイ金」投入してギャンブルするようなものだ。勝負するなら別方面で、という考えは成り立つと思う。私個人としては、失うモノに比べて得るモノが大きそうで、なおかつ人的リソースを豊富に投入可能ではないか…という理由から、ゲームマーケットでギャンブルすべきではないかと。つか、「やれ」って方向で私自身が動いているし。
 
 「あと○個師団あれば、目にモノ見せてやれるのに」などという嘆きは、古今東西を問わず山ほど転がっている。しかし、その大半は無意味なつぶやきだ。いつだって現有戦力で何が出来るのか考え、最善を尽くすのみ。他にロクな戦力が無いのなら、ヘッポコ戦車でも最前線にぶつけるしかない。業界全体が厳しいこの世界ならば、なおさらだ。流石に「自ら最前線で戦え」とまでは言わない。でも、安全な後方からあーだこーだ言うだけで「戦争指導」と思うなよ、とは言える。ココはそーゆー世界だ。
 
 まあ、とりあえず今回はこの程度言っておけばいいかな。後は酒の席でってことで。ブログやらMustattackやらで吼えるより、せめてライターに面と向かって言えば?多分その方が数倍効くから。その機会は結構あると思うぞ(苦笑)。

6月11日2015/06/11 22:52

 やること山積みなのに、体調不良。単に「眠くなるのが凄く早くなった」だけではあるけれど。実を言えば、例年この時期はこーなる。体が気候の変化に追いついていないんだな。まいった。
 
 本日のネタは軽く。先日再版された「関東制圧」(GJ55号)の地図について。旧版の「ミスだと思うんだけどな」って部分をそのまんまにしてくれたので。
 
 私がミスだと考えるのは、荒川の流れ方。多分相当オカシイ…というより、江戸時代以降の流れになってしまっていると思う。私は埼玉県民なので、エポック版を初めて見た時から気がついていたんだけどね。
 
 今の荒川がどーなっているのかは、地図を見て欲しい。ぶっちゃけ、江戸周辺の下流域を除き、「関東制圧」の位置とあまり変わらない。けど、これはオカシーのだ。そうなったのは江戸時代に大規模な河川改修やらかして以降のことだから。元々どの辺を流れていたのかは、ごく簡単にわかる。埼玉県内には「元荒川」って川があるから。
 
 江戸幕府が出来る前、荒川は今の元荒川と似たような位置(当時の河川だ、細かい位置は異なる…どころか、氾濫する度に流れが変わっていた可能性すら高い)を流れていて、今の古利根川の辺りを流れていた利根川と合流して江戸湾(東京湾)に流れていた…ってのは、今だとウィキペディアレベルで入手できる知識である。「関東制圧」では、利根川については流石に江戸湾に流れているんだけど、荒川は江戸期以降のモノ。ちなみに、隅田川と荒川がどうこう…ってのは明治期の改修である。
 
 その結果、どんな影響があるのか?最も影響の大きそうなのは、岩槻城(GJ版だとヘクス3025)周辺だな。この辺で荒川は岩槻城より西にある河越城寄りを流れているけれど、元荒川は岩槻城の東側を流れている。つまり、当時は荒川という大河川が岩槻城のすぐ東側を流れていた、とするべきではないかと。なお、もっとヤヤコシイことに更に昔は今の綾瀬川(岩槻城のすぐ西辺りを流れる)が荒川本流だったらしいんだけど、戦国時代(具体的にいつの話なのやら)の改修で今の元荒川の辺りを流れるようになったらしい。なお、この当時河越城の東側を流れていたのは入間川だ。これが「関東制圧」の地図に掲載する価値があるほどの大河川であったかどうかは、私の知識では何とも。
 
 ちなみにだ。「関東制圧」ってゲームにおいて、河川はそんなに影響力の大きい地形ではない。防御力が倍になったりしないし。ぶっちゃけ、かなりどーでもいい。少なくとも、この「間違い」がゲームに与える影響は小さいと思われる。ゲームの価値に与える影響は「ゼロじゃないかな」程度だと、私は思う。
 
 ただ、戦国時代以前のゲームをデザインしようと考えている方々には、「江戸期以降の河川改修をナメてはイケナイ」と言っておきたい。日本にはたくさんの河川があるけれど、そのほとんどが主に江戸期以降に何らかの「手」が入っていると考えて良い。氾濫を防ぐための護岸改修も含めて考えた場合、少なくとも本州を流れる河川は残らず「人工的な水路」呼ばわりしてもいいくらいだ。つまり、今の河川をいくら眺めても、戦国時代にどーだったか、を知る手段にはならない。少なくとも郷土史くらいは調べるべきだと思う。
 
 ついでに言えば、私がSS版「関ヶ原」をプレイしない理由の1つに、この河川の扱いがある。私は「当時の河川敷なんて、どー考えても湿地よりはマシ程度」と考え、川の流れに従うように移動する場合でも、川を横断する場合と同じ移動コストを支払うのが当然だと考えていた。再版の際に交わされた議論には参加してないので、それが妥当なコトかどうかは全く知らない。ただ、結果としてSS版関ヶ原は別の解釈を採用している。そのため、昔覚えた戦術が全く使い物にならん。ソコから覚えるとなると、イチから覚えるのとあまり変わらない。いずれそうしようとは思っているけれど、つい後回しにしたくなる程度には複雑なゲームだよね。
 
 実のところ、戦国時代というのは「よくわかってない」コトが多いと思う。江戸時代に色々変わってしまったのに、色んなタテマエでは「戦国時代と同じ」(としないと、武士が威張っている理由が薄くなる)としているからなあ。現代の時代小説に出てくる「江戸時代」がファンタジー世界並みに江戸時代とかけ離れていると思われるのと同様、江戸時代の人間が考える「戦国時代」もファンタジーなんじゃねえか?ってくらいだ。まあ、この辺を否定しちゃうと「戦国時代のイメージ」からしてグチャグチャになっちゃうので、難しいとは思うけど。
 
 繰り返しになるけれど、「関東制圧」の河川は影響力が少ない地形なので、この話はどーでもいい。全体としては面白いゲームだと思うので、気にせずプレイしてみるとイイと思う。今回はオチなし。そんなもの考えているヒマがない。もう眠い…

5月17日2015/05/17 23:28

 ワンアンドオンリー、キングジョージ回避…どうやら馬主が小賢しいこと考えやがったらしい。ちっ、理性のある奴はコレだからよお。おかげで私の遠征計画も白紙に。
 
 SLG系サークル連携構想については、かなりの返答が得られている。順調と言えるだろうな。そろそろまたコチラから何かしら発信しようと考えてはいるけれど、考えがまとまらない。ここは一旦落ち着こうかと。秋になれば毎日何かしら…って状態になるって覚悟は出来てるけれど、今はまだそーゆー時間帯じゃない。
 
 ただまあ、ボンヤリしてても仕方がないので、考えをまとめる意味でもココで軽く「これから何をするのか、何をしたいのか」語っておこうかと。現時点で取りまとめ役の私が何考えているのか?は、気になる人もいるだろうし。
 
 SLG系サークルをまとめてどーするつもりなのか。まあ、単純に言って目指す所は1つ。「販売促進」だ。宣伝量を増やし、手に取ってもらえそうな層へ「こんなモノがある」と知ってもらい、入手してもらう。サークル単独では出来る事に限りがあるだろうけど、力を合わせて取り組むことによって活動の幅が広がるだろう。単純にそれだけの話だ。
 
 コミケ以外の、ある程度大きい即売会を知っている人間なら、「プチオンリーとか部活動みたいなモノ」と言えばわかるかもしれない。そもそも、私がSLG系サークルをまとめようと考えたのは、その辺がヒントとなっている。最も近いのはコミティアの部活動かな。こーゆー集団を形成し、互いに「同ジャンルのサークルは他にココがありますよ」と紹介し合うことによって、人を集めやすくする…ってな感じ。
 
 ただし、単純に「数は力なり」って考え方では駄目だろう。焦点がぼやけていては、あまり効果は出ない。その意味では、「SLG系サークル全体」というくくりは、少々「焦点のぼやけた」集め方かな…と思ってはいる。もう少し絞り込んだ方が、効果的な宣伝が出来るのでは。歴史系もSF系もひとまとめ…ってくくりは、色んな意味でどうかと思う。
 
 しかしだ。「こーゆー単位でまとまって宣伝すれば、効果的じゃね?」ってなアイデアがあったとしても、実際そーゆーサークルが集まって何か出来るか?ぶっちゃけ、簡単なコトじゃないと思う。アタマ下げてサークル連合体を構成し、連絡取りまとめて具体的に何やるか決め、実行する…このためのハードルは正直高いでしょ。
 
 そのハードルを下げるために、何が必要か?ここでSLG系を1まとめにする意味が出てくる。「下地」としてそーゆー集まりがあれば、連携は取りやすいはず。まとめ役の私に「こーゆーアイデアがあるんだけど」と振ってもらえれば、「連絡は任せて下さい」と言えるわけで。また、「共通の宣伝ペーパー作り」とか「スタンプラリー」といった比較的単純な手法を採用するのであれば、そのノウハウを提供することも考えられる。現時点ではそんなノウハウは持ってないけれど、そのうち自然と集まるはずだ。
 
 更に、この活動が他ジャンルのサークルにも周知されれば、そーゆートコロと組む際もやりやすくなる。ぶっちゃけ、「戦国時代」「三国志」ってなテーマのゲームは、SLG系に限らず存在する。そういったゲームを扱っているサークル合同で「三国志祭り」なるものを展開することは、色々意味があるんじゃないかな。理想を言えば、そういうくくりでサークルをまとめるのは、主催者側にお願いしたい。でも、現状主催者側に「プチオンリーを作ろう」って発想がない以上、別の誰かが成功例を作って「こーゆーのはどうよ!」と突きつけてやらなくちゃイケナイ。世の中とはそーゆーモノだ。
 
 つまりだ。私がやりたいのは、土台作りである。まずは多めのサークルを結集してしっかりした土台を作る。後はそれを利用して各サークルがより小さい連携を作る。そーゆーものを作りたいのだ。ま、あくまで理想型だけどね。
 
 この構想の問題点として、「私はあくまで土台作りしかしない」って部分がある。実際は色々提唱したりはするだろうけど、やはりキホンは各サークルの自主性に強く依存する。ということはだ。「黙ってオレに付いてこい!」とは言えないんだよね。ぶっちゃけ、何か新しいことをやる時には、こーゆーワンマン型のやり方が有効だ。けれども、今回そーゆー手法には頼れない。ある意味私の手を離れた所でどうこう、って話が出来るようにする必要がある。これは…うん、まあタイヘンだと思う。単に個人の人望とやる気と能力で周囲を引っ張ればいいってモノじゃないから。
 
 とはいえ、救いはある。私が「ノセて行動してもらわなきゃイケナイ」対象は、各サークルのアタマである。「俺はこうしたい」という強い意志があるに決まっている。でなけりゃサークルのアタマとして同人ゲーム作ったりしない。そーゆー声をきちんと聞いて、まとめていけばいい。自主性の乏しい指示待ち野郎を率いるのとはワケが違う。既に「ウチはこう考えている」「こーゆーコトやらないか」ってな感じの「自己主張の強い」コメント・意見が届いているし。コレはコレでアタマの痛い側面もある(苦笑)けれど、頼もしいことも事実だね。
 
 まあ基本原則としては「黙ってオレに…」じゃ駄目だってのはあるけれど、土台作りに着手したばかりの現段階では、必要に応じて…というより、かなりの部分を私が引っ張り上げる必要があるんだろうな、ってのはある。まあ、その辺覚悟は出来てます。つか、その覚悟もないのにこんなコト提唱できないよ。
 
 ちなみにだ。一部即売会の「プチオンリー」というイベントは、「このまま盛り上がり続けるようなら、オンリー即売会の開催も」ってコトが視野に入っている例もある。どちらかと言えば「最初から諦めている」か「既にオンリーが存在している」モノが多いけど。ってことはだ。SLG系の連携を高めていった先には、SLG系オンリーの即売会という案があってもいいことにはなる。現時点では単なる妄想だけど、二次創作系のように「ネタ元の作品が完結しちゃったら萎んじゃう」ワケじゃあない。時間を掛ければあるいは…って話はあるかもね。そんな条件が整う日が来るとはまるで思えないけど、遠大なる夢としてそーゆーモノもある、と言うことは出来る。
 
 とにかく大切なことは、先を見据えつつ続けることだと思う。一過性のモノは論外。惰性で続けるのもよろしくない。最終的勝利を掴むため、「今できること」をうまく積み重ねてゆかなくてはならない。それが作戦術ってモノ…でいいんだよね?業界の現状を考えれば、目の前の障害は独軍より凶悪だ。それでも、勝利も敗北も全部糧にしてベルリンを占領した赤軍よろしく、戦い続けて勝利を掴まなくてはならない。
 
 とまあ、なんか大きなコトを語ってみたけれど、現状はデカいコト言おうが言うまいが、やるべきコトにあまり代わりはない。遠大な目標のためだろうが、単なる目先の勝利のためだろうが、「とにかくあの丘を獲れ!」ってことだ。ただ、勝った負けたを考える時に重要になってくる。何が何でも占領するつもりで頑張るのか、相手が躍起になって大戦力投入してくれたのなら負けて良しとするのか、その辺の見極めに関わるからね。個人的意見だけど、こーゆーイベントでも「勝ち負けの判定」は重要だと思う。ただ勝てばいいってモノじゃないけど。
 
 とりあえず、私なりに「目指したいモノ」は提示した。後はコレが妥当なモノか再考し、必要ならば修正し、「これで良し」となった時点で「これを達成するために、具体的に何をするのか」を考え、勝利条件(負けを覚悟で困難な目標を設定する場合も、確実な勝利のため小さな目標を目指す場合もあり得る)を設定し、実行し、勝った負けた・副次的に得られたモノ失ったモノを評価し、次に繋げてゆけばいいだけの話だ…なんかタイヘンな気がしてきたけれど、ウォーゲームの作戦研究って結局こーゆーコトの積み重ねだからなあ。それを考えれば、何とかなる…のかぁ?
 
 何度も繰り返してきたような気がするけれど、「何故F男が」「こんなコト本当に実行できるのかぁ?」ってな部分は悩む意味がない。私しかいないから。これは純粋に私個人のための戦いである。同人SLGが盛り上がって最も得するのは、誰が何と言おうと私だ。そこに異論を挟みそうな人間を見たことがない。自分のため、自分で闘う。当たり前のことじゃないか?他力本願で何とかなるような領域じゃ無いんだから。だから…とにかく闘い続けるしかない。他に出来る事はない。やれやれ。
 
 まあ、何がどーなるのか現時点ではサッパリって気がするけど、幸い時間はまだある。油断はしないけど、焦らずジックリやるしかないでしょ。はあ。来週辺りまでに「こーゆーコトを目指して、こーゆーコトをやろうと思ってます」ってレベルに話をまとめておき、また各位に連絡取らないと。問題は山積みだなあ…

5月7日2015/05/07 23:36

 色々手加減したし、「入手失敗」もあったハズなのに、何故私の荷物はあんなに重いんだ。いや、言い方を変えよう。何故みんな荷物が軽そうなんだ。私はウォーSLGと比較したらコンポーネントが豪華で嵩張る事の多い、「ドイツゲーム系」に関しては手抜きしまくったというのに!確かに、「宅急便を利用するのは負け」という、コミケ買い子部隊特有のこだわり(「コミケ初日終了後、○○駅で荷物引き取る」と言われた場合、「イエッサー」以外の返事は出来ないので、ソコまで荷物担いでゆく)が敗因だとは思うけど。
 
 色々面白いコトがあったので、GW全体を振り返るような感じで行こう。4/26に音系即売会「M3」がTRCで。相当手加減したはずなのに、それなりのCDが手に入った。これに関しては、「そーゆーもんだ」としか言いようがない。特にピアノ系の曲を試聴しちゃったら、「ウチのヘッドホンで聴いたら…」って考えちゃうからなあ。なお、全部PCに叩き込んでCDは原則廃棄した。以前「CDはそうしないと…」というアドバイスをもらったので。多少勿体ないけど、「魂」は無傷なので許して欲しい。
 
 5/2は巨大即売会・コミック1☆9(9回目ってコト)が。若干寝坊してスタートダッシュに遅れ、複数の買い逃しが発生。ま、朝早く出てもゼロに出来なかったのは間違いないってレベルなので、あまり気にしないコトにする。どーせこの日のメインは同人誌であり、ソレは書店委託で何とかなるから。グッズやコピー本が重要なんだよ!ってサークルはある程度網羅できたし。ただ…ソコにも買い損ねがあるんだよな。反省。
 
 5/3は競馬。春天。春天は何かと忙しい時に開催されるので、長い事WINSで対応していたんだけど、今回は競馬場へ。そこで素晴らしいモノを目撃した。隣にいた友人がWIN5当てたのだ。これは「対象5レースの勝ち馬を全部当てる」ってもので、ぶっちゃけ馬券と言うよりは宝くじに近い。しかも好配当。まあ、色々あるので誰がいくらって話は省略するけど。いやまあ、いいモノ見せてもらいました。ゴチになったし。
 
 その翌日は体力温存の意味も込めて、マッタリモード。「ヲタク絵の展覧会」をハシゴしてきました。まずは信濃町付近のアートコンプレックスセンターとかいうトコロでやってた「四艶少女画展」。入場無料。「いかにも画廊」って感じで、あまり大きくない会場。でも、ソコがむしろいい。人も少なめだったし。やはり絵は落ち着いた環境で見るとナイスだからなあ。その後は秋葉原UDXに移動して、毎年恒例「絵師100人展」へ。こちらは絵の枚数が100枚と多いし人も多いので、若干「せわしない」感じがする。美術館にたとえると、前者は常設展示を、後者は企画展示を見ているような感じ。ルーブルやら英国ナショナルギャラリー&テイトギャラリーを観に行った経験からすると、良い絵は落ち着いた環境で見られる常設展示で見るのがナイス。少なくとも私の好みではある。
 
 もっとも、絵師100人展が悪いワケではない。アレはアレでとてもよろしい。つーか、アレに近い雰囲気を出したくて「部屋中を萌え絵カレンダーだらけにする」ってなコトやっているんだから。「○○先生の絵は良いなあ。来年用のデカいカレンダー作ってくれねーかなあ」などと考えながらぼ~っと絵を見ているのは楽しいです。
 
 5/5。ゲムマ&コミティア。流石に「コミティア会場全巡回」は諦めました。おまけに入手するモノも相当絞りました。ゲムマもかな~り手加減し、おまけに買い逃しも出ました。にもかかわらず、荷物が重い重い。でもまあ、何故か出展者入場証が使えたので、色々助かったけど。いやね、世の中には義理人情ってモノがありまして、「入場証あるよと言われたら、受け取って感謝と歓喜に満ちあふれた笑顔を見せる必要がある」サークルがあるんだよ。そーゆーモノなんだよ。
 
 ゲムマで入手したブツだけど、SLG系は全部網羅したはず…と思ったら、1点カン違いで入手し損ねたブツがある事が判明。KEY商会(G01)のブツは「大阪で入手済み」だと思っていたんだけど、これはコッチの記録ミスだと判明。申し訳ない…ただ、完全新作ではなく改訂版の入手ミスなので、許して下さい。他は新作は全部ゲットできたかと。持ち込み数3とか7とかいう、「買い子泣かせ」なブツも含めて。それに加えてタンクハンター第2版の拡張セット「イェーガー」と「ダウンインフレームズ日本語版」を会場でゲットし、SLGじゃないモノをいくつか買っただけなんだが…その程度なのに、何故荷物が殺人的に重い。
 
 入手し損ねたブツについても語っておこう。「長征」をテーマにしたゲームがあったんだけど、テーマがテーマなので急いで入手する必要は…と思ってコミティアに向かったら、戻ってきた時には完売してた…何故あんなテーマで!ってのは、SLG系ゲーマー特有の考えになるのかな?私だけじゃなく、複数のSLGゲーマーから「欲しかったけど、売り切れてた」という話を聞いた。
 
 とりあえず重かったブツは、2つの野球SLGかなあ。私の知る限りに於いてではあるけれど、現在日本では5つの野球SLGが存在している。全部同人。私はこれらのカードを眺めてニヤニヤしたりため息をついたりするのが大好きであり、全部集めようと努力している。2014年NPBのデータはAPBA(名工大シミュレーション友の会)・ザ☆ビッグプロ野球(複数)・インパクトベースボール(八川社)の3つは入手済みだったんだけど、卓上野球機構(サークル名同じ)はまだ。それに加え、従来データダウンロードにしか対応してなかったPFB(YSGA)のカードが発売に。コレをコンプリートせずにどうする?ちなみに、今回のゲムマではAPBAを除く4作品がそろい踏み。真面目に「世界よ!これが日本の野球文化だ!」と言いたい。野球関連の博物館のような「関連文化」の歴史・分量は確かに米国には大きく劣るだろう。けど、日本にもチャンと関連文化は存在するんだ。これもまた我々の野球愛ってものだぜ!
 
 コミティアについてはあまり語る事がない。手抜きしまくりだから。実質「挨拶回り」中心。確実に個体認識されてるサークルがいくつか、個体認識されてるかもなあ…ってサークルもいくつかあるので、基本顔出さないワケにはいかない。つーか、「5/5のコミティアに来てくれたら嬉しいです」などと言い放ったサークルに顔出さなかったら、切腹モノである。それが全てじゃないとはいえ、関西からわざわざ遠征してくれているというのに。この件については、私は本当に幸せ者だと思う。なお、ココでもアナログゲームが頒布されていた…「何を考えてこんなトコロでゲーム売っているんだ!」って聞くために、買っちゃいました。「言いたいコトがあるなら買ってから」は、即売会のマナーだと思う。
 
 なお、先日触れた「ゲムマに参加してるSLG系サークル連携で、何かやる」って構想については、とりあえず挨拶回りはした。まずは対面して頭を下げる。やはり人間関係の基本はコレだ。単なる構想段階なので反対意見などは出にくいと踏んでいたけれど、実際「色よい返事」をもらえまくったのは、嬉しい事だな。特に、この業界では大手扱いしてイイa-game(国際通信社)・サンセットゲームズ・BOARDWALKから前向きな返事をもらえたのは大きい。同人オンリーだと「ちょっとした景品」を用意するだけでも色々タイヘンだけど、出版社・メーカー・ショップが協力してくれれば心強い。
 
 とりあえず現段階では、「正式な連絡」を各サークルにメールその他って形で出し、なるべくなら相互連絡体制を築くことになる。連絡役は基本私が引き受けるとしても、私を経由しない横の連絡網も用意しておいた方が便利だと思うし。現在連絡先などを整理し、メールの文面考えている所。今週末ぐらいに送信したいなと。将来的には今回のゲムマに参加して私がアタマ下げたサークルだけじゃなく、コミケにしか参加できないようなサークルなども連携して相互協力体制を築いていきたいなと思っている。
 
 具体的に何やるかだけど、とりあえずはスタンプラリーはどう?って話をした。元々SLG系ってある程度固めて配置されるので、色々と物色するのは楽って話はある。それでも、「こーゆーモノもあるよ」って宣伝をする意義はあるかなと。可能ならば、商業ブースを構えているトコロに主催者側と交渉してもらい、公式スタンプラリーにしたい。それで効果があるのは初心者向けのモノを扱っているトコロ限定になるかも知れないけれど、マニア向けでカタログ掲載効果があまり期待できないサークルであっても、モラルは上がるでしょ。大事なのは気持ちだよ気持ち。
 
 あと、野球SLG系のサークル各位には「野球SLG系合同のペーパー出しません?」って提案もしておいた。複数のゲームを入手して比較してみたい…と考える人間は、ある程度いると思うので、宣伝による相乗効果を期待しても良さそうだ。もちろんこれらのサークルはライバルでもあるんだけど、同時に同志でもある。NPB所属12球団が「基本的には競争相手、だけど相互の協力は必要不可欠」であるように、時に協力しても良いのではないかと思う。さっきも書いたけれど、これもまた野球文化だ。
 
 もちろん、他にも色々と出来そうな事は前向きに検討していきたい。私だけがアイデアを出すのではなく、各位からの提案も募集したいね。私にそーいったことをまとめるだけの器量があるかどうかは…えっと、頑張ります。大事なのは「継続性」だ。一過性のイベントどうこうではなく、活動を継続して行けるかどうかが重要だと思うので。実績をいくつも積み重ね、非SLG系のゲーム関係者から「SLG系は横の連携が強くて羨ましいですね」と思われるくらいにするつもりでやらなきゃ駄目だと思う。ドイツゲーム系にゲームマーケット大賞があり、TCG系はブシロード&マジックという「その気になればオンリーだけでゲムマ級の人数を動員できる」大物参戦。TRPGは普及の総本山とも言えるJGCが参戦し、次回以降コラボを強化してきそう…ときたもんだ。ここでSLG系が意地を見せなくてどーする。「余所は余所」で片付けられるほど、私はオトナじゃねえ。
 
 その中心人物がF男なのはどうよ…って話は大いにあるんだけど、それは言っても仕方ない。現状、こんなコトをやろうって意欲を持った人間は私しかいないのだ。それに、私は一応顔が広い。普通に考えれば、話を聞いてもらうだけでひと苦労のはず。そこを何とか出来るような人間は…うん、多分私が最適だろうな。他の名前を出そうモノなら、複数の関係者から激しいツッコミが入ると思われる。基本的には誰にでも出来る事しかやってないつもりだけど、「活動の幅」が違う。
 
 まあこの話はココまでとしておこう。打ち上げ絡みの話があるので。正式には「このシミュ2015」って同人誌(まあ半分商業誌みたいなモノだけど)の打ち上げではあるけれど。色んな意味で後ろ髪引かれつつビッグサイトを後に…する前にヤニ補充をすべく喫煙所に向かったら、なんか見た顔が。なんと、私の「コミケにおける上官」だった…基本は立体造形の人なので、同日開催していた「トレジャーフェスタ」に参加していたのだ。いるんじゃないかと思いつつ、確実に会えるワケじゃないと顔出すのを断念していたのだけど。まあなんつーか、私にとっては「返事はハイかイエスの二択」って存在なので、つい長めに話し込んでしまいました。おかげでチョイ遅刻。ま、深刻なレベルじゃないけど。
 
 いちいち打ち上げの話をするのは、これだけが理由じゃない。ウォーゲーマー集団の飲み会のクセに、若い女性が2人もいたからだ。ちなみに両名ともゲーマーの娘さん。そのおかげで?若い頃はあーだこーだという話題で盛り上がりました。しっかしまあ、女子高生15歳は若い。私は既にゲーマーだったけど、まだコミケに参加してなかったし、競馬を覚えたのもその後だ。つまり、今の「F男」が完成したのはもっと歳喰ってからの話である。昔から成長してない気がする私ではあるけれど、流石に15歳は「まだ成長途上」だぞ。ちなみに、酔っていたのでそーゆー相手に「ヘンな事」教えちゃったような気がするんだけど、良かったんだろうか…
 
 後は重い荷物引きずって帰宅して、5/6日は荷物整理。整理しきれてないけどね。連絡先もまとめないと。ああ、真の意味でGWが終わるのはいつになることやら。ま、毎度の事だけどね。
 
 同人誌即売会とは、同人誌や同人ゲームを入手するための場…というだけではない。作り手と受け手の交流の場でもある。特に私の場合、「即売会で顔を合わせるだけで、実は本名その他ほとんど知らない」な~んて関係の方々が山ほどいる。そういった方々との交流は、やはり嬉しいものです。そんなわけで、このGWはとても幸せでした。重い荷物・スッカラカンの財布といった副作用はあるけれどな!(笑)

5月3日2015/05/04 00:21

 ゲームマーケットまであと少し。そこでまあ、思いつきをこの場で発表しておこうかなと。会場でウォーゲーム関係者に、「秋のゲムマで何かイベントやりませんか?」って提案ができたらなあ…と考えてます。はい。
 
 キッカケは色々ある。最も大きいのは、ウォーゲーマーSNS「Mustattack」で、「(SLGが)ゲームマーケット大賞に見向きもされないのは、空しい」って趣旨のコメント見た事かな。ならば、会場内のウォーゲーマーが「我ら此処にあり」と胸を張れるような何か(具体案ゼロだけど)をやれたらなあ…と思って。
 
 正直に言う。私はいわゆる即売会に、「作り手の笑顔」を見るために足を運んでいる。手間暇掛けて作り上げた作品を受け取ってもらえるというのは、作り手にとって幸せなコトである。だから、私ごときが「下さいな」と言っただけでも、笑顔で迎えてくれる。応援している作り手がそういう笑顔を浮かべる姿は、何物にも替えがたい喜びだ。
 
 だからこそ、何らかの理由で作り手が背中を丸めていると、私としてはとて~も哀しくなる。良くある理由は「売れない」「理解してもらえない」だね。そんなコト言うなぁ~!少なくともココに1人「買いましょう」「理解しようと努力しましょう」って奴がいるじゃないか!そう言いたくなる。いや、もっとぶっちゃけて言おう。下らない理由で膝抱えているようなヒマがあるんなら、オレのために作品を作り続けろ。その原動力になるのならば、カネ(入手する対価)とヒマ(即売会に足を運び、「いつも有り難うございます」とアタマ下げる事)は大量にかけてやる。
 
 そりゃあね、私は単なる「買い手の1人」でしかない。出来る事に限界はある。「SLGはゲームマーケット大賞からハブられている。寂しいなあ」などと言われても、私に直接出来ることは何もない。主催のアークライトがSLGをハブる理由もわかるしね。けれども、だからって私が「仕方ない」で片付けていると思われても困る。作り手を激励できない己の不甲斐なさが、恨めしくて仕方がない。無力感とはこのことか。歯がみしたくなるほど悔しい。
 
 それにだ。私は、「無力だ、何も出来ない」で片付けちゃ駄目だろ。私はどう考えても日本一の同人ウォーゲームコレクターである。ただコレクションしてるだけじゃない。複数の…というより大半のサークルと「顔見知り」であり、ある種名物というかご当地キャラというか…と化している。限界はあるだろうけど、その気になれば、それなりに出来る事はあるはずだ。無力感をかみしめているようなヒマがあったら、今の私に出来る事は何なのか、真剣に考えろ。そうすべきである。
 
 今のところ考えている事は2つ。1つは、「このジャンルの指導的立場にある商業ブースa-gameに、何かしらイベントをやってもらう」というもの。カタログに「こーゆーイベントやってますよ」と掲載されたなら、関連ジャンルのサークルとしてもちょっと嬉しいはず。肝心のイベント内容だけど、初心者向け講座や公開対局などが考えられる。ウォーゲームはプレイ時間が長くて当たり前なので、マニア向けの「重い」モノは尺が足らなくなりそうだし。幸か不幸か?私は「公開対局」の経験があるので、その経験と反省(反省だらけって話はあるけど)を情報として提供することも出来る。問題はa-gameがこの案を飲んでくれるかどうかだけど、説得する手法はいくつか考えられる。
 
 もう1つは、SLG系サークルで共同イベントを行う。まあ、スタンプラリーとかだね。ハガキ大の販促物(ハガキゲームがベストだけど…)を配布し、全部集めたら…ってのも面白いかも。とはいえ、流石に大きな負担は要求できないはずなので、結局は無難にスタンプラリー程度に落ち着きそうだけど。実は既に非公認スタンプラリーやっているトコロがあるくらいなので、会場や主催者関連の問題を起こす事はあるまい。こーゆーイベントは、本来ならば各サークル間の連絡がタイヘンになりそうだけど、ソコはあまり問題にならないはず。私が連絡役になれば良い。
 
 まあ、このブログでこんなコト書いても意味は無いので、ゲムマ当日に各サークルを回り、「こーゆーことやりませんか?」と話す必要があるだろう。具体的な話はそこでどうなるか次第だな。正直、結局ポシャる可能性は高い。けど、たとえそうなったとしても、無力感を嘆いてイジイジしているよりはマシだ。やって駄目なら、次の手を考えるヒントが手に入る。そーゆー積み重ねが重要でしょ。
 
 SLG系のゲームには悪いところも当然あるけど、良いところも多数ある。だから、ゲムマ大賞の対象になるようなゲームを作るサークルやそーゆーモノを見つけようとしている主催者サイドに対し、「SLGナメんなよ」と、意地を張ってもいいと思うな。「ハブられてる」などと落ち込むくらいなら、無意味に意地を張っている方が良い。そーゆー方向に各サークルをアジるのは、多分私にできる最良の貢献じゃないかな。もっとも、それ以上の事が出来るとは思えないけど。
 
 ま、難しいことは考えず、とりあえずは「何かやりましょう」と言ってみるつもり。後の事は知らん。なんか無駄に忙しくなりそうな気もするけれど、各サークルがやる気を出す原動力の1つになってくれれば、全て報われる。それが私の存在意義だ。
 
 問題があるとするならば、私は当日ひたすら忙しいと思われるってトコロかな。なにせコミティアとのバッティングだからなあ。競馬と違って「午前中に会場内から消える」必要は無いけれど、体力の限界に挑戦するようなコトになりそう。使命を果たすまで倒れないようにしないとなあ…正直、自信ないです。最近体力衰えて衰えて…ブツブツ…

4月18日2015/04/19 01:06

 色々言いたい事はあるが、省略して皐月賞予想。今回の本命は、サトノクラウン。まあ平凡な結論である。ただ、理由はあんまり平凡じゃない。多分、今回こんな理由でこの馬を買うのは、日本では私だけだ。
 
 その理由?原居民様に「似てる所がある」から。わかる人にはこれだけでわかるだろうし、これだけでわからない人はこんな話に興味がないだろうから、省略しても構わないとは思う。ただまあ、それだけじゃ尺が埋まらないので、クドクドと説明してみましょう。
 
 原居民様。日本じゃインディジェナスという英語表記の方が有名かな。香港の所属馬で、JCでスペシャルウイークの2着したことがある。その後も何度か来日した。普通の日本人だと、この程度の知識があれば上等だろう。
 
 私に言わせると、原居民様は「偉大な馬」の1頭である。私が「様」をつけて呼んでいる競走馬は6頭しかいないんだけど、そのうちの1頭だ。ある意味、JRAの顕彰馬より狭き門である。
 
 何故この馬をそこまで評価するのか?これは説明が難しい。ごくわかりやすく説明すると、「何度も私の目の前で走ったから」かな。私はJCだけじゃなく、香港ヴァーズも何度も観たからねえ。日本の馬ならいざ知らず、香港所属馬でコレは素直に嬉しい。
 
 ただまあ、それだけじゃ「様」つけるほどの価値はない。もちろんそれ以上の理由はある。けれども、それをわかるように説明するのはかなり難しい。結論だけ言えば、「香港代表の意地を見せてくれたから」なんだけど、これだけじゃ何が何やらわからんと思う。
 
 スポーツが好き、って人間なら、「日本代表」なる存在はたくさん見た事があるだろう。チームがそーゆー存在ってだけじゃなく、大舞台に臨む日本人もこう呼ばれるし。「日本代表を応援するなんて、ミーハーな」な~んてヒネた見解を持つ人間でも、世界各国の色んな代表に感心させられた経験はあると思う。かく言う私も、代表は山ほど観てきた。大半はTV越しではあるけれど。
 
 そんな私が観てきた「代表」の中で、最も素晴らしかったのは…私個人の評価では、競走馬3頭がトップ横並び。人間のトップは長野五輪の清水宏保選手だけど、少し劣る、となる。その競走馬とは、日本代表フジヤマケンザン様・ゴドルフィン代表ファンタスティックライト様・そして香港代表原居民様。この3頭はそれぞれ違った形で「代表を背負うとは、どーゆーものなのか」を見せてくれたので、評価の上下はない。
 
 原居民様は、器のデカイ馬だった…と思っている。重たい荷物背負わされて勝ち目のない勝負に挑まされたとしても、「まあ、やれるだけのことはやらないと」と笑って片付け、キッチリ全力を出したあげく負ける事が出来る。そーゆー馬だった。どこの何代表とは言わないけれど、ちょっと優勢になると天狗になるとか、おびえを隠すためむやみに強がるとか、劣勢になると目が泳ぎ出すとか、あげく負けても「次だ次」と悔しさを正面から受け止めないとか、そんな「代表」ばかりの中、原居民様は「代表を背負うってコトは、そんなんじゃないんだ」と教えてくれた。真面目に、「香港の人間は羨ましい」と思ったりもした。そーゆー存在である。
 
 原居民様の父はマルジュ。サトノクラウンの父と同じである。だから、まあ似てる所があるといいな~と思いつつ、弥生賞を観に行った。馬体はちょっと似てたかな。父が同じでも似ても似つかない…なんて例は山ほどあるだけに、期待していたよりは面影が残っていたのは嬉しい誤算だった。けど、ソコが似てるってだけじゃ、サトノクラウンをソコまで推さない。意表を突く所が似ていた。「目」である。
 
 同じ父なんだから、目元が似ていても…という問題じゃない。人間だろうが競走馬だろうが、勝負に挑む姿勢は目の色に出る、と思う。「いい目をしている」存在なんてなかなかいない。けど、サトノクラウンはいい目をしていた。アレはちょっとだけ原居民様に似ていたような。正直、まだ甘さはあったと思う。ただ、原居民様は私が初めて見た時点で既に「百戦錬磨」だった。風格という点では比べものになるはずがない。3歳馬のメンタルだと考えれば、アレで充分賞賛に値すると思う。
 
 そりゃあね、競馬は非情だ。メンタルだけで何とかなるような世界じゃない。そこについては何とも。成績から判断するに同世代トップクラスの能力はあると思うけど、他も弱くはないわけで。ただ、同じ負けでも「心が折れました」って負け方は、馬券買っている身としては後味悪い。同じ負けでもそーゆー負け方はしないで欲しい、というのが偽らざるホンネだ。サトノクラウンには、少なくともそこだけは期待して良いのかな、という気がする。
 
 結果がどーなるのか、現時点ではわからない。けど、明日の皐月賞だけじゃなく、ダービーもこの馬から勝負したいかな。そう思わせるモノを持った馬だと評価した。まあ、どっかで負けてもあの目の色を保てるのか?って気はするけど、期待はしてもいいでしょ。
 
 哀しい事に、原居民様はもうこの世にいない。セン馬だったので、産駒もいるわけ無い。面影を持った馬を見る機会は無さそうだな…と思っていただけに、期待は大きいね。明日うんぬんではなく、末永く応援していきたいかな。ま、とりあえず明日頑張れ。応援してやる。本日はオチなし

3月29日2015/03/30 02:35

 幕張は遠い…ビッグサイトと比べた場合、ソコまで所要時間が変わるワケじゃないんだけど、遠く感じる。色んな意味で辛かったかなと。
 
 昨日夜は思いっきり夜更かしして、香港ジョッキーズクラブのサイト見てました。ドバイの映像を流してくれるので。過去比較した経験から言うと、公式サイトよりも早く映像がアップされるんだよね。馬券売ってるから(笑)。オッズの動き(観てるだけで結構楽しい)もチェックできるし。そこでまあ、ワンアンドオンリーの走りっぷりについて語っておこうかと。元POだし。
 
 サイトでチェックしている関係上、まずは結果がわかる。3着。勝てなかったのは残念だけど、まあ悪くない。どんな競馬したんだ?と映像をチェック。実は心配していたスタートはまあまあ。そのまま2~3番手に。どーせペースが遅くなりそうな事を考えれば、悪くない。しかし…なんつーか、行儀が悪い。「行かせろ!」と激しく主張。鞍上のクリスチャンは必死に押さえていたけどね。
 
 スタミナロスが堪えたのか、直線に入ると似たような位置にいた馬2頭に交わされ、ついて行けない。普通だったらズルズル下がっちゃうパターンなので、「え?これで3着?」と思ったら、なんか必死に食い下がる。あげく最後はデザインズオンローマ(香港の強豪)の猛追をしのぎきり、3着死守。なるほど、こんなレースしたのね。
 
 感想?相変わらずこの馬、大馬鹿野郎だ。ダービーで学習したのかと思ったけど、やっぱり競馬がよくわかってないようだ。けど、能力と勝負根性はある。直線では正直苦しそうだったんだけど、最後まで前の馬を追いかけまくっていた。顔に「悔しい」と大きく書いてある馬は久しぶりに見たなあ。気持ちはわかるけど、チャンと競馬覚えてないからそーなるのであって、自業自得だけどな。
 
 早くも「次はキングジョージ」とかいう、予想通りというか何と言うか…な話が出ているけど、どうかねえ。暴れて余計なスタミナロスしてどーになかるようなレースじゃないとは思うけど、ある程度落ち着けば何とかなるかも。特に、最後苦しい時にもうひと伸びしてくれそうなイメージはある。ハーツクライにはコレが足らなかったからなあ。ただまあ、アレは相手が悪かっただけだと思うけど。
 
 鞍上のC・デムーロは、「悪くないけど、相性はイマイチ」だったかな。つーか、アレは馬が悪い。テン乗りだったのが思いっきりマイナスになったかなと。あーゆー馬だとわかっていれば、もう少しやれたんじゃないかな。本番キングジョージで鞍上どーするのかはわからないけど、経験積んだ分だけもう少しやれそうなイメージはあるので、変更する必要は無いかな。ただ、ノリやルメールに戻すのも悪くない。
 
 同じレースに出走していたハープスターだけど、なんつーか、不可解な負け方かと。映像を見る限り、いつものレースをしていたように思う。後方で我慢していた時点で「どーせスローペースだろうから、苦しいかな」と思ったけれど、それは言っても仕方がない。直線入ってどこまで伸びてくるのかな?と思ったら、全く伸びてこない。それどころかタレていく有様。特別苦しそうな姿を見せてなかったので、あの時点で既にヤル気を喪失していた可能性がある。原因は良くわからん。より後方にいたデザインズオンローマの走りから推測する限りでは、馬場やペースは言い訳にならない。ある種のワガママというか、長距離走るとやる気が失せるのかも。凱旋門賞もJCも結局負けているわけで。あくまで私個人の見解としては、あーゆー走りをした馬は信用できないかな。大事なトコロで我慢しないで走ることやめそうで。
 
 ちなみに補足しておくと、ハープスターが凄い馬「だった」こと、今もそうである可能性か残っているってことは否定しない。ただ…一度気持ちが折れた馬は、簡単に復活するワケじゃない。哀しいけれど、それが競馬ってもの。ナマでレース観てないだけにハープスターの気持ちがどーなったのかは断言できないけど、「心が折れたか?」と感じたのは間違いない。機会があったら直接観て確かめておきたいところだね。何?観るだけでわかるのかって?わかると思うよ。実はそんなに難しいことじゃないと思うので。
 
 ハープスターの気持ちは心配だけど、ワンアンドオンリーの気持ちは心配する必要がない。むしろちょっとは丸くなって欲しいくらいだ。ただまあ、相手が強かろうが周囲の環境がいつもと違っていようが、ビビったり諦めたりしているようじゃ駄目なのが海外遠征。そこを見せてくれただけ、ワンアンドオンリーには期待が持てるかな。それだけで何とかなるような甘い舞台じゃないことも確かだけど、こーゆー馬じゃないとおっかなくて馬券買えないよ。こっちだって毎回「果たして、オレは本当に競馬場にたどり着いて馬券買えるのか?」って不安と闘ってる有様なんだから。
 
 しかし…これで「アスコットの魔物」との再戦決定かぁ…アレはキョーレツだからなあ。ワンアンドオンリーがどうこう以前に、自分自身がなんとかしないと、また「使っちゃイケナイ金が財布から消え去る」羽目に…いやいや、ビビってはイケナイ。今度こそあの魔物に勝つ。勝つしかない!なんか盛大に不安な気もするけど、頼んだぞワンアンドオンリー!お前の馬鹿さ加減を世界に見せつけてやれ!

3月25日2015/03/26 02:03

 5月のコミティア(コミティア112)の参加サークルが発表された。サークルチェックしてたら、1月に私が「(5月のコミティアの)参加をご検討しているようですが、参加していただければ私は嬉しいです」と伝えたサークルの名前が…ちなみにこれ、関西で開催されたこみっく☆トレジャーでの会話で、相手は関西在住。「ついでにゲームマーケットにも参加できます」って殺し文句?があったとはいえ、本当に来ていただけるとは。こーゆーことがあるから、同人ゴロはやめられない…つーか、やめちゃ駄目でしょ。コミティアで挨拶に行くサークルが1つ増えた、と。こんなんばっかし。
 
 本日メインの話題は、悪夢が還ってくる件について。あまりに衝撃的だったので、思いっきり愚痴らせてもらおう。
 
 私はウォーゲーマーであり、当然コマンド誌のサイトは折に触れて見ている。先日イレギュラーなゲームの出版計画について色々書き込みがあり、私もチェックした。そこに悪夢の姿があった。うわ、ぐえ。やられたなあ。正直、ソレだけは還ってきて欲しくなかった…
 
 悪夢の名前は「アイアンボトムサウンド」。3になって8月に還ってくる予定だと。私はこのゲーム、嫌いではない。好きと言ってもいい。けど、まぎれもなく悪夢である。何故か?そりゃアナタ…酸素魚雷しこたま喰らえばトラウマにもなるって。
 
 このゲーム、魚雷を当てるためにはテクニックが必要になる。こう書くと「なかなか当たらないんだな」と思うでしょ。まあ普通はその通り。けど、逆に言えばテクニックさえあれば魚雷は当たる。気軽に当てられるゲームの場合、「命中確率」で処理されている部分を自分で操作できるからね。つまりだ。習熟したプレイヤーが放てば、魚雷は面白いように当たる。
 
 諸般の事情により、私は魚雷を当てまくられた。つーか、華麗に交差雷撃を決められたら、どこ逃げても魚雷が迫ってくる。結果ボカスカ当てられて、ドカスカ沈む。戦艦でさえ例外じゃない。1発喰らってヘロヘロになったところに、魚雷を再装填した連中がまた交差雷撃…これで普通はアウト。たまったもんじゃない。
 
 実を言えば、私は大日本帝国海軍の小型艦艇が「苦手」である。嫌いとは違うけど、とにかく苦手である。連中はどいつもこいつもこちらに酸素魚雷をぶつけてくる存在であり、恐怖の対象以外の何者でもない。小型艦艇と言ったけれど、より厳密には重巡も駄目。連中も魚雷積んでいやがる。正直、相手にするのは戦艦よりイヤ。ましてや、重雷装艦や島風(どっちも山ほど魚雷積んでいやがる)に至っては。
 
 いやね、「どーすればいいのか」は考えましたよ。私なりに色々と。けど、何やっても結局魚雷を喰らう。技量が違いすぎる。レーダー射撃がどうこうなんて程度じゃあ、まるで解消できないほどの差がある。あげく生み出した解決策は、「自分も魚雷を放つ」だ。日本艦隊は魚雷を当てるべく、こちらの近くにやってくる。技量の関係でこの接近を防げない以上、この瞬間にこちらも魚雷を叩き込むのだ。今にして思えばアホなアイデアである。
 
 結論?確かに日本艦隊は接近してきた。例によって逃れようのない罠に掛かり、交差雷撃が飛んできた。ソコを狙ってこちらも魚雷を放ち、当てましたよ。米軍製ヘッポコ魚雷を。それなりに損害を与えたかな。け・れ・ど・も、よく考えるまでもなくこちらの艦隊は威力のデカイ酸素魚雷をしこたま喰らい、壊滅的打撃を被ったけれどな。魚雷の性能が違いすぎる。おまけに、米重巡は魚雷を積んでない。おかげで放った魚雷の数が違う。「何故重巡のくせに魚雷積んでない!欠陥兵器だ!」と吼えたもの。
 
 この手の海戦ゲームや空母戦ゲームの場合、私は思い入れが薄い(ゼロじゃないけど)関係上、「担当はどちらでも」と言うことにしていた。今まで深く考えずこう言ってきたんだけど、よく考えてみれば、これは「米軍やります」と同義語。ここは日本で対戦相手も日本人である以上、日本軍をやりたがるからね。一応日本軍も担当した事あるけど、割合から言えば米軍担当の事が多いような。空母戦の場合、私の勝率は低くも高くもないので別にいい。けど、艦隊戦は駄目だ。真っ昼間に遠距離砲戦をやるはずのシナリオでさえ、酸素魚雷がドカスカ当てられる。
 
 こんなトラウマがあるので、実を言えば太平洋戦争モノのゲームで「駆逐艦も1隻単位でユニット化」ってゲームは好きじゃない。気が重くなるから。空母は別格だけど、つい戦艦よりも駆逐艦を優先して沈めたくなるんだよね。流石に実行する前に理性がストップかけるけど、おかげで感情がスネること…駆逐艦を相手にしなくて良い開放感は確実にあるね。ついでに言えば、欠陥兵器ヘッポコ魚雷を積んだ米駆逐艦の姿を見なくて済むのも大きい。
 
 正直、最近はやや海戦モノから遠ざかっていて、この手のトラウマを実感する機会は減っていた。多少なりとも克服できたかな…と思っていたら、IBS。ああ、某氏が嬉しそうにユニット切って例会に持ってきそうな…そんでもって、またあの華麗な交差雷撃が…くそう、サウスダコタの主砲を全部魚雷発射管に魔改造するとかいうオプションはねーのか!でも、結局積むのはあのヘッポコ魚雷なんだよな…ええい、どーしろと。
 
 まあ、ゲームとして面白いのは間違いない。だからこそトラウマになるまで魚雷を喰らい続けたわけで。そーゆー意味では楽しみだ。けど、それでもとてつもなく気が重い。誰かオレの代わりに某氏の対戦相手勤めてくれないかなあ…「やってもいいって言ってくれるんだけど、みんな日本軍やりたがるんだよねー」とか言って結局私にお鉢が回ってくるような気がして仕方ないんですけど!まあ、こっちも逃げるのは趣味じゃないけどさあ…
 
 なお、こんなトラウマがある関係上、実を言えば「艦これ」の存在は気が重い。空母と戦艦はともかく、残りはみんなコッチに笑顔で酸素魚雷ぶっ放してくるような気がして…だから、持ってる同人誌は「オレのヘッポコ米軍製魚雷を喰らえぇぇぇ!」って(以下軍事機密により削除)