10月17日2006/10/18 00:57

 セリーグのペナントも無事終わったということで、野球の話題。久々だなあ。何度か採り上げようと思ったんだけど、その度ごとに「色々あった」モノで。
 
 今季のスワローズは3位。まあ、予想通り。でも、内容は不満かなあ。打線はアレでいいんだけど、投手がね…木田とか高津がああも活躍する展開ってのは、将来が不安ってコトだからねえ。河端・五十嵐・石井弘が活躍できなかったのは仕方ないと諦めるとしても、若手の台頭が乏しかったような…
 
 「使わなかった監督が悪い」ってのは、一理ある。けど、どうもそれだけじゃないような…何が悪いのかはわからないけど、どうもピリっとしない。正直、私も「使いにくい」と思うなあ。
 
 もっとも、今期はスワローズにしては珍しく「先発陣に多少安定感があった」ことが、2番手以降に投げる若手のイマイチっぷりを際だたせたかもしれない。昔は「とにかくお前らが育ってくれなきゃ…」って悲壮感があったけど、今はそこまで追いつめられてないからね。とはいえ、その先発陣だって「大穴がない」って程度であり、もう少し貯金が計算できる奴が欲しい。来期は少し不安だねえ。
 
 文句は付けたけど、いわゆるロートル陣は頑張ってくれた。石井一は昔の凄みこそなくなったけど、独特の安定感は相変わらず。木田もかなり踏ん張ってくれたし。高津も何だかんだ言ってクローザー務まっていたからなあ。コイツらがいなかったら、どーなってたことやら。
 
 本来なら、いわゆる消化試合に「来季の期待株」探しが行われる。けど、今期はどーもそういう雰囲気が薄かった。せいぜいが、高卒新人の村中を先発させただけ。むう、何故だ。それが古田イズムなのかな?その村中も、まだ来期を語るほどじゃない。勝負は来年の成長でしょ。そんなのはわかっていたことであって。個人的には、もう少し「消化試合らしさ」を出してくれた方が好みなんだけどな(笑)。
 
 というわけで、現時点では「来期のことはさっぱりわからん」ってことになるかな。今の投手力じゃ、ペナント1位は難しい気がするけど…ついでに言えば、岩村がついにメジャーへ行っちゃうし。
 
 救いを求めるなら、来期からついにセリーグでも「プレーオフ」が始まることかな。スワローズは短期決戦得意だからねえ。何とが誤魔化して3位までに食い込めば、やりようはいくらでもある。邪道ではあるかも知れないけど、これもまた1つの「強さ」であることは事実。
 
 それと、今年の高卒新人の増渕君は特に期待が大きい。なにせ、生粋のスワローズファンだって話だから。入団しただけで満足されちゃ困るけど、そんなタマじゃなさそうだ。スワローズを背負って立つような、大投手になってくれることを期待したいね!
 
 ま、今期も何だかんだ言って野球は面白かった。多分来期もそうだろう。流行廃りは世の常だけど、みんなもっとちゃんと見るといいのに。そう思いますね。