1月28日2018/01/28 20:18

 前略。久々にアホウな行動ぶちかましたので、レポートを。簡易版は出してあるので、ソレだけでいいかとも思ったけれど、まあ何となく。
 
 キッカケはコミケ初日。ウォーゲーム系の某サークル主催から、「仙台でウォーゲーム同人誌が出るらしい」と聞いた。普通ならば「へー、そりゃスゴい」で終わる話だろうけど、私はそうじゃない。とりあえず「重大極まりない挑発的行為」に認定した。
 
 帰宅後に調べてみた所、1/8(祝)に仙台の夢メッセみやぎとかいうトコロで仙台コミケとか言う即売会があり、ソコにウォーゲーム同人誌を持ち込む予定のサークルがあるらしい。何とかソコまではわかった。しかし、サークル名はわかっても参加サークルリストが公開されてない(公開されたのは12/31から)し、具体的な行き方も良くわからん。どーしろと?ってなもんだ。
 
 そこでまあ、「こんなこともあろうかと!」ってな手段を使うことにした。コミケ3日目・ジャンル「評論・情報」にある「地方の同人誌即売会のレポート」を出しているサークルのトコロに出向き、「すいません、仙台コミケってどう行けばいいんでしょうか?」と聞いてみたのだ。ココの新刊は毎回ゲットしているし。
 
 アホウな質問であるにもかかわらず、親切な回答をもらえた。交通手段としては「バス停がわかれば、仙台駅からバスが手っ取り早い」そうな。会場の最寄り駅はJR東・仙石線の**だけど、ここから徒歩はちと遠い。バス使うなら仙台駅からのバスと同一なので、仙台駅から乗る方が手間が少ないとのこと。この情報をヒントにまた色々と調べ、とりあえず行き方はわかった。素晴らしい。
 
 ちなみにだ。我が家の最寄り駅大宮から仙台までは早いと1時間程度。そこからバスで40分ぐらいかかるそうな。東京ビッグサイトは東京駅に40分強かかり、ソコからバスで40分(コミケの時は直行便が使えるのでもっと早い)くらいかな。「ビッグサイトとあんまり変わらない、幕張メッセと同程度」と自分を誤魔化し、行くことにしました。
 
 焦って仙台駅を降りたので、西口と東口を間違えそうになり、バス停に着いたのは出発予定時刻ギリギリ。コレを逃すと次のバスは1時間後(苦笑)。ただ、仙台駅始発ではないので、バスにありがちなことに少し遅れて到着したので助かった。バスはぶっちゃけガラガラ。でも、会場には参加者がそれなりにいた。仙台はクルマ社会だってコトを実感しましたね。
 
 開始を待つ一般参加者は、7~8割が女性。想定の範囲内である。私は地方の即売会はあまり行ったことがないけれど、そーゆーものだって情報は知っていた。基本的にはこーゆー即売会に用事はない(いわゆる男性系がどうこうってだけではなく、ゲーム・メカミリ・評論情報系も弱くなる。スポーツ系も「選手萌え」色が強くなり、データ解析系が弱い。)けれど、全く無いってワケでもない。そこは問題じゃないんだけど、「こんな即売会でウォーゲーム同人誌を売る」のはいかがなものかと。ぶっちゃけ、「売り上げゼロ」であっても何の驚きもない。そーゆーモノである。「ゲムマ・コミケ以外で頒布しても勝負にならない」ってのは、私だけじゃなく複数の関係者が証言していることだし。
 
 しかーし!私の予想は甘かった。私以外にこの同人誌を購入する奴がいたのである。ウォーゲームに興味なさそうな同行者が居た所から考えて、おそらく地元組。年齢はかなり若い。少なくともオッサンではない。持っていた荷物の量(少ない)やら何やらを考えると、おそらく他のどこかのサークルが主目的ではなく、この同人誌のために出現したようだ。ほぼ純粋な「ウォーゲーム初心者」ではないかと思われる。
 
 そりゃあね、そーゆー存在がまだ居るってのは知っている。ゲムマでa-gameの体験卓付近をうろついてりゃあ、見かけることは出来るし。けれども、絶滅危惧種であることは間違いない。まだまだいるんだこんな奴…と感動した。うんうん、正直この光景を見ただけでも、仙台まで遠征した甲斐はあった。
 
 とまあ、気分良く帰路についた…のだけど、ここでちょっとしたトラブルが。帰りの新幹線に空席がねえ…これだけで1時間待たされました。おまけに比較的律儀に停車する新幹線(コレが普通)に乗ったので、時間かかるかかる…当たり前だけど、仙台は遠いと実感させられました。
 
 その2週間程度後、私は大阪にいた。目的は即売会。コミックトレジャー。コミケで買い逃したブツを仕入れることが出来るので、行くと便利ではある。ここには私が「ウォーゲーム系」だと分類しているサークルが2つほどある。ソコに仙台で仕入れた同人誌を差し入れしてきました。実のところ、仙台まで遠征した最大の理由は、「コミトレでコレを差し入れたら喜ばれそうだ」だったりする。もちろん、とて~も喜んでもらえました。
 
 ウォーゲーム同人誌のためにこーゆー遠征をする馬鹿は、私の他にいない。いてたまるか。だからどうした、というのはある。けれども、まあその価値はあるんじゃないかな。少なくとも私はそう思う。「この業界、まだまだ捨てたもんじゃない」ってことを強く実感できるしね。ただまあ、そのために仙台やら大阪まで遠征するのは、費用的に見てどうなんだろ。あんまり考えない方がいいな(苦笑)。
 
 え?本の内容と感想?それは買え。買って自身で判断してくれ。通販やるはずだから。ココを見るようなウォーゲーマー相手にそーゆー容赦するほど、私は甘くないぞ。運が良ければコミケに出るって言ってたから、ソコで入手するのもありかもね。