5月3日2015/05/04 00:21

 ゲームマーケットまであと少し。そこでまあ、思いつきをこの場で発表しておこうかなと。会場でウォーゲーム関係者に、「秋のゲムマで何かイベントやりませんか?」って提案ができたらなあ…と考えてます。はい。
 
 キッカケは色々ある。最も大きいのは、ウォーゲーマーSNS「Mustattack」で、「(SLGが)ゲームマーケット大賞に見向きもされないのは、空しい」って趣旨のコメント見た事かな。ならば、会場内のウォーゲーマーが「我ら此処にあり」と胸を張れるような何か(具体案ゼロだけど)をやれたらなあ…と思って。
 
 正直に言う。私はいわゆる即売会に、「作り手の笑顔」を見るために足を運んでいる。手間暇掛けて作り上げた作品を受け取ってもらえるというのは、作り手にとって幸せなコトである。だから、私ごときが「下さいな」と言っただけでも、笑顔で迎えてくれる。応援している作り手がそういう笑顔を浮かべる姿は、何物にも替えがたい喜びだ。
 
 だからこそ、何らかの理由で作り手が背中を丸めていると、私としてはとて~も哀しくなる。良くある理由は「売れない」「理解してもらえない」だね。そんなコト言うなぁ~!少なくともココに1人「買いましょう」「理解しようと努力しましょう」って奴がいるじゃないか!そう言いたくなる。いや、もっとぶっちゃけて言おう。下らない理由で膝抱えているようなヒマがあるんなら、オレのために作品を作り続けろ。その原動力になるのならば、カネ(入手する対価)とヒマ(即売会に足を運び、「いつも有り難うございます」とアタマ下げる事)は大量にかけてやる。
 
 そりゃあね、私は単なる「買い手の1人」でしかない。出来る事に限界はある。「SLGはゲームマーケット大賞からハブられている。寂しいなあ」などと言われても、私に直接出来ることは何もない。主催のアークライトがSLGをハブる理由もわかるしね。けれども、だからって私が「仕方ない」で片付けていると思われても困る。作り手を激励できない己の不甲斐なさが、恨めしくて仕方がない。無力感とはこのことか。歯がみしたくなるほど悔しい。
 
 それにだ。私は、「無力だ、何も出来ない」で片付けちゃ駄目だろ。私はどう考えても日本一の同人ウォーゲームコレクターである。ただコレクションしてるだけじゃない。複数の…というより大半のサークルと「顔見知り」であり、ある種名物というかご当地キャラというか…と化している。限界はあるだろうけど、その気になれば、それなりに出来る事はあるはずだ。無力感をかみしめているようなヒマがあったら、今の私に出来る事は何なのか、真剣に考えろ。そうすべきである。
 
 今のところ考えている事は2つ。1つは、「このジャンルの指導的立場にある商業ブースa-gameに、何かしらイベントをやってもらう」というもの。カタログに「こーゆーイベントやってますよ」と掲載されたなら、関連ジャンルのサークルとしてもちょっと嬉しいはず。肝心のイベント内容だけど、初心者向け講座や公開対局などが考えられる。ウォーゲームはプレイ時間が長くて当たり前なので、マニア向けの「重い」モノは尺が足らなくなりそうだし。幸か不幸か?私は「公開対局」の経験があるので、その経験と反省(反省だらけって話はあるけど)を情報として提供することも出来る。問題はa-gameがこの案を飲んでくれるかどうかだけど、説得する手法はいくつか考えられる。
 
 もう1つは、SLG系サークルで共同イベントを行う。まあ、スタンプラリーとかだね。ハガキ大の販促物(ハガキゲームがベストだけど…)を配布し、全部集めたら…ってのも面白いかも。とはいえ、流石に大きな負担は要求できないはずなので、結局は無難にスタンプラリー程度に落ち着きそうだけど。実は既に非公認スタンプラリーやっているトコロがあるくらいなので、会場や主催者関連の問題を起こす事はあるまい。こーゆーイベントは、本来ならば各サークル間の連絡がタイヘンになりそうだけど、ソコはあまり問題にならないはず。私が連絡役になれば良い。
 
 まあ、このブログでこんなコト書いても意味は無いので、ゲムマ当日に各サークルを回り、「こーゆーことやりませんか?」と話す必要があるだろう。具体的な話はそこでどうなるか次第だな。正直、結局ポシャる可能性は高い。けど、たとえそうなったとしても、無力感を嘆いてイジイジしているよりはマシだ。やって駄目なら、次の手を考えるヒントが手に入る。そーゆー積み重ねが重要でしょ。
 
 SLG系のゲームには悪いところも当然あるけど、良いところも多数ある。だから、ゲムマ大賞の対象になるようなゲームを作るサークルやそーゆーモノを見つけようとしている主催者サイドに対し、「SLGナメんなよ」と、意地を張ってもいいと思うな。「ハブられてる」などと落ち込むくらいなら、無意味に意地を張っている方が良い。そーゆー方向に各サークルをアジるのは、多分私にできる最良の貢献じゃないかな。もっとも、それ以上の事が出来るとは思えないけど。
 
 ま、難しいことは考えず、とりあえずは「何かやりましょう」と言ってみるつもり。後の事は知らん。なんか無駄に忙しくなりそうな気もするけれど、各サークルがやる気を出す原動力の1つになってくれれば、全て報われる。それが私の存在意義だ。
 
 問題があるとするならば、私は当日ひたすら忙しいと思われるってトコロかな。なにせコミティアとのバッティングだからなあ。競馬と違って「午前中に会場内から消える」必要は無いけれど、体力の限界に挑戦するようなコトになりそう。使命を果たすまで倒れないようにしないとなあ…正直、自信ないです。最近体力衰えて衰えて…ブツブツ…

5月7日2015/05/07 23:36

 色々手加減したし、「入手失敗」もあったハズなのに、何故私の荷物はあんなに重いんだ。いや、言い方を変えよう。何故みんな荷物が軽そうなんだ。私はウォーSLGと比較したらコンポーネントが豪華で嵩張る事の多い、「ドイツゲーム系」に関しては手抜きしまくったというのに!確かに、「宅急便を利用するのは負け」という、コミケ買い子部隊特有のこだわり(「コミケ初日終了後、○○駅で荷物引き取る」と言われた場合、「イエッサー」以外の返事は出来ないので、ソコまで荷物担いでゆく)が敗因だとは思うけど。
 
 色々面白いコトがあったので、GW全体を振り返るような感じで行こう。4/26に音系即売会「M3」がTRCで。相当手加減したはずなのに、それなりのCDが手に入った。これに関しては、「そーゆーもんだ」としか言いようがない。特にピアノ系の曲を試聴しちゃったら、「ウチのヘッドホンで聴いたら…」って考えちゃうからなあ。なお、全部PCに叩き込んでCDは原則廃棄した。以前「CDはそうしないと…」というアドバイスをもらったので。多少勿体ないけど、「魂」は無傷なので許して欲しい。
 
 5/2は巨大即売会・コミック1☆9(9回目ってコト)が。若干寝坊してスタートダッシュに遅れ、複数の買い逃しが発生。ま、朝早く出てもゼロに出来なかったのは間違いないってレベルなので、あまり気にしないコトにする。どーせこの日のメインは同人誌であり、ソレは書店委託で何とかなるから。グッズやコピー本が重要なんだよ!ってサークルはある程度網羅できたし。ただ…ソコにも買い損ねがあるんだよな。反省。
 
 5/3は競馬。春天。春天は何かと忙しい時に開催されるので、長い事WINSで対応していたんだけど、今回は競馬場へ。そこで素晴らしいモノを目撃した。隣にいた友人がWIN5当てたのだ。これは「対象5レースの勝ち馬を全部当てる」ってもので、ぶっちゃけ馬券と言うよりは宝くじに近い。しかも好配当。まあ、色々あるので誰がいくらって話は省略するけど。いやまあ、いいモノ見せてもらいました。ゴチになったし。
 
 その翌日は体力温存の意味も込めて、マッタリモード。「ヲタク絵の展覧会」をハシゴしてきました。まずは信濃町付近のアートコンプレックスセンターとかいうトコロでやってた「四艶少女画展」。入場無料。「いかにも画廊」って感じで、あまり大きくない会場。でも、ソコがむしろいい。人も少なめだったし。やはり絵は落ち着いた環境で見るとナイスだからなあ。その後は秋葉原UDXに移動して、毎年恒例「絵師100人展」へ。こちらは絵の枚数が100枚と多いし人も多いので、若干「せわしない」感じがする。美術館にたとえると、前者は常設展示を、後者は企画展示を見ているような感じ。ルーブルやら英国ナショナルギャラリー&テイトギャラリーを観に行った経験からすると、良い絵は落ち着いた環境で見られる常設展示で見るのがナイス。少なくとも私の好みではある。
 
 もっとも、絵師100人展が悪いワケではない。アレはアレでとてもよろしい。つーか、アレに近い雰囲気を出したくて「部屋中を萌え絵カレンダーだらけにする」ってなコトやっているんだから。「○○先生の絵は良いなあ。来年用のデカいカレンダー作ってくれねーかなあ」などと考えながらぼ~っと絵を見ているのは楽しいです。
 
 5/5。ゲムマ&コミティア。流石に「コミティア会場全巡回」は諦めました。おまけに入手するモノも相当絞りました。ゲムマもかな~り手加減し、おまけに買い逃しも出ました。にもかかわらず、荷物が重い重い。でもまあ、何故か出展者入場証が使えたので、色々助かったけど。いやね、世の中には義理人情ってモノがありまして、「入場証あるよと言われたら、受け取って感謝と歓喜に満ちあふれた笑顔を見せる必要がある」サークルがあるんだよ。そーゆーモノなんだよ。
 
 ゲムマで入手したブツだけど、SLG系は全部網羅したはず…と思ったら、1点カン違いで入手し損ねたブツがある事が判明。KEY商会(G01)のブツは「大阪で入手済み」だと思っていたんだけど、これはコッチの記録ミスだと判明。申し訳ない…ただ、完全新作ではなく改訂版の入手ミスなので、許して下さい。他は新作は全部ゲットできたかと。持ち込み数3とか7とかいう、「買い子泣かせ」なブツも含めて。それに加えてタンクハンター第2版の拡張セット「イェーガー」と「ダウンインフレームズ日本語版」を会場でゲットし、SLGじゃないモノをいくつか買っただけなんだが…その程度なのに、何故荷物が殺人的に重い。
 
 入手し損ねたブツについても語っておこう。「長征」をテーマにしたゲームがあったんだけど、テーマがテーマなので急いで入手する必要は…と思ってコミティアに向かったら、戻ってきた時には完売してた…何故あんなテーマで!ってのは、SLG系ゲーマー特有の考えになるのかな?私だけじゃなく、複数のSLGゲーマーから「欲しかったけど、売り切れてた」という話を聞いた。
 
 とりあえず重かったブツは、2つの野球SLGかなあ。私の知る限りに於いてではあるけれど、現在日本では5つの野球SLGが存在している。全部同人。私はこれらのカードを眺めてニヤニヤしたりため息をついたりするのが大好きであり、全部集めようと努力している。2014年NPBのデータはAPBA(名工大シミュレーション友の会)・ザ☆ビッグプロ野球(複数)・インパクトベースボール(八川社)の3つは入手済みだったんだけど、卓上野球機構(サークル名同じ)はまだ。それに加え、従来データダウンロードにしか対応してなかったPFB(YSGA)のカードが発売に。コレをコンプリートせずにどうする?ちなみに、今回のゲムマではAPBAを除く4作品がそろい踏み。真面目に「世界よ!これが日本の野球文化だ!」と言いたい。野球関連の博物館のような「関連文化」の歴史・分量は確かに米国には大きく劣るだろう。けど、日本にもチャンと関連文化は存在するんだ。これもまた我々の野球愛ってものだぜ!
 
 コミティアについてはあまり語る事がない。手抜きしまくりだから。実質「挨拶回り」中心。確実に個体認識されてるサークルがいくつか、個体認識されてるかもなあ…ってサークルもいくつかあるので、基本顔出さないワケにはいかない。つーか、「5/5のコミティアに来てくれたら嬉しいです」などと言い放ったサークルに顔出さなかったら、切腹モノである。それが全てじゃないとはいえ、関西からわざわざ遠征してくれているというのに。この件については、私は本当に幸せ者だと思う。なお、ココでもアナログゲームが頒布されていた…「何を考えてこんなトコロでゲーム売っているんだ!」って聞くために、買っちゃいました。「言いたいコトがあるなら買ってから」は、即売会のマナーだと思う。
 
 なお、先日触れた「ゲムマに参加してるSLG系サークル連携で、何かやる」って構想については、とりあえず挨拶回りはした。まずは対面して頭を下げる。やはり人間関係の基本はコレだ。単なる構想段階なので反対意見などは出にくいと踏んでいたけれど、実際「色よい返事」をもらえまくったのは、嬉しい事だな。特に、この業界では大手扱いしてイイa-game(国際通信社)・サンセットゲームズ・BOARDWALKから前向きな返事をもらえたのは大きい。同人オンリーだと「ちょっとした景品」を用意するだけでも色々タイヘンだけど、出版社・メーカー・ショップが協力してくれれば心強い。
 
 とりあえず現段階では、「正式な連絡」を各サークルにメールその他って形で出し、なるべくなら相互連絡体制を築くことになる。連絡役は基本私が引き受けるとしても、私を経由しない横の連絡網も用意しておいた方が便利だと思うし。現在連絡先などを整理し、メールの文面考えている所。今週末ぐらいに送信したいなと。将来的には今回のゲムマに参加して私がアタマ下げたサークルだけじゃなく、コミケにしか参加できないようなサークルなども連携して相互協力体制を築いていきたいなと思っている。
 
 具体的に何やるかだけど、とりあえずはスタンプラリーはどう?って話をした。元々SLG系ってある程度固めて配置されるので、色々と物色するのは楽って話はある。それでも、「こーゆーモノもあるよ」って宣伝をする意義はあるかなと。可能ならば、商業ブースを構えているトコロに主催者側と交渉してもらい、公式スタンプラリーにしたい。それで効果があるのは初心者向けのモノを扱っているトコロ限定になるかも知れないけれど、マニア向けでカタログ掲載効果があまり期待できないサークルであっても、モラルは上がるでしょ。大事なのは気持ちだよ気持ち。
 
 あと、野球SLG系のサークル各位には「野球SLG系合同のペーパー出しません?」って提案もしておいた。複数のゲームを入手して比較してみたい…と考える人間は、ある程度いると思うので、宣伝による相乗効果を期待しても良さそうだ。もちろんこれらのサークルはライバルでもあるんだけど、同時に同志でもある。NPB所属12球団が「基本的には競争相手、だけど相互の協力は必要不可欠」であるように、時に協力しても良いのではないかと思う。さっきも書いたけれど、これもまた野球文化だ。
 
 もちろん、他にも色々と出来そうな事は前向きに検討していきたい。私だけがアイデアを出すのではなく、各位からの提案も募集したいね。私にそーいったことをまとめるだけの器量があるかどうかは…えっと、頑張ります。大事なのは「継続性」だ。一過性のイベントどうこうではなく、活動を継続して行けるかどうかが重要だと思うので。実績をいくつも積み重ね、非SLG系のゲーム関係者から「SLG系は横の連携が強くて羨ましいですね」と思われるくらいにするつもりでやらなきゃ駄目だと思う。ドイツゲーム系にゲームマーケット大賞があり、TCG系はブシロード&マジックという「その気になればオンリーだけでゲムマ級の人数を動員できる」大物参戦。TRPGは普及の総本山とも言えるJGCが参戦し、次回以降コラボを強化してきそう…ときたもんだ。ここでSLG系が意地を見せなくてどーする。「余所は余所」で片付けられるほど、私はオトナじゃねえ。
 
 その中心人物がF男なのはどうよ…って話は大いにあるんだけど、それは言っても仕方ない。現状、こんなコトをやろうって意欲を持った人間は私しかいないのだ。それに、私は一応顔が広い。普通に考えれば、話を聞いてもらうだけでひと苦労のはず。そこを何とか出来るような人間は…うん、多分私が最適だろうな。他の名前を出そうモノなら、複数の関係者から激しいツッコミが入ると思われる。基本的には誰にでも出来る事しかやってないつもりだけど、「活動の幅」が違う。
 
 まあこの話はココまでとしておこう。打ち上げ絡みの話があるので。正式には「このシミュ2015」って同人誌(まあ半分商業誌みたいなモノだけど)の打ち上げではあるけれど。色んな意味で後ろ髪引かれつつビッグサイトを後に…する前にヤニ補充をすべく喫煙所に向かったら、なんか見た顔が。なんと、私の「コミケにおける上官」だった…基本は立体造形の人なので、同日開催していた「トレジャーフェスタ」に参加していたのだ。いるんじゃないかと思いつつ、確実に会えるワケじゃないと顔出すのを断念していたのだけど。まあなんつーか、私にとっては「返事はハイかイエスの二択」って存在なので、つい長めに話し込んでしまいました。おかげでチョイ遅刻。ま、深刻なレベルじゃないけど。
 
 いちいち打ち上げの話をするのは、これだけが理由じゃない。ウォーゲーマー集団の飲み会のクセに、若い女性が2人もいたからだ。ちなみに両名ともゲーマーの娘さん。そのおかげで?若い頃はあーだこーだという話題で盛り上がりました。しっかしまあ、女子高生15歳は若い。私は既にゲーマーだったけど、まだコミケに参加してなかったし、競馬を覚えたのもその後だ。つまり、今の「F男」が完成したのはもっと歳喰ってからの話である。昔から成長してない気がする私ではあるけれど、流石に15歳は「まだ成長途上」だぞ。ちなみに、酔っていたのでそーゆー相手に「ヘンな事」教えちゃったような気がするんだけど、良かったんだろうか…
 
 後は重い荷物引きずって帰宅して、5/6日は荷物整理。整理しきれてないけどね。連絡先もまとめないと。ああ、真の意味でGWが終わるのはいつになることやら。ま、毎度の事だけどね。
 
 同人誌即売会とは、同人誌や同人ゲームを入手するための場…というだけではない。作り手と受け手の交流の場でもある。特に私の場合、「即売会で顔を合わせるだけで、実は本名その他ほとんど知らない」な~んて関係の方々が山ほどいる。そういった方々との交流は、やはり嬉しいものです。そんなわけで、このGWはとても幸せでした。重い荷物・スッカラカンの財布といった副作用はあるけれどな!(笑)

5月17日2015/05/17 23:28

 ワンアンドオンリー、キングジョージ回避…どうやら馬主が小賢しいこと考えやがったらしい。ちっ、理性のある奴はコレだからよお。おかげで私の遠征計画も白紙に。
 
 SLG系サークル連携構想については、かなりの返答が得られている。順調と言えるだろうな。そろそろまたコチラから何かしら発信しようと考えてはいるけれど、考えがまとまらない。ここは一旦落ち着こうかと。秋になれば毎日何かしら…って状態になるって覚悟は出来てるけれど、今はまだそーゆー時間帯じゃない。
 
 ただまあ、ボンヤリしてても仕方がないので、考えをまとめる意味でもココで軽く「これから何をするのか、何をしたいのか」語っておこうかと。現時点で取りまとめ役の私が何考えているのか?は、気になる人もいるだろうし。
 
 SLG系サークルをまとめてどーするつもりなのか。まあ、単純に言って目指す所は1つ。「販売促進」だ。宣伝量を増やし、手に取ってもらえそうな層へ「こんなモノがある」と知ってもらい、入手してもらう。サークル単独では出来る事に限りがあるだろうけど、力を合わせて取り組むことによって活動の幅が広がるだろう。単純にそれだけの話だ。
 
 コミケ以外の、ある程度大きい即売会を知っている人間なら、「プチオンリーとか部活動みたいなモノ」と言えばわかるかもしれない。そもそも、私がSLG系サークルをまとめようと考えたのは、その辺がヒントとなっている。最も近いのはコミティアの部活動かな。こーゆー集団を形成し、互いに「同ジャンルのサークルは他にココがありますよ」と紹介し合うことによって、人を集めやすくする…ってな感じ。
 
 ただし、単純に「数は力なり」って考え方では駄目だろう。焦点がぼやけていては、あまり効果は出ない。その意味では、「SLG系サークル全体」というくくりは、少々「焦点のぼやけた」集め方かな…と思ってはいる。もう少し絞り込んだ方が、効果的な宣伝が出来るのでは。歴史系もSF系もひとまとめ…ってくくりは、色んな意味でどうかと思う。
 
 しかしだ。「こーゆー単位でまとまって宣伝すれば、効果的じゃね?」ってなアイデアがあったとしても、実際そーゆーサークルが集まって何か出来るか?ぶっちゃけ、簡単なコトじゃないと思う。アタマ下げてサークル連合体を構成し、連絡取りまとめて具体的に何やるか決め、実行する…このためのハードルは正直高いでしょ。
 
 そのハードルを下げるために、何が必要か?ここでSLG系を1まとめにする意味が出てくる。「下地」としてそーゆー集まりがあれば、連携は取りやすいはず。まとめ役の私に「こーゆーアイデアがあるんだけど」と振ってもらえれば、「連絡は任せて下さい」と言えるわけで。また、「共通の宣伝ペーパー作り」とか「スタンプラリー」といった比較的単純な手法を採用するのであれば、そのノウハウを提供することも考えられる。現時点ではそんなノウハウは持ってないけれど、そのうち自然と集まるはずだ。
 
 更に、この活動が他ジャンルのサークルにも周知されれば、そーゆートコロと組む際もやりやすくなる。ぶっちゃけ、「戦国時代」「三国志」ってなテーマのゲームは、SLG系に限らず存在する。そういったゲームを扱っているサークル合同で「三国志祭り」なるものを展開することは、色々意味があるんじゃないかな。理想を言えば、そういうくくりでサークルをまとめるのは、主催者側にお願いしたい。でも、現状主催者側に「プチオンリーを作ろう」って発想がない以上、別の誰かが成功例を作って「こーゆーのはどうよ!」と突きつけてやらなくちゃイケナイ。世の中とはそーゆーモノだ。
 
 つまりだ。私がやりたいのは、土台作りである。まずは多めのサークルを結集してしっかりした土台を作る。後はそれを利用して各サークルがより小さい連携を作る。そーゆーものを作りたいのだ。ま、あくまで理想型だけどね。
 
 この構想の問題点として、「私はあくまで土台作りしかしない」って部分がある。実際は色々提唱したりはするだろうけど、やはりキホンは各サークルの自主性に強く依存する。ということはだ。「黙ってオレに付いてこい!」とは言えないんだよね。ぶっちゃけ、何か新しいことをやる時には、こーゆーワンマン型のやり方が有効だ。けれども、今回そーゆー手法には頼れない。ある意味私の手を離れた所でどうこう、って話が出来るようにする必要がある。これは…うん、まあタイヘンだと思う。単に個人の人望とやる気と能力で周囲を引っ張ればいいってモノじゃないから。
 
 とはいえ、救いはある。私が「ノセて行動してもらわなきゃイケナイ」対象は、各サークルのアタマである。「俺はこうしたい」という強い意志があるに決まっている。でなけりゃサークルのアタマとして同人ゲーム作ったりしない。そーゆー声をきちんと聞いて、まとめていけばいい。自主性の乏しい指示待ち野郎を率いるのとはワケが違う。既に「ウチはこう考えている」「こーゆーコトやらないか」ってな感じの「自己主張の強い」コメント・意見が届いているし。コレはコレでアタマの痛い側面もある(苦笑)けれど、頼もしいことも事実だね。
 
 まあ基本原則としては「黙ってオレに…」じゃ駄目だってのはあるけれど、土台作りに着手したばかりの現段階では、必要に応じて…というより、かなりの部分を私が引っ張り上げる必要があるんだろうな、ってのはある。まあ、その辺覚悟は出来てます。つか、その覚悟もないのにこんなコト提唱できないよ。
 
 ちなみにだ。一部即売会の「プチオンリー」というイベントは、「このまま盛り上がり続けるようなら、オンリー即売会の開催も」ってコトが視野に入っている例もある。どちらかと言えば「最初から諦めている」か「既にオンリーが存在している」モノが多いけど。ってことはだ。SLG系の連携を高めていった先には、SLG系オンリーの即売会という案があってもいいことにはなる。現時点では単なる妄想だけど、二次創作系のように「ネタ元の作品が完結しちゃったら萎んじゃう」ワケじゃあない。時間を掛ければあるいは…って話はあるかもね。そんな条件が整う日が来るとはまるで思えないけど、遠大なる夢としてそーゆーモノもある、と言うことは出来る。
 
 とにかく大切なことは、先を見据えつつ続けることだと思う。一過性のモノは論外。惰性で続けるのもよろしくない。最終的勝利を掴むため、「今できること」をうまく積み重ねてゆかなくてはならない。それが作戦術ってモノ…でいいんだよね?業界の現状を考えれば、目の前の障害は独軍より凶悪だ。それでも、勝利も敗北も全部糧にしてベルリンを占領した赤軍よろしく、戦い続けて勝利を掴まなくてはならない。
 
 とまあ、なんか大きなコトを語ってみたけれど、現状はデカいコト言おうが言うまいが、やるべきコトにあまり代わりはない。遠大な目標のためだろうが、単なる目先の勝利のためだろうが、「とにかくあの丘を獲れ!」ってことだ。ただ、勝った負けたを考える時に重要になってくる。何が何でも占領するつもりで頑張るのか、相手が躍起になって大戦力投入してくれたのなら負けて良しとするのか、その辺の見極めに関わるからね。個人的意見だけど、こーゆーイベントでも「勝ち負けの判定」は重要だと思う。ただ勝てばいいってモノじゃないけど。
 
 とりあえず、私なりに「目指したいモノ」は提示した。後はコレが妥当なモノか再考し、必要ならば修正し、「これで良し」となった時点で「これを達成するために、具体的に何をするのか」を考え、勝利条件(負けを覚悟で困難な目標を設定する場合も、確実な勝利のため小さな目標を目指す場合もあり得る)を設定し、実行し、勝った負けた・副次的に得られたモノ失ったモノを評価し、次に繋げてゆけばいいだけの話だ…なんかタイヘンな気がしてきたけれど、ウォーゲームの作戦研究って結局こーゆーコトの積み重ねだからなあ。それを考えれば、何とかなる…のかぁ?
 
 何度も繰り返してきたような気がするけれど、「何故F男が」「こんなコト本当に実行できるのかぁ?」ってな部分は悩む意味がない。私しかいないから。これは純粋に私個人のための戦いである。同人SLGが盛り上がって最も得するのは、誰が何と言おうと私だ。そこに異論を挟みそうな人間を見たことがない。自分のため、自分で闘う。当たり前のことじゃないか?他力本願で何とかなるような領域じゃ無いんだから。だから…とにかく闘い続けるしかない。他に出来る事はない。やれやれ。
 
 まあ、何がどーなるのか現時点ではサッパリって気がするけど、幸い時間はまだある。油断はしないけど、焦らずジックリやるしかないでしょ。はあ。来週辺りまでに「こーゆーコトを目指して、こーゆーコトをやろうと思ってます」ってレベルに話をまとめておき、また各位に連絡取らないと。問題は山積みだなあ…