4月1日2018/04/02 00:17

 唐突だけど、私は「ただし!その腕前は日本じゃ二番目だ」と言われてみたいと思っている。「ボードSLG限定なら、どう考えてもオレが日本一の同人ゴロでしょ」な~んてうそぶいているトコロに、この台詞言われてみたいなと。ま、どう考えても無理だけどね。このジャンルで私に勝てる奴がいるとは、とても思えない。それぐらい、私はズバ抜けた馬鹿だ。
 
 関西でのゲームマーケットが大阪に戻ってきた。しかもインテックス大阪。ついにあそこに見合うだけの規模になったか…と感動しましたね。ソレを記念して、今回はガッツリ攻めようと、珍しく土曜から関西入りし、国際通信社主催のゲーム会「ウォーゲーム士官学校」に顔を出すことにしました。
 
 とはいえ、関西は遠く、私は朝に弱い。実質トークショウ&飲み会に参加するだけだろな~と思っていたら、まあそんな感じ。トークショウは、思いっきり要約すると「電脳ゲーム界や非SLG系ボドゲからウォーSLGに寄せられるアツい視線に対し、我々はどう応えてゆくのか」ってな感じかな。司会の徳岡氏が様々な知見から感じている「ボードウォーSLGに対する注目度」を紹介し、それを我々側が取り入れてゆくにはどーするこーするって意見を鹿内・中黒両氏が述べる…ってな感じかな。ためになりました。
 
 ちなみに、諸般の事情により私にも発言機会があった。「さいたまオフラインはどうやって萬印堂を見つけ、今も利用しているのか」って質問に現代表が「経緯を良く知らない」と回答したんじゃ、私が助け船出すしかないでしょ。普通の同人誌からゲーム付き同人誌にレベルアップしようって話が出た時、印刷所のチラシ集めていくつか候補見つけてきたのは私だからして。萬印堂さんに関しては、ゲームマーケットに「ボードゲームの印刷引き受けますよ」ってアピールのため出展してたので、チラシもらって推薦した記憶がある。元をただせばさいたまオフラインはボードゲーム色が濃いサークルで、コンポーネント面でも「やはりユニットは抜き打ちにしたい」って要望が強かった。でも、そこを何とかしてくれそうな印刷所なんてロクに知られてなかったのよね。そもそも、同人ゲーム全体のコンポーネントがまだ貧弱だった時代の話だし。同人ゲームのコンポーネントは近年急速に発展した分野であり、そうなったのは印刷所及び各サークルの各種努力の賜であると思う。いやホントに頭が下がります。
 
 その後飲んで馬鹿話して…宿泊先はマンガ喫茶(苦笑)。だってPCの前に貼り付く必要があったから。ドバイワールドカップデーだからだ!レース映像を香港ジョッキークラブのサイト(映像の配信が世界一早い。少なくともJRAより早い)で確認しなくてどーする。とりあえず、サトノクラウン全力で走ってないでしょ。あの行きっぷりの悪さ、最後直線での気合い不足は画質の粗いネット映像でもバッチリわかるレベル。モレイラ何やってんだ。自宅だったら思いっきり罵声浴びせてPC蹴飛ばしてただろうな。あまりの悔しさに目がさえて、ちーとも眠れなかった。
 
 懸命にアタマ切り替えて、ゲムマに向かう。いつものこととはいえ、「知り合い」のサークルだらけで困る。挨拶回りして新作買うだけでえらい荷物になるんだよな。ま、ソレが楽しくて同人ゴロやってんだからいいんだけど。金額?聞くな。入手したモノからいくつか紹介すると、まあ知り合い系ではSLGamer最新号か。ずいぶんと待たされたからなあ(苦笑)。付録ゲームは空戦モノ。ヘクス空戦ゲームは独特のロマンがある。これはわかる奴にはわかるんだけど、そんな奴は絶滅寸前だ。ただまあ私も絶滅危惧種の端くれではあるので、単純に嬉しいね。もう1つは、あえて知り合い以外から入手したモノを。
ゲーム紹介系同人誌「銃・ボードゲーム・鉄」。これはいわゆる「血生臭い」ボードゲームを紹介するってシロモノ。「トワイライト・ストラグル」はともかく、「ディプロマシー」紹介しているのは笑った。いやあ、こーゆー切り口の同人誌があるってのは、業界的には嬉しいね!そーゆージャンルの深淵に引きずり込んでやろうか?クケケ…ってのはさておき、前の日にウォーゲーマーの前でこーゆー切り口のことをアツく語っていた人がこの本の存在を知らないのは如何なモノかと!と思ったので、徳岡氏に「こーゆー本見つけた」と報告しておいた(笑)。真面目な話、徳岡氏が「ウォーゲーム士官学校」トークショウで語っていた説の正しさを補強する証拠の1つだと思う。氏があの場で提唱していた「理論」が正しければ、このような同人誌が「観測」されるのはむしろ当然だろう。惜しむらくは、この同人誌にa-game・サンセット・GJが出したゲームが紹介されていなかった点だな。ガチなウォーSLGは流石にまだ早いとしても、各社ココで紹介されてもおかしくない商品抱えているでしょ。アピール弱いよ!何やってんの!
 
 なお、この日同じインテックス大阪でフツーの同人誌即売会が開かれているとチェック済みだったので、そっちも偵察してみました。「腐女子向け」即売会だとわかっていたんだけどね。案の定、ほとんど用事はなかった。ちょっとイイ感じの便せん見つけたけど(苦笑)。けれども、ヘタリアのサークルもあった関係上、軍服っぽいカッコしたお姉ちゃんがいたのは笑った。「鉄十字章ですか。どんな武功が?」とか聞いてやろうかと(笑)。なお、この即売会の雰囲気は、私が仙台コミケで味わったモノと同じである。「こんな雰囲気の中でウォーゲーム同人誌を頒布し、しかもF男以外に入手した奴がいる」という事実がいかにトンデモネーのか、味わういいい機会だったかも。しまった、神保氏にカタログ押しつけて、「後学のため雰囲気味わってこい」と言うべきだったか(笑)。
 
 近年に限定すれば、私は疑いようもないってレベルで「日本一の男」である。だからどーした。ただ馬鹿なだけだ。それは間違いない。けれども、そんな馬鹿なコトであっても、貫き通すとたま~にご褒美があるらしい。こんな馬鹿だからこそできたこと、他の誰にもできそうもないことができたりする。ただ、もし日本のトップが私ごときじゃなくて、もっと色んな意味で優れた人物だったならば、この業界もう少し違っていたのかなと思うこともある。だから、いつの日か私の目の前にテンガロンハット被って白いギター持った怪しげなアンチャンが現れ、「ただし!その腕前は日本じゃ二番目だ!」なんて言い出し、全力の私を上回ってくれたら…なんて考えるわけですよ。
 
 なお、サトノクラウンの負けっぷりがあまりにも腹立たしかったので、腹いせも兼ねて大阪杯の馬券買って帰路につきました。ミルコ偉い。モレイラにもアレをやって欲しかったんだよ…

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