9月10日2006/09/11 01:51

 「おはようF男君。今回の君の任務は、秘密結社『サクセンQ』大幹部の接待だ。埼玉県某所に集合する予定なので、精一杯歓待するように。集合場所は大宮駅。例によって、君もしくは君の仲間が呑み過ぎたとしても、当局は一切関知しない。なお、このテープは自動的に消滅する。」
 
 このような指令に対し、私の回答は?もちろん、ただの一言、「イー!」である。下っ端戦闘員なので、他の言葉しゃべれないよう改造されてるし(笑)。
 
 とまあ、土曜の朝っぱらから呼び出され、向かったのは埼玉県伊奈町にある、県民活動センター。ここは怪人タヌキ男様…じゃなかった、有楽斎殿の地元。ココに「秘密結社サクセンQ」大幹部が集結したのだ。
 
 その顔ぶれは、ゾル大佐に死神博士…じゃなかった、「富山の皇帝」平野氏・「嵐をよぶ男」中黒氏・「軍神」鹿内氏…そして、「サクセンQのゴッドファーザー」(命名者)こと、高梨先生である。うわ、ホントに大幹部だ。欠けてるのは鈴木大佐ぐらいか?
 
 さらに「ネオサクセンQ」…じゃなくて「コマンドマガジン」編集の宮永氏が加わり、このメンツを怪人タヌキ男…じゃねーって言ってるだろ!もとい、「埼玉の家康」(やっぱりタヌキじゃ…などと言ってはイケナイ)こと、有楽斎殿が歓待する。「清洲会議ならぬ伊奈会議」などと言うのも当然だね。
 
 集まって何をやったのかと言えば、コマンドマガジン付属予定のゲームのテスト。多分誌上リプレイになるんでは?メインとなるのは、鹿内氏と高梨先生の対戦である。うーむ、まさに夢の対決。
 
 対戦の結果などは雑誌に載るまで秘密としておくけど、やはり大幹部は「何か」が違う。我々下っ端には、遠く及ばないオーラがありますね。私が下っ端戦闘員に改造されて月日が過ぎ、年期だけはそれなりに積んできたわけだけど、その程度では遠く及ばないですよ。
 
 特に高梨先生は…私は「直系」ではないものの、限りなくそれに近い組織の一員だったからねえ。冗談でもヨイショでもなく、私にとっては文字通り「先生」なんですよ。そのご尊顔を拝したら、気分は学生時代。所用あって飲み会まではお付き合い願えなかったのが、本当に残念だったなあ。
 
 いくら年月が経とうとも、世の中が移り変わっても、やはり恩師はいつまで経っても恩師。高梨先生は、厳密には私の恩師ではない(悔しいことに!)けど、それに近い存在だ。こういう「尊敬できる人」がいるってことは、とても幸せなことだと思う。その上さらに「何故サクセンQの大幹部とされているのか」を実感させる「技」を間近で拝見できたのだ。素晴らしい。
 
 こういう勝負は、なるべくなら見逃したくない。当たり前のことではあるけど、実際は色々あってそうもいかなかったりする。けどね、私は今回の勝負が埼玉でなく、英国やドバイで行われても足を伸ばしただろう。それが私だから。私にとってはお馬様も特別だけど、高梨先生だって特別だからね。
 
 久々に拝見した高梨先生と異なり、「軍神」鹿内氏は比較的よく見かける間柄である。でも、この日は特別ご機嫌であられたような。まあそうでしょ。この日は「良き相手」が集結したんだから。良き相手を得て昂ぶるってのが、「勝負師として正しい姿」でしょ。この領域に達するのは、正直大変だよ。勝負事の世界でそれなりに評価されてる存在でさえ、それがわかってない奴も多いんだから。
 
 この日の集まりは、「見せ物」として素晴らしかった。どれぐらいかと言えば、今年のキングジョージ(私が観に行った)に匹敵するね。同じくらい「黄金対決」だもの。もっとも、だからって「何も英国まで行かなくても…」などと考えるようじゃ、駄目なんだな。「そこに素晴らしい何か」があるのなら、行ってライブ見物するよう最大限の努力をする。たとえそれが埼玉だろうと、英国だろうと。私はそんな奴だからこそ「この世界」で生き残ってきたんだろうし、だからこそ今回接待指令が出され、あの場にいたんだと思う。
 
 まあ、その後の飲み会は…地元大宮で呑んだのをいいことに、ドカスカ呑んでも良かったんだけど、そこは手加減しておいた(笑)。でも、美味い酒でしたよ。酒の味ってのは、何を呑んだかだけで決まるモノじゃないからねえ。これからも、こーゆ美味い酒を飲みたいものです。つーわけで、酒癖悪いからって見捨てないで(苦笑)。

コメント

_ o-tsuka ― 2006/09/11 10:25

すごい面々ですねぇ。
夢中で『Simulater』を読んでいた頃を思い出します。

_ F男 ― 2006/09/12 01:08

何が嬉しいって、皆さん揃って「現役」ですからね。やはり古参兵は違いますよ。見習わないと。

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