9月18日2006/09/18 23:11

 本日のネタは、土日に行われたMiddle-Earth東京支部の連続例会について。色んなコトがあったので、オムニバス形式でお届けしましょう。
 
 話題その1は「Twilight Struggle」ワンデートーナメント。ちゃっちゃか終わるゲームなので、簡単なトーナメントをやってみようって話は前々からあったので。私の戦果は初日に2位で2日目は1回戦負け。だけど、どっちも負けたのは同一人物で、その人が総合優勝。ま、良くはないけど悪くもない結果ではある。
 
 ただねえ。久々だったので、結構忘れてる。細かい計算が追いつかない。もう少し修行積んでから挑んだ方が良かったかな。ま、それはみんな同じだと思うけど。それより気になったのが、「結局ソ連の勝ち」ってゲームが多めだったこと。「勝利得点入札して陣営決定」ってだけじゃ、ハンデとしては不足なのかも。もう少し大胆にバランス調整するか、裏表やって勝者を決めた方が良かったかもね。ま、この辺は今後の課題かな。
 
 優勝した宮川氏は、結構強気にソ連をプレイできるよう、勝利得点を入札するタイプ。みんな忘れてることもあり、これが正解と出たようだ。ちょっと前まではもう少し米国が戦えた気もするんだけど…ま、私の場合、ちょっとツキもなかった(相手のカードの回りが良かった)んだけどね。世の中なんてそんなものよ。
 
 もう1つの話題は、関ヶ原トーナメントの報告。チャンプはねだ氏と増山氏の対決は、最終ターンまでみっちり戦った結果チャンプの勝利。これは見応えのある勝負でした。
 
 中盤ぐらいには「増山氏の勝利は堅い」と思っていたんだけど、勝利を決めきれない。最後は怒濤の大垣城攻略が行われ、増山氏の「勝ち」を消すような形でチャンプが勝利を決めた。増山氏の詰めが甘かったと言うよりは、ロープ背負っても焦らずこまめにカウンターを出し続けた羽田氏を褒めるべきでしょ。さすがチャンプ。前回の関ヶ原トーナメントでこの称号をゲットしたのは伊達じゃない。見事な勝利でした。
 
 この結果、準決勝に進出したのは有楽斎氏・庭猟師氏・西新宿鮫氏・チャンプはねだ氏(進出決定順)に決定。ここで組み合わせ抽選が行われ、準決勝は庭猟師氏VS西新宿鮫氏、有楽斎氏VSチャンプはねだ氏という組み合わせに。
 
 ここで私の予想を述べると…まず有楽斎氏VSチャンプはねだ氏は、有楽斎氏の勝ちと見る。技量はほぼ互角の両者だけど、勢いの差で有楽斎氏が上と見た。庭猟師氏VS西新宿鮫氏は、西新宿鮫氏が有利かな。勢いだけ見たら庭猟師氏の方が上だけど、勢いで押し切るのが一番難しい相手と見るので。その意味では、まだチャンプはねだ氏と当たった方が勝ち目があったかも。そして決勝は…西新宿鮫氏かなあ。有楽斎氏はシルバーコレクターだからなあ(笑)。
 
 最後はウクライナ44の話題。最新のコマンドマガジンの付録。人と何度か対戦して、やっと戦い方がわかりました。
 
 ソロプレイの段階では、「なんかおかしいなあ」ってのがあった。まず、赤軍がうまく独軍を包囲できない。これは何度かソロプレイして見つけたんだけど、今度は独軍が守りきれない。困ったモノである。
 
 対戦しても、その点は変わらず。対策として歩兵に反撃かけてみたんだけど、どーもうまくいかない。そこで何度かやってみて、なおかつお互い気がついたことを色々試して、さらに上級者の鹿内氏のささやきを取り入れてやっと「マトモな」展開がわかった次第。
 
 私のドコが間違っていたかと言えば、「南方突破を軽視しすぎていた」ってのがある。ソロなので、独軍も赤軍も南方を軽視してたのだ。独軍が「コッチへ行くよ」って見せかけ、戦力を引きつける必要があるんだな。そうすると必然的に薄い場所が出てくるので、そこを狙う。また、相手の装甲部隊へ反撃するのも忘れちゃイケナイ。装甲部隊を上手にすり減らせば、赤軍に弱いところができるから。
 
 このゲーム、他人と何度かプレイして、やっと「どーすりゃいいのか」がわかるってタイプのゲームだと思う。ぱっと見は単純だけど、奥は深い。色々と怪しげな手を試してみたくなるな。今回は私同様に「ソロしか経験無い」方が相手だったけど、次は経験者相手に色々試してみたいなあ。
 
 とまあ、楽しい2日間でした。ゲーマー冥利に尽きますな。技量がヘタレでも、楽しければそれでいいんだよ。うん。だから、大事なトーナメントで負けたとか、ウクライナ44の勝率が低かったコトなんて、気にしなくても…