7月7日2013/07/08 00:04

 暑い…いきなり暑くなったなあ。おかげでやる気が無く、色々やらなきゃイケナイこと放置しまくり。まあ、来週から「夏本番モード」なんだけどな!
 
 本日のネタは、先週の福島旅行。一応レポートはお届けしないと。とはいえ、今回はかな~り平和だった。こうも平和だったのは久々だ。
 
 何がどう平和だったのか?まず、宿宿泊予定の5人中3人が土曜の競馬場に来た。過半数である。すげー。約1名「ナメてんのか」って時間に競馬場入りしたけれど。だって、某アニ○イトのフェアでもらえるグッズ引き替えが6月末日までだったので、ココに立ち寄る必要があったんだよ(おい)。まあ、ついでにマンガ雑誌買って、つい喫茶店で1冊読んでしまった(もう1冊は新幹線内で)けどさあ(笑)。東北新幹線は喫煙席も喫煙スペースもないから、ニコチン補充したくなったんだよ~
 
 とまあ、なんか間違った予定を消化してから福島へ。「温泉入るから」「前日飲み会だから」、果ては「シャダイカラノテガミを受け取る必要があるから」(これは中止されたそうだけど)で競馬場に来ない人間がいるような集まりなんだから、そんなもんだ。関東は結構暑かったけど、福島はちょっと涼しかった。やっぱり日本は広いね!
 
 競馬終了後は福島駅で1人拾い、宿へ向かう。もう1人は買い物頼んでおいたので合流する可能性もあったけれど、ある意味予想通り競馬場組より先に宿に着いていた。迎えを何度も出させるのは如何なモノか…って意見もあるだろうけれど、そーゆーワガママに対応してくれるから…って基準で宿を選んでいるんだから、仕方ない。
 
 後はフツーに温泉入って夕食食べて、持ち込んだ酒飲みながらダベって…と、ごくフツーに温泉旅行を楽しむ。やたら遅く宿に到着する人間がいなかったので、夕食の時間決めるのは楽だったし、朝食も全員フツーに食べるだろ、って予想できたので、これまたフツーに頼む。この辺でヤヤコシイ説明しなくて済んだのは、かなり珍しい。諸般の事情で「寝起きの関係上、朝食に間に合わない人」がいなかったんだよね。なお、私も相当寝起きは悪い方だと自覚しているけれど、上には上がいるんだよ。
 
 翌日はフツーに起きてフツーに温泉入ってから朝食、フツーに競馬場に行き、合流する予定の人間と予定通り合流し、最後の飲み会も更に1人合流してフツーに飲む。おお、なんてフツーなんだ。幹事としてみれば感動するぐらいだ。「土曜競馬で宿に泊まるけれど、日曜はサッカー観戦のため不在」だの、「宿に遅く来て、日曜の競馬までつき合うけれど、競馬が終わるとすぐさま実家へ向かう」だのといった、ヘンな予定組んでいる人間がいなかったからなあ。
 
 ちなみに、最後の飲み会は予約してない。下手にスタート時刻を決めると、「換金したいから後で合流」とか、「オレは換金しないから0次会行っとく」とかヌカす人間が出るからだ。どーせ飲み会だけ合流するのは地元民、「去年のあの店」だけで通じるはずだし、実際通じた。
 
 この旅行の幹事がヤヤコシイのは、この辺が原因と言えば原因である。各人が各人の都合によりワケわからんコトをヌカす(幹事自身も)のが大前提なので、計画性よりも即応性が問われるのだ。こんなモノに慣れてる人間は数少ないので、私が他に押しつけたくても押しつけられない。まして今年はちょっと特殊だからなあ…「幹事出来る人1号」(私は2号)に色々あったので…
 
 諸般の事情により、なんか今年の飲み会は健康関連の話題が多かった。みんな相応に肉体がくたびれてきているわけで。私もついに老眼の自覚症状が出た。でもまあ、その程度というのはいいことだ。喫煙者なのでいずれもっと深刻な健康問題に悩むんじゃねえかと推測はしているけど、現状健康診断による指摘はされてない。体重減(宿で計ったらまた減ってた…)に低血圧(油断すると立ちくらみする)という、フツーとは逆の問題に悩んではいるけれど、コレは慢性的なモノ(10代からずっと続いている)であり、すぐさま入院ってレベルじゃないからね。
 
 まあなんつーか、今年はこのいい加減な集まりが20周年を迎え、秋には「宴会やろう」って話になっている。とりあえず10月26日が「検量室で問題なければ確定の赤ランプ」レベルで内定。ついでに幹事は私。コッチは確定の赤ランプ。何故オレが…と真剣に思うけれど、「人望なんだから仕方ない」ってコトにしておこう。まあそーゆーコトを決めて、解散した。
 
 何?競馬の結果?聞くな。今年は「トントン」がいた程度で、どちらかと言えばみ~んなイマイチだった。私はカフェリュウジンが先攻できなかった時点で…最近ゲートの出が悪いんだよな。疲れてカリカリしてるのか?元々「ダート短距離血統」だけに、気難しい所があるような気がする。ま、しばらく休ませるタイミングだろうから、秋に改めて期待かな。
 
 というわけで、今回はかなり平和な旅でした。そーゆーコトにしておいて下さい。やっぱり、「嵐を呼ぶオンナ」がいないと違うなあ(おい)

7月21日2013/07/22 02:15

 夏だ!コミケカタログ発売だ!「夏期攻勢開始」である。DVD版も入手し、スマホにインストール完了。ああ、これでやっと戦える…いやまあ、紙のカタログだけでも戦えるけどさあ。
 
 今回は何を考えたか土日月の3日間体勢。休みに関しては、この際強引にでも休む覚悟があるから問題ない。しかしだねえ。今までは「1日目:企業中心にゲーム(電源不要)・2日目:企業の残りをツメて、後はマッタリ・3日目:サークル中心」とすれば良かったのに、従来の3日目が2日目に来た関係上、2日目にサークル中心にシフトせざるを得なくなった。3日目は売れ残りを気にして企業ブースは「使い物にならない」(開始直後に売り切れる)のがフツーなので、どうも初日に企業をほぼツメておく必要が…企業中心の買い子である私にとってコレは痛い。痛いなんてモノじゃねえ。
 
 その代わりと言っては何だけど、3日目はジックリとゲーム(電源不要)を堪能できる予定。今年はアナログゲーム系サークル受難の年と言っていいのでは。ゲームマーケットの会場・日程変更ほどじゃないとは思うけど、3日目への移行は色々影響があるんじゃないかなあ。なんか「2日間キツい戦いを続けた関係上、3日目は会場に行けません」とか言い出す奴が出そうな気が(苦笑)。まあ、私は大丈夫だけどな。大丈夫だということにしておいてくれ…
 
 幸い?メイン戦場の1つゲーム(電源不要)が3日目にシフトしたので、初日企業に費やせる時間は増えた。けど、「3日間ずっと西と東を飛び回る」のがキホンとかいう歪んだ趣味を持った私のこと。今までよりはマシってだけで、サークルに用がないワケじゃねえ。一応初日西には「用がない」と思われるんだけど、東に用がある以上、移動距離は例によってシャレじゃ済まない。
 
 夏だから、カレンダーを求めてどうこう、って話にはならない。その分楽ではあるんだけど、多分焼け石に水。どーせ「想定外の攻撃」がどっかから飛んできて…ってな想定はしていたけれど、アレは反則だろ!早くもキョーレツな攻撃を喰らって、シャレじゃ済まない出費決定。本来ならば「大型高額グッズ」は守備範囲外なんだけど、「あの馬鹿」関連は駄目だろ。なんで今更…
 
 おまけに、夏は熱くて暑い。薄着だと日差しで熱く、厚着すると当然暑い。私は熱い方がイヤなので、「体温調節機能ブッ壊れているんじゃ」ってな服装で飛び回ることが多く、基本ソレで大丈夫だ。けど、夏コミで晴れると流石にヘトヘトになる。毎回体力・気力の限界にチャレンジしてるからなあ。むろん、倒れないよう色々ケアはしているけれど、それでも体に響くんだよね。
 
 ただまあ、だからって「コミケ引退」なんてできるワケがない。義理人情が絡んでいるからね。ことコミケに代表される同人誌即売会関連では、私はモーレツなまでに「体育会的思考」をする。なんつーか、義理人情を大切にしないと、やってられない世界なんだよ。信頼関係が全ての世界だからなあ。「任せれば、必ず入手してくれる」だけじゃ駄目。「入手できなかったけど、最善の手段だと信じて任せたんだから悔いはない」って言ってもらえるぐらいの信頼がないと。そんなレベルの信頼をされている以上、それに応えるべく全力で飛び回り結果を出さないと、何より自分のプライドに関わる。そーゆー世界なんだよ。
 
 義理人情は私とサークルの間にも発生する。私が喜んで受け取る姿を楽しみにしているサークル様には、必ずや「F男の笑顔」をお届けしなくてはならない。否、たとえサークル様が私を個体認識していなくても、やはり応援しているサークルには可能な限り直接顔を出し、「有り難うございました。頑張って下さい」と言わなくてはならない。私が思うに、忠誠心とは本来そーゆーものだ。「報われるからついていきます」なんてのは忠誠心じゃねえ。それを超越できる何かがあるから忠誠心であり、そーゆー忠誠を期待できるから人徳と言うのだと思う。
 
 とはいえ、私にも色々と物理的な限界はある。私の体が2つ存在しないのは「間違っている」とは思うんだけど、現実問題として存在しないからなあ…おまけに体力も年々衰えている。とりあえずまだ「気力があるうちは動ける」けれど、最近は「ほっと一息ついた」だけで疲れが吹き出すからなあ。自分の限界を見極めておかないと…
 
 あと、細かい不安点が1つある。今回から「コミケで使用している曲」が変更される。不審物チェックをお願いする際に流れる曲が、変更されるらしい。だからどうした?影響なんて無い…と思いたいんだけど、「戦闘中」に聞こえる楽曲が変更されるのは、ちょっと不安。アタマはともかく、カラダの反応が関係してくるんだよ。ヘンに違和感覚えるような曲だったら、リズム壊しかねない。リズム壊して流れに乗れないと、色々と不具合抱えかねないんだよね…JRAのファンファーレの次に変えて欲しくなかったんだけど…
 
 ただ、正直あまり心配はしてない。私には「コミケ4日目・5日目」があるからだ。は?何ソレ?ふっふっふ、4日目は1週間後のコミティア・5日目は半月後のこみっく☆トレジャーだ。創作系は最悪コミティアで補完できるし、一部サークルはこみトレで何とかなる…はず。両方ともまだカタログ出てない(当たり前だ)ので、断言は出来ないけれど。つか、この辺を「補完できる場」として考えないと、今回はマジにやってられないかもしれない。体力の衰えは気力でカバー可能だとしても、戦略・戦術の大幅な変更が必要な今回は「それだけで通用するとは限らない」からなあ。ならば物量で勝負。「戦いは数だよ、アニキ」だ。
 
 まあ、いつものよーにタイヘンな季節がやってきたわけだけれども、こっちも経験だけはそれなりに積んでいる。ネットから遮断されただけですぐ「戦えません」などとヌカす若造とは違うのだ。つか、そう考えないとやってられない。体力があり、スマホその他を私より使いこなすような連中を相手に戦えなくちゃイケナイんだから。根性と気合い、それと経験から来る知恵しか頼るモノが無いんですよ。さて、今回も熱さに暑さ、薄い財布と乏しい体力、過酷な注文に際限なき物欲との戦いが始まる。コレを乗りきるためには入念な準備が必要だ。戦いはもう始まっているぞ同志。こんなコトしている場合じゃないぞ!

7月24日2013/07/25 01:51

 岩波が六法全書の刊行を終了だと?「時代はネット」ってことなのかなあ。法律家ってのは「紙の本が大好きな人間筆頭」だと思っていたんだが…まあ、岩波六法は若干マイナー(メジャーは有斐閣か三省堂だと思う)だったから、仕方ないのかな。
 
 本日の話題は、コミケカタログについて。コミケそのものについては前回語ったので、今回はカタログ関連。なにせ、コレがなきゃ戦えないからなあ。毎回何かと語りたくなる。
 
 昔と異なり、色々選択肢が増えてきたコミケカタログ。昔ながらの冊子版に加え、ロム版にウェブ版がある。さらに、スマホその他でカタログを利用できるアプリもある。かなり選択肢があるので、色々迷っている人も多いのでは。
 
 とりあえず私の話をすると、当落発表の時はウェブ版にお世話になった。当落発表と同時に使用可能になったので。おまけに、当落発表の時期限定?で無料で使用できたし。今後も当落の確認だけなら無料で使える可能性があるので、そーゆー用途としては使える。けど、それだけ。他の用途には使わない。
 
 やはり大事なのは冊子版。クソ重いシロモノだけど、何だかんだ言ってコレが一番頼りになる。カッターで1日分ずつ切り離し、ガムテープで背表紙を補強する…ってのが私のスタイル。故障に強い・一覧できる範囲が広い…ってのが主なメリット。コレだけで戦えないようじゃ、私基準では「使い物にならない」と思う。
 
 ただまあ、私も前回から「ロム版+スマホアプリ」を導入し、手放せなくなった。つか、このためにスマホを導入したのだ。ただ、私の場合コミケ当日は案外使用しなかった。ついつい冊子版を使うので。むしろ有り難いのは、事前チェックの際。通勤中にカタログチェックが出来るのは、とても有り難い。冊子版は切り離してさえすごく重いので、通勤中に使えるシロモノじゃなかったからなあ。なお、ロム版は基本的に「アプリにデータを提供するだけ」。たまに検索するくらい。
 
 ただまあ、私は「企業中心の買い子」なので、企業ブース系が欠落しているこのアプリだけじゃ戦えない。無料配布されている「企業ブースパンフレット」が必要だ。軽くて持ち運びしやすい。実を言えば、最も使用頻度の高い兵器である。そーゆー戦場で戦っているのさ。
 
 最も関心が高いのは、やはりスマホアプリでしょ。そこでまあ、細かく語っておきます。現状、私はテスト含めて3つのアプリを運用している。定番と言われる「Law Of Circle」、前回使用した「iカタロム」、そしてテストとして導入された「コミケアプリ」。全て、現時点では無料配布。コミケアプリは有料化する可能性がある。どいつもこいつもある程度いじったので、レポート感覚で語れるかなと。
 
 去年冬の時点でiPhone5未対応だった関係上、使用が見送られた「Law~」。コミケが終わった年明け早々に、バージョンアップして対応した(苦笑)。ただ、その時点で色々いじくってテストしてみた関係上、それなりに使いこなせるようにはなったと思う。定番と言われるだけのことはある、よくできたアプリだとは思う。ある意味クセが無く、「どれか1つオススメを」と聞かれたら、これを挙げると思う。
 
 代役として導入された「iカタロム」だけど、私は結構気に入っている。つか、正直手放せない。細かい不満点もあるんだけど、利点がデカいのだ。私個人があえて1つに絞るとすれば、このアプリになると思う。
 
 試験的に導入してみた「コミケアプリ」。正直、この3つの中で最も「使えない」と認定した。ただ、これはあくまで私個人の評価。言いたいコトはわかるし、多分使い方次第では便利だ。けど、私個人の使い方とマッチしてない。今後どうするかは配信先の方針によるけれど、単純に有料化するのなら導入しないと思う。
 
 とまあ、ザックリ感想を述べた所で、各種機能を比較しつつ詳細を紹介してみようと思う。まずは導入方法。アプリダウンロードはともかく、その後ロム版のデータを移してやらないと機能しないからね。まず「Law~」だけど、DVDロム内から結構大量のファイルを探し出し、追加してやる必要がある。慣れればどうってコトないとは思うけど、最初は私も戸惑った。もっとも、動作しなかったのはアプリがiPhone5未対応だったからだと思われる(確証ナシ)ので、戸惑うのはむしろ当然なのかも知れない。アプリ更新したらいきなりマトモに動作したからなあ…
 
 「iカタロム」は専用ソフトでデータコンバートし、そのファイルを移す。こう書くとなんかタイヘンそうだけど、作成されたファイルを何も考えず放り込めばいいので、むしろ楽かも。ただ、今回私は何故かコンバートソフトがマトモに動作しなかった。アプリ制作者に泣きついたり自分で色々試行錯誤したあげく、結局動いたけど。原因は結局不明。一応レアケースではないかと思われる。
 
 上記2つはロム版のデータを移さないとタダのゴミだけど、「コミケアプリ」は単体でも機能する。ただし、机だけ配置されたビッグサイトの地図として。データ移行はファイル1つをコピーし、後はデータコンバートを指示してやるだけ…なんだけど、時間は結構かかった。一応現時点で最速であるはずのiPhone5で10分くらい(実測だけど、放置してたら終わっていたので正確なタイムは不明)。
 
 導入が終わったら、まずは一覧を見ることになる。「Law~」は島ごとに選択し、4件程度(設定デフォルト、iPhone5)ずつサークルカットが表示される。スクロールは早いしサイドバーを使ってすっ飛ばすことも出来るので、「目的のサークルを呼び出すまでかったるい」なんてコトはない。けど、一度に大量のサークルカットを見るコトは出来ない。ここがこのアプリの泣き所かな。
 
 「iカタロム」は、冊子版1頁分を一度に表示できる。この状態だと細かすぎて細部がよくわからん(老眼だし…)けど、ある程度は拡大できるので問題はない。ある意味、「劣化はしてるけど、冊子版に近い」感覚でサークルを捜せる。私が「手放せない」と言っている最大の理由がコレ。通勤中など、出先でサークル捜しをしている以上、この程度の劣化は許容範囲だ。
 
 そーやってたくさんサークルを表示させる意味なんてあるの?あるんだよ、私には。考えてもみたまえ。コミケのジャンル分けはかな~りアバウトだ。「鉄道・旅行・メカミリ」のメカミリ系だけチェックしたい…なんて時は、たくさん表示させて「この辺」ってなチェックが欠かせない。このジャンルはまだいい。そう広くないから。無茶苦茶広い「男性向」のなかで「○○系は?」「△△パロは?」なんてコトを絞り込もうと思ったら…「そーゆー絞り込みを行うためにあるのが冊子版」ではあるんだけど、幅広いジャンルに意味不明なこだわりを持ってサークルを捜しまくる私の場合、覚えきれないのだ。
 
 とはいえ、1件ずつ比較的丁寧に表示する「Law~」も捨てがたい。索敵範囲を絞り込んだ後は、コッチの方が便利だ。よって、私は今回この2つを「併用」することにした。どっちも捨てられない。両方の機能が必要。有料アプリなら「両者の機能を取り込んでます」なんてシロモノがあるのかもしれないけれど、別に無料アプリ2つ併用でいいじゃん。これが現時点での私の結論だ。
 
 「コミケアプリ」の話はどうしたって?実は、このアプリには「一覧」に相当するモノがない。流石に唖然とした。けれど、実はコレで良いのだ。このアプリのウリは「ロム版やウェブ版との親和性が高い」である。ロム版やウェブ版でつけたチェックを引き継ぐ、って機能があるのだ。つまり、元々このアプリは単体でサークルチェックを行うことはあんまり考えてない。「ロム版でチェックつけたマップデータをpdfに印刷し、スマホに叩き込んで表示する」ってなコトやっている人(見たことある)にしてみれば、コレはコレで便利なのだろう。
 
 チェックしたサークルに印を付ける。当然だね。Law~とコミケアプリは1件ごとに「どの色の印を付けるか」決めるけれど、iカタロムは常に「設定」で指定した色になる。色を変えたきゃ設定を直せと。とりあえずドカスカ選択しまくり、後で諸般の事情を鑑みながらチェック内容をいじくる、私向きの仕様。色とは別に優先度(ソート順に関係)も設定できる。この点も私向き。あと、メモの内容もやたら充実している。この点は私にはどーでもいいけど。
 
 ある意味肝心な、マップ機能。どこをどーゆー順番で回るのか、これ見て決めないと体力の無駄だからね。ただ、私の場合「売り切れ警戒度」「並んでいる時間の推定」「サークル主がいる時間帯かどうか」等々が優先される。そうしないと時間の無駄だからだ。コミケでは体力より時間優先である!それでも、無駄に体力を消費しないよう、位置関係の把握は欠かせない。
 
 コレが充実しているのは、個人的にはコミケアプリだと思う。冊子版の冒頭に付属している白地図感覚で使用できるからだ。拡大するとサークルカットがオーバーレイする感じで浮き出てくる。机配置ごとに出てくるので、大半が横倒しで配置されているけれどな!チェックしない限り他にサークルカットを見る方法がないので、このアプリ単体でサークルチェックをするのは無茶だと思う。ただ、拡大しない限り邪魔な情報が出てこないのは有り難い。
 
 残る2つはフキダシみたいな感じでサークル情報が表示される。これはこれで有り難いんだけど、狭い範囲で大量のサークルをチェックすると、かえってワケわかんなくなる。ただ、こんな状態になるのは私ぐらいではないかと。私でさえワケわかんなくなったのは、「ゲーム(電源不要)」だけなので。このジャンルはちょっと…
 
 というわけでひととおり主な機能を紹介してみたわけだけど…え?「どーやって複数のアプリを同時運用しているのか」って?そりゃまあ、強引に。Law~もしくはiカタロムでチェックするサークルを見つけたら、律儀に残りのアプリでも同じサークルを追加している。見落としを出すくらいなら、このぐらいは手間でも何でもない。何だかんだ言って、あり得ないくらい効率良くサークルチェックが進んでいる。
 
 問題が生じるとすれば、当日だね。一応購入済み情報を入力してゆく必要があるから。流石にコレを3アプリ全てで行うつもりはない。様子を見ながらどれか1つを集中運用することになりそう。現時点では、どれをメインにするのか決めてない。
 
 3アプリ共通の不満は、企業ブースに全く対応していない点。コミケアプリはせめて白地図つけて欲しかった。その程度じゃ焼け石に水だってのは私自身が良く知っているけれど、無いよりはマシだろうからね。色々苦しいのはわかるし、無料アプリにそこまで…って話はあるけれど、とりあえず希望は述べておこうかなと。
 
 以上、役に立つんだか立たないんだか…って情報をお届けしてみました。ただまあ、これらアプリもしょせんは「道具」、使いこなせるかどうかは、使う奴次第。それに、便利だけど使いこなせないシロモノより、使い慣れたモノの方が良いに決まっている。世の中そーゆーものだ。
 
 さて、現実逃避はこの辺にしておくか。とりあえずコミケ4日目(コミティアのこと)にも参加しているサークルは把握できた。後はコミケ5日目(こみトレのこと)参加サークルの決定待ちか。コミケ前に発表されるといいんだけど…ブツブツブツブツ…

7月28日2013/07/28 23:14

 本日はワンフェスに行ってきました。行ってしまいました。ついに。踏み込まないようにしていた場所なんだけどなあ…
 
 何故踏み込まないようにしていたのかって?簡単に破産できるからだ。立体造形物は高いんだよ。にもかかわらず「アレ欲しい」「コレも欲しい」なんてやったら、いくらカネがあっても足らない。とにかくひたすら危険なシロモノばかりなんだよ。
 
 なのに、何故行ったのか。相当しょーもない理由である。今年2013年、気がつけば、私は毎月何かしら同人誌即売会に参加していた。リストは以下の通り。
 1月 こみっく☆トレジャー21(
 2月 サンシャインクリエイション58・コミティア103
 3月 ゲームマーケット2013大阪
 4月 サンクリ59・ゲームマーケット2013春・コミック1
 5月 コミティア104
 6月 サンクリ60
 
 来月以降はこんな予定になる。一応参加内定しているモノオンリーね。
 8月 コミックマーケット84・コミティア105
 9月 こみっく☆トレジャー22
 10月 コミティア106
 11月 ゲームマーケット2013秋
 12月 コミックマーケット85
 
 前々から平均月1以上だってのはわかっていた。それで満足しようと思っていた。けれど、7月だけ何もないのはどうか?と考えてしまったんだよ。そんでもって、7月に開催されるイベントって、ワンフェスぐらいしか思いつかなかったんだよ…調べれば他にも何かしらあったと思うけど、調べなきゃイケナイって時点で「行ってもなあ」って規模・もしくは内容(興味ないジャンルのオンリーとか)のイベントと確定なんだよね。
 
 まあ、一応他に用事がある(コミケ絡みの連絡)ことだし、「何も買わないぞ!」と覚悟決めておけば、何とかなるかなと。即売会まで行って何も買わないのはどうかと思うけれど、それぐらい強い意志を持って臨まないと危険すぎる。そうまでして、なんとか破産しない程度に買い物を抑えられるかな…ってなもんだ。
 
 結論から言えば、とりあえず立体造形物は何も買わなかった。危険なシロモノは山ほどあったけど。個人的に最もヤバかったのはF1マシン。フェラーリだのマクラーレンだのなら、いつのマシンでも我慢できたと思う。ジョーダンはヤベー。「7upジョーダン」だったら買っていただろう。他にも戦車(3突が…どいつもこいつもF型で助かった。B型だったら…)、航空機(フランカー系は好きだけど我慢できる。フラゴンかフォックスハウンドが…)、小火器(誰が何と言おうと、ATRが好き)に特撮ヒーロー(ゴレンジャーはグッと来た)、燃えアニメ(ボトムズ30周年ですって。レッドショルダーカスタムやっぱりカッコエエ)に萌えフィギュア(ツボが1匹いるんだけど、幸運にも見なかった)…何度「コレ下さい」と言うのを我慢したか。
 
 我慢できた最大の理由は、私はモデラーとしての技量ゼロ、って部分でしょ。完成品は高い。キットにすると多少値頃感が出るけれど、私のウデじゃ作れないからなあ。そもそも装備からして持ってないし。一部ゲーマーはそーゆー技量を持っていると判明しているので、個人的には「うらやましいな」と思っていたんだけど、今日ばかりは自分の未熟な腕に感謝したくなった。
 
 しかしながら意味不明なモノは買ってしまった。扇子と同人誌…まあ、私は基本「ゲームか小物グッズか本」の人だからして。扇子は基本実用品。扇ぐため…よりもパチパチ鳴らすため、かなあ。結構クセになっている。実は扇子って「鳴るモノと鳴らないモノ」があり、鳴らないモノの方が入手しやすいと思う。百均なんかで売っているのは基本鳴らない。私が買ったのは当然鳴るモノ。ネタは燃え×2、萌え×1。結構な頻度で壊れたり落としたりするので、予備は必要だし。
 
 本は軍用ライフルのマニュアル翻訳。M16A1とAK47の手入れ方法を紹介した物。私が銃をとる日が来るとは思えないけど、「そんな日」のために予習しておこうかと。正直自衛隊だか日本軍だかの兵隊として戦うことは無さそうなので、「ゲリラになるんだったら、この2つのうちどちらかだろ」と判断した(笑)。ロケット弾や対戦車ミサイルのマニュアルもあったけど、そんな高級品は若い奴が使え(おい)。
 
 ワンフェスの会場は幕張メッセ。正直遠い…というより、心理的に「行きにくい」場所である。いやまあ、ワンフェスその他開催イベントに文句はない。けど、幕張メッセって建物はね…立地がどうとか建築物としてこうとかって話じゃない。昔々のコミケを知っている人間としては、今でも「追い出された」トラウマがあるんだよ。かな~り強引に追い出され、なんとか晴海に拾ってもらったアノ時の記憶は、古い人間には残っているからなあ。ま、基本どーでもいい話だけど。
 
 正直、会場は思ったよりは狭かったし、参加人数も少なかった。元々コミケとは比較にならないイベントだとは思っていたけれど、もうちょっとこう…って感じ。立体造形物を扱う関係上、コミケは机半分が1サークルなのに対し、ワンフェスは机1つで1ディーラー(ワンフェスの「売り手」はこう表現する)って違いがあるとはいえ、巡回に肉体的苦痛は感じなかった。まだ体力あるね私も。もっとも、今回は荷物軽かったからなあ…おまけに全部真面目に見て回ったら、心底ヤバいモノ発見しちゃったかもしれないし。
 
 言うまでもないことだけど、今回電源不要ゲーム関連アイテムはナシ。立体駒を使ってどうこう、って構想(中途半端に投げ出されたモノが昔あったような…)があるんならともかく、基本関係はないでしょ。ただまあ、余裕があるなら「立体駒使った同人ゲームをワンフェスで頒布しようとする奴」が出現しないかどうか、見張りたい気はするけどね。いくら何でも同人でソレはキビシーと思うなあ。量産体制が整うとは思えないので。
 
 つーわけで、私のよくわからんプライドを満足させるため、出撃してみました。なんつーか、とてつもなく危険なイベントだったけど。万券がバンバン飛び交う世界だからなあ…で、でも、なんかまた行きたいような…手ごろな価格の小さいモノなら、買ってもいいような…

7月29日2013/07/30 01:07

 何故か月曜にしては体力が残っている。想定よりは体力が残っていたからか?もっとも、コミケに向けて温存しておかないと、真面目にヤバいんだけどな。晴海の生き地獄よりはかな~りマシとはいえ、やはりコミケは厳しい。
 
 本日は、またもやコミケ関連。ゲーム(電源不要)系サークルのチェックが増殖し続けるコトに呆れ、ヤケクソ気味に公開することにした。サークル様の宣伝も兼ねて。誰得なのかは知らない。多分私は得しない。なお、公開範囲はゲーム系オンリーです。他は軍事機密ですから。なお、私の「専門分野」であるウォーSLGについては、先日SNSで公開済みであり、思いっきり重複します。悪しからず。
 
 今回の方針。「東方系」もシッカリ調査する。このジャンルは若干説明が難しいんだけど、とにかく多数のサークルか多数の「関連同人創作物」を創っている。アナログゲームやら何やらも山ほど存在しているのはうすうす知っていたんだけど、破産の可能性アリと判断して逃げ回っていた(苦笑)。今回、ゲーム(電源不要)の近くに存在するので、本格的な調査を行う予定。
 
 なお、今回限定で色の区分けを少し変更します。この色は「私が個体識別されているであろうサークル」に限定し、この色が普通のサークルとします。ご了承下さい。
 
 東方系のアナログゲームは、外周の一部とUの島に存在するらしい。現時点では詳細不明なので、とりあえず「この辺」って目印も兼ねていくつかピックアップ。A49b「あゆ屋」・U06b「かっぱ工房」・U07b「starmine」・U09a「常時右往左往」・U11a「はらきりサーカス」など。
 
 いわゆるゲーム(電源不要)。ド本命だ。説明はかなり端折る。W51a「書を守る者」。毎回見学はしてるので。W52a「鈴木栄光堂」&W52b「黄金の夜明け団」。両者ともガルパン系戦術級。このネタはコンプリートする。W53a「TRI Fol:um - RePens-」。まどマギ。まだ出るかこのネタ。W53b「湯沢温泉」。モバマスネタらしい。W55a「みさき工房」。ゲムマで何度か見たサークル。折角だから訪問しておこうかと。W56a「熊猫小屋」。即売会ゲームを出すんだと。ふ~ん…私に対する重大な挑発行為と認定。
 
 この辺からウォーゲーム色が強くなる。W57a「八川社」。基本は野球ゲーム。今回は戦車戦ゲームもアリ。W57b「5点打線」。野球。W58a「G・カンパニー」。タンクハンター
基本。今回はネイバルウォー版ヤマトもあるらしい。W58b「同人会ルーデンス・ファベル」。戦国時代モノのヘクスゲームが中心。W59a「Technical Term」。フリートシリーズ。今回はアンダマン海だとか…すげえなおい。W59b「さいたまオフライン」。SLGamer。今回は過去作再版モノが新作。他にコミケ初売り2つ。W60a「ハイリスク」。詳細不明。W60b「王立教育研究所」。これまた詳細不明。
 
 こっからしばらくまたフツーのボドゲ系。X01a「BADMOON」。なのはゲー。X01b「クロスハート」まどマギ。X02a「くらげシステム」モバマス。X02b「TDKN」。これもアイマス系。X06a「フェニックスキャンペーン」。宇宙艦隊戦カードゲーム。私は全ネタ入手予定なのでタイヘンだ。X41a「F-Lex」。ゲーム系にいるけれど、私の中での分類はメカミリ。X52b「カナイ製作所」。比較的有名なサークル。今回の詳細は知らない。X55a「BURAN」。SF系のカードゲームサークル。X55b「マケドニア本舗」。元々海戦ゲームを出していたが、今回は戦車戦ゲームも出すらしい。X56b「那緒のボードゲーム記録帖」。同人ゲームレビュー。ふ~ん…挑発的だねえ…X60a「遊星からのフリーキック」。テーブルゲームデザインの本。ウォーゲーマーにも参考になるかと。
 
 ここからまたちょっとウォーゲーム色が出てくるかな?Y02a「KASU残党」。ロストワールズ。クイーンズなんちゃらに非ず。Y02b「やまだけい」。萌え系だけどロストワールズ。何故(笑)。Y03a「山折り谷折り」。燃え系クイーンズなんちゃら…いやだからさぁ(爆笑)。Y10b「香川ディセント友の会」。リプレイだそうな。Y11a「脳味噌書店」。ヒア・アイ・スタンドの解説本だそうな。Y11b「扶桑皇国退役軍人会」。アドテクのゲームの本。ウォーゲーム系だけど私にとって新顔。Y12a「千葉クラブ」。要は千葉会。新刊は無いけど委託のゲームがあると聞いた。Y12b「東方大隊」完結したような気がするけど、やっぱりまたアヴァランチプレス本か?Y13b「TNG」。ゲーム(電源不要)ジャンル分析本。研究家必読。
 
 この他にグッズ目的でいくつか訪れるけれど、おおむねこんなもんだ。なお、誤解の無いように申し添えておくと、このリストはあくまで「訪問確定」のサークル。実際にはもっと多くのサークルをのぞき込み、めぼしいモノがあったら突撃する。つか、時間があったらゲーム(電源不要)全サークルに話を聞きたいくらいだ。そんなコトやる馬鹿が他にいるわけ無いから。それがF男。
 
 私個人は、同人ゲームのいいところは「多様性」にあると思っている。ドコの何とは言わないけれど、「コレが売れ筋」ってなテンプレートに従ったモノしか生産しない関係上、何もかも似たり寄ったり…ってな世界は好きじゃない。少なくとも、同人ゲームの世界がそうなるのはイヤだ。だから私はこのジャンルを飛び回り、「ガンバレ。応援している」と激励し、自腹で新作を入手する。私ごときじゃ、他に出来ることはない。聞かれれば色々アドバイスはするし、聞かれなくても「ゲームマーケットに来るんだ!その方が売り上げ期待できるぞ!」くらいは言うけれど。
 
 今回のコミケは変則的な日程になった分、色々と苦しい。知恵がないので体力で無理矢理その辺を解決するしかない私の場合、なおさらだ。けれど、私が足を運んで入手し、「頑張って下さい」と声を掛けると喜んで下さる創り手の皆様のことを考えると、なんとかなっちゃうんだよ。つーわけで関係各位、ビッグサイトで逢いましょう。私は心底楽しみにしています。ただまあ…私が倒れないように祈ってくれるとちょっと有り難いかな。今回は正直自信ない…