10月29日 ― 2007/10/30 01:43
本来ならば秋天回顧。しかし、色々と後味の悪い競馬でもあったので、直接は語らないようにしよう。いや、別にメイショウサムソンと武豊はいいんだけど…
少し久々になったこの色の話題。何故か？そりゃもう、ドコをどう考えても毎年恒例の愚痴で埋め尽くされるから。今回は「それでも馬券当てて、呪縛から逃れたって報告を…」って野望があったんだけど、駄目でした。というわけで、貯め込んだ愚痴を盛大に吐き出そうかと。
何を愚痴るのかって？そりゃもうアナタ、毎年恒例の時期がやってきたんですよ。魔神ペリエの襲来ですよ。何をしようがしまいが、馬券が当たらなくなる季節到来ですよ。いや別に魔神が来なくても…って話はあるんだけど、明らかに違うんですよ。うまく言えないけど、この季節はしみじみ「ああ、さすが魔神が目の前で走ってるだけのことはある…」って感じるんですよ！
今年もやっぱりそうなんですよ。呪いの意味も込めて買ったポップロックが４着だ、ってことはこの際いい。今更そーゆー絶妙の着順にまとめられちゃったぐらいじゃ、嘆く価値もない。問題はカンパニー３着。レース前「カンパニーはねーだろ」って話が出たとき、私が「いや、ひょっとするとここで生涯最高の脚を使ってだなあ、『こんなのオレの知ってるカンパニーじゃねえ！』って結果になるかも（笑）」などと言ったら…もちろん馬券は１銭も持ってねえ。コレ、コレこそが「魔神が目の前で走っている」ことなんですよ！
何で魔神が目の前にいると駄目なのか？誰か教えてくれ（苦笑）。こっちにしてみれば死活問題だ。ただハズれるだけじゃないんだもの。明らかに、何かが盛大にズレてるようなハズし方をする。推理が間違っているとか、ツキがないとかいうレベルじゃねえ。上手く言えないけど、本当に独特のハズれ方をする。そうだなあ…「すかっと爽やかにハズす」って言葉が一番近いかぁ？
相性の悪い騎手には、普通「この野郎」などと思う。でも、魔神はそんなレベルじゃないんだよ。あまりに理不尽。理不尽を通り越して、「これが魔神だ」で全て納得できるレベル。古代の人々が怖い神様に生け贄を捧げたくなった気持ちがよくわかる。「何をやっても駄目」ってのは、こーゆーことを言うんだなとしみじみ感じ入る。なにせ魔神が勝っても負けても駄目。軸にすればヒモが狂い、総流しすれば吹っ飛ぶ。ヒモにすれば軸がすっ飛ぶか魔神が来ない。まして買わなけりゃ嬉しそうに来る。どーしろと。
そこまで相性悪いのなら、馬券買わなきゃいいって？ふっふっふ、そんな時に限って予想が当たって悶絶させられるんだよ。その程度の対策はとっくに試みたっての。そうじゃないんだよ。何をやっても「駄目」を回避できないからこそ魔神なんだよ。これが悪魔なら、お払いとかすれば退散するかもしれない。けど、相手は魔とはいえ「神」なんだよ。私に出来るのは、ただただ黙々と馬券を買い、とてつもない結果を受け入れるのみ。神には勝てません。
今回の秋天だって、きっと全部魔神の…というより、私と魔神のセットのせいかもしれない。どこぞの馬が怪しげな動きをしたのも、そのおかげで有力馬が被害を受けたのも、ポップロックはそれとあまり関係がない位置で競馬してたのも、にもかかわらず４着という絶妙な順位なのも、全部私と魔神の「相性」のせいではないかと。いつぞや「魔神、消えろ！」って呪いかけたら見事に的中した…までは良かったけど、それが波及した？結果ＧⅠで１着馬が降着しやがった…って事件があったからなあ。ココまで来ると立派な「災害」ですな。
競馬の騎手ってのは、それなりに入れ替わりがある。私が競馬始めた頃から考えれば、色々と入れ替わりがあった。増っさんも岡部も政人もいなくなったし。近いうちにノリちゃんの息子が騎手デビューしそうだ…って話を聞くと、なんか気が遠くなる。でも、魔神は魔神。相変わらず世界の名手だし、私とは相性が悪い。災害は災害ではあるけど、ある意味いつまでも変わらずに私の災害であり続けてくれるってのは、有り難い話かも知れない。
とはいえ…色んな意味でカンベンして欲しいんですけど。いやまあ、愚痴っても無駄だってのはわかっちゃいるけどさあ！こんな心を癒してくれるのは、やはり天才デットーリ様だな。今年はまだ天才のいる競馬場に行ってないからなあ。年に１度以上魔神の顔拝まされるんだから、やはり年に１度は天才の顔も見ないと。どーせ来日しないんだから、自分から出かけないとね！実は予定入ってますよ。魔神のいる日本なんて脱出じゃ！でも、どーせそこには魔神が追いかけてくる…それが魔神。恐ろしや…
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://fohpl.asablo.jp/blog/2007/10/30/1878697/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。