9月28日2010/09/29 00:50

 先週末はウォーゲーム。久々に「Ukraine'44」がプレイできたり、「East Front」のアツいプレイを見学できたり…と、充実はしてたけどネタになりにくい(苦笑)。「面白かった、良かった」だけじゃイカンでしょ。
 
 そんなわけで、本日のネタは「ウォーゲーマーF男が考える、理想の2日間」をお届けしようかと。元ネタは有名ブログ「ウォーゲームだもの」こちらでも触れています。それぞれ興味深いです。
 
 私はウォーゲーマーであると同時に(長いので以下略)でもあるので、「理想の2日間」というのは色々難しい。ただ、ウォーゲーマーとして…となると、まあここで語れる程度には絞れるかな。
 
 1つの典型例としては、やはりまあ「自分が好きなゲームを思う存分堪能する」ってことになるんだろう。今現在の私の場合、「ヒトラー電撃戦」かねえ。前回は独軍だったので、連合軍が希望かな。これを2日かけてプレイする。2日あれば終わるゲームだと思うので、ちょうど良い。
 
 しかしだねえ。これをもって「唯一無二の理想」とするのは、私の趣味から言えば「どうかと」思うんだな。理想ってのは「努力目標」でもあるんだから、いっぱいあったっていいような。そこで、別の形の理想にも少し触れておこうかなと。
 
 先に述べた理想は「プレイするゲーム」に焦点が当たっていた。しかし、ウォーゲームもゲームである以上、「どのゲームをプレイするか」だけではなく、「誰とプレイするのか」も重要でしょ。そこに焦点を当てた理想を考えるなら、私だと「生涯通じての目標となる方と戦って、勝つ」になるかな。候補は数人いるので、2日間とっかえひっかえ「そーゆー方々」と戦い、その全てに勝利を収める。これがまあ「プレイヤーに焦点を当てた理想」になるかねえ。
 
 もちろん、相手となるのは「生涯を通じての目標」だ。1度や2度勝ったところで「超えた」などと言えるような相手じゃない。けれど、そーゆー方々に勝利を収めてこそ、初めて見えるモノもあると思う。それが見たい。もちろん、簡単じゃない。実際やったらボロ負けして終わりって気はする。ただ、だからって「そんなの無理だ」で片付けるのはイヤ。勝負ってのは、そーゆーものだと思う。
 
 さらに贅沢を言うのなら、「最後の対戦相手」は、「F男が生涯の目標」と公言し、負けを覚悟の上で本気でかかってくる奴がいい。そんな奴いるわきゃないけど。そんでもって、この最後の対戦だけ負ける。ある意味コレが一番「負けてはイケナイ戦い」であり、それまでの勝利を台無しにしかねない結果だ。私は人間が出来てないので、ゲームが終わった後の飲み会で「この2日間の勝利の喜びなんぞ、どっかに吹き飛んだ」などと愚痴を言いそうなものだけど、それでもあえて「そーゆー思いをするのが理想」と言ってしまおう。
 
 これらとは別に、もう少し現実的な理想ってモノもある。これはある意味すご~く単純。「対戦相手もゲームも決めずにぶらっとゲーム会場を訪れ、そこで出会った初対面の方と、その方が持参してきた、私の知らないゲームをプレイし、面白おかしくプレイする」ってものだ。そんでもって、次回の対戦を約束し、その時は私が選んだゲームをプレイすると。そーやって友人知人が増えるのは、とても嬉しいし理想でもあるからね。決して難しいコトじゃないし、似たようなコトは何度もやっている。けどまあ、こんな出会いは何度経験しても嬉しいし、「かくあるべし」みたいな気持ちは忘れないようにしたい。
 
 私は、理想ってのは「よくわからないモノであって欲しい」って気持ちがある。今までわからなかったことが、わかるようになる。知らなかったことを、経験する。「理想が実現する」ってのは、そーゆー要素を多く含んでいて欲しい。だから、理想なんてモノは「クドクド語るネタになり得ない」のではないかな。もし詳しく語れるのであれば、「足らないのは実行力だけじゃん」となり、「そこまでわかっているんなら、とりあえず実行に移すべし」となる。実行するのは色々と障害が…って話はあるけれど、それをクリアするしないってのは、「現実の問題」じゃないかな。
 
 そんなワケで、今回はネタ的に「クドクド語る系」じゃないので、ここで〆。つーか、私のようなしょーもない人格の人間にクドクド語らせると、「理想」じゃなく「妄想」の領域に突入しそうなので…