11月2日2009/11/03 03:07

 いかん。月アタマの処理(過去の経緯により、月の初めにちょっとした作業が生じるのだ)をミスった。おかげでちょっとだけヤヤこしい事態に。
 
 本日の話題は、Firefox3.6のβ版について。ついサクッと導入してしまいました。なんつーか…ちょっと前に「メインブラウザと化したFirefoxで冒険したくない」と言ってたはずなんだけど…
 
 とはいえ、今のところ「面白い」コトにはなってない。強いて言うなら、旧版を上書きするのか別インストールが可能なのか不明だった(メニューみたいなモノは出なかった)関係上、念のために専用のフォルダ作ってソコにインストールするよう指示したところ、何も考えずに旧版を上書きしたくらいか。なお、この意味不明な作業は以前もやらかしていて、おかげで実は「Firefoxうんたら」というフォルダが3つもある。何がドコにインストールされているのか、自分でも良くわからん。怖いのでいじってない。
 
 こんなアホなフォルダ構造している関係上、Firefoxの「復元」はタイヘンだと思われる。もっとも、アドオン(追加機能)はほとんど入れてないので、IEの環境さえサルベージ出来れば、後はその環境をFirefoxに移行させれば何とかなると思う。
 
 Firefox3.6は、3.5より速くなったようだ。体感でそう感じるし、ベンチマークの結果も良好。一番大きいのは、某Webコミック(クソマイナーである)の表示が速くなったこと。気のせいかも知れないけど、表示画質も向上したような。表示画質については、以前IE・Safari・Chromeと比較試験を行い、「どーもFirefoxだと粗いような気が…」と確認した。そこが改善された(気分の問題かも知れないけれど)のは、良い話だ。
 
 ちなみに、「Webコミックを見るために、最適なブラウザは」と聞かれると、すご~く困る。チャンと調査したワケじゃないので。規格や対応ブラウザもバラバラで、正直「混沌としている」分野ではないかと。速度についても、「通信速度もしくはサーバーが原因?」って雰囲気の遅さを感じることも多い。正直「有名どころ」の規格が優れているとは思わないので、標準化への道はまだ遠いような。
 
 ただまあ、Webコミック閲覧のためにはJavascriptが必要なことが多いようなので、一応コレが速いブラウザ(代表はChrome)が有利と言えば有利。とはいえ「IEのみ対応」とかいうフザけたWebコミックも存在するので、「サイトごとにブラウザを使い分ける」のが正しいのかも。そんなアホをやらかすのは少数だと思うけどね。
 
 元々、Firefoxは「バランスの取れた速さ」を感じることが出来るブラウザだった。その点は3.6も同じ。外見やメニューも現時点では違いを感じさせず、「良くはなったけど面白みはない」バージョンアップかもしれない。そんなものをブラウザに求める奴はいないと思うけど。Lunascape6.0が(インストール時の操作ミスのおかげだけど)「なんちゃってFirefox」になってしまったのと比べれば、まあ安心して見ていられるバージョンアップかな。
 
 とはいえ、3.6はまだβ版。私に発見できるかどうかはともかく、「不具合」はありそうだ。事実上のメインブラウザだけに不具合は困るけど、「こんなこともあろうかと」ってブラウザは山ほど導入済みなので、大きな問題にはならないはず。面白みこそないけれど、まあ「バージョンアップして良かった」のでは。
 
 まだ導入したばかりであり、これから各種「表示テスト」を行う必要はある。一応はメインブラウザだけに、かな~り詳細なテストを行うんでないかなあ。とりあえず、Flashとの相性は確認したい。ブラウザの評価って、結構大変だからねえ。流石の私も「本格的なテスト」はIE・Firefoxの2つしかやってない。Safari・Lunascape・Chromeはかなりテスト内容を省いたし、それ以外は「ちょっとした表示試験」より先に進んでもいない。まあ、元々「ブラウザ依存の表示ミスが疑われるケース」に遭遇した場合の確認用に大量導入しただけなので、それでいいって話はあるんだけど。
 
 ちなみに…β版ブラウザ最大の欠陥は、「バージョンアップ確認がウザい」だったりする。私ですらよくわからん間にリビジョンがモリモリ勝手に上がるChromeは別だけど、コレはコレで不気味なので、「バージョン確認のため」1日1回は起動させるんだよね…他はこまめに様子を見てやらないと、「急いでブラウザ使いたい時に限って、バージョンアップのため使えない」なんてコトになりかねない。β版の更新頻度はスゴい勢い(ブラウザごとに差はあるけど)なので、油断していると突然ファイルのダウンロードが始まったりする。もっとも、そもそもの元凶はブラウザを大量導入しているからだけどな。
 
 何度も繰り返しているとおり、「β版を含むブラウザを大量導入する」のは、オススメしない。ただまあ、私は何故かソレにハマってしまった。「何でこんなこと…」と思いつつ、「β版が公開された」なんてニュースに遭遇すると、ついダウンロードしたくなるんだな。誰にも理解できない…どころか、自分自身でも理解しがたい趣味ではあるけれど。ただ、「アタリ」を引いた時の嬉しさは、クセになるんだよね…とりあえず、Firefox3.6はアタリであると信じたい。そうじゃなきゃ、すごい困るんですけど…

11月4日2009/11/04 23:57

 昨日は「ウォーゲームではないボードゲーム」をプレイした。「アグリコラ」と「ドミニオン」って奴だ。どちらも面白かった。けど、一番印象に残ったのは、ボックスに描かれた「ホビージャパン」のロゴ。80年代にウォーゲームを覚えた身としては、なんか懐かしかった…しみじみ。
 
 なんか、ここ最近のネタが「他人様のブログ等」で引用されている。有り難いやら恥ずかしいやら。中でも、gameape殿の「ウォーゲームだもの」(リンクあり)に引用されたのは、我ながら驚いた。あちらはコッチと異なり、「格調高いウォーゲーム専用ブログ」だからなあ。コレを記念して?元ネタである「カニ後退」について、もう少し深く掘り下げてみようと思う。例によって「わからん人は置き去り」なので注意して下さい。
 
 元記事で私が「ルールなどに明確な規定がない場合、カニ後退は禁止すべきだ」と提唱した「直接の」理由は、「何度確認しても駄目と言われるから」である。これと「カニ後退は明文で禁止すべきか、明文で許可すべきか」はイコールではない。密接に関係しているけど。
 
 実を言えば、私もちょっと前までは「明文で禁止されていなければ、出来ると解釈するべき」だと思っていた。ただし、私は「そもそも論で言えば明確に書くべきである」と思っていたので、そーゆールールブックを発見した場合は「できるのか」と質問しまくってきた。私の主要なる興味は「オカシなルールブックを無くそう」であり、「オカシなルールを無くそう」ではない。私のカニ後退禁止論は、一応前者にウエイトがかかっている。
 
 もっとも、ややこしいことに「そもそも論」で言えば、私はカニ後退禁止論者である。だからこそ「この書き方だとカニ後退できるって解釈になるけど、それはオカシくないか?」ってニュアンスを込めて、明確化を求めて騒いでいたのだ。
 
 コレに対し、gameape殿は「カニ後退ありでもよさそうなゲーム」があると論じておられる。詳細はあちらの記事に譲るけど、私も「なるほど」と唸らされた。そこでまあ、私ももう少し「そもそも論」、つまり「カニ後退はアリとすべきか、ナシとすべきか?」をもう少し掘り下げてみたい。
 
 実のところ、ウォーゲームの「後退」は、ヤヤコしい現象である。まずもって、これに関するルールが「実際の戦場における、どのような現象を表現しているのか」でさえ曖昧だし。ここでは、とりあえず「理由の如何は問わず、敵の攻撃に対応する形で、ある部隊が最前線からそうでない地点へと、その存在座標を変更する行為」だとしよう。普通に「移動する」と言わなかったのは、ウォーゲームでは「より意味の狭い移動」って概念があり、混同するとタイヘンだからである。「退却と移動は違う」って説明は、ゲーマーなら何を言っているのかわかるはず。
 
 退却がヤヤコシイ理由は、この退却って行為が「何かに対応する行為」であり、いわば「自主性の低い行動」だから。そのため、通常は「かなり縛りの多いルールの下、退却先のヘクスを決定する」必要が出てくる。この縛りが「オカシイ」と、「いったい何を表現しているのやら」って話になってくるからね。「敵ZOCへの退却不可」とか、カニ後退を禁止する規定は、この「縛り」の1つに該当する。
 
 このうち、「かなりキツい縛り」に該当するのが、「退却先を対戦相手が決定する」である。この場合でも「故意にZOCへ退却させる」なんてコトをできなくして、一応は退却側の主体性みたいなものが、カケラ程度考慮されている(そうでなきゃゲームにならん)ワケではあるけれど。このようなキツい縛りが前提となっているゲームにおいて、カニ後退を許可しても良いのでは…という意見には一理ある。デザイナーが表現したいモノが「後退という行為の無秩序性」であるのだとしたら、「後退距離が多くて助かった」などという現象は、本末転倒の結果として生じたモノと見なすことが出来るだろう。
 
 ただ、私はあえて「それでも、カニ後退は禁止すべきでは?」と提唱したい。なぜなら、ここで述べられている「攻撃側にとって都合の良い場所への退却」を表現する手法として、別にカニ後退を許可しなくても良いと思われるからだ。どーするのかって?「nヘクス退却させろ」って戦闘結果を、「1以上n以下ヘクス退却させろ」と読み替えさせればいい。こうすれば、カニ退却に頼らなくても「後退距離が大きすぎて不都合だ」って話を消すことが出来る。
 
 「カニ退却を許可する」も、「必要な後退ヘクス数を減らす」も、最終的な「退却したユニットが配置されるヘクス」は変わらない。違いがあるのは「後退経路」だ。これは、実は「大抵のゲームで重要になる局面があるし、ゲームによっては局面によらず重要」だからなあ。コトの善し悪しはともかく。以下どんな違いがあるのかを説明していこう。
 
 「大抵のゲームで重要になる局面」とは、ゆるやかに包囲されている部隊が後退する場合だ。このような場合、敵味方のユニット配置によっては、「2ヘクス先までは問題なく退却できるけど、3ヘクス先には退却できない」ケースがあり得る。このような状態で「3ヘクス退却」って結果が出た場合を考えてみよう。「カニ後退アリ」の場合、攻撃側は「カニ後退させて、その部隊の退却を成功させる」義務が生じる。いくら対戦相手が退却させる場合でも、「選択可能な後退経路」が存在する以上、それに反する退却先を選べたりはしないのが「基本原則」でしょ。よってこの場合、対戦相手は「カニ退却を強いられる」ことになる。これに対し、「カニ退却不可。退却ヘクス数減少アリ」とすれば、この局面で退却ヘクス数を減少させて相手ユニットを救う意義は薄いので、このユニットはおそらく壊滅する。
 
 ゲームによって重要な場合とは、戦闘後前進を後退経路に沿って行う必要があるゲームのことを指す。ドッチにとって都合が良いか悪いかはともかく、戦闘後前進の結果が異なるのは理解できるだろう。これについては、「カニ退却に従った戦闘後前進でも、オカシイとは感じない」と思う人もいるとは思う。「10ヘクス、行きつ戻りつヘンなカニ退却させた場合」なんて極端な例を除き。ただ、この場合でも「だったら戦闘後前進のルールを後退路以外にもできるよう変更すれば良いだけでは?」という疑問が生じると思うけどね。
 
 これはあくまで私個人の意見なんだけど、退却に関するもろもろの「ルール上の問題点」を解決しようと考えた場合、「カニ退却アリ」を前提にして、それを認めたコトによる「ヘンな現象」に縛りをかけてゆくより、最初から「カニ退却はナシ」を前提とし、それを前提に「それでも生じるヘンな現象」に縛りをかけてゆく方が、手っ取り早いと思う。カニ後退を認めたことにより生じる「シミュレーションゲームとしてどうなのよ」って現象は、結構始末に負えないと思うんだな。
 
 もちろん、私がココで提唱した「後退ヘクス数を減らしても良い」も、カニ退却並みに「始末に負えない」問題を引き起こす可能性はある。その辺の検証を完璧に行ったなどと主張するつもりはない。ただ、最終的な結果が、カニ退却を認めた場合と似たような結果に終わるルールがあるというのなら、「カニ退却を禁止して、別のルールを採用する」のも1つの考え方だと思う。どちらを採用するのかは、「カニ退却を認めた場合にのみ生じる現象」「退却ヘクス数現象を認めた場合にのみ生じる現象」を徹底比較して出すべきじゃないかな。
 
 私がこれほど「カニ退却」を嫌うのは、やはり「武田騎馬軍団」の影響が…このゲームの退却ルールを理解しようとして、別のゲームのマップとユニット(地形やユニットの数値は無視)を使って「検証」した結果がどーしても納得できなかったんだよね。前にも書いたけど、あのゲームは「ルールブックに従うと、元いたヘクスに退却しなければならない場面があり得る」からなあ。その意味では、私は「無意味なほどカニ退却に詳しい」のかもしれない。いや、詳しいと言うよりは、単に「カニ退却アレルギー」を起こしているだけなのかも知れないけれど。
 
 私はエビカニのたぐいが大好物なので、カニアレルギーの人間に、面と向かって真顔で「それは、アソコが勃たないのと同じくらい不幸」と言って怒らせたことがある。私がカニ退却アレルギーになったのは、そんな昔の悪行が祟った結果かも知れない(苦笑)。そんな冗談はともかく、「カニ退却アリとは、どんなことを認めることなのか」を本格的に検証してみるのは、カニ退却アレルギーを引き起こす可能性があるので、使用上の注意をよく読み、それに従って下さい。

11月5日2009/11/06 02:35

 ブラウザ関連情報。まずはちょっとした訂正事項。Firefox3.6は「旧版書き換え」だと思っていたんだけど、実はヘンな形で共存していることが発覚した。どーゆーコトかというと、Firefoxの3.5.4(正式版の最新)を立ち上げることも、3.6(β版)を立ち上げることも出来る。しかし、両方同時に立ち上げることは出来ない。3.6を立ち上げた状態で3.5.4のアイコンをクリックすると、3.6がもう1つ立ち上がるのだ。逆もまた同じ。ヘンな仕様だなあ。見た目ほとんど変わらないので、今まで気がつかなかった。つまり、これでめでたく「14個目のブラウザ」が導入されたことに…
 
 謎と言えば、Chromeにも謎が。このブラウザは正式版の他、β版と「開発者向けチャンネル」がダウンロードでき、私は開発者向けを使っている。そんでもって、IT系のニュースサイトで「β版がバージョン4になった」って話を見かけ、そのバージョンを細かくチェックしたところ、「4.0.223.16」となっている。しかし、私のChromeのバージョンは「4.0.223.11」だ。Chromeは「知らない間に勝手にバージョンアップする」のが基本なので、コレが最新だと思うのだけど…どーなっているのか、さっぱりわからん。以前はGoogle公式ブログ日本版にバージョンアップ時の説明が掲載されたんだけど、最近はそれもナシ。
 
 バージョン関連情報としては、Lunascape正規版が5.1.6になった。近日中に6.0のα版もバージョンアップ予定らしい。あと、IE Testerも4.2に。Sleipnirも2.9.1へ。Avantも導入時からバージョンアップしてver.11.7 build.4になった。
 
 さて、やっと本題…ではあるんだけど、やはりブラウザ関連で。謎の不具合情報です。私のIE8が100%フリーズするサイトに遭遇しました。これは「重大な不具合」だと判断したので、セミリアルタイムで調査・対応状況をレポートします。もっとも、私は不具合に対応する知識・技術があるワケじゃないので、役に立たないとは思うけど。
 
 不具合を起こしたサイトは、何とAdobe。ここにアクセスできなくなったら、相当困る。Adobe ReaderやらFlashやらの最新バージョンをダウンロードできなくなるからなあ。私だけじゃなく、ネットをフツーに使っている人間なら誰しも「アクセスできなくなったら困るサイト」の上位に来るのでは。
 
 これが発覚したのは、Shockwave plyayerという「比較的どーでもいいソフト」の最新版が公開された…って話を聞きつけたから。これは要は「ネット上の動画やらゲームやらを使用するために必要」なソフトらしい。世間的にどうなのかはともかく、私がよく行くサイトで使っているワケじゃない…のに導入しているのは、まあ愛嬌です。とはいえ、こーゆーソフトを入れてある以上、セキュリティ対策としてなるべく最新版にしておきたい。そう思ってAdobeのサイトに行ったら、IE8がフリーズした。トップページで。
 
 実を言えば、ブラウザのフリーズは「たまにある」話である。Firefoxは地味にフリーズやらかすし。そこでまあ、「たまたまなのか、確実にやらかすのか」試してみたところ、確実にフリーズする。おおむね5秒程度は「生きて」いるんだけど、その後確実に停止。タスクマネージャーで強制停止させない限り、しば~らく「固まった状態のIE」が残り続ける。
 
 普通なら、この時点ですご~く困ってしまうワケだけど、幸い私は「こんなこともあろうかと!」と、他のブラウザを立ち上げることが出来る。まずはFirefoxでアクセスしてみたところ、何の問題もなく表示される。当然フリーズしたりしない。そのため、コレを使ってShockwave playerをバージョンアップしました。
 
 他のブラウザで問題を起こさない以上、緊急性はゼロだ。でも、「安定性」を評価してメインブラウザに指定してあるIEが、「確実にフリーズする」なんてのは放置しておけない。とりあえず出来ることはやっておくべし!と決断し、色々テストしてみました。
 
 まずはしつこくIEでAdobeサイトへアクセス。「たまたま」が連続する可能性もあるからなあ。結果は惨憺たるモノ。ブックマークから行こうが、検索サイトから行こうが、やっぱり停止します。とりあえず「100%発生する不具合」だと認定しました。それに対し、Firefoxでは特に問題なし。念のため他のブラウザもいくつか試してみたけど、これまた問題なし。
 
 面白いのは、SleipnirのようなIE互換のブラウザも「問題を起こさない」こと。そこで出てきた最終兵器?が「IE Tester」だ。過去バージョン含めたIEのエミュレーターだね。この結果が面白い。純正IE8と異なる形で問題を起こすのだ。IEの場合、サイトにアクセスしてからフリーズまで数秒(ばらつきがある)のブランクがある。コレに対し、IE Testerに含まれるIE8エミュレーターは、しば~らく何の問題も起こさない。ただ、そのまま10~30分程度(これまたばらつきがある)放置していると、IE8のタブがクラッシュ(IE Tester自体は死なない)する。何だそりゃ。「怪しげなソフト」のやらかすモノなので、IE Tester固有の問題って可能性も否定できない。
 
 IE自体の検証も一応やってみた。「IEそのものじゃなく、Flash関連か?」と思ったので、Flashを使って色々やっているサイトをいくつか回ってみたんだけど、問題なし。ちなみに、Flash Playerのバージョンは最新。コレは確認済み。
 
 私に出来る検証はここまで。とりあえずの意見としては、IE8もしくはAdobeのサイトに問題があるので、「相性問題」を引き起こすのだと思われる。そこから先はサッパリだ。
そこで、この段階で「私に出来る解決法」を試みることに。
 
 まずやってみたのが、「解決法の基本」である、再インストール。これが私のPC固有の問題なら、コレで解決する可能性がある。しかし…ハッキリ言おう。IE8の再インストールって、滅茶苦茶時間かかるんだよね。ブラウザ系では問答無用で一番時間を食う。他と違って「OSの一部」なんだから、それぐらいやってもらわないと困るんだけどさあ。それでも再インストールはやってみました。フリーズ→強制終了を短時間に連続して繰り返したので、その方が安心できるし。
 
 時間かけて再インストールして、「これでどうかな?」とアクセスしてみたところ…やっぱり駄目。固まる。ある意味想定通りだけど。そこでまあ、あまり期待せずにネットで検索してみた。検索ワードは「アドビ サイト フリーズ」。すると、結構な数の情報がヒット。対処方法として「文字サイズを最小にして、アクセスしろ」とある。やってみたところ…キチンと表示されました。おおお、ちょっと感動。
 
 なおこの不具合、「文字サイズが大きい」「サイトの表示領域が狭い」がカチ合うと、もれなく起こす問題らしい。文字の大きさだけでなく、「ウインドウサイズを縮小した」「サイドバーを大きめにした」場合も発生するようだ。私の場合、「お気に入り」を表示してあるサイドバーを縮めたところ、普段の文字サイズ(中を選択している)でもフリーズしなかった。私の場合、あえて「お気に入り」を大きめに表示してあったのがいけなかったようだ。最近は「ダウンロード専用ブラウザ」と化していたので、その方が便利だったんだよね…
 
 ちなみにこの問題、悪い奴がいるとすればAdobeかMS。個人的にはAdobeが悪いと思うな。「IE8に対応してません」なんてサイトはどうかと思うからね。多少寂しいサイトになったとしても、問題が起きないようにする方が優先されそうなモノだ。サイト作った奴の神経を疑ってもイイと思う。まあ、他のブラウザが問題を起こさない以上、MSのIE8がタコって話もあるけどね。
 
 IE8とAdobeのサイトって組み合わせを考えれば、この問題に悩まされる人間は結構多いかも知れない。うっかり「最小化」と間違えて「ウインドウの縮小」押しただけでフリーズしかねないわけで。皆さんも気をつけて下さいね。なお、セキュリティ上の問題が生じる可能性があるので、Flash Playerのバージョンは最新にしておいた方が良いです。コレは「インストールしてあるのが当然」だと思った方が良いので、他人事と思わずAdobeのサイトに行ってFlash Playerをダウンロードすることをオススメしておきます。おお、今回はすごく「実用的」だぜ!珍しく(苦笑)。

11月11日2009/11/11 22:55

 ちょっとしたコトにハマってしまい、更新をすっ飛ばす羽目に陥ってしまった。申し訳ない。実は、今年の「クソゲーオブザイヤー」の選考(2chのスレ)を読んでいました。そこでまあ、罪滅ぼしを兼ねて?ここで紹介されていたスゴいクソゲーの話をしようかと。
 
 私はボードシミュレーションゲーム限定で「単なるユーザー」の域を少しだけ踏み外している。商業誌に記事書いたり、いくつかのゲームに私の名前が掲載されたりしているからなあ。だからって偉いワケじゃないけど。ただまあ、そーゆー立場なので、「駄目な作品・失敗作」に対する興味は、なるべく持つように努力している。
 
 プレイして楽しむだけであるならば、駄目な作品は単に駄目なだけだ。そんなものにつき合うのは時間の無駄でしょ。でも、「ゲームの善し悪しを批評する」とか、「ゲームデザイン作業に関わる」なんて立場から見ると、実は駄目な作品から学べることは多い。「このゲームはドコが駄目なのか、何故そうなったのか」なんてコトを考えることにより、色々活かせるので。良作~佳作だけ触れていたからって批評・デザインなどは出来ると思うけど、「あえて駄作のネタを仕入れる」ことが無駄ってワケじゃない。人それぞれだ。
 
 クソゲーオブザイヤーの存在自体は、前々から知っていた。実際に「何が受賞したのか」確認するようになったのは、去年からかな。去年は「大物がたくさん出た」って話を聞いていたので。今年は、とあるゲームが「F男基準で」許せない領域に到達していたので、つい現時点での選考が気になって…「クソゲーオブザイヤーwiki」(リンクあります)に2chの過去ログがあったので、丹念に読んでしまいました。
 
 許せないゲームとは何かって?思い切って名前出しちゃおう。「人生ゲーム Wiiware版」(タカラトミー)である…なんつーか、駄目とかいいとかいう話を通り越して、許せないレベルの怪作だと思う。怒ったと言うより、すごく空しくなった。多少ジャンルが違うとはいえ、普段から「面白いゲーム」を求めている自分の人生を否定されたような…
 
 一部の人は、「クソゲー=バグがあってゲームにならないモノ」と思うかもしれない。この認識は、大きく間違っているワケじゃないけど正しくない。この世には、バグの有無とは無関係に「ゲームとしてダメダメ」なものがあるんだよ。バグってのは「プレイしていて苦痛を感じる要素」の1つだから、ある程度は重要だ。でも、それだけでどうこうって話じゃない。実際、「人生Wiiware」にバグはない。
 
 じゃ、ドコが駄目なのかって?まず、ボード・コンシューマー&PCを問わず、ゲームとして最低クラス。要はすごろくゲームの一種なんだけど、すごろくゲームとしてかなり出来が悪い。だって、「ゴールが無い周回マップ、マス目は選択式の分岐により変化するけど、短い方で19、長い方でも21」ってマップに何を言えと?ルーレットは人生ゲーム伝統の1~10までだから、最速2回で1周できちゃう。これを15回繰り返してゲーム終了。「○周したら」「誰かが持ち金○円に達したから」なんて終了条件は選べない。おまけに、マスに止まった時のイベントは大半が「カネの増減」だけ。一応カードもらえるマスがあるけど、もらえるのは「○マス進む」系のカードだけなので、「だからどーした」ってなもの。小学生に授業で「すごろく作ってみましょう」ってコトをやらせたとしても、このレベル程度のものは期待できると思われる。最後の逆転要素?あっても無くても心底どーでもいいレベルのもの(大抵の場合、逆転には至らない)がある。だからどーした。
 
 コンシューマーゲーム特有の、演出面はどうかって?ボードのすごろくなんて普通ソロプレイしないから、ソロプレイ率が高いコンシューマーゲームでは重要度が高い。これは、私に言わせれば最低どころか不合格レベル。駒にあたるキャラは8種類固定。名前変更すら出来ない。各マス目に止まった時のメッセージは、一枚絵すら出ない。単にテキストメッセージが出て、プラスマイナスに応じた演出(大したことはない)が出るだけ。3D調のマップを3D調のキャラが進んでいく様は「さすがWii、ファミコンやスーファミとは違うなあ」と思わせてくれるけど、それってすごろく系ゲームで重要なことか?音楽は単調で全く変化無し。更に、演出皆無に近い順位表彰が終わった後は、詳細なログやハイスコア表示なども無くリセット。勝っても爽快感はなく、負けてもちっとも悔しくない。勝因・敗因分析?何それ。
 
 このゲーム、一応「体験版」って位置づけらしい。Wiiパッケージ版の人生ゲームが出ているし。とはいえ、無料の体験版として考えてもダメダメなこいつが、1000円って値段付けて売られているのだ。この価格にもかかわらず、「ボッタクリ」レベル。しかも、1000円というお手軽価格&「人生ゲーム」というネームバリューのおかげで、かなり売れているらしい。ある推定によると、被害者数は10万近くになりそうだとか。ちなみに、ダウンロード専門のWiiwareの場合、1000円ってのは「高い部類に属する」そうです。
 
 私はWiiは持っていないのでタダで動画を見ただけだけど、それだけでもすご~く辛かった。正直、1000円もらってもやりたくない。だって、動画を見ている間ずっと「ゲームに千円しか出さないなんて、どれだけ貧乏人なんだよ?そんなお前には、こんな程度で十分だ」って、罵倒されてる気分になるから。グラフィック面ではお世辞にも優れているとは言い難いボードゲームに高い金払っている私の場合、よりその感覚が強くなる。
 
 そりゃあね、ボードだろうがコンシューマーだろうが、ゲームってのはメーカーにとっては「金儲けの1手段」だ。それは否定しない。それでも、ここまで「売れればいいんだ。中身なんて関係ない」って姿勢を見せられたゲームは…予算が厳しいのはわかるとしても、だからって「すごろくで大切な要素は何か?」をここまで無視した作品が登場するのはどうかと。なお、似たような値段で「比較にならないほどマシ」なすごろく系ゲームが出てるって話も聞いている。「人生ゲーム」という歴史と伝統のあるジャンルで、1000円で売ることを前提に…という厳しい予算制約があったとしても、もっとましなゲームを作ることは可能だったと思うのだけど。
 
 しかもこのゲーム、いわゆる「やっつけ感」はない。やっつけ仕事ってのは、どこかで「形だけ整え、後は知らない」と言っていそうな雰囲気がするモノだけど、このゲームは「最初からこの完成形が予想され、その完成形のために力を入れた」雰囲気がする。もちろん、その努力の方向性は「ゲームを面白くする」という方向にはまるで向けられず、ただひたすらに「予算を守る」ために費やされたのだろうけど。どうも売れたらしいって話を考えれば、制作責任者は満足していそうな気がして仕方ない。
 
 人生に勝ち負けがあるのだとしたら、私はゲームなんぞに少なからぬカネと情熱を傾けている時点で、「負け組」に属するのだろう。それは承知していたつもりだ。ただ、何が哀しくてゲーム動画を見てそれを実感しなくちゃいけないのか。自分の半生をかけて大切にしてきた「ゲーム」ってものから、突然裏切られたようなものだ。自分の生き様を根底から否定されるのは辛い。ましてゲームを使ってそれをやられるのは、すごく辛い。
 
 こんなモノに遭遇してしまったおかげでひたすらブルーになり、私と似たような意見を持つコメントを読んで自分を慰めていたいた結果、ちょっと更新が滞ったんですよ。正直、まだ少し落ち込んでいます。まさか、ギャグでもシャレでもビョーキでもないのに「人生ゲームにオレの人生否定された」なんて理由で落ち込む日が来るとは…

11月16日2009/11/17 03:04

 またブラウザのバージョン管理がワケわかんなくなった…最近バージョンアップが相次いだので。いずれ整理しないと。
 
 土日にかけて、小旅行に出かけました。そこで見てきた「熱川バナナワニ園」の紹介をしましょう。他も色々楽しかったんだけど、ここで私が扱いたいネタとはビミョーにズレるんだよな(苦笑)。
 
 何故熱川バナナワニ園?深く考えてはイケナイ。そこに「バナナとワニ」があるからだ…というのが基本コンセプトなんだろうけど、私は正直楽しみにしていた。ワニだもの。下手したら「アッチ行ったまま帰ってこない」可能性すらある。動物園とか普通に好きだし。今まで見たことないワニが見られるかも…と期待してました。
 
 これで「実はショボくてガッカリ」だったら笑えるかも知れないけど、思った以上に充実してましたね。難点は「インドガビアルなのかマレーガビアルなのか、ネームプレートがないのでわからん奴がいた」ぐらいか。インドガビアルってのはコイツだけでガビアル科ってものを形成する種で、マレーガビアル(コレはネームプレートアリ)は外見はかなり似ているけどクロコダイル科(ガビアル科って分類もある)。もしアレがインドガビアルだったら、見分けが付くようになるまで観察し続ける価値があったハズなんだけど…
 
 良かった点?山ほど。ヨウスコウワニは初見だった。「なんとかカイマン」のうちいくつかも初見だと思ったけど、コッチは比較論で言えばありふれているからなあ。あと、マチカネワニ(絶滅種)の化石もあったし。ただ、この化石は展示位置の関係で私が見たかった部分(頭骨の穴とかあごの骨の細部とか)がちょっと見にくかったかな。その代わり、腰の骨はじっくり見てきた。「ワニと恐竜の、腰の骨の違い」は重要だからね。
 
 季節の関係からか、どのワニもほとんど動かなかった。同行者からはその点に対して不満も漏れていたけど、私は気にならなかったなあ。むしろ細部をじっくり観察するチャンスだし。ペットとしてなら「あまり動かないのはどうかと」と思う(あくまで私は)けど、たまに見るだけならアレでOK。ただまあ、次に行く機会があるのなら、もっと活発に動いている様子を見たいけどね。「どーゆー動きをするのか」も興味深いのだから。流石に「動いている様子を見るため、自分をエサとして差し出してみる」のはやりすぎだと思うけど。そんなヘンなもの食べさせたら、ワニが可哀想だ。基本的にどいつもこいつも絶滅危惧種なんだから、大切にしないとね。
 
 私はワニだけでも「おなかいっぱい」状態だったけど、他にも面白いモノが結構いましたね。代表は何と言ってもアジアアロワナ。極上モノではなかったと思うし、色も私好みではなかったけど、それでもあの大きさ(50cmくらいか?)だと迫力があってイイ。やっぱりいいよねえ…別のトコロにいたブラックアロワナも良かったけど、やっぱりアジアアロワナですよ!
 
 比較的落ち着いて見ていられたのは、ピラルクー。アレもイイね。ただまあ、個人で飼うのは難しいレベルの巨大魚だからなあ。アリゲーターガー(これも熱帯魚)もいい感じだった。これらは「別に熱帯魚専門店に行けば見られる」んだけど、私がそんなトコロ行ったら破産しかねないから、自主規制しているんだよね…他の客がどう思うかはともかく、私としては良かったです。あと、すげー地味に中国産オオサンショウウオが展示してありました。これもなかなかオツなものでして。
 
 私のような特殊な趣味してない人間にとって面白そうなのは、マナティーとレッサーパンダか?どっちもかなり楽しめるかと。バナナワニ園のレッサーパンダは、日本国内の動物園でおなじみの奴とは種が違うんだそうな。だったら比較するべく同じトコロで展示しろと。そーゆー配慮はして欲しかったな。私がドバイの動物園を評価している理由は、「アフリカライオンとインドライオンを同時に見ることが出来る」だ。
 
 そこそこ良かったけど…ってのは、ランの展示。私は園芸の人じゃないので、「展示会に持ってゆくレベル」じゃないとちょっと楽しめない。東京ドームで毎年展示会やってるハズなので、そっちの方が楽しめるんじゃないかな。ただまあ、悪くはないです。睡蓮も悪くなかったけど、アレは「コレは○○、コレは△△」みたいな展示より、モネの絵みたいに池いっぱい睡蓮…って方が面白いような。
 
 園芸シロートには…というのは、やはり観葉植物系。実は実を鑑賞する(バナナが代表例)のも、ちょっとつまらん。こればっかりは趣味の問題なので、好きな奴にはたまらないと思うけど。
 
 同行者の意見を聞く限りでは、フツーの人間が行ってもソコソコ楽しめるのではないかと。少なくとも、動物園や水族館に行ってタイクツしない人間ならば、行く価値があるんじゃないかな。動物の見せ方なんかは「古臭い動物園」って気がしなくもないけど、それはそれで味があるし。ただまあ、流石に「バナナはつまんなかった」という意見が多かった。私でさえ「ちょっと面白味に欠けるかな」だったのだから、フツーはそんな意見になりそうだ。
 
 バナナとワニ見てどーすんだ!ってな感じのネタとして扱われるコトが多い熱川バナナワニ園だけど、私のような「動物園は好き」って人間なら、かな~り楽しめると思う。アレ目的で出かけてゆく価値はあるのでは?ある程度人を選ぶとは思うけど、「温泉」が主目的だと考えればいいんだし。ちなみに温泉も堪能しました。
 
 とはいえ、旅行全体に巨大な「不満点」があったことは告白しよう。それは、温泉場にあった体重計だ。アレは絶対壊れていた!私があんな体重なんてあり得ない!!いくつだったのかは軍事機密です。久々に目の前真っ暗になった…

11月25日2009/11/26 00:25

 このところスランプ気味で、どーもネタがうまくまとまらない。そのため更新失敗が続いてしまいました。本日も「コレ」といったネタがないんだよな。修行して出直してきます。申し訳ない。

11月28日2009/11/28 23:51

 なんつーか…スランプ気味だ。ネタのまとまりがすごく悪い。こんな時でもうまく文章をまとめられるようじゃないと、プロにはなれないんだろうな。反省。
 
 今週末はジャパンカップ。色々言われているレースではあるけど、私としては大いに楽しみだ。ちなみに、馬券はある程度決めてある。本命は、一応リーチザクラウン。あえて長々と「何故この馬なのか」を語ってみようかと。
 
 あえて長々と…などと書いたけど、わかる奴は「何故リーチザクラウンなのか」わかると思う。そう、その通り。橋口調教師の「ビッグマウス」聞きたいから。タイミング的にこれぐらいの時期が適切だからね。半年ほど準備期間があれば、こちらも予定が立てやすい。
 
 ここで言うビッグマウスとは、言うまでもない。「キングジョージ挑戦表明」である。今年のキングジョージ勝った馬(コンデュイット)を破ってJC制覇したら、これぐらいのことはやらかしてくれるんじゃないかと。私の知っている橋口調教師は、「そーゆー」人だし、私の知っている「アスコットの魔物」はそーゆー存在だ。
 
 実際問題として勝てるのかって?知らん。ここで勝ち負け出来ないようなら、キングジョージなんて行くだけ無駄。「しょせんそれまでの馬だった」ってことになる。それはそれで私にとっては有り難い話だ。だって、また魔物に捕まらなくて済むからね。あの「わかっていたはずなのに、サイフの中からお金が消える」現象を体験しなくて済むのは、一応は有り難い話だからして。
 
 とりあえずの話をすると、今年は天才と魔神という「人知を超越した存在」が不在だ。ならば、武豊という「人間の枠内に収まるジョッキー」でも何とかなるのではないかと。一口に「人間の枠内」と言っても相当の差があるのは確かだけど、それでも「その枠外にいるモノ」と比べれば…
 
 国内勢については比較的わかりやすいので、競馬新聞などに譲ろう。外国勢をどう考えるかだけど…とりあえず、コンデュイットはやはり侮れないんじゃないかな。血統面では日本向きって気がするし、米国で速い時計も経験している。他の外国勢も「日本でも走るかも」って血統の馬が多く、ソコソコは走ってきそうな感じ。マトモに予想したら、結構難解かも。
 
 展開は…やっぱり逃げるんだろうなあ。リーチザクラウンが。そのまま勝てるほど甘いレースじゃないとは思うんだけど、ここで逃げ切れないようなら、アスコットじゃもっと厳しい。アスコット逃げ切れるようなら菊も勝っていたはずでは…って気はするけど、そこはそれ。
 
 対抗は…一応コンデュイット・オウケンブルースリのどちらかにしようかと。この距離だとウオッカの信頼度はやや落ちるからして。一応スクリーンヒーローまでが連下かな。後は印を回している余裕がないと見た。
 
 もっとも…馬券はおそらく本命の単勝1点勝負。直前になって弱気になるかも知れないけど。これはキチンと理由がある。アスコットの魔物は単勝が好きなようで、消えたカネの代わりはいつも単勝馬券だったから。あの魔物がまたも橋口調教師&私をあの地へ誘い込もうというのなら、単勝馬券に反応するんじゃないかと思って。
 
 結局のトコロ、リーチザクラウンを買う理由は「アスコットの魔物が怖いから」に過ぎない。占いや語呂合わせならともかく、呪術で馬券を買うようになったら…って気はするけど、JCってのは「そーゆーモノ」が強いレースだって気がするんだよね。そうでなきゃ、キッチリ天才がハナ差勝っているだとか、魔神があんだけ活躍するとかいった現象の説明が付かないと思う。
 
 呪術で馬券買うなんてアホなこと、当然他人には勧めません。だから、リーチザクラウンを買うんだとしても、もっと「人間的な」理由で買うべきでしょう。ただまあ、私は今回呪術を頼ります。だって…先週やっぱり魔神はすっ飛んだんだもの。やはり呪術はホンモノだった…フングルイ ムグルウナフ クトゥルフ ルルイエ ウガフナグル フタグン…