1月8日2007/01/09 01:45

 私は今日が仕事始め。祝日なんだけどね。それは別にいいんだけど、どうも「欲しい場所に欲しいタイプのカレンダーがない」状態になりそうなことが判明。旧年中から心配してたんだけど…
 
 もちろん、私の部屋のカレンダーを持ち込むわけにはいかない。1つとして「仕事で使える」モノはない(断言)。絵柄がおとなしいのは機能面に問題があるし、機能面でチョイスすると絵柄が派手で…
 
 そんなわけで、今回はカレンダーのデザインについて語ろうかと。カレンダーのデザインとなると絵柄中心に語られがちだけど、他も重要だぞってことで絵柄についてはあまり触れないことにする。なお、最も一般的な「1~2ヶ月1枚の壁掛けタイプ」に限定して語ります。そうでないとさらに大変だから。話題の色は悩んだ末、雑学ってコトでこの色に。
 
 一般的にカレンダーってのは、「絵がある奴と、無い奴」程度の区別しか意識されてない気がする。実際のトコロは、かなりのパターンがあるんだけどね。言われれば誰でも気がつくモノとしては、「1ヶ月1枚か2ヶ月1枚か」ってのがある。どっちが良いのかは…私個人としては「どっちも悪くない」ってなるかな。もちろん、私の部屋には両方ある。
 
 ただ、機能面から言えば2ヶ月1枚モノはやや劣ることが多い。このバージョンは2ヶ月分の日付「しか」掲載していないことが多い。それを言ったら1ヶ月1枚モノは1ヶ月分しか…って思うのは、カレンダーをよく見てない証拠。かなりの確率で、どこかに小さめに「先月」と「来月」の日付が掲載されてることが多い。私が職場で欲しているのは、このバージョンである。
 
 ただ、1ヶ月1枚モノに必ず「先月・来月」があるワケじゃない。こーゆーモノは機能面では劣る…と言いたいけど、その分書き込み用のスペースを広く取ってあったりする。また、デザインもスッキリしてよろしい。余計な情報を省くってのも、1つの考えとしてはアリだと思うな。
 
 さて、お手元のカレンダーをよーく見て欲しい。日付のトコロは何段組みになっているかな?1ヶ月は30日で1週間は7日だから、5段あれば何とか…と考えるのは間違い。月初めが土曜だったりすると6段必要になるのだ。何、5段しかない?実は、そーゆーのも良くある話。1年の大半は5段しか使わないんだから、6段目は「無駄なスペース」になりがちだからねえ。こういうものは、一番下の段に日付を2つ詰め込んだ場所を設けて解決してる。今年だと、9月を見てもらうとよくわかるはず。
 
 これだけ語って満足してちゃ、私じゃない。まずは「カレンダーの綴じ方」を見て欲しい。金具で挟んで留めてあるのが一般的だけど、最近は厚紙のモノも増えた。ゴミの分別回収の関係からだね。タダで配ってるカレンダーなんて、その程度でしょ。でも、カネ出して買ったり、雑誌付録になるとまた別の綴じ方が出てくる。
 
 雑誌付録などで良くあるのが、真ん中を綴じてあるモノ。市販品でもリング上の金具で綴じてあるモノがある。こうすると折りたたんでも問題が生じないって利点がある。それと、「終わったら破いて捨てる」必要がないので、「捨てる」ってコトに抵抗がある人にピッタリだ(笑)。ただし、欠陥も多い。このタイプはめくるたびに画鋲(もしくは留めピン)を引き抜く必要がある。めくるのが一番面倒かな。それと、中央に隠しようのない折り目が来る関係上、絵柄や本体の大きさに一定の制限を受ける。
 
 一番スゴイのは、最上部にリング金具使ってるモノだね。破いて捨てるのではなく、後ろに回してしまう。「○○ちゃん(馬でも可)を捨てるなんて!」ってな人向き。欠点は、画鋲を使って留めにくいこと。事実上留めピン使うのが標準である。「画鋲ならあるけど…」って人は少なくないと思うぞ。
 
 さらに、「週ごとに段になってる」という一般的なモノと異なるタイプも多い。1列にして端に寄せてあるタイプなんかは、正直ポスターと変わらない。機能面ではゴミカスである。せいぜい日曜祝日の確認用にしか使えない。ただ、カレンダーなんてそれが分かれば充分って話はある。3段になってるモノも似たり寄ったりだけど、実はこれはこれで便利だったりする。隔週発売のモノの発行ペースを直感的に把握しやすいのだ。補助的に使う分にはあっても悪くない。
 
 最もマニアックなのは、「週末カレンダー」かも。一般的なカレンダーは「日曜に始まり、土曜に終わる」曜日配置になっている。しかし、世の中には「月曜に始まり、土曜に終わる」カレンダーも存在するのだ。もっとも、競馬カレンダー(市販品)同人カレンダー(毎年必死に探してる)でしか見かけないけど。使い慣れると便利なので、私の部屋で「メインの位置」を占めていたりする。
 
 私がカレンダー買い漁ってるのは、「日付部分のバリエーション」を多く揃えるためでもある。それが私の趣味なんだから仕方ない。それに加えて綴じ方がどーだの「絵とカレンダー本体のバランス」かこーだの、果ては絵柄があーたらこーたら…ってなことを言い出したら、ホントにキリがない。
 
 私はそーゆーこだわりのある人なので、職場に「欲しいタイプの」カレンダーがないってのは多いに困る。「趣味が知られるとマズい…どころか、ヘタするとセクハラ」ってのはまだいい(おい)。自分が「使う」際、絵が邪魔なのだ。仮に入っていたとしても、とにかく目立たないものがいい。さらに、1ヶ月1枚・先月来月入りは外せない。用途から言って週末カレンダーはむしろ有害。書き込みスペースはゼロで問題なし。六曜だの節句などはいらん。絵がない以上、6段組より5段組にしてデッドスペースは消したい。こんなカレンダーはどこにでもありそうなんだけど、何でこーゆーのだけが…ブツブツ。
 
 まあ私のことはさておき、皆様も自分の周囲にあるカレンダーの「タイプ」に注目してみてはいかが。細かい違いが分かり始めたら、それがまずは第一歩。なお、あえて「ドコへ向かう一歩なのか」は書かないでおきます(笑)。

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