6月11日2015/06/11 22:52

 やること山積みなのに、体調不良。単に「眠くなるのが凄く早くなった」だけではあるけれど。実を言えば、例年この時期はこーなる。体が気候の変化に追いついていないんだな。まいった。
 
 本日のネタは軽く。先日再版された「関東制圧」(GJ55号)の地図について。旧版の「ミスだと思うんだけどな」って部分をそのまんまにしてくれたので。
 
 私がミスだと考えるのは、荒川の流れ方。多分相当オカシイ…というより、江戸時代以降の流れになってしまっていると思う。私は埼玉県民なので、エポック版を初めて見た時から気がついていたんだけどね。
 
 今の荒川がどーなっているのかは、地図を見て欲しい。ぶっちゃけ、江戸周辺の下流域を除き、「関東制圧」の位置とあまり変わらない。けど、これはオカシーのだ。そうなったのは江戸時代に大規模な河川改修やらかして以降のことだから。元々どの辺を流れていたのかは、ごく簡単にわかる。埼玉県内には「元荒川」って川があるから。
 
 江戸幕府が出来る前、荒川は今の元荒川と似たような位置(当時の河川だ、細かい位置は異なる…どころか、氾濫する度に流れが変わっていた可能性すら高い)を流れていて、今の古利根川の辺りを流れていた利根川と合流して江戸湾(東京湾)に流れていた…ってのは、今だとウィキペディアレベルで入手できる知識である。「関東制圧」では、利根川については流石に江戸湾に流れているんだけど、荒川は江戸期以降のモノ。ちなみに、隅田川と荒川がどうこう…ってのは明治期の改修である。
 
 その結果、どんな影響があるのか?最も影響の大きそうなのは、岩槻城(GJ版だとヘクス3025)周辺だな。この辺で荒川は岩槻城より西にある河越城寄りを流れているけれど、元荒川は岩槻城の東側を流れている。つまり、当時は荒川という大河川が岩槻城のすぐ東側を流れていた、とするべきではないかと。なお、もっとヤヤコシイことに更に昔は今の綾瀬川(岩槻城のすぐ西辺りを流れる)が荒川本流だったらしいんだけど、戦国時代(具体的にいつの話なのやら)の改修で今の元荒川の辺りを流れるようになったらしい。なお、この当時河越城の東側を流れていたのは入間川だ。これが「関東制圧」の地図に掲載する価値があるほどの大河川であったかどうかは、私の知識では何とも。
 
 ちなみにだ。「関東制圧」ってゲームにおいて、河川はそんなに影響力の大きい地形ではない。防御力が倍になったりしないし。ぶっちゃけ、かなりどーでもいい。少なくとも、この「間違い」がゲームに与える影響は小さいと思われる。ゲームの価値に与える影響は「ゼロじゃないかな」程度だと、私は思う。
 
 ただ、戦国時代以前のゲームをデザインしようと考えている方々には、「江戸期以降の河川改修をナメてはイケナイ」と言っておきたい。日本にはたくさんの河川があるけれど、そのほとんどが主に江戸期以降に何らかの「手」が入っていると考えて良い。氾濫を防ぐための護岸改修も含めて考えた場合、少なくとも本州を流れる河川は残らず「人工的な水路」呼ばわりしてもいいくらいだ。つまり、今の河川をいくら眺めても、戦国時代にどーだったか、を知る手段にはならない。少なくとも郷土史くらいは調べるべきだと思う。
 
 ついでに言えば、私がSS版「関ヶ原」をプレイしない理由の1つに、この河川の扱いがある。私は「当時の河川敷なんて、どー考えても湿地よりはマシ程度」と考え、川の流れに従うように移動する場合でも、川を横断する場合と同じ移動コストを支払うのが当然だと考えていた。再版の際に交わされた議論には参加してないので、それが妥当なコトかどうかは全く知らない。ただ、結果としてSS版関ヶ原は別の解釈を採用している。そのため、昔覚えた戦術が全く使い物にならん。ソコから覚えるとなると、イチから覚えるのとあまり変わらない。いずれそうしようとは思っているけれど、つい後回しにしたくなる程度には複雑なゲームだよね。
 
 実のところ、戦国時代というのは「よくわかってない」コトが多いと思う。江戸時代に色々変わってしまったのに、色んなタテマエでは「戦国時代と同じ」(としないと、武士が威張っている理由が薄くなる)としているからなあ。現代の時代小説に出てくる「江戸時代」がファンタジー世界並みに江戸時代とかけ離れていると思われるのと同様、江戸時代の人間が考える「戦国時代」もファンタジーなんじゃねえか?ってくらいだ。まあ、この辺を否定しちゃうと「戦国時代のイメージ」からしてグチャグチャになっちゃうので、難しいとは思うけど。
 
 繰り返しになるけれど、「関東制圧」の河川は影響力が少ない地形なので、この話はどーでもいい。全体としては面白いゲームだと思うので、気にせずプレイしてみるとイイと思う。今回はオチなし。そんなもの考えているヒマがない。もう眠い…

5月17日2015/05/17 23:28

 ワンアンドオンリー、キングジョージ回避…どうやら馬主が小賢しいこと考えやがったらしい。ちっ、理性のある奴はコレだからよお。おかげで私の遠征計画も白紙に。
 
 SLG系サークル連携構想については、かなりの返答が得られている。順調と言えるだろうな。そろそろまたコチラから何かしら発信しようと考えてはいるけれど、考えがまとまらない。ここは一旦落ち着こうかと。秋になれば毎日何かしら…って状態になるって覚悟は出来てるけれど、今はまだそーゆー時間帯じゃない。
 
 ただまあ、ボンヤリしてても仕方がないので、考えをまとめる意味でもココで軽く「これから何をするのか、何をしたいのか」語っておこうかと。現時点で取りまとめ役の私が何考えているのか?は、気になる人もいるだろうし。
 
 SLG系サークルをまとめてどーするつもりなのか。まあ、単純に言って目指す所は1つ。「販売促進」だ。宣伝量を増やし、手に取ってもらえそうな層へ「こんなモノがある」と知ってもらい、入手してもらう。サークル単独では出来る事に限りがあるだろうけど、力を合わせて取り組むことによって活動の幅が広がるだろう。単純にそれだけの話だ。
 
 コミケ以外の、ある程度大きい即売会を知っている人間なら、「プチオンリーとか部活動みたいなモノ」と言えばわかるかもしれない。そもそも、私がSLG系サークルをまとめようと考えたのは、その辺がヒントとなっている。最も近いのはコミティアの部活動かな。こーゆー集団を形成し、互いに「同ジャンルのサークルは他にココがありますよ」と紹介し合うことによって、人を集めやすくする…ってな感じ。
 
 ただし、単純に「数は力なり」って考え方では駄目だろう。焦点がぼやけていては、あまり効果は出ない。その意味では、「SLG系サークル全体」というくくりは、少々「焦点のぼやけた」集め方かな…と思ってはいる。もう少し絞り込んだ方が、効果的な宣伝が出来るのでは。歴史系もSF系もひとまとめ…ってくくりは、色んな意味でどうかと思う。
 
 しかしだ。「こーゆー単位でまとまって宣伝すれば、効果的じゃね?」ってなアイデアがあったとしても、実際そーゆーサークルが集まって何か出来るか?ぶっちゃけ、簡単なコトじゃないと思う。アタマ下げてサークル連合体を構成し、連絡取りまとめて具体的に何やるか決め、実行する…このためのハードルは正直高いでしょ。
 
 そのハードルを下げるために、何が必要か?ここでSLG系を1まとめにする意味が出てくる。「下地」としてそーゆー集まりがあれば、連携は取りやすいはず。まとめ役の私に「こーゆーアイデアがあるんだけど」と振ってもらえれば、「連絡は任せて下さい」と言えるわけで。また、「共通の宣伝ペーパー作り」とか「スタンプラリー」といった比較的単純な手法を採用するのであれば、そのノウハウを提供することも考えられる。現時点ではそんなノウハウは持ってないけれど、そのうち自然と集まるはずだ。
 
 更に、この活動が他ジャンルのサークルにも周知されれば、そーゆートコロと組む際もやりやすくなる。ぶっちゃけ、「戦国時代」「三国志」ってなテーマのゲームは、SLG系に限らず存在する。そういったゲームを扱っているサークル合同で「三国志祭り」なるものを展開することは、色々意味があるんじゃないかな。理想を言えば、そういうくくりでサークルをまとめるのは、主催者側にお願いしたい。でも、現状主催者側に「プチオンリーを作ろう」って発想がない以上、別の誰かが成功例を作って「こーゆーのはどうよ!」と突きつけてやらなくちゃイケナイ。世の中とはそーゆーモノだ。
 
 つまりだ。私がやりたいのは、土台作りである。まずは多めのサークルを結集してしっかりした土台を作る。後はそれを利用して各サークルがより小さい連携を作る。そーゆーものを作りたいのだ。ま、あくまで理想型だけどね。
 
 この構想の問題点として、「私はあくまで土台作りしかしない」って部分がある。実際は色々提唱したりはするだろうけど、やはりキホンは各サークルの自主性に強く依存する。ということはだ。「黙ってオレに付いてこい!」とは言えないんだよね。ぶっちゃけ、何か新しいことをやる時には、こーゆーワンマン型のやり方が有効だ。けれども、今回そーゆー手法には頼れない。ある意味私の手を離れた所でどうこう、って話が出来るようにする必要がある。これは…うん、まあタイヘンだと思う。単に個人の人望とやる気と能力で周囲を引っ張ればいいってモノじゃないから。
 
 とはいえ、救いはある。私が「ノセて行動してもらわなきゃイケナイ」対象は、各サークルのアタマである。「俺はこうしたい」という強い意志があるに決まっている。でなけりゃサークルのアタマとして同人ゲーム作ったりしない。そーゆー声をきちんと聞いて、まとめていけばいい。自主性の乏しい指示待ち野郎を率いるのとはワケが違う。既に「ウチはこう考えている」「こーゆーコトやらないか」ってな感じの「自己主張の強い」コメント・意見が届いているし。コレはコレでアタマの痛い側面もある(苦笑)けれど、頼もしいことも事実だね。
 
 まあ基本原則としては「黙ってオレに…」じゃ駄目だってのはあるけれど、土台作りに着手したばかりの現段階では、必要に応じて…というより、かなりの部分を私が引っ張り上げる必要があるんだろうな、ってのはある。まあ、その辺覚悟は出来てます。つか、その覚悟もないのにこんなコト提唱できないよ。
 
 ちなみにだ。一部即売会の「プチオンリー」というイベントは、「このまま盛り上がり続けるようなら、オンリー即売会の開催も」ってコトが視野に入っている例もある。どちらかと言えば「最初から諦めている」か「既にオンリーが存在している」モノが多いけど。ってことはだ。SLG系の連携を高めていった先には、SLG系オンリーの即売会という案があってもいいことにはなる。現時点では単なる妄想だけど、二次創作系のように「ネタ元の作品が完結しちゃったら萎んじゃう」ワケじゃあない。時間を掛ければあるいは…って話はあるかもね。そんな条件が整う日が来るとはまるで思えないけど、遠大なる夢としてそーゆーモノもある、と言うことは出来る。
 
 とにかく大切なことは、先を見据えつつ続けることだと思う。一過性のモノは論外。惰性で続けるのもよろしくない。最終的勝利を掴むため、「今できること」をうまく積み重ねてゆかなくてはならない。それが作戦術ってモノ…でいいんだよね?業界の現状を考えれば、目の前の障害は独軍より凶悪だ。それでも、勝利も敗北も全部糧にしてベルリンを占領した赤軍よろしく、戦い続けて勝利を掴まなくてはならない。
 
 とまあ、なんか大きなコトを語ってみたけれど、現状はデカいコト言おうが言うまいが、やるべきコトにあまり代わりはない。遠大な目標のためだろうが、単なる目先の勝利のためだろうが、「とにかくあの丘を獲れ!」ってことだ。ただ、勝った負けたを考える時に重要になってくる。何が何でも占領するつもりで頑張るのか、相手が躍起になって大戦力投入してくれたのなら負けて良しとするのか、その辺の見極めに関わるからね。個人的意見だけど、こーゆーイベントでも「勝ち負けの判定」は重要だと思う。ただ勝てばいいってモノじゃないけど。
 
 とりあえず、私なりに「目指したいモノ」は提示した。後はコレが妥当なモノか再考し、必要ならば修正し、「これで良し」となった時点で「これを達成するために、具体的に何をするのか」を考え、勝利条件(負けを覚悟で困難な目標を設定する場合も、確実な勝利のため小さな目標を目指す場合もあり得る)を設定し、実行し、勝った負けた・副次的に得られたモノ失ったモノを評価し、次に繋げてゆけばいいだけの話だ…なんかタイヘンな気がしてきたけれど、ウォーゲームの作戦研究って結局こーゆーコトの積み重ねだからなあ。それを考えれば、何とかなる…のかぁ?
 
 何度も繰り返してきたような気がするけれど、「何故F男が」「こんなコト本当に実行できるのかぁ?」ってな部分は悩む意味がない。私しかいないから。これは純粋に私個人のための戦いである。同人SLGが盛り上がって最も得するのは、誰が何と言おうと私だ。そこに異論を挟みそうな人間を見たことがない。自分のため、自分で闘う。当たり前のことじゃないか?他力本願で何とかなるような領域じゃ無いんだから。だから…とにかく闘い続けるしかない。他に出来る事はない。やれやれ。
 
 まあ、何がどーなるのか現時点ではサッパリって気がするけど、幸い時間はまだある。油断はしないけど、焦らずジックリやるしかないでしょ。はあ。来週辺りまでに「こーゆーコトを目指して、こーゆーコトをやろうと思ってます」ってレベルに話をまとめておき、また各位に連絡取らないと。問題は山積みだなあ…

5月7日2015/05/07 23:36

 色々手加減したし、「入手失敗」もあったハズなのに、何故私の荷物はあんなに重いんだ。いや、言い方を変えよう。何故みんな荷物が軽そうなんだ。私はウォーSLGと比較したらコンポーネントが豪華で嵩張る事の多い、「ドイツゲーム系」に関しては手抜きしまくったというのに!確かに、「宅急便を利用するのは負け」という、コミケ買い子部隊特有のこだわり(「コミケ初日終了後、○○駅で荷物引き取る」と言われた場合、「イエッサー」以外の返事は出来ないので、ソコまで荷物担いでゆく)が敗因だとは思うけど。
 
 色々面白いコトがあったので、GW全体を振り返るような感じで行こう。4/26に音系即売会「M3」がTRCで。相当手加減したはずなのに、それなりのCDが手に入った。これに関しては、「そーゆーもんだ」としか言いようがない。特にピアノ系の曲を試聴しちゃったら、「ウチのヘッドホンで聴いたら…」って考えちゃうからなあ。なお、全部PCに叩き込んでCDは原則廃棄した。以前「CDはそうしないと…」というアドバイスをもらったので。多少勿体ないけど、「魂」は無傷なので許して欲しい。
 
 5/2は巨大即売会・コミック1☆9(9回目ってコト)が。若干寝坊してスタートダッシュに遅れ、複数の買い逃しが発生。ま、朝早く出てもゼロに出来なかったのは間違いないってレベルなので、あまり気にしないコトにする。どーせこの日のメインは同人誌であり、ソレは書店委託で何とかなるから。グッズやコピー本が重要なんだよ!ってサークルはある程度網羅できたし。ただ…ソコにも買い損ねがあるんだよな。反省。
 
 5/3は競馬。春天。春天は何かと忙しい時に開催されるので、長い事WINSで対応していたんだけど、今回は競馬場へ。そこで素晴らしいモノを目撃した。隣にいた友人がWIN5当てたのだ。これは「対象5レースの勝ち馬を全部当てる」ってもので、ぶっちゃけ馬券と言うよりは宝くじに近い。しかも好配当。まあ、色々あるので誰がいくらって話は省略するけど。いやまあ、いいモノ見せてもらいました。ゴチになったし。
 
 その翌日は体力温存の意味も込めて、マッタリモード。「ヲタク絵の展覧会」をハシゴしてきました。まずは信濃町付近のアートコンプレックスセンターとかいうトコロでやってた「四艶少女画展」。入場無料。「いかにも画廊」って感じで、あまり大きくない会場。でも、ソコがむしろいい。人も少なめだったし。やはり絵は落ち着いた環境で見るとナイスだからなあ。その後は秋葉原UDXに移動して、毎年恒例「絵師100人展」へ。こちらは絵の枚数が100枚と多いし人も多いので、若干「せわしない」感じがする。美術館にたとえると、前者は常設展示を、後者は企画展示を見ているような感じ。ルーブルやら英国ナショナルギャラリー&テイトギャラリーを観に行った経験からすると、良い絵は落ち着いた環境で見られる常設展示で見るのがナイス。少なくとも私の好みではある。
 
 もっとも、絵師100人展が悪いワケではない。アレはアレでとてもよろしい。つーか、アレに近い雰囲気を出したくて「部屋中を萌え絵カレンダーだらけにする」ってなコトやっているんだから。「○○先生の絵は良いなあ。来年用のデカいカレンダー作ってくれねーかなあ」などと考えながらぼ~っと絵を見ているのは楽しいです。
 
 5/5。ゲムマ&コミティア。流石に「コミティア会場全巡回」は諦めました。おまけに入手するモノも相当絞りました。ゲムマもかな~り手加減し、おまけに買い逃しも出ました。にもかかわらず、荷物が重い重い。でもまあ、何故か出展者入場証が使えたので、色々助かったけど。いやね、世の中には義理人情ってモノがありまして、「入場証あるよと言われたら、受け取って感謝と歓喜に満ちあふれた笑顔を見せる必要がある」サークルがあるんだよ。そーゆーモノなんだよ。
 
 ゲムマで入手したブツだけど、SLG系は全部網羅したはず…と思ったら、1点カン違いで入手し損ねたブツがある事が判明。KEY商会(G01)のブツは「大阪で入手済み」だと思っていたんだけど、これはコッチの記録ミスだと判明。申し訳ない…ただ、完全新作ではなく改訂版の入手ミスなので、許して下さい。他は新作は全部ゲットできたかと。持ち込み数3とか7とかいう、「買い子泣かせ」なブツも含めて。それに加えてタンクハンター第2版の拡張セット「イェーガー」と「ダウンインフレームズ日本語版」を会場でゲットし、SLGじゃないモノをいくつか買っただけなんだが…その程度なのに、何故荷物が殺人的に重い。
 
 入手し損ねたブツについても語っておこう。「長征」をテーマにしたゲームがあったんだけど、テーマがテーマなので急いで入手する必要は…と思ってコミティアに向かったら、戻ってきた時には完売してた…何故あんなテーマで!ってのは、SLG系ゲーマー特有の考えになるのかな?私だけじゃなく、複数のSLGゲーマーから「欲しかったけど、売り切れてた」という話を聞いた。
 
 とりあえず重かったブツは、2つの野球SLGかなあ。私の知る限りに於いてではあるけれど、現在日本では5つの野球SLGが存在している。全部同人。私はこれらのカードを眺めてニヤニヤしたりため息をついたりするのが大好きであり、全部集めようと努力している。2014年NPBのデータはAPBA(名工大シミュレーション友の会)・ザ☆ビッグプロ野球(複数)・インパクトベースボール(八川社)の3つは入手済みだったんだけど、卓上野球機構(サークル名同じ)はまだ。それに加え、従来データダウンロードにしか対応してなかったPFB(YSGA)のカードが発売に。コレをコンプリートせずにどうする?ちなみに、今回のゲムマではAPBAを除く4作品がそろい踏み。真面目に「世界よ!これが日本の野球文化だ!」と言いたい。野球関連の博物館のような「関連文化」の歴史・分量は確かに米国には大きく劣るだろう。けど、日本にもチャンと関連文化は存在するんだ。これもまた我々の野球愛ってものだぜ!
 
 コミティアについてはあまり語る事がない。手抜きしまくりだから。実質「挨拶回り」中心。確実に個体認識されてるサークルがいくつか、個体認識されてるかもなあ…ってサークルもいくつかあるので、基本顔出さないワケにはいかない。つーか、「5/5のコミティアに来てくれたら嬉しいです」などと言い放ったサークルに顔出さなかったら、切腹モノである。それが全てじゃないとはいえ、関西からわざわざ遠征してくれているというのに。この件については、私は本当に幸せ者だと思う。なお、ココでもアナログゲームが頒布されていた…「何を考えてこんなトコロでゲーム売っているんだ!」って聞くために、買っちゃいました。「言いたいコトがあるなら買ってから」は、即売会のマナーだと思う。
 
 なお、先日触れた「ゲムマに参加してるSLG系サークル連携で、何かやる」って構想については、とりあえず挨拶回りはした。まずは対面して頭を下げる。やはり人間関係の基本はコレだ。単なる構想段階なので反対意見などは出にくいと踏んでいたけれど、実際「色よい返事」をもらえまくったのは、嬉しい事だな。特に、この業界では大手扱いしてイイa-game(国際通信社)・サンセットゲームズ・BOARDWALKから前向きな返事をもらえたのは大きい。同人オンリーだと「ちょっとした景品」を用意するだけでも色々タイヘンだけど、出版社・メーカー・ショップが協力してくれれば心強い。
 
 とりあえず現段階では、「正式な連絡」を各サークルにメールその他って形で出し、なるべくなら相互連絡体制を築くことになる。連絡役は基本私が引き受けるとしても、私を経由しない横の連絡網も用意しておいた方が便利だと思うし。現在連絡先などを整理し、メールの文面考えている所。今週末ぐらいに送信したいなと。将来的には今回のゲムマに参加して私がアタマ下げたサークルだけじゃなく、コミケにしか参加できないようなサークルなども連携して相互協力体制を築いていきたいなと思っている。
 
 具体的に何やるかだけど、とりあえずはスタンプラリーはどう?って話をした。元々SLG系ってある程度固めて配置されるので、色々と物色するのは楽って話はある。それでも、「こーゆーモノもあるよ」って宣伝をする意義はあるかなと。可能ならば、商業ブースを構えているトコロに主催者側と交渉してもらい、公式スタンプラリーにしたい。それで効果があるのは初心者向けのモノを扱っているトコロ限定になるかも知れないけれど、マニア向けでカタログ掲載効果があまり期待できないサークルであっても、モラルは上がるでしょ。大事なのは気持ちだよ気持ち。
 
 あと、野球SLG系のサークル各位には「野球SLG系合同のペーパー出しません?」って提案もしておいた。複数のゲームを入手して比較してみたい…と考える人間は、ある程度いると思うので、宣伝による相乗効果を期待しても良さそうだ。もちろんこれらのサークルはライバルでもあるんだけど、同時に同志でもある。NPB所属12球団が「基本的には競争相手、だけど相互の協力は必要不可欠」であるように、時に協力しても良いのではないかと思う。さっきも書いたけれど、これもまた野球文化だ。
 
 もちろん、他にも色々と出来そうな事は前向きに検討していきたい。私だけがアイデアを出すのではなく、各位からの提案も募集したいね。私にそーいったことをまとめるだけの器量があるかどうかは…えっと、頑張ります。大事なのは「継続性」だ。一過性のイベントどうこうではなく、活動を継続して行けるかどうかが重要だと思うので。実績をいくつも積み重ね、非SLG系のゲーム関係者から「SLG系は横の連携が強くて羨ましいですね」と思われるくらいにするつもりでやらなきゃ駄目だと思う。ドイツゲーム系にゲームマーケット大賞があり、TCG系はブシロード&マジックという「その気になればオンリーだけでゲムマ級の人数を動員できる」大物参戦。TRPGは普及の総本山とも言えるJGCが参戦し、次回以降コラボを強化してきそう…ときたもんだ。ここでSLG系が意地を見せなくてどーする。「余所は余所」で片付けられるほど、私はオトナじゃねえ。
 
 その中心人物がF男なのはどうよ…って話は大いにあるんだけど、それは言っても仕方ない。現状、こんなコトをやろうって意欲を持った人間は私しかいないのだ。それに、私は一応顔が広い。普通に考えれば、話を聞いてもらうだけでひと苦労のはず。そこを何とか出来るような人間は…うん、多分私が最適だろうな。他の名前を出そうモノなら、複数の関係者から激しいツッコミが入ると思われる。基本的には誰にでも出来る事しかやってないつもりだけど、「活動の幅」が違う。
 
 まあこの話はココまでとしておこう。打ち上げ絡みの話があるので。正式には「このシミュ2015」って同人誌(まあ半分商業誌みたいなモノだけど)の打ち上げではあるけれど。色んな意味で後ろ髪引かれつつビッグサイトを後に…する前にヤニ補充をすべく喫煙所に向かったら、なんか見た顔が。なんと、私の「コミケにおける上官」だった…基本は立体造形の人なので、同日開催していた「トレジャーフェスタ」に参加していたのだ。いるんじゃないかと思いつつ、確実に会えるワケじゃないと顔出すのを断念していたのだけど。まあなんつーか、私にとっては「返事はハイかイエスの二択」って存在なので、つい長めに話し込んでしまいました。おかげでチョイ遅刻。ま、深刻なレベルじゃないけど。
 
 いちいち打ち上げの話をするのは、これだけが理由じゃない。ウォーゲーマー集団の飲み会のクセに、若い女性が2人もいたからだ。ちなみに両名ともゲーマーの娘さん。そのおかげで?若い頃はあーだこーだという話題で盛り上がりました。しっかしまあ、女子高生15歳は若い。私は既にゲーマーだったけど、まだコミケに参加してなかったし、競馬を覚えたのもその後だ。つまり、今の「F男」が完成したのはもっと歳喰ってからの話である。昔から成長してない気がする私ではあるけれど、流石に15歳は「まだ成長途上」だぞ。ちなみに、酔っていたのでそーゆー相手に「ヘンな事」教えちゃったような気がするんだけど、良かったんだろうか…
 
 後は重い荷物引きずって帰宅して、5/6日は荷物整理。整理しきれてないけどね。連絡先もまとめないと。ああ、真の意味でGWが終わるのはいつになることやら。ま、毎度の事だけどね。
 
 同人誌即売会とは、同人誌や同人ゲームを入手するための場…というだけではない。作り手と受け手の交流の場でもある。特に私の場合、「即売会で顔を合わせるだけで、実は本名その他ほとんど知らない」な~んて関係の方々が山ほどいる。そういった方々との交流は、やはり嬉しいものです。そんなわけで、このGWはとても幸せでした。重い荷物・スッカラカンの財布といった副作用はあるけれどな!(笑)

5月3日2015/05/04 00:21

 ゲームマーケットまであと少し。そこでまあ、思いつきをこの場で発表しておこうかなと。会場でウォーゲーム関係者に、「秋のゲムマで何かイベントやりませんか?」って提案ができたらなあ…と考えてます。はい。
 
 キッカケは色々ある。最も大きいのは、ウォーゲーマーSNS「Mustattack」で、「(SLGが)ゲームマーケット大賞に見向きもされないのは、空しい」って趣旨のコメント見た事かな。ならば、会場内のウォーゲーマーが「我ら此処にあり」と胸を張れるような何か(具体案ゼロだけど)をやれたらなあ…と思って。
 
 正直に言う。私はいわゆる即売会に、「作り手の笑顔」を見るために足を運んでいる。手間暇掛けて作り上げた作品を受け取ってもらえるというのは、作り手にとって幸せなコトである。だから、私ごときが「下さいな」と言っただけでも、笑顔で迎えてくれる。応援している作り手がそういう笑顔を浮かべる姿は、何物にも替えがたい喜びだ。
 
 だからこそ、何らかの理由で作り手が背中を丸めていると、私としてはとて~も哀しくなる。良くある理由は「売れない」「理解してもらえない」だね。そんなコト言うなぁ~!少なくともココに1人「買いましょう」「理解しようと努力しましょう」って奴がいるじゃないか!そう言いたくなる。いや、もっとぶっちゃけて言おう。下らない理由で膝抱えているようなヒマがあるんなら、オレのために作品を作り続けろ。その原動力になるのならば、カネ(入手する対価)とヒマ(即売会に足を運び、「いつも有り難うございます」とアタマ下げる事)は大量にかけてやる。
 
 そりゃあね、私は単なる「買い手の1人」でしかない。出来る事に限界はある。「SLGはゲームマーケット大賞からハブられている。寂しいなあ」などと言われても、私に直接出来ることは何もない。主催のアークライトがSLGをハブる理由もわかるしね。けれども、だからって私が「仕方ない」で片付けていると思われても困る。作り手を激励できない己の不甲斐なさが、恨めしくて仕方がない。無力感とはこのことか。歯がみしたくなるほど悔しい。
 
 それにだ。私は、「無力だ、何も出来ない」で片付けちゃ駄目だろ。私はどう考えても日本一の同人ウォーゲームコレクターである。ただコレクションしてるだけじゃない。複数の…というより大半のサークルと「顔見知り」であり、ある種名物というかご当地キャラというか…と化している。限界はあるだろうけど、その気になれば、それなりに出来る事はあるはずだ。無力感をかみしめているようなヒマがあったら、今の私に出来る事は何なのか、真剣に考えろ。そうすべきである。
 
 今のところ考えている事は2つ。1つは、「このジャンルの指導的立場にある商業ブースa-gameに、何かしらイベントをやってもらう」というもの。カタログに「こーゆーイベントやってますよ」と掲載されたなら、関連ジャンルのサークルとしてもちょっと嬉しいはず。肝心のイベント内容だけど、初心者向け講座や公開対局などが考えられる。ウォーゲームはプレイ時間が長くて当たり前なので、マニア向けの「重い」モノは尺が足らなくなりそうだし。幸か不幸か?私は「公開対局」の経験があるので、その経験と反省(反省だらけって話はあるけど)を情報として提供することも出来る。問題はa-gameがこの案を飲んでくれるかどうかだけど、説得する手法はいくつか考えられる。
 
 もう1つは、SLG系サークルで共同イベントを行う。まあ、スタンプラリーとかだね。ハガキ大の販促物(ハガキゲームがベストだけど…)を配布し、全部集めたら…ってのも面白いかも。とはいえ、流石に大きな負担は要求できないはずなので、結局は無難にスタンプラリー程度に落ち着きそうだけど。実は既に非公認スタンプラリーやっているトコロがあるくらいなので、会場や主催者関連の問題を起こす事はあるまい。こーゆーイベントは、本来ならば各サークル間の連絡がタイヘンになりそうだけど、ソコはあまり問題にならないはず。私が連絡役になれば良い。
 
 まあ、このブログでこんなコト書いても意味は無いので、ゲムマ当日に各サークルを回り、「こーゆーことやりませんか?」と話す必要があるだろう。具体的な話はそこでどうなるか次第だな。正直、結局ポシャる可能性は高い。けど、たとえそうなったとしても、無力感を嘆いてイジイジしているよりはマシだ。やって駄目なら、次の手を考えるヒントが手に入る。そーゆー積み重ねが重要でしょ。
 
 SLG系のゲームには悪いところも当然あるけど、良いところも多数ある。だから、ゲムマ大賞の対象になるようなゲームを作るサークルやそーゆーモノを見つけようとしている主催者サイドに対し、「SLGナメんなよ」と、意地を張ってもいいと思うな。「ハブられてる」などと落ち込むくらいなら、無意味に意地を張っている方が良い。そーゆー方向に各サークルをアジるのは、多分私にできる最良の貢献じゃないかな。もっとも、それ以上の事が出来るとは思えないけど。
 
 ま、難しいことは考えず、とりあえずは「何かやりましょう」と言ってみるつもり。後の事は知らん。なんか無駄に忙しくなりそうな気もするけれど、各サークルがやる気を出す原動力の1つになってくれれば、全て報われる。それが私の存在意義だ。
 
 問題があるとするならば、私は当日ひたすら忙しいと思われるってトコロかな。なにせコミティアとのバッティングだからなあ。競馬と違って「午前中に会場内から消える」必要は無いけれど、体力の限界に挑戦するようなコトになりそう。使命を果たすまで倒れないようにしないとなあ…正直、自信ないです。最近体力衰えて衰えて…ブツブツ…

4月18日2015/04/19 01:06

 色々言いたい事はあるが、省略して皐月賞予想。今回の本命は、サトノクラウン。まあ平凡な結論である。ただ、理由はあんまり平凡じゃない。多分、今回こんな理由でこの馬を買うのは、日本では私だけだ。
 
 その理由?原居民様に「似てる所がある」から。わかる人にはこれだけでわかるだろうし、これだけでわからない人はこんな話に興味がないだろうから、省略しても構わないとは思う。ただまあ、それだけじゃ尺が埋まらないので、クドクドと説明してみましょう。
 
 原居民様。日本じゃインディジェナスという英語表記の方が有名かな。香港の所属馬で、JCでスペシャルウイークの2着したことがある。その後も何度か来日した。普通の日本人だと、この程度の知識があれば上等だろう。
 
 私に言わせると、原居民様は「偉大な馬」の1頭である。私が「様」をつけて呼んでいる競走馬は6頭しかいないんだけど、そのうちの1頭だ。ある意味、JRAの顕彰馬より狭き門である。
 
 何故この馬をそこまで評価するのか?これは説明が難しい。ごくわかりやすく説明すると、「何度も私の目の前で走ったから」かな。私はJCだけじゃなく、香港ヴァーズも何度も観たからねえ。日本の馬ならいざ知らず、香港所属馬でコレは素直に嬉しい。
 
 ただまあ、それだけじゃ「様」つけるほどの価値はない。もちろんそれ以上の理由はある。けれども、それをわかるように説明するのはかなり難しい。結論だけ言えば、「香港代表の意地を見せてくれたから」なんだけど、これだけじゃ何が何やらわからんと思う。
 
 スポーツが好き、って人間なら、「日本代表」なる存在はたくさん見た事があるだろう。チームがそーゆー存在ってだけじゃなく、大舞台に臨む日本人もこう呼ばれるし。「日本代表を応援するなんて、ミーハーな」な~んてヒネた見解を持つ人間でも、世界各国の色んな代表に感心させられた経験はあると思う。かく言う私も、代表は山ほど観てきた。大半はTV越しではあるけれど。
 
 そんな私が観てきた「代表」の中で、最も素晴らしかったのは…私個人の評価では、競走馬3頭がトップ横並び。人間のトップは長野五輪の清水宏保選手だけど、少し劣る、となる。その競走馬とは、日本代表フジヤマケンザン様・ゴドルフィン代表ファンタスティックライト様・そして香港代表原居民様。この3頭はそれぞれ違った形で「代表を背負うとは、どーゆーものなのか」を見せてくれたので、評価の上下はない。
 
 原居民様は、器のデカイ馬だった…と思っている。重たい荷物背負わされて勝ち目のない勝負に挑まされたとしても、「まあ、やれるだけのことはやらないと」と笑って片付け、キッチリ全力を出したあげく負ける事が出来る。そーゆー馬だった。どこの何代表とは言わないけれど、ちょっと優勢になると天狗になるとか、おびえを隠すためむやみに強がるとか、劣勢になると目が泳ぎ出すとか、あげく負けても「次だ次」と悔しさを正面から受け止めないとか、そんな「代表」ばかりの中、原居民様は「代表を背負うってコトは、そんなんじゃないんだ」と教えてくれた。真面目に、「香港の人間は羨ましい」と思ったりもした。そーゆー存在である。
 
 原居民様の父はマルジュ。サトノクラウンの父と同じである。だから、まあ似てる所があるといいな~と思いつつ、弥生賞を観に行った。馬体はちょっと似てたかな。父が同じでも似ても似つかない…なんて例は山ほどあるだけに、期待していたよりは面影が残っていたのは嬉しい誤算だった。けど、ソコが似てるってだけじゃ、サトノクラウンをソコまで推さない。意表を突く所が似ていた。「目」である。
 
 同じ父なんだから、目元が似ていても…という問題じゃない。人間だろうが競走馬だろうが、勝負に挑む姿勢は目の色に出る、と思う。「いい目をしている」存在なんてなかなかいない。けど、サトノクラウンはいい目をしていた。アレはちょっとだけ原居民様に似ていたような。正直、まだ甘さはあったと思う。ただ、原居民様は私が初めて見た時点で既に「百戦錬磨」だった。風格という点では比べものになるはずがない。3歳馬のメンタルだと考えれば、アレで充分賞賛に値すると思う。
 
 そりゃあね、競馬は非情だ。メンタルだけで何とかなるような世界じゃない。そこについては何とも。成績から判断するに同世代トップクラスの能力はあると思うけど、他も弱くはないわけで。ただ、同じ負けでも「心が折れました」って負け方は、馬券買っている身としては後味悪い。同じ負けでもそーゆー負け方はしないで欲しい、というのが偽らざるホンネだ。サトノクラウンには、少なくともそこだけは期待して良いのかな、という気がする。
 
 結果がどーなるのか、現時点ではわからない。けど、明日の皐月賞だけじゃなく、ダービーもこの馬から勝負したいかな。そう思わせるモノを持った馬だと評価した。まあ、どっかで負けてもあの目の色を保てるのか?って気はするけど、期待はしてもいいでしょ。
 
 哀しい事に、原居民様はもうこの世にいない。セン馬だったので、産駒もいるわけ無い。面影を持った馬を見る機会は無さそうだな…と思っていただけに、期待は大きいね。明日うんぬんではなく、末永く応援していきたいかな。ま、とりあえず明日頑張れ。応援してやる。本日はオチなし

3月29日2015/03/30 02:35

 幕張は遠い…ビッグサイトと比べた場合、ソコまで所要時間が変わるワケじゃないんだけど、遠く感じる。色んな意味で辛かったかなと。
 
 昨日夜は思いっきり夜更かしして、香港ジョッキーズクラブのサイト見てました。ドバイの映像を流してくれるので。過去比較した経験から言うと、公式サイトよりも早く映像がアップされるんだよね。馬券売ってるから(笑)。オッズの動き(観てるだけで結構楽しい)もチェックできるし。そこでまあ、ワンアンドオンリーの走りっぷりについて語っておこうかと。元POだし。
 
 サイトでチェックしている関係上、まずは結果がわかる。3着。勝てなかったのは残念だけど、まあ悪くない。どんな競馬したんだ?と映像をチェック。実は心配していたスタートはまあまあ。そのまま2~3番手に。どーせペースが遅くなりそうな事を考えれば、悪くない。しかし…なんつーか、行儀が悪い。「行かせろ!」と激しく主張。鞍上のクリスチャンは必死に押さえていたけどね。
 
 スタミナロスが堪えたのか、直線に入ると似たような位置にいた馬2頭に交わされ、ついて行けない。普通だったらズルズル下がっちゃうパターンなので、「え?これで3着?」と思ったら、なんか必死に食い下がる。あげく最後はデザインズオンローマ(香港の強豪)の猛追をしのぎきり、3着死守。なるほど、こんなレースしたのね。
 
 感想?相変わらずこの馬、大馬鹿野郎だ。ダービーで学習したのかと思ったけど、やっぱり競馬がよくわかってないようだ。けど、能力と勝負根性はある。直線では正直苦しそうだったんだけど、最後まで前の馬を追いかけまくっていた。顔に「悔しい」と大きく書いてある馬は久しぶりに見たなあ。気持ちはわかるけど、チャンと競馬覚えてないからそーなるのであって、自業自得だけどな。
 
 早くも「次はキングジョージ」とかいう、予想通りというか何と言うか…な話が出ているけど、どうかねえ。暴れて余計なスタミナロスしてどーになかるようなレースじゃないとは思うけど、ある程度落ち着けば何とかなるかも。特に、最後苦しい時にもうひと伸びしてくれそうなイメージはある。ハーツクライにはコレが足らなかったからなあ。ただまあ、アレは相手が悪かっただけだと思うけど。
 
 鞍上のC・デムーロは、「悪くないけど、相性はイマイチ」だったかな。つーか、アレは馬が悪い。テン乗りだったのが思いっきりマイナスになったかなと。あーゆー馬だとわかっていれば、もう少しやれたんじゃないかな。本番キングジョージで鞍上どーするのかはわからないけど、経験積んだ分だけもう少しやれそうなイメージはあるので、変更する必要は無いかな。ただ、ノリやルメールに戻すのも悪くない。
 
 同じレースに出走していたハープスターだけど、なんつーか、不可解な負け方かと。映像を見る限り、いつものレースをしていたように思う。後方で我慢していた時点で「どーせスローペースだろうから、苦しいかな」と思ったけれど、それは言っても仕方がない。直線入ってどこまで伸びてくるのかな?と思ったら、全く伸びてこない。それどころかタレていく有様。特別苦しそうな姿を見せてなかったので、あの時点で既にヤル気を喪失していた可能性がある。原因は良くわからん。より後方にいたデザインズオンローマの走りから推測する限りでは、馬場やペースは言い訳にならない。ある種のワガママというか、長距離走るとやる気が失せるのかも。凱旋門賞もJCも結局負けているわけで。あくまで私個人の見解としては、あーゆー走りをした馬は信用できないかな。大事なトコロで我慢しないで走ることやめそうで。
 
 ちなみに補足しておくと、ハープスターが凄い馬「だった」こと、今もそうである可能性か残っているってことは否定しない。ただ…一度気持ちが折れた馬は、簡単に復活するワケじゃない。哀しいけれど、それが競馬ってもの。ナマでレース観てないだけにハープスターの気持ちがどーなったのかは断言できないけど、「心が折れたか?」と感じたのは間違いない。機会があったら直接観て確かめておきたいところだね。何?観るだけでわかるのかって?わかると思うよ。実はそんなに難しいことじゃないと思うので。
 
 ハープスターの気持ちは心配だけど、ワンアンドオンリーの気持ちは心配する必要がない。むしろちょっとは丸くなって欲しいくらいだ。ただまあ、相手が強かろうが周囲の環境がいつもと違っていようが、ビビったり諦めたりしているようじゃ駄目なのが海外遠征。そこを見せてくれただけ、ワンアンドオンリーには期待が持てるかな。それだけで何とかなるような甘い舞台じゃないことも確かだけど、こーゆー馬じゃないとおっかなくて馬券買えないよ。こっちだって毎回「果たして、オレは本当に競馬場にたどり着いて馬券買えるのか?」って不安と闘ってる有様なんだから。
 
 しかし…これで「アスコットの魔物」との再戦決定かぁ…アレはキョーレツだからなあ。ワンアンドオンリーがどうこう以前に、自分自身がなんとかしないと、また「使っちゃイケナイ金が財布から消え去る」羽目に…いやいや、ビビってはイケナイ。今度こそあの魔物に勝つ。勝つしかない!なんか盛大に不安な気もするけど、頼んだぞワンアンドオンリー!お前の馬鹿さ加減を世界に見せつけてやれ!

3月25日2015/03/26 02:03

 5月のコミティア(コミティア112)の参加サークルが発表された。サークルチェックしてたら、1月に私が「(5月のコミティアの)参加をご検討しているようですが、参加していただければ私は嬉しいです」と伝えたサークルの名前が…ちなみにこれ、関西で開催されたこみっく☆トレジャーでの会話で、相手は関西在住。「ついでにゲームマーケットにも参加できます」って殺し文句?があったとはいえ、本当に来ていただけるとは。こーゆーことがあるから、同人ゴロはやめられない…つーか、やめちゃ駄目でしょ。コミティアで挨拶に行くサークルが1つ増えた、と。こんなんばっかし。
 
 本日メインの話題は、悪夢が還ってくる件について。あまりに衝撃的だったので、思いっきり愚痴らせてもらおう。
 
 私はウォーゲーマーであり、当然コマンド誌のサイトは折に触れて見ている。先日イレギュラーなゲームの出版計画について色々書き込みがあり、私もチェックした。そこに悪夢の姿があった。うわ、ぐえ。やられたなあ。正直、ソレだけは還ってきて欲しくなかった…
 
 悪夢の名前は「アイアンボトムサウンド」。3になって8月に還ってくる予定だと。私はこのゲーム、嫌いではない。好きと言ってもいい。けど、まぎれもなく悪夢である。何故か?そりゃアナタ…酸素魚雷しこたま喰らえばトラウマにもなるって。
 
 このゲーム、魚雷を当てるためにはテクニックが必要になる。こう書くと「なかなか当たらないんだな」と思うでしょ。まあ普通はその通り。けど、逆に言えばテクニックさえあれば魚雷は当たる。気軽に当てられるゲームの場合、「命中確率」で処理されている部分を自分で操作できるからね。つまりだ。習熟したプレイヤーが放てば、魚雷は面白いように当たる。
 
 諸般の事情により、私は魚雷を当てまくられた。つーか、華麗に交差雷撃を決められたら、どこ逃げても魚雷が迫ってくる。結果ボカスカ当てられて、ドカスカ沈む。戦艦でさえ例外じゃない。1発喰らってヘロヘロになったところに、魚雷を再装填した連中がまた交差雷撃…これで普通はアウト。たまったもんじゃない。
 
 実を言えば、私は大日本帝国海軍の小型艦艇が「苦手」である。嫌いとは違うけど、とにかく苦手である。連中はどいつもこいつもこちらに酸素魚雷をぶつけてくる存在であり、恐怖の対象以外の何者でもない。小型艦艇と言ったけれど、より厳密には重巡も駄目。連中も魚雷積んでいやがる。正直、相手にするのは戦艦よりイヤ。ましてや、重雷装艦や島風(どっちも山ほど魚雷積んでいやがる)に至っては。
 
 いやね、「どーすればいいのか」は考えましたよ。私なりに色々と。けど、何やっても結局魚雷を喰らう。技量が違いすぎる。レーダー射撃がどうこうなんて程度じゃあ、まるで解消できないほどの差がある。あげく生み出した解決策は、「自分も魚雷を放つ」だ。日本艦隊は魚雷を当てるべく、こちらの近くにやってくる。技量の関係でこの接近を防げない以上、この瞬間にこちらも魚雷を叩き込むのだ。今にして思えばアホなアイデアである。
 
 結論?確かに日本艦隊は接近してきた。例によって逃れようのない罠に掛かり、交差雷撃が飛んできた。ソコを狙ってこちらも魚雷を放ち、当てましたよ。米軍製ヘッポコ魚雷を。それなりに損害を与えたかな。け・れ・ど・も、よく考えるまでもなくこちらの艦隊は威力のデカイ酸素魚雷をしこたま喰らい、壊滅的打撃を被ったけれどな。魚雷の性能が違いすぎる。おまけに、米重巡は魚雷を積んでない。おかげで放った魚雷の数が違う。「何故重巡のくせに魚雷積んでない!欠陥兵器だ!」と吼えたもの。
 
 この手の海戦ゲームや空母戦ゲームの場合、私は思い入れが薄い(ゼロじゃないけど)関係上、「担当はどちらでも」と言うことにしていた。今まで深く考えずこう言ってきたんだけど、よく考えてみれば、これは「米軍やります」と同義語。ここは日本で対戦相手も日本人である以上、日本軍をやりたがるからね。一応日本軍も担当した事あるけど、割合から言えば米軍担当の事が多いような。空母戦の場合、私の勝率は低くも高くもないので別にいい。けど、艦隊戦は駄目だ。真っ昼間に遠距離砲戦をやるはずのシナリオでさえ、酸素魚雷がドカスカ当てられる。
 
 こんなトラウマがあるので、実を言えば太平洋戦争モノのゲームで「駆逐艦も1隻単位でユニット化」ってゲームは好きじゃない。気が重くなるから。空母は別格だけど、つい戦艦よりも駆逐艦を優先して沈めたくなるんだよね。流石に実行する前に理性がストップかけるけど、おかげで感情がスネること…駆逐艦を相手にしなくて良い開放感は確実にあるね。ついでに言えば、欠陥兵器ヘッポコ魚雷を積んだ米駆逐艦の姿を見なくて済むのも大きい。
 
 正直、最近はやや海戦モノから遠ざかっていて、この手のトラウマを実感する機会は減っていた。多少なりとも克服できたかな…と思っていたら、IBS。ああ、某氏が嬉しそうにユニット切って例会に持ってきそうな…そんでもって、またあの華麗な交差雷撃が…くそう、サウスダコタの主砲を全部魚雷発射管に魔改造するとかいうオプションはねーのか!でも、結局積むのはあのヘッポコ魚雷なんだよな…ええい、どーしろと。
 
 まあ、ゲームとして面白いのは間違いない。だからこそトラウマになるまで魚雷を喰らい続けたわけで。そーゆー意味では楽しみだ。けど、それでもとてつもなく気が重い。誰かオレの代わりに某氏の対戦相手勤めてくれないかなあ…「やってもいいって言ってくれるんだけど、みんな日本軍やりたがるんだよねー」とか言って結局私にお鉢が回ってくるような気がして仕方ないんですけど!まあ、こっちも逃げるのは趣味じゃないけどさあ…
 
 なお、こんなトラウマがある関係上、実を言えば「艦これ」の存在は気が重い。空母と戦艦はともかく、残りはみんなコッチに笑顔で酸素魚雷ぶっ放してくるような気がして…だから、持ってる同人誌は「オレのヘッポコ米軍製魚雷を喰らえぇぇぇ!」って(以下軍事機密により削除)

3月15日2015/03/16 00:45

 後藤騎手の件は完全封印。不適切なコメントしか出てこないので。聞きたければ個人的にお願いします。
 
 今月末、コミケスペシャルがある。5年に1度の特別なコミケって奴だね。基本的には地方開催とされていた気がするけれど、今回は幕張メッセ。あまり地方って感じはしない。一説によれば、これは幕張メッセとの和解宣言&東京五輪の予行演習だとか。まあ、ビッグサイトが使えなくなる東京五輪期間にどーすんだ?って話はあったわけで。
 
 私のような古いヲタクにしてみれば、コミケと幕張メッセが和解するってのは一大事件だと感じる。コミケが追い出された時、スタッフ連中が「絶対許さない」って怒っていたのは知っているわけで。つい最近も「東京五輪中、コミケ開催するとしたら幕張しかないのでは?」って意見に対し、「アソコはイヤ」って趣旨のコメント出していたと確認している。とはいえ、背に腹は替えられなかったのだと思う。それとも…ありそうもないことだけど、幕張メッセの関係者がコミケにアタマ下げたのか?
 
 最も気になったのは、ゾーニング問題。ケンカ別れになった最大の問題がコレだったと聞いている。いわゆる「18禁モノ」を扱うサークル全てを18禁ゾーンに隔離するようメッセ側が求めたのに対し、コミケ側は「無理、無茶」と訴えて突っぱね、決裂に至った…ってのが、「コミケ幕張メッセ追放事件」の概要だと聞いているわけで。実際、ワンフェスの場合、原則として18禁モノは隔離されている。ただ、これは管理がクソやかましいワンフェスだから成立する手法であって…ってな話はある。私は「コミケがゾーニングを導入するのは不可能で、幕張メッセ側はコレに関して譲る気がない以上、幕張メッセでコミケは不可能。」だと思っていたんだけど…
 
 今回はどーなったのか?ゾーニングはされていないようだ。コミケ限定なのかどうかはさておき、この部分で幕張メッセ側が譲歩したようだ。何故どうして…って部分は気になる所ではあるけれど、現時点では私の耳には届いていない。色々アンテナ張ってあるので、いずれ引っかかる可能性はあるけれどね。ま、とりあえずはコミケ大勝利と言える。ただ、正直言って空しい勝利だけどな。
 
 今回のスペシャル、「デカい戦いになりそうだ」って情報は既に仕入れていた。スペシャルは基本地方開催だったので、普通はデカイ戦いにはならない。けど、今回はどうなんだ?って話は前々からあった。私に確度の高い事前情報が入ったのは、この1月。「覚悟しておいた方が良い」って話があったんだよね。おかげで助かった。でも、何故大阪でそんな話を仕入れてくる…
 
 蓋を開けてみれば、想定以上のキビしさだった。いやね、「基本的には、土曜が男性向けで日曜が女性向け」と聞いていたんだけど、土日両方とも行きたいサークルが…特に、メカミリが初日でゲーム(電源不要)が2日目、ってのは想定してなかった。この時点で両日ともかな~り忙しい。おまけに今回、企業が参加している。これが夏なら、「冬と違って気合い入れる必要は無い」で片付くんだけど、今回は時期が…「年度末だからスクールカレンダーでも作っておくか」ってなこと考える企業がいそうで…最終的に攻略対象になるかどうかはともかく、警戒はしてます。まだろくすっぽ情報出てないけどな!
 
 おまけにだ。覚悟していた事とはいえ、日程面も滅茶苦茶キツい。いわゆる「業務」の話はさておくとして、28日深夜に競馬のドバイミーティング(デカいレースがたくさんある日)がありやがる。香港JCのサイトでオッズ(馬券売っている)&レース映像を眺める必要があるんだけど、そんなことしてたら寝不足確実。どーしろと。ちなみに、見ないって選択肢はない。つか、本来ならばコミケスペシャルなんぞ放置してドバイに飛んでいきたいぐらいだ。アスコットで待ってるぞ、ワンアンドオンリー!勝て。勝ってアスコットに来い!
 
 私の専門であるゲーム系については、Mustattackで簡単に紹介してある。個人的に注目は、企画サークル(2日間通しで参加する)の1つにテーブルゲーム系(非ウォーゲーム系だけど)があるってことかな。ぶっちゃけアウェイ環境もいいところだと思うので、どれぐらい人が集まってどんなことするのか、興味深い。似たようなイベントに興味を持つウォーゲーマーとしては、大いに参考になるはず。ただまあ、ゆっくり見学しているヒマがあるかどうかは…
 
 春の戦と言えばGWが中心で、今年もこの辺は忙しい。特に今年はゲームマーケット(春)と拡大コミティアがぶつかったのが…なんつーか、私の体力に対する挑戦状って気はする。けどまあ、それぐらい何とかして見せてこそ、「ベテラン」ってもの。とにかく頑張ります。はあ…

2月9日2015/02/10 00:18

 一部関係者?には先月18日に「(2015年通常カレンダーの)購入は今日で打ち止め」と宣言していたけれど、すまん、そりゃあ嘘だった…諸般の事情(寝坊とも言う)によりコミケで買い逃した大物2つがサンクリで入手できちゃったので…なお、スクールカレンダーも入手した。うん、色々駄目だオレ。
 
 日曜は、まずは池袋へ。目的はサンクリ。お目当てのサークルいくつか巡っただけで、さっさと立ち去る。ま、「どーせ新刊は売り切れ」ってな理由でスルーしようとした大手サークルにカレンダーを見つけ、ゲットしてるけど。私に付属している「カレンダー探知機」は優秀だなあ(笑)。
 
 その後は東池袋駅まで歩き、新木場経由で海浜幕張へ。ワンフェスに参加するためである一応「同人ゲームがあるかどうか監視する対象」に含めていたので。ただ、結論を言えば今回はソレっぽいモノ無し。「ゲームを扱っているはず」ってな出展者は確認したんだけど、置いてなかった。やはりワンフェスの参加者にはウケないと判断されたようだ。よって、「監視対象」からは外す。ただ、今後も多分顔は出す。
 
 私はなるべく立体造形物には手を出さないようにしているので、ヘンなもの(メモ帳と扇子)を入手しただけで買い物終了。1つ買い出すと止まらなくなるのがミエミエだからなあ。飾る場所ないってーの。ただ、眺めているだけで楽しいのは事実。いわゆる「萌え」系だけでなく、「燃え」系も含めて。むしろ燃え系の方がカンドーするかなあ。特に、超小型ラジコン戦車は危うくゲットしそうになった。他にも色々眺めていて飽きない。
 
 ま、ワンフェスのレビューなんてネットに写真付きで山ほど転がっている。詳しくはその辺を参考にして下さい。ここでは、私の専門であるゲームに関連した話をしてお茶を濁しておこう。ワンフェスに出入りしている、あるいは行ってみたいと思っているウォーゲーマーって、どれぐらいいるんだろ?
 
 前述したワンフェスのレビューサイトの大半は「萌えフィギュア」中心に紹介している。それゆえ時々誤解されるんだけど、ワンフェスは別にそれだけのイベントじゃない。硬派なメカミリが好き、ってな人間にも用があるイベントだと思う。そーゆー人間なら必ず行く、とかいうモノじゃないとしてもだ。
 
 そんでもって、ウォーゲーマーの中のそれなりの割合が「入り口はミリタリースケールモデル」だと公言している。昔は戦車・戦闘機・艦船その他のプラモデル作っていて、それをキッカケとしてゲーマーになったと。まあ、昔々は模型雑誌にウォーゲーム情報が載っていたワケだから、これはこれで納得がいく話ではある。
 
 ということはだ。ゲーム関連のアイテムがゼロだったとしても、「ワンフェスは顔出すようにしています」「行った事無いけれど、一度行ってみたい」なんてゲーマーがいても不思議はない…んだけど、案外そーゆー話は聞かないような。
 
 まあ、複数の趣味に各種リソース(時間とかカネとか)を割く余裕なんてねえ!って人は(ゲーマーに限らず)数多くいるわけで、ウォーゲームをメインの趣味にしている以上、他の事に手は出せない…ってな人間が多いのかも知れない。
 
 それにしてもだ。年に何回か、良くできた作例を見に行くぐらいなら…と思うんだけどなあ。私個人の見解としては、「昔ならいざ知らず、今となっては模型制作とウォーゲームの親和性は低い」と思っている。現役で模型作っているゲーマーが少ないし、この方面での「勧誘」は実績聞かないし。ただ、理論的な裏付けは皆無。この辺、露骨にアプローチの違いを実感させられた「歴史好きとウォーゲームの親和性の低さ」とは意味合いが違う。あくまで仮の結論であって、反証が示される余地は大いにあると思う。示して欲しいくらいだ。
 
 私個人は昔々にちょろっとプラモデル作ったぐらいで、この方面には詳しくない。ウォーゲーム業界には私よりもずっとマシなモデラーがゴロゴロしているハズなので、もっときちんとした形で「モデラーとゲーマーの親和性は高いのか低いのか」を論じてもらいたい気はする。
 
 つーわけで、サンクリ戦利品の整理が忙しいので本日はココまで。くそう、いくら小さいとはいえ、このカレンダードコに飾るんだ…もうそんな隙間はないんですけど。ええと、ココを詰めてココを片付けて…

2月6にち2015/02/07 02:44

 まずは業務連絡?から。ゲムマ大阪は行きますが、例によって夜行バスでの大阪入りにしちゃいました。よって、前日は欠席。迎撃不能です。申し訳ない。
 
 出室見留狐&留姪瑠栗素豆腐(M・デムーロとルメールのこと)の騎手試験合否はどーなった…とネット漁ってたら、ステイゴールドがお亡くなりになったというニュースが。ありゃあ…
 
 いわゆるシルコレ・ブロコレ(2着3着ばかりの馬)の代表格とされているけれど、私に言わせると「芸としては」特別突き抜けていたワケではないと思う。このジャンルにはシャコーグレイドという芸術品が君臨し、ロイスアンドロイスやらステージチャンプもいるからなあ。記録面で見たら「有馬記念3年連続3着、しかも4年目にレコードブレイカー・ライスシャワーに3着阻止される」という空前絶後の珍記録を持つ、ナイスネイチャがいるし。ただまあ、お笑い方面で並みの馬じゃなかったことは確かだ。相手が悪すぎるだけ。
 
 勝った大レースは結局2つ。いずれも海外で、ゴドルフィンの馬が2着。「あの勝負服を見ると燃える」という武豊のコメントが懐かしい。「殿下の手先」である私にとっては憎らしい存在ではあるけれど、あの勝負服見ると燃えるのは私も一緒なので、ありようとしては正しい。
 
 種牡馬としては、メジロマックイーン肌との相性が有名。ただ…正直ベタ過ぎて、POGのドラフト戦略では苦労させられた。当たればデカいけど、ベタな血統以外からアタリを取るのが案外難しく、毎年扱いに悩まされる。あと数年悩むコトになるんだろうな。
 
 しかし…「まだ若い」と思っていたけれど、もう21歳だったのね。馬の寿命考えたら、「ちょっと早いよね」って程度かと。なんつーか、オレもトシ取ったよな…って気はするかな。
 
 それでも、「もう少しで親子対決」ってタイミングでお亡くなりになったのは、ちと寂しい。早すぎるよね。何だかんだ言ってしぶとく走り続け、晩年に結果を出した現役時代と違うじゃねえか。ちょっとしんみり。よって、このネタで更新してみました。ご冥福を祈ります。