2月13日2011/02/14 01:06

 本日は、しのはら殿追悼のゲーム会があったにもかかわらず、同人誌即売会コミティアへ。目的?一応は「取材のための取材」、つまり下取材。
 
 下取材の対象は、M.WOLVERINE先生、小林源文先生、速水螺旋人先生。うち小林先生は「ゲンブンマガジン」の進行度を見るため、残りの2先生は祝辞を述べるため。最近マンガ雑誌関連で大きな動きがあったからね。
 
 しかし…小林先生の「新刊ナシ」は仕方ない。前回のコミティア(11月)~年末のコミケと続けて新刊が出ていたのだから。問題は速水先生。「〆切が…」という告知だけ残して、ご不在だった…先生、大丈夫ですか?告知置きに来るなんて無茶しなくてもいいですよ。お忙しいのはわかっていますから。ただ、出世してもコマンド誌の仕事は忘れないで…
 
 実のところ、コマンド誌にイラスト描いている先生方に「挨拶」している理由の1割ぐらいが、「これからもコマンド誌のために頑張って下さいね」って意図の顔つなぎだったりする。コマンド誌読者で、なおかつコミティアに行き、いちいち両先生方にこんな挨拶する奴が他にいるかどうか極めて怪しい以上、やっておいた方が良いかなと。こーゆーコトをなんとなくやっておくってのが、私の数少ない美点の1つ…ってコトにしておいて下さい。単に厚かましいだけって話はあるんだけど。
 
 M.WOLVERINE先生には、脚本原案担当されている「Battleship Girl」連載開始おめでとうございます、と挨拶しておいた。で…前々から気になっていた、「どんな経緯で脚本原案を担当するコトになったのか」を質問してみました。その答えは、内心そうじゃねえかと疑っていたとおり、「コマンド誌を通して」ってもの。ってことはだ。コマンド誌編集部の人間は、かな~り前々から「こういう連載が始まる」って話を知っていたわけだ…
 
あのなあ。早く言えよ。
 
 そりゃあね、読者の大半?(正確なデータはないので推定)は、萌えミリに対してある程度批判的だ。けど、「存在すら認めない」なんてのは少数派で、大多数は「へー」ぐらいの感想は持ってくれる。一部は萌えミリに抵抗がなく、「じゃあ読むか」なんて奴もいる。更にごく一部はこの話を受け、「取材じゃあ!」と称してコミケ外周サークルや台湾への突撃を真剣に考慮する(苦笑)。ダメモトで知らせる価値はあるでしょーが。
 
 あえて、ココの読者の方に情報提供をお願いしたい。「少女兵器大戦」のイラスト描いているZECO先生が、日本のマンガ雑誌に連載を開始するよ!って情報を知ったのは、いつですか?私が目にしていないだけで、a-gameで商品買うかコマンド誌を定期購読している方に届けられる「かわら版」には情報載っていたかも知れないので…ちなみに、連載開始直前になるまで「少女兵器大戦」公式ページに情報がなかったのは確認済み。私はいちねんせいブログが最初になるのかな?
 
 正直、コマンド編集部は情報発信がヘタだと思う。いやまあ、「本筋」に当たる部分に関してはキチンと告知しているので、ダメダメってほどじゃない。けれども、細かくヌケているんだよな。M.WOLVERINE先生につい「国際通信社の情報発信力はどーなっているんですかねえ…」とか愚痴っちゃいましたよ。
 
 コレに対し、コミックガムはやはり違う。コミティアのカタログである「ティアズマガジン」に掲載された広告で「Battlehip Girl」を取り上げているのは、新連載だからわかる。偉いのは、ソコにキチンとカードゲーム「少女兵器大戦」のことを載せ、しかも「日本国内版の発売は国際通信社。」と書いてあるのだ。こーゆーのが「正しい情報発信」じゃないのか。
 
 正直言って、何故私がこんなこと言わなきゃイケナイのか、理解に苦しむトコロはある。そりゃあ私はヲタク歴長いので無駄な知識があるし、一応はライターって立場だ。けれど、冷静によ~く考えてみると、「一読者」に毛が生えたレベルでしかない。なのに…ドイツアフリカ軍団にオンブにダッコ状のヘタリアじゃないんだからさあ。色々頑張ってくれよぉ~!
 
 とまあ、「仕事」を終えた後はお楽しみの便せん漁り…のはずだったんだけど、まさかの便せん不作。どーゆーことだ!たまたまなんだろうけど、コレは痛かった。なんか…結果的には、先月無理してまでこみっく☆トレジャー行っておいて良かったって感じ。おかげで欲求不満になり、馬券買いに水道橋まで足を伸ばしてしまいましたとさ。外れたけど。
 
 そんな中で一応の戦果は、地方の同人誌即売会を紹介した同人誌。これはキッチリ研究して、いずれ私なりの視点から色々述べてみたい。まだ関西地区の分析すらロクに済んでいないから、他の地方へ遠征するのは後々の話になりそうだけど。
 
 つーわけで、本日は色々と消化不良が多かった日でした。でもまあ、そーゆーコトがあるのは承知の上。ソコに「私が欲するモノがない」って確認できただけでも、安心するんだよ。それが私の生き様だ。ただまあ、だからって…(以下略)。