10月4日2009/10/05 00:39

 本日はスプリンターズS…なんだけど、諸般の事情により競馬場には出撃せず。WINSでヤラれましたとさ。ローレルゲレイロとはねえ…はあ。
 
 本日の話題は、昨日訪れたゲームコンベンション「猿遊会」について。実に楽しい集まりでした。関係各位への感謝を込めてレポートをしたためます。
 
 最近やや出不精になりつつある私がこの集まりに参加する気になったのは、takoba39714殿が参加なさるって話があったから。このブログをコメントまでお読みの方ならおわかりだと思うけど、多彩なネタに頻繁にコメントをいただいている方だ。これは迎撃せねばなるまい。「スクランブルだ!まわせー!チェックリスト…」(昔懐かしの「ファントム無頼」より)
 
 私は「プレイ見学」も嫌いじゃないので、特に約束などせずにぶらっと出かけることにした。「どんなゲームがプレイされているのか」を見てるだけでも楽しいし。思った以上に多彩なゲームがプレイされていて、実に興味深かった。印象深かったのはASLかな。今までプレイ風景を見たことがあまりなかったので。詳細は主催者の公式発表を参照して下さい。
 
 とはいえ、やっぱり私もゲームをプレイしましたよ。久々に「エアフォース」(古典的空戦ゲーム)をプレイしました。20年ぶりぐらいになるのかなあ…その割にルール覚えていたのは、我ながら感動しました。とはいえ、飛ばし方は「なってねえなあ」って感じ。カンまでは覚えてなかったようです(苦笑)。空戦ゲームは独特の「カンどころ」を覚え、「相手がどの辺に来そうなのか」を読めるようにならないないと、どんなにいい機体使おうとも「タダのカモ」です。そこがまたイイんだけど。
 
 あと、カードゲーム「Lightning Midway」もプレイしました。ミッドウェー空母戦を題材としたもので、米軍は空母3隻+ミッドウェー航空基地、日本軍は空母4隻を使って相手を全滅させる…ってもの。私の米軍は「とりあえずは攻撃してみよう」って攻撃が運良く決まり、たちまち飛龍・加賀を沈める。でも、その後が続かない。そうこうしているうちにヨークタウンとホーネットが沈められ、五分の状態に。ただ、ブラフの意も込め、態勢不十分だろうが何だろうが執拗に攻め続けたのが幸いしたのか、最後は蒼龍と赤城を葬ることが出来た。拙速を承知で攻撃するのか・それとも態勢を整えてから必殺の一撃を叩き込むのか…という「決断」が問われるゲームで、実に面白かった。またプレイしたいなあ。次は日本軍もやってみたいし。
 
 こういう集まりで重要なのは、「何をプレイしたか」ではなく「どんな人とプレイしたか」だと思う。対人対戦型の趣味なんだから。場所が千葉に近い船堀だってこともあり、普段あまりお会いしない方の割合が多かったように感じる。私はあまり千葉方面に顔出さないからなあ。東京近郊在住の方ならおわかりだと思うけど、私のいる埼玉大宮から千葉方面って、多少交通が不便なんだよね。もっとも、「苦労する」ってレベルじゃないので、これからはたまに顔出せればと。
 
 驚いたのは、やはり若い方の存在。18歳程度の方が2人も。「自分のゲーム歴より若いのか」と考えると、気が遠くなる(苦笑)。私は「この業界は、1年ごとに平均年齢が1上昇する」と信じていただけに、とにかく「驚いた」の一言。こういう方は「業界の宝」ですね。素晴らしい。
 
 終わった後の飲み会では、「知人の割合」がより減る結果に。性格によっては萎縮してしまうかもしれないけど、私の精神構造はそーゆー風に出来ていない。その昔TAC-CONなどに出入りしていたので、その辺は鍛えられている。とりあえずは私・takoba39714殿・いの殿の「エアフォースやってた組」で飲み始め、その後三々五々他の皆様方が合流する流れに。
 
 お目当て?のtakoba39714殿は、ある意味イメージ通りの方だった。おやさしくて、ゲームに対して情熱的で。こういう方と「同志」なのは嬉しいですな。今度またじっくり飲みたいです。いの殿もまた情熱的で、ゲームの話で大いに盛り上がった。「撃墜王」(ツクダ)の話とか、「何故フライトシミュレーターではなく空戦ボードゲームなのか」なんて話は本当に面白かったです。
 
 実を言えば、私が「正式に」自己紹介したのはこの飲み会で。知人がそれなりにいたし、主催者やら対戦相手には挨拶済みだったけど。そこでわかったのは、どうも私のブログは「結構読まれている」ということ。「ああ、F男さんですか」みたいな雰囲気が流れたからなあ。ちょっぴり恥ずかしかったけど、名誉な話である。
 
 特に嬉しかったのは、主催者のたかさわ殿から「(私のブログを)7割賛成・3割疑問」で読んでいると言われたことかな。「賛成10割」ってブログも悪くないけど、私としてはもっと「ピリ辛」なもの、たまに「それはどうかと!」みたいに思われるのが理想だと思っているので。あまり疑問に思われる割合が多すぎるのはどうかと思うけど、7:3ぐらい(個人差はあると思うけど)は「なかなか良い数字」じゃないかな。これに奢ることなく精進が必要な身ではあるけれど、大きな励みになりました。
 
 ゲーム業界というのは、とてつもなく狭い。この飲み会でもそーゆー話が出た。ゲーマーの数が少ない以上、「狭い業界」なのは当たり前のことだ。とはいえ、そんな業界であっても「実際顔を合わせる機会」が多いワケではない。地理的要因その他に縛られるのが当然だからして。ネット越しの交流でかなりの用が済んでしまう世の中になったけど、それでも「実際顔を合わせ、できれば一緒に呑み、そこで話をする」機会の大切さが失われたワケじゃないでしょ。私が若かりし頃は、様々なコンベンションに顔を出し、「フットワークの軽さ」を武器の1つにしていただけに、ものぐさになって出不精気味だった最近の自分を反省させられました。
 
 そんな私だけに、飲み会の場でたかさわ殿が提唱しておられた「ゲームメインではないゲーマーの集まり」という構想には感銘を受けました。賛否両論ある構想だとは思うけど、私は支持派だなあ。参加してみたいのはもちろん、可能な範囲で何か役に立てたなら…と思いますね。
 
 なお、本当は本日も「猿遊会」はあったんだけど、流石に本日は…私にとってゲームは大切なんだけど、お馬さんも同じくらい大切なんですよ。こんな薄情な私ですが、見捨てないで次回も遊んで下さいませ(苦笑)。