3月21日 ― 2007/03/21 23:50
とりあえず、腰は何とかなった。完治じゃないけど。一応大事なことだと思われるので、一連の事態をリポートしようかと。皆さん、真面目に「腰は男の命」(by「フルーツバスケット」、草魔ハツ春)(注:ハツはサンズイに發)(さらに注:何のことかわからなくて良し)ですよ!
重いモノを持って無茶な姿勢を取る。腰をヤル理由の大半がコレ。私もやっちゃいました。注意してたつもりだったんだけど、つい足の運びサボって腰に無理かけちゃいました。これが月曜の昼の話。
はじめは単にひねっただけかと思っていた。昔似たようなことをやったことあるので。けど、どうも違う。痛みを我慢してると下半身にシビレが走る。こ、これはやっちゃった?まあ、何とか我慢可能だから仕事続けましたけど。ただ…真似しちゃいけません。多分多少悪化したと思う。
この時点でまだ事態を甘く見ていた私は、一晩寝れば何とかなると思っていた。前にひねった時はそれで何とかなったし。しかし、朝になっても痛みは変わらない。これはヤバい。ここで無理する手もあったと思うけど、翌日は休日。休みなのは良いことかも知れないけど、医者も休み。下手に悪化させるとマズいと判断し、仕事休んで医者に向かうことにしました。
とはいえ、腰やったらどの医者にかかればいいのか?案外悩ましいでしょ。とりあえず、整形外科じゃねえかってんで向かってみました。そしたら、問診だけで即「ぎっくり腰」であると診断され、即座に転院指令。治療云々より、痛み何とかするのが先決だ!ってんで、気休めの痛み止め飲ませただけでペインクリニック(麻酔科)へ紹介されました。
ペインクリニックでも、やはり問診だけで一発診断。考えてみれば、以前ひねったときは「慢性的に痛く、姿勢変えると少し痛みが増す」だったけど、今回は「姿勢安定してると痛くないけど、姿勢変えたら激痛、おまけにシビレ有り」だからなあ。そりゃあぎっくり腰だわ。念のためレントゲン撮って、後は結果も見ずに硬膜外麻酔注射。とにかく痛み止めて、後はそれで様子見ることに。
この麻酔注射の結果、痛みは消えた。まあ、強めの麻酔だから当然だけど。それはいいんだけど、下半身全体の感覚がオカシイ。普通の感覚で歩けない。「雲の上でも歩いてるような感じ」がすると説明されていたけど、まさにそんな感じ。腰から下、膝から上にあるもの全てがマヒしてるような。ま、麻酔ってのはそんなものだけど。醒めなかったら色んな意味でヤバいなあ…と思った。だってそうでしょ。あえて細かく触れないけどさあ。
一時的に痛み止めただけで治るのか?これが一応治るんだなあ。理屈も聞かせてもらった。ぎっくり腰ってのは、骨の一部が神経を挟んで痛めつけちゃうことから生じる。「痛い」って感覚が走ると、反射的に周囲の筋肉が緊張する。そうなると、神経を挟んでる骨がより締め付けられ、痛みが増す…って悪循環起こすそうな。
麻酔が覚めると、痛みはずいぶんと引いた。けど、まだ完治ではない。モヤモヤとした違和感がある。この程度なら「良くある話」なので、後は無理しないで日常生活送って直そうかと思うけど…完治する日は来ないかもね。腰ってのはそんなものだから。
ちなみにレントゲンの結果だけど、特に異常はなかったそうな。一時的な現象だってことらしい。別段何も言ってなかったので、良くある話なんでしょ。不幸中の幸いだね。慢性化なんかしたら、たまったもんじゃない。
とはいえ、これで私もおそらく「腰痛持ち」の仲間入り…って、実は以前からだけど。元々腰は強くないんだよね。ちょっと無理すると鈍い痛みが走るんだよな。血統的に「腰が甘い」からなあ。それだけにかなーり気をつけていたつもりだけど、今回ちょっとした油断から…いけませんねえ。
ついでに言えば、私が痩せ形だってのも腰に良くない。そりゃあ太ってると腰に良くない…って話も聞くけど、痩せればいいってモノでもない。痩せてる奴が重いモノ持つと、重量バランスが大きく狂う。それを筋力で強引に修正しようとすると、しわ寄せは支点となる腰にいきがちだ。普段から「余分な肉でいいから、も少し体重欲しい」ってボヤいてるのは、ちゃんと意味があるんだよ!くそう…
腰が治るまでは不便でねえ…低い椅子には座れない。寝るのも一苦労。その上、一度寝ると起きあがるのが大変。立ち続けてると結構楽なんだけど、ちょっと姿勢動かしただけで痛い。結局一番長時間耐えられる姿勢は、「平らな道をゆっくり歩く」ではないかと。ただ、ちょっとした起伏にさしかかっただけで腰がふらついて痛むけど。
痛みの程度は…基本的にモーレツ。ガツンと来ると我慢できない。ただ、腰を動かさなければ痛まないので、「身動きもできない」ってことはなかったけど。それでも、「腰の動きを完全に固定する」なんて無理でしょ。痛い部位が骨盤に囲まれた領域なので、コルセットで固定するのも難しいのでは。医者もまるで言及しなかったくらいで。
腰は大切である。ココを痛めると、何をするのもキビしい。普段の腰痛からわかっていたことではあるけど、激しく痛めると改めてそう思いますね。皆さんも腰のケアは大切に。痛めてからじゃ遅いからなあ。冒頭の引用句は、ホント冗談じゃないですよ。「痛感させられた」ってのはこのことですな。
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