3月17日 ― 2007/03/18 01:15
岩手もアウトですか…しかも今年度限り?そりゃまた急ですなあ。廃止に伴う諸々を考えれば、相当無理が伴うと思うんだけど。正直、真意を疑いたくなる話ですな。
単に廃止を嘆くだけじゃ意味がないので、この件はココまで。本日のネタは、月刊ジャンプ廃刊絡みで名前の出た「ガンガン」の分析にしよう。ふ、ここまでやるとは誰も思ってなかったはず。そういうネタをやることにココの意義があるのだよ!(こうでも思わんと、「何でココまでやらなくちゃ」って後悔が…)
とりあえずの感想は「ブ厚い」である。何故かは知らないけど、特大号だそうな。それにしてもこの厚さは尋常じゃない。800頁強ある。月刊誌でこの厚さってのは、少し珍しいかな。本屋の苦労が忍ばれる。
私が「知ってる」作家は、とりあえず3名。ただし、うち1名(大高忍)は宣伝絡みで「ヤングガンガン」からやってきた読み切り。もう1人は柴田亜美。詳細は以前の日記参照。残る1人は藤原カムイ。わたしの評価は「そこそこ」かな。他の作家は、読んだことあるかも知れないけど覚えてない。ま、初めて読む雑誌なんてこんなもんだ。
全体の作風は…どっちかと言えば若者向けってことになるのかぁ?どちらかと言えば私のような「いつまで経ってもマンガ読んでる馬鹿」向けではないような。ひねりのないストレートな作品が多い気がする。最近の傾向ってコトで言えば、週刊誌の方がむしろヒネた作品が多いかもね。ま、コレはコレで悪くない。
路線的には「ヒロイックなファンタジーもの」が主軸だと思われる(目玉の「鋼の錬金術師」がまさしくそうだし)けど、それ一辺倒ってワケでもない。強いて言うならギャグ系が弱いか。実はコレが「ヒネてない」感がある理由か?私のように「オチをつけないと何も語れなくなってる」奴から見れば、そう感じるのかも。
全体的な絵柄は…フツーの一言かなあ。特に意識して追求してる路線があるワケではなさそう。ある意味「月刊少年誌」なるものの王道を突っ走っている気がする。コレに比べれば、月ジャン・月マガの方がどこかヒネてるかもね。
まだ細かく分析したワケじゃないけど、ゲームとのメディアミックス作品は多いような。ま、発行元がスクエア・エニックスだから当然か。むしろ印象よりは少ないのかも。そーゆー作品「しか」なくても不思議はないからね。当初のイメージよりは他のメディアに振り回されてる感じがしない。漫画系ヲタクとしては、この点には好感を受けたと評価すべきかな。
しかし…この雑誌のドコが月ジャンのライバルなのかは、よくわからない。むしろ読者層被らない気がするんだけど。月ジャンに比べれば歴史が浅くて手垢が付いてないので、「古くからの読者」が離れることを心配せずに思いっきりやれるのは確か。いくら内容が良くても、誰も読まなきゃ意味がないけど、ゲーム連動絡みでその辺は誤魔化せる。そういった分析はできるんだけど…普通に考えるなら、「棲み分け」されるだけじゃないかと。やはり、私のうかがい知れないところで何かありやがったな(笑)。
問題は、私が今後継続してこの雑誌を購読するかだけど…とりあえずは「保留」ってところかな。ガツンと来る作品はなかったけど、まあそこそこ面白い。ただ…その程度のモノなら、いちいち読み始めるには弱い。本来ならプラスαが必要だ。しかし、私はある意味尋常じゃない人なので、「つい何となく」とかいうタワケた理由で読み続けるかも。来月の発売日になって、なーんとなく読みたい気持ちになったら継続ってコトになるのかな。
正直、期待ほどは面白くはなかった「ガンガン」。スマッシュヒット1発で「はい、毎月購読決定」ってなるかと思っていたのに。「ヤングガンガン」にはヤラれてるから、期待したんだけどなあ。もっとも、コッチにヤラれたのは相当特殊な事情が絡んでいるんだけど。その辺はまた機会があったら語りましょ。本日は短くココまで。やらなきゃイケナイネタではあったけど、「大当たりでも大ハズシでもない」では深く書きようがない…
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