11月30日2010/12/01 01:18

 日曜は忙しかった…今年2度目の「浅草でゲーム即売会取材~府中で芝2400のGⅠ観戦」なる無茶をやらかした。何故年に2度もこんなコトやらなきゃイケナイのか、我ながら理解に苦しむ。しかも、ドコをどう考えても「こんな馬鹿」やらかすのは世界で私だけってのが…
 
 まずはテーブルゲームフェスティバル(以下TGF)の話から。いずれコマンド誌にレポートが掲載される予定ではあるけれど、今回は今のところの予定として「冬コミとまとめて1頁」になりそうなので、余計なコト書いている余裕が無さそう。つーわけで、細かいエピソードはコッチで紹介しようかなと。
 
 TGF2010の会場は浅草。5月のゲームマーケットと同じ建物…どころか、フロアまで同じ。でも、雰囲気はかなり違ったような。ぶっちゃけ、人手はゲームマーケットの方が多かった気はする。おまけにどうやら「プレイスペース重視」のようで、代償としてサークル数が少ない。プレイスペース重視と言っても「フルマップ広げるのはちょっと…」って程度なんだから、ある意味ウォーゲーム系には厳しい即売会だったかも。
 
 にもかかわらず、ウォーゲーム系のサークルからは景気のいい話がチラホラと。何故だ。基本的には「サークル各位のたゆまぬ活動」のおかげなんだろうけど、それだけで説明が付くモノなのか?この辺は継続して調査が必要かも。そういった「全体的な傾向」を掴んで報告する…ってのが、私の一応の使命だからね。
 
 おそらく…って話をするならば、古参ウォーゲーマーの来場数が増えたのではないかな。やはり基本的には「この層しか買わない」モノだからねえ。ただまあ、色んな影響から「フツーのボードゲームだけプレイするような層に、ウォーゲームが注目されるようになった」可能性も否定できない。冬のコミケではこの辺について、参加サークルの方々と少し話し合ってみたいモノだ。
 
 最初の頃は意識していなかったけれど、どうやら私の存在は同人作家に「売れてきた」ようだ。やってるコト考えれば当たり前だけど。ソレはいい。ソレはいいんだけど…販促アイテム?として「サークル名が記載されたコマンド誌のコピー(当然作者は私)」掲げているトコロを見た時には、流石に赤面した。いや、光栄ではありますよ?喜んでいただけたようだし、販促効果って形で貢献できたのなら嬉しいですよ?でも、ちょっと恥ずかしい…
 
 とはいえ、顔見知りのサークルばかりってのは逆に寂しい…と思っていたところ、見つけましたニューフェイス。「日立水戸ゲーム会」殿だ。もちろん、しっかり顔つなぎしてきた。いちいち原稿に書かないけど、「取材先」の方とある程度お話しして、色んな話聞き出しているのよ。「仕事だ!」と吼えているのは半分冗談だけど、一応そう吼えるに値するようなコトやっているのだ。問題は、その取材がキチンと原稿に反映しているかだけど…
 
 正直言って、今回は「不作予想」していた。サークル数は少なめだし、コミケが近いので、「両者掛け持ち」しているサークルのいくつかが「新作は間に合わなかったので、コミケで」と言い出すんじゃないかと予想していたので。でも、思っていたより「いい買い物」ができた。これは当然嬉しいんだけど、「原稿どーすんだ」という問題が生じそうなのも事実。日程の都合上、冬のコミケとまとめて紹介する必要があるからなあ。早くもアタマ抱えて「整理用の下書き」に取りかかっています。
 
 私の原稿では軽く扱われるコトになっている、いわゆる大手について。a-game(国際通信社)とサンセットゲームズぐらいしか見てない。a-gameのブースは各種業務連絡のため訪れたところ、何故か宮永殿の姿が。アルバイト?としてかり出されたらしい。とりあえず、「この日の戦果」の撮影者は彼だ。ページ数の関係から、この時の写真が使われるとは限らない気もするけど。この日の新作は販促用の小冊子「アナログゲームMAGAZINE」だけ。「目玉」は10月に出た、萌えミリ系のゲーム「少女兵器大戦」。いちねんせい殿が忙しそうにインストしてた。このゲームは私も「評価するため」購入したので、後日触れることになると思う。
 
 サンセットゲームズは…ウォーゲーム系の新作が無いのは寂しいです。まあ、色々事情があるのは(何故か)知っているんだけど。これを「仕方ない」で片付けるのはどうかと思う。販促効果や普及効果を考えたら、「イベントを意識して、何かしら目玉を送り込むようにする」意義はあると思うんだな。この辺、コミケの企業ブースで意味不明なグッズを売りさばいているエロゲーメーカーをマジに見習って欲しいくらいだ(笑)。
 
 私は元々「同人ゲーム市場を盛り上げようと思ったら、即売会レポートを掲載するのが一番手っ取り早い」という予想をしていた。これが正しかったのかどうかは、現時点では良くわからない。でも、とりあえず同人ゲーム市場はささやかながら盛り上がっているような気はする。即売会レポートを書く際に生じる各種問題点をクリアできそうな奴が他にいそうもない以上、この予想が正しいと証明したいのならば、自分で頑張るしかないでしょ。鳥がいなけりゃ、コウモリが頑張るしかないのよ(苦笑)。
 
 とまあ、午前中の話はこれぐらいにしよう。午後はいよいよ競馬の話…なんだけど、これまた長くなりそうなので別口で。