12月7日2014/12/08 00:32

 色々忙しくて、コンスタントに更新できん。まいったね。ま、気にしないようにしよう。悩んだってどーしよーもない。
 
 カレンダーが薄くなり、普通の人でも来年のカレンダーが気になり出す季節。私は重要なカレンダーの一部がまだ「欠けている」状態で、カリカリしてます。そんな状態だと言うのに、先日コミケカタログ(冊子版)が発売開始。イライラは最高潮。本来更新しているヒマなどない。リスト作りはまだ途中もいいとこ、平行してやってる頒布物チェックも中途半端(これは情報出てないから仕方ない)。やらなきゃイケナイこと放置しっぱなしである。なのに何故更新なんてしてる。
 
 閑話休題。この時期私がイライラしてるのは、毎年の事である。しかし、今年は特にイライラするコトが重なった。「携帯用カタログ」に巨大な変化があったのだ。その辺を軽くレポートする。自分の覚え書きを兼ねて。こーゆーコトは忘れちゃイカン。
 
 コトの始まりは先月。携帯電話をiPhone6に更新した。元がiPone5なので、そろそろ「2年縛り」終わっちゃうし。デカくなったのは正直気に入らないんだけど、イチイチ5Sにするのもアレだ。調子こいてiTunesのアルバム全部ブチ込んだら結構容量ギリギリだったので、ココも強化する事に。この辺はまあいい。
 
 ただねえ。移行トラブルは結構深刻だった。いやね、パスワードのたぐいを色々忘れていたのが主要因なんだけど。一応復旧したようではあるが、まだ完全では無さそう。面倒見てやるヒマもない。ジックリ治していくつもり。トホホ。
 
 問題は、この過程で「携帯用コミケカタログ」が機能不全に陥った事。そもそも新OSに対応してない・するつもりもない…ってなブツがあるから、仕方ないんだけど。その点もふまえて色々考え、今現在も何をどーするのか考え中。
 
 私の場合、冊子版を購入して携帯するのはデフォルト。流石に使用頻度は落ちたけど、コレが無いとやはり困る。何より、「アクシデントとは無縁」という安心感は大事だ。古い人間だから、やっぱりコレが無いと始まらないんだよね。ついでに言えば、多分コレが「企業ブース参加リスト完全版」の最速公開だと思う。Web版の公開は思ったより遅かった。
 
 問題はこれからだ。今回からロムカタログの形式というか方式というか…が変更になり、データを転用できるアプリが「コミケアプリ」一択になった。コミケアプリは一応使っているけれど、機能面ではあまり評価できない。悪いけど、コレだけで我慢しろってのは酷だと思う。
 
 どれか1つだけ…って言われたら、私は「iカタロム」だと言う。コレが一番「冊子版感覚で使える」ので。けど、コイツは開発中止。手直しではなく別アプリの開発を選択したようだ。コレはコレで期待していたんだけど、今現在未完成らしい。コミケはこれからも続くのだからジックリ待つつもりではあるけれど、とりあえず今回は使えない。
 
 愛用者が多いと思われる「Law of Circles」。コイツは新ロムには対応してないけど、Webカタログで有料登録すればデータを落とせる。少し悩んだ末、とりあえずWebカタログを有料登録に切り替え、対応させた。コイツはコイツで弱点もあるんだけど、当日はむしろコッチの方が出番が多いし、コミケ以降も色々使える。とりあえずはひと安心…なんだけど、問題は生じた。間違って過去データを消去せずにデータを落としてしまったので、前回の「お気に入り」を勝手に引き継ぎやがった。普通なら「入力の手間が省けた」なんだろうけど、私の場合は二重登録されているサークルが山ほど…加えて整理区分もグチャグチャ(コレはコミケ以降も色々いじくるから)で、再整理に新規入力と同程度の手間がかかった。まあ、機械的に引き継いだ分、入力漏れは無さそうだけど。
 
 とまあ、「とりあえずの問題」は解決したと見なせるんだけど…問題が1点。私は今回ロムカタログを買うべきか?これは悩ましい。「LoC」用のデータとして役立たずなので、不要と言えば不要なのだ。けど、PC上でのデータ整理用にあると便利だし、「コミケアプリ」には使える…って、コッチは後でWebカタログのデータを落としてくるだけなんだけど。
 
 そんなわけでどーしよーか悩んでいるんだけど、今のところ「結局買いそう」な感じ。理由は企業。Webカタログで「印刷」可能なPDFファイルは、私にとっては使いにくいような。だったらWebカタログ内のデータの方が良い。企業は来週無料配布されるはずのパンフレットだけあれば何とかなる(つか、何とかしなくちゃイケナイ)ってのはあるんだけど、スマホ内にも「使える」データが欲しいんだよね。
 
 なんか色々混乱してるけれど、実のところ切羽詰まっているワケじゃない。ベテラン兵である私の場合、冊子版のカタログだけで戦えるのが「当然」であり、スマホはその補助を務めるだけに過ぎないから。ただ、補助と言えど道具として使う以上、使い勝手は大いに気にする。戦士とはそーゆーもんだ。
 
 つーわけで、今も戦闘準備中です。特に今年は有馬記念と重なりやがったからなあ…本当に私は無事に年越せるのだろうか…

12月21日2014/12/22 01:37

 まずは小ネタから。来月のこみっく☆トレジャーへの参加が内定しました。「太平洋空母決戦」(国通)の同人誌とかいう「F男ホイホイ」が仕掛けてある以上、当然の事である。わはは。
 
 一応緊急更新。ネタが出来た。とりあえず世間に投げておこうと思って。本日プレイした、ウォーゲーム日本史(以下WGJ)最新号付録ゲーム「ユキムラズ・ラスト・バトル 大阪夏の陣」について。
 
 土曜に忘年会・日曜にゲーム例会。まあ良くある話。Middle-Earth東京支部に顔出すのは久々になっちゃったなあ…と思いつつ会場に到着すると、カギがかかっている。会場間違えたか?と焦ったけど、別目的でその施設に来た人間が勝手にカギかけただけ。大きな問題はなかった。
 
 私はとりあえずコマンド誌最新号のユニット切っていたんだけど、横では吉川殿と<麿>殿がWGJのユキムラをプレイしている。ふむふむ、今回のゲームはヘクス使うのね。昔ツクダから同じテーマの似たようなゲーム出てたなあ。アレの簡易バージョンみたいなものか。そう思いつつしばらく見学していた。
 
 1回戦。<麿>幕府軍(諸般の事情により家康は出てこない)VS吉川大阪方。大阪方はボロボロになりながらも突破に成功し、真田幸村1ユニット(だと記憶している)だけが家康の首を獲りに。成功確率1/3のチェックの結果、見事家康の首が飛んで大阪方勝利。
 
 2回戦。吉川東軍VS<麿>大阪方。先ほどの戦いにより「突破されそうな時はチャンと穴塞がないと」と注意深く戦った幕府方が、ド派手な消耗戦を征して勝利。ここまでは良かった。
 
 問題の3回戦。今度は私が大阪方。幕府軍は吉川殿。私は先の対戦を見て「突っ込んで戦線が伸びきった状態で消耗戦やったんじゃ、大阪方は辛そうだ」と考え、まずは守りを固める事に。「お互い何もしなければ大阪方の勝ち」らしいし、相手が突っ込んできた所にカウンターを喰らわしてやった方がいいんじゃね?というわけだ。
 
 でもって、大阪方にだけ許されるスタック(ユニット規模が違うから。ただ、やる気の関係上1ユニットの戦力は似たり寄ったり)を組んで隙の少ない戦線を張り、じわじわと前進していった。前進しているのは、そうした方が戦線を短くできるから。ユニット数で劣る以上、戦線は短い方が良いからね。
 
 第1ターン終了時。私は深く考えず秀頼公の出陣を依頼した。ペナルティあるわけじゃないし、どーせだったら早い段階で来てくれた方が有り難いかな…程度の軽い気持ちで。これが成功してしまい、大阪方の戦意は上昇した。
 
 第2ターン。戦意が上昇した事により、大阪方は都合4回「移動もしくは戦闘」(大阪方が任意に選べる)を行える。幕府分は3回のまま。ってことは、ターンの最後に何かして、次のターンのアタマに連続行動できる…これを活用して大阪方は第2ターン最後の行動で戦闘、戦闘後前進でいくつか敵を包囲。第3ターンのアタマに再度戦闘、包囲した敵を吹っ飛ばした。これで東軍は途端に苦しくなった。じわじわと出血したあげく戦意が下がり、行動回数が減って状況が悪化したあげく、最後は全軍が敗走した。してしまった。
 
 とりあえず会心の勝利。それはいい。問題は、「大阪方がこーゆー戦い方をした場合、幕府軍は手も足も出ないのでは?」という疑惑が。いや、今回は秀頼が来たからであって…というのはあるんだけど、秀頼を呼ぶために必要な「真田十勇士」チットの使い方を工夫すれば、似たような効果、すなわち「大阪方がターンの最後に行動、次ターンのアタマに再度行動」を行えるんじゃ…ってことが発覚したのだ。つまり、秀頼出陣のダイス目に頼らなくても、大阪方は幕府軍に痛打を与えうる。
 
 それを防ごうとすれば、幕府軍はかな~り消極的に戦うしかない。頑張って攻撃しないと負けちゃうのに。しかも、基本大阪方は守りを固めつつジワジワ前進してくる。ただでさえこれを崩すのは苦しいのに、相手から逃げ回ってどーする。かといって、積極的に行けば連続行動で吹っ飛ばされる。本日の、とりあえずの結論ではあるけれど、「詰んだ?」となってしまった。
 
 実はこのゲーム、東軍ユニットは戦闘結果「DE」を喰らわない。後退路があれば必ず逃げ出す。後退すると混乱して移動不能・ZOCナシに陥るけど、ユニット数は多いので代わりを前線に投入すれば良い。よって、大阪方が最初から突破を狙って派手に攻撃すると、いずれ除去しきれなかったユニットが薄い側面を攻撃してくるので、消耗戦に巻き込まれて…というのが、「デザイナーの想定した姿」なんだとは思う。
 
 しかしだ。大阪方がコツコツとユニットを包囲攻撃してゆくと、幕府軍は段々と戦意が下がる。戦意が下がると行動回数が減るので、より包囲されやすくなる。ただでさえ行動の柔軟性に差があるので、最後は何も出来ずに全軍潰走に追い込まれる。何かしら見落としなどはあるのかもしれないけれど、現状具体的にどーすりゃいいのか、わからない。
 
 私は当初、守備的に戦う大阪方に幕府軍が襲いかかり、どちらかが致命的な隙を作るか「溶けて無くなる」までガンガン殴り合う…ってイメージを持っていた。このルール・この戦力で私が採用した作戦を適用すれば、そうなりそうだと。しかし、結論は「大阪方がジワジワ前進して幕府軍をすり潰してしまう」という、身も蓋もない結論になってしまった。最初からソレがわからない辺り、己の未熟さはあるとは思う。けど…そんな未熟者がプレイしてコレかよ!というのはあるかな。
 
 言うまでもない事だけど、吉川殿に「明白な悪手」は無かったと思う。少なくとも私はそんなもの気がつかなかった。全体的に運は私にあったとは思うけれど、良くある程度の話であって、「事故」ではなさそう。そもそも、私自身「幕府軍どーすりゃいいんだコレ」と思いながらプレイしていた有様。素人同士なら「何か大きな見落としがあるんだな」で片付くかも知れないけれど、最低でも経験は豊富なプレイヤーだからなあ。私はともかく、吉川殿・<麿>殿は相当な技量だと思うんだけど。
 
 正直プレイヤー全員が初見のゲームなので、何かしらルールその他を勘違いしている可能性は高い。だから、結論というわけではない。けど…名手名人かどうかはさておき、それなりに経験のあるプレイヤー3人がアタマ振り絞って考えたにもかかわらず、途方に暮れてしまったのは事実。「永遠のヘタクソ」を自認する私はともかく、残る両名はかなりのレベルだと思うんだけどなあ。
 
 つーわけで、皆さんも作戦研究して下さい。誰かに「ソレは間違っている!そーゆー戦い方に対してはこう戦えば良いんだ!」ってモノを示して欲しいです。俺達は間違っているよね。対策はあるよね。あると信じたい…