12月22日 ― 2005/12/23 01:35
寒い!何で日本はこんなに寒いんだ!あーやだやだ。暖かい香港かドバイにでも逃げ出したいですよ。ホントに。
本日はヲタクネタ。もう少し頻度を増やしたかったんだけど、なんかまとまり悪かったんだよね。今回は、めでたく復活した「ガウガウわー太」にいってみよう。うう、またマイナーな…
この作品、元々は「週刊コミックバンチ」(新潮社・毎週金曜発売)連載作品だった。しかし、ものすげー中途半端なところで連載が中断していた。何があったのかは不明。その後復活をじっと待っていたところ、今月9日に新創刊された「Comic REX」(一迅社・月刊)に復活が決定した。創刊号には予告のみで、来月から本格始動するらしい。そんなわけで、また購入する雑誌が増えてしまいました…
しかし、一迅社ってのは侮れない。この「わ-太」といい、ゼロサムの「嵐雪記」といい、私が「復活を待望してる」作品をことごとくかっさらっている。なんか狙われているみたいだ(苦笑)。これ以上購読雑誌が増えないよう、我慢してたはずなんだけど。ついこの間「コミックBLADE」を我慢しきれなくなってしまい、「もう増やすのはやめよう」と心に誓ったはずなのに。ま、私の防衛網が弱すぎるだけって話はあるけどね。
作品のジャンルは、ラブコメになるんだろうな。獣医の跡取りで、相手に咬まれた時限定で動物と会話が出来る高校生が主人公(わー太ではなくて太助クン。)を巡る恋愛話がメイン。一応山のように動物出てくるんだけど、「獣医ウンチクモノ」(結構ある)ではない…と思う。
私は「獣医モノ」が結構好みである。幼少の頃、「ドリトル先生シリーズ」(傑作である!大人も読むべし)読破してしまった影響か。少年誌・青年誌掲載作品は大抵目を通したことあるはず。このジャンルの傑作「動物のお医者さん」(佐々木倫子・白泉社)もコミックスで読んだ。当時「何で少女マンガなんだ!恥ずかしくて雑誌買えないじゃねえか!」と吼えていたものです。ふ、青かったなオレも。
そんな私なので、なんとなーく読み始めて…ハマりました(苦笑)。「バンチ」で唯一熱心に読んでる作品でしたね。連載中断により、雑誌そのものをあまり読まなくなってしまった…これは私にしては相当珍しい現象である。だって、本当に読むところないんだもの…
この作品のドコがいいのか。動物がいっぱい出てくるから…ってのは当然なのでさておくと、「主人公が誰とくっつくのか、さっぱりわからん」ところかな。一応本命として「わー太の飼い主」ってのがいるんだけど、諸般の事情によりマジに脈が薄そう。太助クンの一方通行に限りなく近い。「後輩」は逆に後輩側の一方通行。こうなると同級生の「委員長」が浮上してくるんだけど、この娘も色々問題があってねえ…このもどかしさがイイんだな。
私のお気に入りキャラは、尾田島委員長。私のお気に入りにしては珍しく、キャラ人気投票で1位になった経験あり。メガネでツンデレ(普段ツンツンしてるくせに、2人っきりだとデレデレってキャラのこと。最近流行らしい)ってだけで人気確定でしょ(笑)。この娘、猛烈に不器用で押しが弱くてねえ…私に言わせると、そこがイイんだな。連載再開は修学旅行(ライバル不在である)という大チャンスからのはずなので、とにかく頑張って欲しい。定番イベント「お風呂でバッタリ」済ませたからって満足しちゃダメだよ!ここはもうひと押し、何なら押し倒せ!(おい)
なおこの作品、コミックスはまだ新潮社のバンチコミックスから出ている。絶版扱いになっていないようだ。REXで始まるのは「ガウガウわー太2」という、厳密には別タイトルの作品なので、ひょっとするとコミックスはこのままなのかもしれない。その辺はまだよくわからん。この作品置いてあるマンガ喫茶が「2」を仕入れるかどうかは注目に値する。一迅社のコミックス入れてるマンガ喫茶って聞かないからなあ。
正直言って、「私限定で」面白い作品であり、一般性は薄い気がする。それでもまあ、一応は紹介する価値があるのかなと。間違って「REX」がコケたりしたら、「続き読みたいのに読めない」作品が増えることになる。それは困るんだよ。ただでさえ山ほど抱えているんだから。というわけで、皆様も気が向いたら買ってあげてください。他の作品も割と面白そうだし。
最近のコメント