3月28日 ― 2008/03/29 01:05
ふと気がついたのだけど、この「F男の誰も付いていけない話」は、もうすぐ5周年を迎えるらしい。3ヶ月で終了すると思っていたのだけど、案外長く続いたなあ。だからって記念して何かやるつもりは無いんだけど(苦笑)。
まあ、ホントに何もないのは更新する私が寂しいので、久々に「このブログの今後の方針」について、少し語っておきますか。特別語るネタがあるワケじゃないけど、そんなところからワケわからん文章ひねくり出すのがこの私だからね。
5年近くこのブログを続けて、私の周囲も…本質的にはあまり変わってない気が(苦笑)。読者が増えたのか減ったのかも、実はよくわからん。アクセス解析したことないので。相当好き勝手なコト書いていながら「炎上」したことはないので、読者数は「その程度」なのだと思われる。元々「不特定多数が大量に読みに来る」ことを想定してないので、これは望ましい状態だとしておこう。
目的の1つである「私の文章力向上」については…あまり変わらないと思う。ま、そんなものでしょ。毎回もう少し緊張感を持って更新すべきでないかと思うんだけど、どうもねえ。これは反省点と言っていいかも。とはいえ、多少反省したからって向上の見込みがあるわけでもない。更新意欲維持が最優先なので。
正直言えば、ここの存在には何度も疑問を覚えた。ダラダラと「下らないネタ」を書き続けることに、意味はあるのかと。ただまあ、私自身が「更新していて楽しい」のは動かしようのない事実であり、世間へのウケを狙っているワケではない以上、これでいいと思っている。かなーり「病んだ」「自己中心的」発想のような気もするけどね。ま、世の中なんてそんなものでは?「人は、哀しいほど己に生きるもの」(by「哭きの竜」)なんだし。たかがブログに意味を求めるなんて、それこそ「背中が煤けている」(同上)ぜ。
とはいえ、「ブログで修行して同人誌を出す」って野望が達成されてないのは、多少気にはしている。同人誌出版計画については、「計画はあるけど無期延期中」なのでね。今年計画している海外遠征はどれも「ネタになりそうなレベル」(英国なら野球観戦、仏国ならおチョコ様購入、韓国は言うに及ばず)なので、旅行同人誌作るかぁ?って気もしているんだけど…どーせ浅くしか掘り下げられないので、「普通のブログでやるべきネタだよなあ…」と盛り下がっている。なんかいいネタないものかね?
なお、先日「ここのネタをまとめて同人誌にしたりしないのか?」という趣旨の質問を受けたけど、それはしないつもり。一応ここのネタは「再加工可能なように、私の手元でも保管してある」けど、単にこれらをまとめただけじゃ、やはり同人誌としては弱く、はっきり言って売れないでしょ。なにかウリになるか、あるいは私が強く「とにかく世に問いかけたい」と強く望むネタでもない限り、「売れないとわかっている」同人誌売ってもねえ。同人誌ってのは、やはり志はブログより少しは高いところに置きたいと思うんだな。カネ取るんだから。その手の加工をするとしたら、頁増やすための「穴埋め記事」としてでしょ。ま、共著者がいれば話は少し別かも知れないけど。
更新意欲に関しては、今現在やや減退中。理由はスパムコメント。以前からトラックバックはスパムだらけなので「原則非公開」にしているけど、最近はコメントにもスパムが入り込み始めた。見つける度に退治しているけど、こーゆー作業はげんなりするね。ただ、現状「削除が追いつかない」分量ではないので、とりあえずは我慢してゆくつもり。
スパムコメントは本当に困る。どこだって困るんだろうけど、ウチは特に困る。「原則として広告排除」って運用方針があるので。広告だろうと何だろうと、とにかく「本文を薄めるような性質のモノ」は置きたくないのだ。私の哲学では、ブログ用各種ギミックもコレに属する。こうしたものが置かれているブログを否定する気はない…どころか、私が訪問するならこれはこれで楽しい…とさえ思う。けど、ここは「アホネタだからこそ、ブログ本文の魅力でガチ勝負」したいので排除しているのだ。体裁を結局変えなかった(変えようって計画はあった)のも、これが理由だ。
とまあ、少し暗めの話題が多くなってしまったけど、今後も更新は続ける予定である。コメントなどから推定する限りでは、私が思っているよりは読まれているようだし。いくら「読者置き去りが基本」などというトンデモブログでも、これは嬉しいモノですよ。これからもいい意味で「読者の期待を裏切る」よう精進しますので、悪い方に裏切ったからって見捨てないで(苦笑)。
3月29日 ― 2008/03/29 23:32
いやあ、やっぱり香港ジョッキークラブの「海外レースオッズ」は楽しい。Duty Freeでは日本のAdmire Auraが単勝8.0倍なのに、Vodkaは32倍もつけやがる。World CupのVermilionは8.8倍で3番人気。しかし、一番笑えるのはやはりSheema Classic。Viva Patacaに何と1.6倍!色んな意味でやりすぎだろ。このオッズなら、香港ヴァーズに続いてQuijano狙いが面白いのでは…
ちなみに、「漢字馬名」が気になったので中文表記に切り換えたところ、素晴らしいネタを見つけた。日本のVermilion、中文表記「赤兎馬」だそうな…マジですか。スゴい名前もらったものだなあ。「三国志演義」で呂布及び関羽が騎乗した、中国文学に登場する屈指の名馬ですがな。3番人気の理由はコレか?
ついでなので、耳が腐る話をしよう。「三国志演義」に出てくる呂布は、「女の色気に血迷ったあげく、義父にあたる董卓(悪役だけど)をブチ殺し、その後も好き放題暴れたあげく曹操にクビ斬られた」奴である。性格は単純かつワガママ、だけど一騎打ちは死ぬほど強い。そーゆーキャラに設定されている。
その呂布、実在した人物である。「三国志演義」には、創作キャラも山ほどいたりするんだけど、正史である「三国志」にも登場するから、実在はしたようだ。実際は…やっぱり似たようなことやらかしている(笑)。やはり、「とにかく強くて馬鹿」な奴だったらしい。
この呂布だけど、「西方騎馬民族の血が入っていた」人物だと言われている。馬に乗るのが上手かったのは、それが理由だと。まあ中国西方の「馬が乗るのが上手かった民族」なんて色々いたので、多少(どころじゃなく)不正確な表現になるのを承知であえて言えば、モンゴルの血を引いていたわけだな。
モンゴルの血?まあ、色々思い出す人物はいると思うけど、代表は朝青龍か。性格は…だけど強い。おまけにあの体格。ちなみに、「三国志演義」に出てくる呂布の体格は、あんな感じだそうな…
するってえとだ。「赤兎馬に乗った呂布」ってのは、ズバリ「ヴァーミリアンに跨った朝青龍」ってことに…うわ、なまじ競馬に詳しいだけに、生々しい姿が脳裏に思い浮かぶ!そんなものがフルギャロップ(競馬で馬が走るやり方。この走り方が最速。)で突っ込んできたら、誰だって逃げるでしょ。その上、性格もアレだとしたら…いやあ、やっぱスゴかっんだな呂布は(苦笑)。
何故ヴァーミリアンが「赤兎馬」なのか?これはよくわからん。「赤系統の色」であることは間違いないんだけど。ひょっとしたら「三国志演義・英訳版」(一応あることは間違いないでしょ)では赤兎馬のこと「Vermilion」って訳しているのかも知れないけど…可能性が高いのは、「香港ジョッキークラブの馬名翻訳担当者が調子に乗っただけ」ではあるんだけど。
香港の漢字表記馬名は、実に楽しい。音あわせたり、意味あわせたり、時に暴走気味に「超訳」したりする。実際は大変なんだろうけど、正直「すごく楽しそうな」仕事の1つだね。私が競馬マスコミ関係者なら、取材してみたいんだけどな…この辺が日本の競馬マスコミの問題点だね!(違うと思う…)
本日はこれから忙しいので、これまでとしよう。応援の電波を送信しなくてはならないから(笑)。向こうで受信できるとはとても思えないんだけど、そんなものは知ったことか。いけ、頑張れFloral Pegasus!今度は強気で行くんだぞモッセ!
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