3月22日 ― 2008/03/23 02:06
昨日に引き続き、この色の軽い話題。Amazonが「欲しい物リスト」を原則公開で再開したことについて。
私は、実はAmazonで買い物をしたことがない。検索目的でサイトにはたまに行くんだけどね。他では絶対手に入らないモノでない限り、通販で買うのはイヤなのだ。その方が値段が高くなっても、やはりリアル店舗で現金使って買いたいんだな。
何でそうなのか?まず、東京近郊在住ってのが大きい。私同様日本人である限り、「通販でしか手に入らない」モノが最も少ない環境でしょ。よって、通販で入手…という習慣が根付かなかったのは確か。もう1つは…私が案外優柔不断だからかなあ。とにかく手にとって、「これを買うんだな」ってことを触覚的にも実感させないと、どうも買う気になれなくて。あと、買うもののかなりの割合が「馬券当たった喜びで興奮してる状態での衝動買い」だったりするのも大きいかも(苦笑)。
そんなワケで、私の「欲しいものリスト」なるものは、Amazonを探しても出てこないハズだ。良かった良かった。私にとっては、百害あって一利ナシだからね。私への「プレゼントをAmazonで買おう」なんて奇特な奴はいるはずないでしょ。
そもそも、私はこの手の情報が漏れるのは嫌いだ。プライバシーうんぬん…ってのもあるけど、「こんなリストでF男をわかったつもりになられても」って気持ちがあるので。自分自身にとってもかなり謎の多い「私の物欲」が、Amazonごときの買い物リストでわかるとは…
そもそも私は、「買う店を意識的に散らす」って行動が多い。ポイントがどーたらこーたらを考えたら、これは本来「損の多い」行動だと思う。けど、それより優先される事項があるんだよ。それは、「衝動買いの機会」である。
私はそこそこ好奇心が強いので、「まだ見ぬ私の趣味に合う何か」を常日頃から求めている。その結果、買う雑誌が増えたり趣味が拡大したりするわけだ。もちろん「ハズしたぁ!」って吼えることも多いけど、だからどーした。もっとも、日常的にこんなコトやってるとサイフが持たないので、色々と「歯止め」かけてはいるんだけど。
仮に私の「買い物リスト」なるものがネット上にあったと仮定しよう。それで私の趣味が完全に把握できるのか?無理だろな。私には「立ち読み」という趣味があるので、買ったモノだけでは大事な部分が抜け落ちるはず。そんなリストに頼って「私の欲しいもの」探すくらいなら、このブログを丹念に読んだ方がよほど参考になるはずだ。
そもそも、買い物リストから「私が欲しいと思うもの」わかるのか?趣味が合わない人には、理解不能だと思うんだけど。たとえば競馬グッズ。私は「自分が好きな馬のグッズは欲しがるけど、そうじゃない馬のモノはさほど喜ばない」人だ。「競馬好きでしょ?」ってんでディープインパクトグッズ送られても、かなり困る。シミュレイションゲームは基本的に喜ぶだろうけど、どーせならチャンとそのゲームの相手して下さい。ヲタク系は私の「ツボ」次第であり、これは把握しにくいでしょ。PC系は普通「贈り物」にはしないでしょ。そりゃまあ、新型のPower Macなら喜んで受け取るけど…
少なくとも私に何か送ろうというのなら、素直にその人が「自分はこれが良いと思った」モノを送ってくれれば、それでいいと思うんですが。私に何か送ろうと考える以上、何かしら共通の趣味はあるわけで。その分野で「良いと思ったモノ」を見繕ってくれれば、まあ大ハズシはしないでしょ。過去の買い物リスト見て「こういう趣味だから…」と、送る当人が理解してないモノを送られても、正直ヒくだけじゃないか?
この「欲しい物リスト」に関しては、「趣味がバレる!」「住所が公開された!」といった悲喜劇が起きているようだ。文化的慣習が違う以上、日本でこの機能持たせる意味はないと思うけど…まあ、それはさておき、私には意味のない機能だと言っておこう。
ちなみにだ。この手の贈り物って、しばらくもらってないなあ…海外土産とかはもらうけどね。強いて一番近い例を探すと、去年の年末に「頼みもしないウチから大井の無料配布カレンダー確保してもらった」ことぐらいか?あれは有り難かったなあ。さすが私の趣味よくわかっている…って、ここの読者様なら誰だってわかると思うけど(笑)。
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