4月10日2006/04/11 02:58

 ヒモが抜けました。久々にアワ吹きそうになった…日曜回顧はコレでお終い(笑)。くっそぉ~!皐月でリベンジ…は難しいかな。諸般の事情により。
 
 というわけで、本日の話題は土曜の回顧。仕事でした。出勤してました。これでは、フツーここの話題にする価値がない。なのに話題にしたのは何故か?フツーの仕事じゃなかったからだ。
 
 実は、土曜の仕事は「授業を受ける」だった。研修じゃなくて。目的は研修かも知れないけど、あれは間違いなく「授業」だった。しかも、法科大学院の。周囲にいるのが「本気で法律家になるべく、入試をくぐり抜けてきた」連中だって考えれば、相当場違いである。何で私はこんなところにいるんだ?
 
 タネを明かせば何てこたあない、「法情報学」という、PC使ってネット上のデータベースいじる授業なので、アシスタントとしてかり出されただけ。とはいえ、「そのうちネット上で調べ物してもらうから、ちゃんと授業聞いてこい」って指令も下されている。思いっきり研修も兼ねていた。
 
 相対的に「簡単な」授業ではあったけど、授業は授業。ぼーっと参加してりゃいい、ってなワケにはいかない。ちゃんと参考書買って予習しました。「ついて行けるのかオレ」と思っていたけど、その昔曲がりなりにも法学部を出ただけあって、何とか理解できました。うーむ、大学時代に学んだコトって案外忘れないのね。
 
 肝心の授業だけど…いやもう大変でしたよ。なにせコッチはアシスタント兼受講生。先生の指示を素早く理解して実行し、その後つまづいている生徒がいないか目をこらし、いたら手助けができなきゃいけない。露骨に「わからない」「できない」が許されないのだ。そんなこと「元へっぽこ学生」に要求するなよな。自慢じゃないけど、私はこの法科大学院の入学試験合格するとは思えないってのに。
 
 授業の感想は、「世の中便利になったもんだ」である。その昔は図書館で探すしかなかった判例や細かい法律が、ネット検索で簡単に呼び出せるんだもの。ホントは有料サイトなんだけど、ここの学生は学内・学外を問わず使い放題。いくらへっぽこ学生だった私にも、その価値はわかる。くそー、今の時代に学生ってのはうらやましいぜ…ま、それでも私はへっぽこだったと思うけど(笑)。
 
 授業を受けた主観的な感想はこんなものだけど、客観的に見るとすさまじい話である。だって、難しい入試をくぐり抜け、安くない学費払っている連中と机並べて勉強しているんだよ?単なる派遣なのに。この法科大学院を受験して落ちた人間にしてみれば、「カネ払うから替わってくれ」って頼みたくなるんじゃ。そんな環境でカネもらっているんだから、ある意味モーレツに恵まれてる。
 
 こんな職場に、どーして私なんかが潜り込んだのか?偶然というか何というかだね。大学院側としてみれば、ちゃんと「使えると計算できる」奴が欲しかったんだと思う。でも、忙しくなる直前に私の前任者が辞めた(逃げたんじゃねえかと疑っている)関係上、「まあいいか」で決まったような。
 
 ただまあ、大学院にしてみれば、私は「思ったよりは拾いモノ」だったんではないかなあ。「事務員ってことで派遣されてきた奴に期待するかぁ?」って仕事山ほど押しつけられたにもかかわらず、一応こなしてきたから。今回の「アシスタントとして授業に参加してこい」ってのもその1つだろう。単なる派遣の事務員に「大学院の授業で優もらってこい」って命令するようなものだよ?何度も言うけど、そんな期待されても困るだろ。
 
 他にも「ワケわからん」仕事を命令されてる私。別に逃げだそうと考えてるワケじゃないけど、色々と鬱憤溜まっているのも確か。てなわけで、今週は「私のお仕事特集」としようかと。たまには仕事の愚痴を思いっきりコボさせてくださいよ…本当に大変だったんだから。