6月2日 ― 2013/06/03 00:54
本日は、私のPOGドラフトリスト紹介&解説。関係者以外には全く意味のないモノなので、基本無視して良いです。とにかく、私が語りたいことを語る。それがココ。
事前に伏せておいた、今年の「方針」は3つ。今だから公開しよう。まず1つ目は、「誰かさんの内角を徹底的に攻める」。去年のドラフトで、指名方針が被ると判明していた方に対し、「負けない」ような指名を心がける。それで獲られた馬にエーシントップがいて、コッチが守った馬にエーシンゴールドがいるんだから、今年は徹底マークで両取りを!と考えるのは間違ってないはず。
方針その2。ディープインパクト産駒はゾーンで獲る。私が思うに、ディープインパクト産駒は「何でもかんでもソコソコ走り、大駆けする馬を見つけにくい」種牡馬じゃないかと。今年はストームキャット肌がやたら走ったけれど、この組み合わせは過去「特筆すべきレベルじゃねえ」って結果が出ていたのだ。つまりだ。ドラフト上位で獲ろうが、中位程度で獲ろうが、差は付けにくい。どっちも堅実に走るだろうし、大当たりの確率は似たり寄ったり。流石に下位だとスカ掴む確率が無視できないか?ってなもんだ。よって、中位で固めて獲る。
方針その3。ダートで2勝し、なおかつ芝でも潰しが効く馬を積極的に狙う。ダート狙いは通常POGでは不利だ。よって無視されがちだけど、よく考えれば2勝してくれれば御の字だ。少人数多頭数の当POGでは、特にソレが重要になる。ただ、POG期間の特色として芝向きの馬が有利な番組構成であることは否定できない。よって、芝でもある程度稼げそうな、ダートが主戦場の馬を狙う。具体的には「いかにも」って外国産馬を多めに狙うだけの話。
以上の方針により70頭ほどのリストが作成され、そこから色々あって指名したのが今回の30頭。フツーのPOG向きの馬はかなり少ないような。まあ、下位指名に悩むようなら参考になるかもね。
1位。母ビワハイジ・父ゼンノロブロイ。「誰かさんの内角攻め」1号。もっとも、これは誰かさんの1位指名、母レーヴドスカーの報復である。どっちかが1位だろうなとわかっていたので、独占は防いでみた。デビュー時期が早くて年末とか言っているので、正直リスクは高い。けど、仕上がりさえすれば2勝は固いし、デビュー時期によっては+αが見込めるスーパー血統なので、良しとする。
2位。母Ice Mint・父Sea The Stars。「誰かさんの内角攻め」2号。私の順目まで誰も母ビワハイジを指名しなかったのでソッチが1位になったけど、先獲りされたらコイツが1位だった。私にしては珍しく、馬体写真が気に入った馬。本来ならばもっと下でも獲れそうな馬だけど、誰かさんが指名しに来るのは確実なので、先に獲っておくことに。ドラフト順位は走るかどうかじゃない、獲られそうかどうかだ。正直ハイリスクな馬だけど、それはいい。一応「POG期間府中2400三冠」(ゆりかもめ賞・青葉賞・日本ダービー)狙い。ちなみに、今年はヒラボクディープがこの全てに出走する(勝ったのは1つだけ)、という快挙を成し遂げた。
3位。母Eightyfivebroadst・父Tapit。「誰かさんの内角攻め」3号。母アイスミントを指名されたら、慌ててコイツは守りに来るかな…と思ったら放置したので、遠慮無く獲得。「芝で潰しが効くダート2勝狙いの馬」でもある。
4位。母River's Prayer・父Distorted Humor。「誰かさんの内角攻め」4号。第2のエーシンゴールド(つまり、ダートで2勝+α)を狙っている。流石にココまで内角攻めが決まるとは思っていなかったが、「水に落ちた犬はなお叩け」(毛沢東)と叩きまくった。1~4位が走った場合、誰かさんは「ボクの言ったとおりでしょ?」ってなコメントを出さざるを得ない立場であるが、ソレ見て私は「でも、ココでは指名できてませんから」とニヤニヤできる。是非そうなってもらいたい。
5位。母シークレットコード・父ネオユニヴァース。ネオユニヴァース産駒は当たり外れがわかりやすく、なおかつ「ハズレは徹底してハズレ」なので、中途半端な順位なら指名回避した方が良かったかも知れない。ただ、個人的に「フサイチペガサス肌にネオは合うのでは?」と思ったので、指名してみた。
6位。母シェンク。父ディープインパクト。「ディープインパクトゾーン」1号。ゾーンで狙っているので、馬自体の評価はあんまり気にしてない。強いて言うなら、若干ハイリスクだけど長打が期待できる系かなって気がする程度。
7位。母オールザウェイベイビー・父ディープインパクト「ゾーン」2号。リスクの小さそうな牝馬。2勝で終わりそうな気がするけれど、それなら問題なし。
8位。母ロイヤルファンタジー・父ディープインパクト。「ゾーン」3号。「仕上がりが早そう=未出走リスクが低い」以外気にしてなかったけど、今になってみれば結構リスクの高い馬かなと。
9位。母アイルドフランス・父ディープインパクト。「ゾーン」4号。大きなリスクじゃないけれど、「どうも厩舎のエースじゃない」って部分はどう出るのか。
10位。母パーソナルレジェンド・父ディープインパクト。「ゾーン」5号。母系がダートっぽいのがどう出るか。現時点で小柄なので、ダートでどうこうって期待はあんまりしてない。
11位。母トキオリアリティー・父ネオユニヴァース。リアルインパクトの下。「マイラーかもな」で獲ったヴィクトワールピサ様の再来狙い。ハズれれば大スベリするだろうけど、それがどうした。
12位。母エミナ・父ハーツクライ。誰が何と言おうとも、キングジョージ狙いの馬。アスコットでのリベンジは諦めるワケにいかない大目標なので、そーゆー馬も混ぜておかないと。
13位。母ヴァーチュ・父ハーツクライ。やはりキングジョージ要員。日本競馬がどうこうってのはあまり考えてない。
14位。母Weekend Whim・父Medaglia d'Oro。メダグリアドーロ産駒は結構堅実に走るんだよね。「ダート2勝…」要員としてはオススメ。
15位。母カリズマティックゴールド・父スペシャルウィーク。一応「誰かさんの内角攻め」5号になるのか?単に「スペ産駒を走らせる厩舎ってココぐらいって気がする…」で選んだだけなのだけど。
16位。母ボランス・父フジキセキ。「注目度の低いサンデー系種牡馬を」ってんでフジキセキに目を付け、リスト見たらこの馬がいたので指名した…ところ、誰かさんから「あんまり痛くない」とのコメントが。言われてみれば一応「誰かさんの内角攻め」だったなあと。
17位。母トリプルピルエット・父コマンズ。どうもお望みらしいので、じゃあ本格的内角攻めを再開しようじゃないか…ってなわけで内角攻め7号。ただ、リスト入りした理由は「殿下の馬」だから。余談だけど、私は「殿下とサシPOG」だけはやりたくない。無茶苦茶に馬が被りまくりそうだから。
18位。母フラグラントオアシス・父パイロ。内角攻め8号&「ダート2勝」要員。おまけに殿下の馬。パイロは下位なら結構オイシイ狙いと見たけど、どうだろう。
19位。母ディアウィンク・父ディープスカイ。ディープスカイ産駒は親父と似たようなリスクがありそうだけど、まあ狙ってみてもいいかなと。「サンデー系のことなら間違えないだろ!」と、あえて社台系にしてみました。
20位。母Exhibit One・父Sea The Stars。シーザスターズ産駒はハイリスクだと思うけど、ソレを承知で狙ってみたかったので。難点は2位の母アイスミントと馬体の傾向が被ること。手頃な大きさの馬を狙ってみたけど、そーゆーのが走るって保証はない。
21位。母ビールジャント・父ルールオブロー。ラッキーナイン&ティーハーフの下。母系の良さで何とかしてくれないかなと。一応ダート狙いに分類してみたけど、実際はよくわからん。
22位。母Tizmeanttobe・父Tale of the Cat。「テールオブザキャット産駒は地味だけど狙い目!」と言い続けていたにもかかわらず、エーシントップを獲られた悔しさは…多分コイツは「ダート2勝狙い」のいつものテールオブザキャット産駒だけど、気にしない。
23位。母Hot Storm・父Exchange Rate。イクスチェンジレート産駒はいいよ!基本はダートかも知れないけれど、芝でもかなり計算できるし。おまけにほぼノーマークだから、下位で指名できるのも良い。黙って指名しておく価値アリ。
24位。母アーキオロジー・父パイロ。私の番手血統。この血統だとダートだろうけど、ソコソコやれるんじゃないかな。心配なのは厩舎。やはり傾向知らない厩舎は不安なんだよね。
25位。母ザミリア・父コマンズ。「角居厩舎の殿下の馬」ってのがポイント。殿下にいいトコロ見せたいんじゃないかな…と勝手に想像しているので。
26位。母ブリリアントベリー・父ジャングルポケット。カンパニーと血統構成が似ているんだから、この順位まで残っていたのはむしろ不思議なのかも。ま、仕上がり早いとは思えないよね。
27位。母シアトルサンセット・父ステイゴールド。「池江厩舎のステイゴールド産駒」って理由で獲得。ハイリスクな種牡馬だけど、取り扱いになれている分リスクは軽減できそうかなと。
28位。母カフェララルー・父マンハッタンカフェ。去年のカフェリュウジンは何故か芝中距離馬だったけど、本来はダート短距離要員。芦毛に出た今回はより確実にダート短距離要員かと。いずれにせよ2勝+αが見込めそうなことに代わりはないので、狙う意味はある。一応「松山康調教師最後の勝利はこの馬で!」って野望もある。
29位。母ダイアゴネル・父ストーミングホーム。ダーレーの馬。地味に2勝してくれるんじゃないかなあ…って感じの馬。
30位。母ヴェルヴェットクイーン・父ストーミングホーム。ダーレーで長打を狙うとすればこの辺か?って馬。当たれば豪快に飛びそうな雰囲気はある。
以上30頭。少人数多頭数のPOGなので、マジに誤魔化しが効かない。オマケにメンバーは私を除けばスーパーサイヤ人級。多分日本屈指(=世界屈指なんだけど)の「ストロングスタイル」POGじゃないかと。「高速多頭数ドラフトに対応可能」「何だかんだ言って、2万点オーバーを叩き出せる(でも最下位)」程度の私にどうしろと。まあ、やるからには優勝目指すけれどさあ。
去年のドラフトではエーシントップ・ティハーフ・ヘミングウェイあたりを「先取り」され、獲った馬も未出走で早々引退とか骨折とか…と流れが悪かった。ソレが全てとは言わないけれど、工夫次第でもう少し戦えたのでは…ってのは事実。それを反省したんだかしてないんだかはよくわからんけど、「駄目な奴」なりに頑張ってリスト作って獲得したのがこの30頭。どーせ「走る不良債権」として長年追いかける羽目に陥るので、とにかく長い目で見たい。まあ、頑張ってくれ。
コメント
_ dixielandenberger.hatenablog.com ― 2017/07/31 10:44
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://fohpl.asablo.jp/blog/2013/06/03/6833455/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
back again to see more, thanks for the information!