5月23日2013/05/24 00:04

 本日は簡易更新。週末の準備で忙しいので。ダービーの予想だけなら、ココまで忙しくはないんだけど…
 
 米Amazonについて、説明はイラナイと思う。このアマゾンが、”Kindle Worlds”なるサービスを始めるらしい。どんなサービスなのかは、とりあえずコチラ(リンクあり)を参照してもらうと手っ取り早いかな。要約すると、「パロディ同人小説を、合法的かつ原作者にも利益が行く形で売る」ものらしい。
 
 ヲタクである私にしてみれば、とりあえず「なんじゃこれは~!」とは思った。何だかんだ言ってアングラな存在であるはずのモノを、表に引っ張り出すような行為だからなあ。実際問題についてはビジネスやら法律やらが絡むので断言できないけれど、小説だけじゃなくてマンガにも応用される日が来るのでは…って予想は出来る。出来るけれど…う~む、その未来図は明るいのかぁ?
 
 そりゃまあ、合法・非合法って部分だけ考えれば、権利関係はキチンとしていた方が良い。けれど…こーやって「型にハメてしまう」ことが、同人文化にとって良いことなのかどうかは…世の中には「曖昧にしておいた方が良い」コトなんて山ほどあるわけで。
 
 とりあえず私ごときじゃ詳細は不明なので、ここでは断言的な論評は差し控える。ただまあ、同人業界にクビ突っ込んでいる人間にとっては、「将来の話だけど、なにかしら関連が出てきそうな話題」だと思っていていいんじゃないかな。最悪の未来図としては、「アマゾンが、自分達を通さないパロディー同人誌全てについて、意味不明な訴状を送りつけてくる」ってのがあるので。日本の同人市場の大きさを考えたら、その半分を取り込むために、大赤字覚悟の訴訟を連発する価値があるかもしれないからなあ。
 
 とりあえず目先の問題として、私がこのニュースに関する同人誌を探す羽目に陥るのは間違いなさそう。そーゆー同人誌を出す奴がいるのは間違いない。「最前線」で活動していて、なおかつビジネスや法について私より詳しく、こーゆー問題にクビ突っ込むのが大好きな人間はいると思うぞ。ああ、また即売会で探索対象が増えた…まあ、いつものコトなんだけどな!