3月31日2013/04/01 01:06

 いや、今月はタイヘンだった。仕事は忙しいわ鼻風邪ひく(季節の風物詩だが)わ…色々消耗しました。若くないんだからもう少し計画をキチンと…ブツブツ…
 
 本日の話題は、以前からの宿題系で。「真バルバロッサ」の感想について。以前から色んな意味で気になっていたこのゲーム、先日プレイする機会があったので。いやまあ、他にも語らなきゃイケナイことは多いんだけど、まあ私にも色々ありまして。
 
 「真バルバロッサ」。記念すべき商業版GJ1号の付録ゲーム。デザイナーは鈴木大佐。期待の大きかった作品…ではあったと思う。けど、どうにもいい話を聞かない。私も何となくプレイしそびれて未体験…だったのだけど、先日プレイ機会に恵まれた。なお、正式なタイトルはビミョーに違うのかも知れないけれど、まあ気にするな。
 
 私が担当したのは独軍。対戦相手ははねはね殿。1回プレイして、な~んとなく納得いかなかったので、再度独軍でプレイさせてもらった。いずれ赤軍もプレイしてみようとは思う。思うけれど…正直言おう。「コレジャナイ」感はモーレツに強い。単純に「面白いゲームをプレイしたい」だけって方には、オススメしない。ただ…なんつーか、独特のキョーレツな「味」があるのは事実であり、ある種の学習目的にプレイしてみる価値はあるのかも知れない。
 
 私が楽しめたかどうかで言えば、「ちょっとなあ…」って印象になる。けれど、「何故私はそう感じたのか」を説明するのはやや難しい。プレイ直後に「何でオレはこのゲームを楽しめないんだろ?」って自問自答したくらい。なんつーか…理屈では「ウケる要素をバランス良く組み込んであるので、人気が出て当然」なんだけど、なんかハートに響くモノが無くて人気が出ない「何か」(マンガアニメ小説でも、アイドルや車などでも当てはまる)みたいな感じ。
 
 このゲームの感想として良く出てくるのが「赤軍が守れない」ってもの。これは正しいと言えば正しいんだけど、多少誇張されているかな。あくまで今現在の研究によればだけど、このゲームのモスクワは「一応守りきれる」と考えられている。他の都市は「聞くな」って勢いで陥落するけれど、レニングラードはキチンと研究した手順を踏まないとやっぱり守りきれそう。ロストフが守れるかどうかはビミョーではあるけれど、アソコは41年中に陥落はしている。元々赤軍はボロクソに負けたんだから、「守りきれない」のはある程度仕方ないはず。その範囲を大きく逸脱しているって感じはしない。
 
 ただ…難点その1。独軍が史実で奪取した都市を全部獲得したとするならば、ゲーム上は独軍が勝利する。そんでもって、「勝利条件を満たす」ことだけ目標としてプレイしたならば、独軍は勝つ。赤軍がそれを阻止するのは極めて難しそうだ。
 
 つまり、勝利条件がオカシイのか?一部はそれが原因だと思う。けれど…むしろ大事な問題はソコじゃない。このゲーム、「赤軍が守れる土地」が極めて限定されている。そんでもって、独軍が「赤軍が本気で守っている土地」に踏み込むのは、アホらしくてやってられない。そうだなあ…たとえると、環状線で隣の駅に行くため、あえて反対側に向かう電車に乗る、みたいな「無駄なコトしている」感が漂ってくる。
 
 具体的にはこうなる。モスクワ近辺は赤軍にとって守りやすい土地で、なおかつ守る価値がある。よってとにかく本気で守ってくる。ここに独軍が踏み込むと、ジワジワとしか前進できなくなる。本気で守ってジワジワ前進されるのか…って点はともかく、「そーゆーモノ」なのだ。これに対し、南方旋回すれば無人の野を征くがごとき快進撃が可能で、なおかつ得点対象の都市もたくさん手に出来る。このことはゲーム中にごく簡単に理解可能なので、誰も「モスクワ進撃するか、南方旋回するか」で悩んだりしない。「守れないって噂がある割に、モスクワは守り切れそうとはこれ如何に」と疑問に思っていた私が、ゲーム中に「なるほど」と理解できるんだから、相当ミエミエと言っていい。
 
 要はこのゲーム、「なるようにしかならない」感がモーレツに強い。どれぐらい強いのかというと…最初のプレイは「慎重な前進」を心がけた関係上、多少「うまく突破できてない」感が強かった。けど、その結果として「うわ、やっちゃった、これは勝てない」となったのではなく、「勝てそうではあるけれど、なんか取りこぼし感があるなあ」で終わり。守る赤軍の戦略に幅がなさ過ぎて、独軍の突破が多少うまくいかなくても、赤軍が守ろうとする土地の範囲に大きな差が無い。結果「独軍がたどり着きさえすれば、ソコの赤軍は崩壊する」土地をどれだけ失うか…って問題に過ぎない。
 
 結果がなるようにしかならなくても、過程を楽しめれば…って意見はあると思う。けれど、とりあえず私はあんまり楽しめなかった。このゲームの赤軍は、基本「移動妨害マーカーとして機能するかどうかさえ怪しい」連中である。「進撃できて当たり前」って気がする場所をひたすら進撃するだけじゃ、そんなに楽しくないと思うな。ちなみに、なるようにしかならない以上、勝利条件をいじった所で「運ゲー」になるだけだと思われる。
 
 何故こうなったのか?う~ん…まあ色々噂は聞いているんだけど、ソコに踏み込むつもりはない。ただ、「誰かがコレでいい、コレがいいと思った」のでは?って気はしている。「明らかに未完成」って感じはしないのだ。細かくマズい点はあるような気はするけれど、そんなものがあるゲームは山ほどある。必要に応じてエラッタ出せばいい。ただ、このゲームのまずさはそーゆー部分じゃない。多分だけど、「これでいいと思っているの?」と聞けば、真顔で「はい」と言い返されそうなタイプの気まずさがあるんだな。
 
 このゲームのドコがどう駄目なのかは、私よりもはねはね殿に聞いた方が手っ取り早いとは思う。ただまあ、私もはねはね殿に話を聞いた結論が「自分でプレイしてみて色々確かめてみた方がいいな」だったんだけど。信用できないとか理解できないとかいう話じゃない。「アレは素晴らしいから体験してみろ」って勧められて実際体験してみたくなる…ってのと性質は似ている。駄目なゲームではあったけれど、体験したことそのものに後悔はない…つーか、「プレイしてみて良かった」とは思う。とりあえず、「私はこーゆーゲームは駄目なんだな」ってことが確認できた。
 
 駄目なゲームはプレイしたくない、って気持ちはわかる。わかるけれど、世の中には「駄目だからこそプレイしてみたい」って人種がいるのは確か。とりあえず私がそう考えている人間で、周囲にも似たような哲学?を持つ人間が多い。そのため、「駄目なゲーム」をプレイする際にあまり不自由は感じない(苦笑)。多分コレは「ものすごい贅沢」なんだろう。良ゲーの相手にさえ不自由するってのがこの世界だからねえ。
 
 だから…結論として、「真バルバロッサ」のプレイはお勧めしない。けど、「それを承知の上であえてやってみる」ってな人間がいるなら、まあ一見の価値はあると言っておこう。それに、ひょっとしたら「素晴らしい」と思う人間がいるかも知れない。いわゆる「ゲームの趣味」は色々あると思うので。ただまあ、なんつーか…
 
 今回、正直言って「ネタとして未消化」ではある。「何故このゲームは駄目なのか」を語るには、私の筆力が思いっきり不足しているんだな。だから、「私じゃ語りきれない何かがあるんだ」ってことを示すだけで終わりにしたい。細かい部分はもっと詳しい人に聞くか、自分で体験してみて下さい。マジに。ああ、もっと筆力が欲しい…「だったら更新サボるな」って声が聞こえてくるけれど(苦笑)。

4月7日2013/04/08 01:58

 はあ…色々忙しかった3月がやっと終わった…今週も色々あったんだけど、まだ余裕はある。月替わりの楽しみ(苦しみでもある)、カレンダーめくりも堪能したし。毎月めくるモノは半分以下だというのに、絶対数は壮絶な量だ…
 
 本日の話題は、山ほど仕入れてきた即売会カタログ関連。つか、誰かオレの買い子してくれ。誰も引き受けてくれないとわかっちゃいるけれど、ついそう言いたくなる。ブツブツ…
 
 本日仕入れた即売会カタログは4冊。うち1つ(音系即売会M3)は重複がないからいいけれど、来週のサンシャインクリエイション59は皐月賞と、そんでもってゲームマーケット2013春はコミック1★7と重複…まあ、なんつーか…
 
 現在カタログチェック中だけど、色々忙しいのは間違いなさそう。とりあえず、サンクリ59とコミック1は傾向が似ているので、多数がサンクリを回避している…ちっ、サンクリで入手してコミック1で省略、ってワザが使えねえじゃん。正直お目当てのサークルはほとんど無いんだけど、それでも行く理由はある。スクールカレンダーだ。いくつか「退役」するのに合わせて新作が欲しい。え?「飾る場所がない!」と騒いでいたじゃないかって?それはそれ。これはこれ。
 
 問題はどーやって中山へ移動するか。日暮里経由東中山下車が手っ取り早そうではあるんだけど、それなりに歩くんだよね…体力あるかなあ。ま、何とかなると信じよう。いくら何でもサンクリで「山ほど買いすぎて困った」なんてコトにはならないはず。
 
 問題は何と言っても4/28。私にとって最も重要な即売会はコミケだとしてもだ。それに次ぐポジションの即売会重ねられるのはキツい。幸いにして両方とも会場はビッグサイトであり、掛け持ちしても体力的な問題は生じない。つか、コミケの企業ブース&東館掛け持ちは「いつものこと」であり、移動距離だけ考えたらその程度なのだから。もっとも、過去何度か東館に居を構えるサークルの方に「企業のコレが欲しい?じゃあ私が引き受けますよ。ついでですから。ここから企業ブース行くなんて、カッタるくてやってられませんよね~」なんて発言をした記憶があるけれど。常識人にはお勧めできないとは言っておこう。
 
 体力はこの際いい。問題はやはり売り切れ。ゲームは一般参加者の数が少なめだけど、アシが早い。オールジャンルは持ち込むブツの数は相当量だけど、一般参加者の数が桁違い。ドッチに行っても色々厳しい…もし可能ならば、マジに体がもう1つ欲しい。
 
 ちなみにだ。買い子を雇うとするならば、派遣先はゲームマーケットの方。そりゃそーだ。体力的に楽なのはドッチだと思っているんだ。しかも、かなりの割合が「F男の代理人です」って名乗りさえすれば、必要な新刊だけ出してくれる程度には癒着しているトコロだし。コレに対し、コミック1では品物の指定からしてタイヘンだ。しかも、メインのお目当ては「あると確実に言えないので、指定しようがないモノ」スクールカレンダー。一部混雑サークルだけ「とにかくカレンダーあるはずだから入手してこい。新刊は売り切れていても構わん!」とは言えると思うけれど…
 
 ちなみに、サークルの宣伝も兼ねて「ゲームマーケットで私が用事のあるサークル」を列挙しておこう。半分以上は「買い子がいたとしても、私が自分で何とかする予定」だけどね。118エテルシアWS。戦車戦ゲームは入手できるだけ入手予定。205翠屋本舗。「まどマギオン」は入手済、「リリカリオン」は手出し厳禁のネタなので…だけど、新作(予定含む)のチェックはしておこうかと。210ゾック神社。「あんハン」ベータ版は是非欲しい。304中村誠。大阪で売り切れていたブツが気になる…330水星工房。このネタのゲームはこの際全部集めたい…401マケドニア本舗。現代戦車戦ですか。素晴らしい。402TDF。予約済。403平田晋策著作刊行会。ヤマトか…沖田艦長追悼記念に入手しないと。404このシミュゲがすごい。ノルウェイの印刷は間に合わなかったようなので、本だけあればOKのはず。405さいたまオフライン。当日新刊のみでOK。407i-OGM/BOARDWALK。大阪であれだけ入手したので、流石に何もないと思うけど…408富士塚商店。新作があれば。409同人会ルーデンス・ファベル。これまた新作次第。410八川社。「インパクトベースボール」スペシャルセットは国民栄誉賞記念で長さんか?コレと戦車戦ゲーム。413千葉クラブ。新刊・新作があれば。何かあるんじゃないかな。504波間のかけひき。ダイスフォント集ですか。他の誰が何と言おうと、私は買う。512グループ乾坤一擲。「SHIPS&TACTICS」の新作デッキ。星界軍デッキが…601sukuranburu。「以前コミティアで、ゲームマーケットに出てくれと言った馬鹿の1人です」って挨拶しておかないと。611イッシーサークル。ゲームはまだベータ版か。フォントは追加があれば。あと、大型ブースのa-game。ウォーゲームハンドブック2013は入手しないとね。
 
 なお、これらは「脊髄反射的に」行くと決定しているサークルに過ぎず、この後カタログを隅々までチェックして追加(削除はされない)するトコロを決める。いくつかありそうな雰囲気。コレに加えてコミック1なのだ。破壊的な分量である。ま、いつものことなんだけど。ついでに言うなら、この狂乱の日から数日後にコミティアがある。コレも行く。確定。世の中とはそーゆーものです。うん。
 
 つーわけで、買い子募集中です。報酬は一応コミック1でのお買い物。必要なブツがあるなら、突撃を試みます。流石に「2時間コース」とかはカンベンしてもらいたいけれど。ちなみに何があるのかは、自分でカタログ入手するなりして対応して欲しい。私がココで何を物色するのかは、カレンダー以外は基本軍事機密なので公開できない。しても無意味だし。
 
 正直、「コミケ企業中心買い子」として長年やってきた私としては、他の方に入手を依頼することは「屈辱」である。頼まれたブツは確実に、自分のブツも確実に…が買い子のプライドだからね。ただ、今回はそんなコト言ってられない。コミケよりヒドい。まいった。けど××先生の○○(軍事機密抵触により文言削除)のためには仕方ないよね…どら焼きのため大阪遠征企てた身としてはさ…

4月13日2013/04/14 00:21

 ゾック神社殿の取り置き申し込みはコレでいいのか?このシミュゲのノルウェイは少数生産だと?いかん、予定変更も視野に入れなくては。いでに言うと、女性主催のサークルはコミック1&コミティアの掛け持ちしないで欲しい。女性はグッズ作るのが好きだから、たった1週間後でも「別のグッズがあるんじゃ…」って疑惑を払拭できないんですけど。特に、カレンダー・便せんを中心とした小物グッズマニアにとっては悪夢だ…
 
 つーわけで早くも狂乱状態。他に案件抱えていることもあり、更新してる精神的余裕ナシ。明日の予想もまだ完了してないし…ブツブツ…

4月15日2013/04/16 01:20

 日曜回顧。なんつーか、言いたいコトがいっぱいあるので。飲み会で色々吼えて解消したはずなのに、まだ色々と…ブツブツ…
 
 予定より遅めにノソノソ起きて、まず向かうは池袋。目指すは同人誌即売会サンシャインクリエイション59(以下サンクリ)。ぶらっと回ってめぼしいモノ探し、あまりカネかけずに退散予定…だった。
 
 まあ、スクールカレンダー2点はいい。それこそ「全く無かったら、泣いちゃう」レベルの品だ。入手予定に入れていたティアズマガジン(5/5のコミティア104のカタログ)もいい。けど、カードゲーム1つって何だよ。予定も予想もしてなかった。
 
 実を言えば、2月にもサンクリに参加していて、ここで久々に「同人ゲーム関連の買い物ナシ」を記録した。おそらく2年ぶり。何?それほどでもない?その間に参加した即売会の数は10を軽く越えるんだけど…それはいい。ただ、「前回同様ゲーム系に用はない」と踏んだのは甘かった…私のカタログチェック力は、実は低いんじゃなかろーか。
 
 いわゆる「ド○ニオンクローン」っぽいゲームであり、無理してまで入手する価値があったのかはビミョー。ただ、少しばかり話は聞きたかった。「何かグダグダ言いたい時は、礼儀として買うべし」がモットーである以上、買いましたよ。ええ。なんでも、月1程度集会を開いて自分達で遊んでいるんだとか。流石に活動的だなあ。「何故ゲームマーケットに来ない?」と聞いたら、「やっぱ版権的に…」とか言ってたので、「多分何も言ってこないと思いますよ。」と、アドバイスにならんタワ言を残しておきました。
 
 後になって気がついたんだけど、この会話はかな~りアホウだ。ゲームマーケット春に出展してないと確認済みだってコトになるからね。普通は「ゲームマーケットに出展していないんですか?」って確認から入る。そう言えば、過去にも同じコトやらかしたなあ。何度も。何者だオレ。
 
 買い物終了後は、強い風(ビルのおかげで強化?)で飛ばされそうになりながら、とらのあなの新店舗の位置を確認(立ち寄ってない)しつつJR池袋駅へ。山手線で日暮里に向かい、京成線で東中山へ。そこから歩いて中山競馬場に。それなりに歩くんだけど、荷物は軽めなので体力に問題はない。一生懸命アタマ切り替えつつ、皐月賞観戦を。
 
 個人的な注目はコディーノ。一銭も買うつもりはなかったけど。どこが注目って、その特異なローテーションである。え?朝日FS~弥生賞~皐月賞のドコが「特異なローテーション」だって?普通ならば「王道ローテーション」と言ってもいい。関西馬だと輸送を嫌って多少ヒネることが多いけれど、この馬は関東馬だ。マトモと言ってもいい。普通ならばな。
 
 コディーノは藤澤調教師の馬である。私は師のアタマの中に「皐月賞はレースの名称である」とインプットされているとは思わなかった。ココをパスしてダービー狙いが「基本」であり、むしろNHKマイルCを前哨戦に選ぶ…そう思っていたのに。何急に「マトモなコト」やってんだ?
 
 藤澤調教師と言えば「馬優先主義」であり、普段はまあそうしている。けれど、時々そうも言ってられなくなるんだな。有名なのは「年末調整」。他にもワケわからんコトをやらかしている。ひょっとしたらその一環?と思ったのだ。何故そうしなきゃならなかったのかはよくわからん。馬主の圧力かと思ったけれど、今更あつりょくかけてどうこうって厩舎でもあるまい…ってのが、事後の飲み会での有力見解だった。あまりにアヤしかったので、なんかイヤな予感がしてバッサリ斬ってしまった。
 
 とりあえずコディーノについてのみの結論を言うのならば、「ぶつけられて掛かって最後伸びなかった」というジョッキーのコメントが残っている。フツーなら同情するんだけど、藤澤調教師は「中山は狭くてコーナーキツい。オマケに皐月賞だとフルゲートでコーナーに馬が殺到してくる」ってな理由で「だから皐月賞使うのは…」って言ってなかったっけ?その結果ブツけられましたって言われてもなあ。それがイヤなら青葉賞経由でダービー向かえばいいような。とりあえず、今回と同じ戦法を採用するつもりなら、ダービーでもイラナイ気はする。活路を見いだすなら極端な後方待機か?
 
 勝ったのはロゴタイプ。私の本命。その血統から距離不安が囁かれていたけれど、私に言わせればそりゃ違うだろと。親父のローエングリンがマイラーだったのは、アノ「滅茶苦茶な性格」が全ての元凶であって、しかも年を経るごとに多少落ち着くのが普通のトコロ、年を経るごとに悪化していったからだ。ローエングリン当人はともかく、シングスピール様に母カーリングでドコが「マイラー」なんだと。ローエングリンの下についても知りたくないほど良く知っているだけに、小一時間ほど愚痴りたいくらいだ。でもまあ、これだけは言わせてもらいたい。ローエングリン産駒でアノ性格遺伝してないのは、反則だろ。
 
 ついでに言えば、鞍上ミルコってのもまた反則っぽい。つか、皐月賞3勝・歴代最多タイって何だよ。そのくせ、ダービーじゃ騎乗できない。代役は弟クリスチャンの予定…デムーロ1号で朝日FS・2号でスプリングS・また1号に戻って皐月賞、ダービーは2号で挑戦かよ。
 
 他で笑ったのは2着のエピファネイアか。ダービーでの逆転は可能かも知れないけれど、「あの馬体はいかにも距離伸びて良さそう」と主張する専門家(あえて名は秘す)の意見は笑った。言いたいコトはわかる。わかるけれど、シンボリクリスエス産駒は馬体見ちゃイケナイんだよ。絶対騙されるから。しかも、見るポイント知っている専門家ほど騙されるんだよね。私はさほどでもないけれど、被害者は結構…
 
 その後は反省の飲み会をして、遠回りだけど運賃安上がりになる東武野田線経由で帰路に。時間は腐るほどあるので、アタマを再度切り換えてティアズマガジンのチェック…して鼻血吹きそうになった。挨拶回りしなきゃイケナイサークルが山ほど…つか、「コミック1に出ていながら、1週間後にまた出撃」ってサークルはまだいい。色々覚悟してたから。「ゲームマーケットに出ていながら、1週間後にまた出撃」って何だよ(苦笑)。偉すぎるだろ。ついでに言うなら、コミケで毎度おなじみ(思いっきり顔見知り)の競馬系サークル「あんぶる」殿がコミティア初出撃とは…「コミティアは何だかんだ言ってまったりできる即売会だから」と、前日に飲み会の予定入れた私の立場は(笑)。
 
 先日眼鏡フレームのゆがみを直してもらったついでに受けた検眼で「初期老眼ですね」と指摘された私。もう若くない。体力でどうこう…って世代じゃない。けど、なんつーか…アタマじゃわかっていても、つい無茶な予定を入れちゃうんだよね。ま、体力温存して精神に余計な負荷かけるよりはマシなのかもしれないけどさ。
 
 というわけで、なんつーか…疾風怒濤のGWを予感させる今週末となりました。果たしてF男はこれら全てを乗り越え、倒れずに職場に復帰できるのか?財布の中身は如何に?待て次号!(おい)。

4月20日2013/04/21 02:44

 くそう、なにが「ぜひお立ち寄り下さい」だ。コミティアに早朝出撃かましても無意味だと確定(つまり、パロがある。コミティアは創作オンリー)じゃねえか。どーすんだよ。
 
 本日は色々忙しくて簡易更新。つか、28日の行動計画が決まらない…「色々ヤバい」ことは確定なんだけど…まいったね。

4月23日2013/04/24 00:42

 28日の行動指針がやっと決まった。あくまで指針なので、実際どう動くのかは当日次第。何の参考にもならないと思うけれど、とりあえずは紹介してみよう。
 
 実はすご~く迷ったんだけど、この日はコミック1(以下「コミ1」)を先に攻めることにした。いやね、ゲームマーケット(以下「ゲムマ」)の方が少しだけ開始時間が早いし、売り切れ警戒度はコッチの方がむしろ上…って話はあるので、色々迷った。けど、結局コミ1には「分身」(私の代わりに買い物してくれる人)を派遣できないから…仮に開始5分でゲムマをひとまず片付け、コミ1に向かったとしても、多分あんまり役に立たない。ちょっとでは済まない出遅れになる。
 
 とはいえ、まさかゲムマの買い物全部を頼むわけにはいかない。金銭面はともかく、重量が問題だ。大阪初売りのブツは基本入手済み(例外あり)にもかかわらず、アホみたいな量になると予想されるからなあ。つーわけで、私が「売り切れ警戒度:高」に分類したいくつかを依頼し、後は自力で何とかするつもり。
 
 つーわけで、それなりに早い時間にゲムマに向かう必要がある。かといって、コミ1を「じっくり」探索する必要もある。スクールカレンダーの層が薄いからだ。あるかどうかはともかく、探しておきたい。即売会の性質上、便せんは期待できないけどな。なお、ゲムマを「じっくり」攻める必要性については、何をか言わんや。知り合いがどれだけいると思っているんだ。
 
 ってことはだ。私の「移動プラン」はこうなる。まずは朝早くからコミ1の入場待機列に並び、開場まで延々と待つ。入場後は行列作りそうなトコロを数カ所攻略。ただし30分~1時間程度で強引に切り上げる。目標は2つかな。3つ陥とせたら自分を褒めていい。その後、可能な限り速やかにゲムマに向かう。できれば午前中のウチにたどり着きたいモノ。おそらくコミケほどの混雑ではないので、可能ではないかな。ここで挨拶もソコソコに飛び回る。いくつかは厳しい戦いも予想されるけれど、何とかなると信じたい。おそらく最もヤバいのは、「できれば消費税抜きで入手したいぞ」コマンド誌最新号。消費税払えば入手できると思うけどな。これ以外は何とかなるのでは?いくつかは予約や依頼を活用しているし。
 
 この後はなるべく早くコミ1に戻る。朝イチは買い物に出掛けていると思われるサークルにも用があるし。ここである程度満足したら、ゲムマに戻って挨拶その他。ゲーム同人の世界じゃ無駄に顔が広いので、山ほど挨拶しないと。多分これが終わった時点でカネか体力か気力が尽きる。飲みに誘われても付き合えるかどうかビミョー。
 
 ハッキリ言って、馬鹿正直に「偵察モードでうろつき回る」なんてやったら時間が足りなくなるし、体力も尽きる。よって、コミ1では「用のある」サークル中心に。ゲムマもそうしたいところだけど、多分偵察するんだろうな。つか、本能としては「アンテナ張りつつ会場内全てを巡回」したくて仕方がない。けど、実行しちゃったら間違いなく倒れる。コミ1は東の4~6ホールブチ抜きだから。コミ1・ゲムマ全巡回は、コミケ全巡回並みに破壊的だ。
 
 この2つに同時参戦する馬鹿は、私の他にも数人いるんじゃないかと思われる。つか、コミ1にいるアナログゲーム系サークル(あるんだよ)の人間がソレやるんじゃないかとは思う。片っ端から襲撃して「何故コッチにいる!」と糾弾して回りたい。それはさておき、いくら何でもココまで「激しい往復」するのは私ぐらいじゃないかと…「体がもう1つ欲しい」理由がわかってもらえたかな?まあ、こーゆー時に「体力の限界」に挑むのが私の趣味なので、いいんだけどさ。
 
 つーわけで、今から相当カリカリしてます。いやもう、こんなコトしてる場合じゃないんだってばさ!コミ1で訪問する予定のサークルのサイト行って、頒布物確認してこないと!早く予定出せ!ゲムマ関連のサイトチェックもあるし…ブツブツ…

4月29日2013/04/30 00:42

 青葉賞の結果に眉をひそめ、春天の結果に悪態を…え?違うだろって?その通りですね。28日のレポートをお届けします。
 
 前日「迎撃」のためそれなりに飲み、いい気分で帰宅中に着信が。「イベント後はヒマ?」という飲みのお誘い。これがフツーのお誘いなら、「多分どっかの打ち上げに顔出したくなるんだろうな」って理由で断ったかもしれない。しかし、世の中には「生死がかかってない限り、絶対断れない」相手ってモノが…あああ、また予定変更だ。午後の予定を中心に色々変更があった。
 
 朝早く起きてコミック1の入場待機列に。8時程度に到着したんだけど、すでに大行列。これは覚悟していたことだからいい。コミケの一般入場だったらコレよりスゴい。むしろ問題は開始時間。コミ1は10:30でゲムマは10:00。「アッチはもう開始か…」と思うと、ものすごい焦りが。ま、焦ったって仕方ないんだけど。
 
 入場後はまず混雑するトコロへ。いくら遅めの入場とは言え、「混雑のピーク」はまだ早い。その前に混みそうなトコロを片付けておくのがセオリーだ。とはいえ、ここで時間を喰った(想定内ではあるが)関係上、他の混雑サークルは「ピーク後に攻めた方が良い」と判断し、そんなに混まないトコロを攻めてから転進。
 
 ゲムマ到着は一応午前中。予定通り。文字通り速攻で目的の場所を回る。用事はいっぱいあるのだよ!挨拶は思い切って省略、とにかく「じゃあまた後で!」って捨て台詞残して飛び回る。この時点で大量の荷物が生じたので、某所で預かってもらって再度コミ1に転進。
 
 再びのコミ1で「さっきあえて見送ったトコロ」を攻め、予定外のモノもいくつか入手しつつ、再びゲムマに。挨拶はしなくてはならない。なんか山ほど挨拶して、色々ダベった。つか、ある意味コッチの方がメインである。こーゆー交流こそが即売会の醍醐味なんだし。複数回「お待ちしておりました」と言われた気がするし、某有名ブロガーからは「顔を見ないと即売会に来た気がしない」などと言われてしまった…う~む、ウォーゲーマー限定とはいえ、ある意味私自身が名物と化しているのか?いいことなのかな…いいことだとしておこう。考えたら負けだ。
 
 ちなみに、何を入手したのかは全くもって未整理状態。コミ1入手物の大半は「軍事機密に抵触するので非公開」だけどな。ただ、最初に入手したトコロのセットに紙袋が付属していた関係上、思いっきり軍事機密に抵触する「恥ずかしいブツ」を持ち歩いていた気がするのだけど。この点にツッコミたい方は、飲みの席という非公開の場所でお願いしたい(笑)。色々言い訳はある(おい)。ついでだから、紙袋と一緒に持ち歩いていた手提げ袋について解説。アレは今年2月に「実用性を求めて」某即売会で入手したモノ。いくつか選択肢があったが、その中で最も頼りになり、なおかつ最前線に遠慮無く投入しても良心が痛まないキャラは誰か…と考えた末に選ばれた。「戦死もあり得る過酷な戦場での相棒」として考えた場合、小林源文先生描く主役キャラの次ぐらいに頼りになると思うぞ、「まどマギ」のマミさんは(笑)。
 
 とりあえず軽く紹介しておこう。コミ1で入手した同人PCゲーム「ガールズパンツァーブリッツ」はちょっと話題になった。一応、ヘクス使用のマトモなシミュレーションゲーム風のように見える。18/禁だけど。18禁部分は心底どーでもいい(コレを問い始めると絵柄がどうだのシチュエーションがこうだの…ってな話が始まるので、問わない方が良い)が、なかなか楽しめそうだ。あと、大阪で入手し損ねた「ぐるぐるパンツァー」(サークル名:中村誠)が結局入手できたのは大きい。F男認定「2013年バカゲー大賞」受賞最有力候補である。私が入手したモノに限定すれば、歴代でもトップクラスだ。当日あの場にいたウォーゲーマーのかなりの割合が入手したと思われる「イングロリアス・パンツァーズ」(サークル名:このシミュゲがスゴい)も相当なバカゲーだけど、残念ながらアレには及ばない。
 
 とりあえず今回の傾向として、「ガルパン」人気を当て込んだ?戦車戦ゲームが多数見受けられた。いや、全部が全部「そーゆーモノ」じゃないとは知っているけどさあ(笑)。ただ、「ブームを利用する」って姿勢は決して悪くないと思う。そんなものに釣られて入手した人間の大半は「ゲーマーとして定着するワケじゃない」けれど、低確率ながらそうなる奴はいてもおかしくないし、とにかく売れればこの業界としては多少潤うわけで。
 
 なお、挨拶回りしたのはウォーゲーム系だけじゃない。色々癒着している某サークルとか、ウォーゲームデザイナーでもある某氏のサークルとか、以前別の即売会で見かけて「ゲームマーケットに来なさい」って言ったら本当に来たサークルとか、ある意味心底ワケわからん範囲にも挨拶した。来賓扱いされるような方々はともかく、それ以外ではトップクラスの「顔の広さ」じゃないだろーか。まあ、それがF男と言えばそれまでだけど。みーんな私のこと「フツーじゃない」と言うものな(笑)。顔は地味だと思うけど、忘れがたい何かがあるんでしょ。
 
 15:30頃、おもむろに会場を撤収、新宿に向かう。コミケにおける「上司」と飲むためだ。この誘いは断れない。そーゆーものだ。一度気力が抜けたので倒れそうになるが、アルコールパワーで気力を再注入、6時間ほど飲んでました。元気だなおい。けど、今日はもう色々駄目だった…明日仕事なのに(苦笑)。こと同人の世界に関しては、私は「浪花節的な人間関係」を構築している。同人とはそーゆーモノだと思っているので。顔が知られていれば挨拶は欠かさないようにするし、知られて無くても色々忠誠は尽くす。たとえそのため体力削って広いビッグサイト内を飛び回ることになっても。それがF男の「心意気」である。まあ、それを示された側は迷惑かも知れないが(苦笑)。これは私が「上司」の背中見て勝手に覚えた「鉄則」である。普段滅多に顔を合わせない関係だからこそ、こーゆー「基本」が大事だと思う。
 
 ゲムマの客の入りは好調だったようで、どうも同人ゲーム界はまだ拡大傾向にあるらしい。ウォーゲーム系に限定してもそんな感じで、それなりに景気良い話をいくつか聞いた。う~む、正直に言おう。いくら何でも聞いてねえ。数年前の私に「同人ウォーゲームにちょっとしたブームが来ると思うか」と聞けば、「来て欲しいけれど、あり得ない」と即答したんじゃないかな。これはプロレベルでも同様らしく、今回の「ウォーゲームハンドブック2013」内に再収録された「野獣げぇまぁ」(文:徳岡正肇)にはゲームマーケット関連の話題が山ほどあり、いずれの記事を読んでも盛況ぶりへの驚きと喜びがヒシヒシと伝わってくる。
 
 そりゃあね、私は同人ゲーム、特にウォーゲーム系を見かけるたびに「未来は明るいと信じて、活動を継続し、可能ならば推進すべし」と説いてきた。古くからの同人ゲーム愛好家は結構いると思うけれど、もし私特有の何かがあるとするならば、作り手に面と向かって恥ずかし気もなくコレを高言した、って部分であろう。同人ゲーム買うような奴は、内心みんなそう思っていたと推測するけれど、流石に実際口にする馬鹿は少なかったのでは。我ながら無責任なことを、と思っていたんだけど、なんか作り手皆が色々奮起して、よくわからんけど本当に栄えた。気分は「川藤(その昔の阪神の選手。代打で有名)を出さんかい!」って言ったら本当に出てきて、「ホンマに出してどうするんねん…」って言ってた(ここまでサントリーモルツCMのパクリ)らホームラン打った、ってなもんだ。多分オレのおかげじゃない、でもなんかすごい。
 
 この流れに上手く乗っているように見えるのが、コマンド誌。だって、最新号付録は同人ゲーム「竹島ショウダウン」続編(笑)だし、第2特集っぽく組まれたアフリカ戦特集では同人ゲームを2つも紹介している。商業モノと並べてだ。つか、「SLGamer」をさもどこぞのゲームメーカーの作品のように紹介している点には吹いた。「もはや同人じゃねえ」ってか。
 
 これから先、同人ゲーム界がどーなってゆくのか。それは私にはよくわからん。けれど、とりあえず私が「最前線で」取材を続けるつもりであることは間違いない。そんな覚悟?を持った阿呆が他にいない以上、自分が知りたいことを知るためには自分で飛び回るしかないから。誰か他にやってくれれば遠慮無く楽隠居するのに…と思わなくもないけれど、結局は「顔出さないと義理が果たせねえ!」とか言って飛び回ることになるんだろうな。ある意味因果なシゴトだな。ま、好きでやってることだからいいんだけど。
 
 まあ何と言うか、予想以上にタイヘンな1日でした。気力が充実している当日はともかく、流石に気が抜ける翌日はキビシーですね。とはいえ、昔ほどじゃないにせよ私はまだまだ動ける。気力が抜けると反動がキツくなったのは事実だけど、気力さえあれば「体がついて来ない」なんてことはない。これからも元気に飛び回りたいモノですね。とはいえ、今回みたいにキツい日程はカンベンして欲しいけど…コミ1の全体巡回できなかったからスクールカレンダー入手に失敗したし…ブツブツ…