7月24日2013/07/25 01:51

 岩波が六法全書の刊行を終了だと?「時代はネット」ってことなのかなあ。法律家ってのは「紙の本が大好きな人間筆頭」だと思っていたんだが…まあ、岩波六法は若干マイナー(メジャーは有斐閣か三省堂だと思う)だったから、仕方ないのかな。
 
 本日の話題は、コミケカタログについて。コミケそのものについては前回語ったので、今回はカタログ関連。なにせ、コレがなきゃ戦えないからなあ。毎回何かと語りたくなる。
 
 昔と異なり、色々選択肢が増えてきたコミケカタログ。昔ながらの冊子版に加え、ロム版にウェブ版がある。さらに、スマホその他でカタログを利用できるアプリもある。かなり選択肢があるので、色々迷っている人も多いのでは。
 
 とりあえず私の話をすると、当落発表の時はウェブ版にお世話になった。当落発表と同時に使用可能になったので。おまけに、当落発表の時期限定?で無料で使用できたし。今後も当落の確認だけなら無料で使える可能性があるので、そーゆー用途としては使える。けど、それだけ。他の用途には使わない。
 
 やはり大事なのは冊子版。クソ重いシロモノだけど、何だかんだ言ってコレが一番頼りになる。カッターで1日分ずつ切り離し、ガムテープで背表紙を補強する…ってのが私のスタイル。故障に強い・一覧できる範囲が広い…ってのが主なメリット。コレだけで戦えないようじゃ、私基準では「使い物にならない」と思う。
 
 ただまあ、私も前回から「ロム版+スマホアプリ」を導入し、手放せなくなった。つか、このためにスマホを導入したのだ。ただ、私の場合コミケ当日は案外使用しなかった。ついつい冊子版を使うので。むしろ有り難いのは、事前チェックの際。通勤中にカタログチェックが出来るのは、とても有り難い。冊子版は切り離してさえすごく重いので、通勤中に使えるシロモノじゃなかったからなあ。なお、ロム版は基本的に「アプリにデータを提供するだけ」。たまに検索するくらい。
 
 ただまあ、私は「企業中心の買い子」なので、企業ブース系が欠落しているこのアプリだけじゃ戦えない。無料配布されている「企業ブースパンフレット」が必要だ。軽くて持ち運びしやすい。実を言えば、最も使用頻度の高い兵器である。そーゆー戦場で戦っているのさ。
 
 最も関心が高いのは、やはりスマホアプリでしょ。そこでまあ、細かく語っておきます。現状、私はテスト含めて3つのアプリを運用している。定番と言われる「Law Of Circle」、前回使用した「iカタロム」、そしてテストとして導入された「コミケアプリ」。全て、現時点では無料配布。コミケアプリは有料化する可能性がある。どいつもこいつもある程度いじったので、レポート感覚で語れるかなと。
 
 去年冬の時点でiPhone5未対応だった関係上、使用が見送られた「Law~」。コミケが終わった年明け早々に、バージョンアップして対応した(苦笑)。ただ、その時点で色々いじくってテストしてみた関係上、それなりに使いこなせるようにはなったと思う。定番と言われるだけのことはある、よくできたアプリだとは思う。ある意味クセが無く、「どれか1つオススメを」と聞かれたら、これを挙げると思う。
 
 代役として導入された「iカタロム」だけど、私は結構気に入っている。つか、正直手放せない。細かい不満点もあるんだけど、利点がデカいのだ。私個人があえて1つに絞るとすれば、このアプリになると思う。
 
 試験的に導入してみた「コミケアプリ」。正直、この3つの中で最も「使えない」と認定した。ただ、これはあくまで私個人の評価。言いたいコトはわかるし、多分使い方次第では便利だ。けど、私個人の使い方とマッチしてない。今後どうするかは配信先の方針によるけれど、単純に有料化するのなら導入しないと思う。
 
 とまあ、ザックリ感想を述べた所で、各種機能を比較しつつ詳細を紹介してみようと思う。まずは導入方法。アプリダウンロードはともかく、その後ロム版のデータを移してやらないと機能しないからね。まず「Law~」だけど、DVDロム内から結構大量のファイルを探し出し、追加してやる必要がある。慣れればどうってコトないとは思うけど、最初は私も戸惑った。もっとも、動作しなかったのはアプリがiPhone5未対応だったからだと思われる(確証ナシ)ので、戸惑うのはむしろ当然なのかも知れない。アプリ更新したらいきなりマトモに動作したからなあ…
 
 「iカタロム」は専用ソフトでデータコンバートし、そのファイルを移す。こう書くとなんかタイヘンそうだけど、作成されたファイルを何も考えず放り込めばいいので、むしろ楽かも。ただ、今回私は何故かコンバートソフトがマトモに動作しなかった。アプリ制作者に泣きついたり自分で色々試行錯誤したあげく、結局動いたけど。原因は結局不明。一応レアケースではないかと思われる。
 
 上記2つはロム版のデータを移さないとタダのゴミだけど、「コミケアプリ」は単体でも機能する。ただし、机だけ配置されたビッグサイトの地図として。データ移行はファイル1つをコピーし、後はデータコンバートを指示してやるだけ…なんだけど、時間は結構かかった。一応現時点で最速であるはずのiPhone5で10分くらい(実測だけど、放置してたら終わっていたので正確なタイムは不明)。
 
 導入が終わったら、まずは一覧を見ることになる。「Law~」は島ごとに選択し、4件程度(設定デフォルト、iPhone5)ずつサークルカットが表示される。スクロールは早いしサイドバーを使ってすっ飛ばすことも出来るので、「目的のサークルを呼び出すまでかったるい」なんてコトはない。けど、一度に大量のサークルカットを見るコトは出来ない。ここがこのアプリの泣き所かな。
 
 「iカタロム」は、冊子版1頁分を一度に表示できる。この状態だと細かすぎて細部がよくわからん(老眼だし…)けど、ある程度は拡大できるので問題はない。ある意味、「劣化はしてるけど、冊子版に近い」感覚でサークルを捜せる。私が「手放せない」と言っている最大の理由がコレ。通勤中など、出先でサークル捜しをしている以上、この程度の劣化は許容範囲だ。
 
 そーやってたくさんサークルを表示させる意味なんてあるの?あるんだよ、私には。考えてもみたまえ。コミケのジャンル分けはかな~りアバウトだ。「鉄道・旅行・メカミリ」のメカミリ系だけチェックしたい…なんて時は、たくさん表示させて「この辺」ってなチェックが欠かせない。このジャンルはまだいい。そう広くないから。無茶苦茶広い「男性向」のなかで「○○系は?」「△△パロは?」なんてコトを絞り込もうと思ったら…「そーゆー絞り込みを行うためにあるのが冊子版」ではあるんだけど、幅広いジャンルに意味不明なこだわりを持ってサークルを捜しまくる私の場合、覚えきれないのだ。
 
 とはいえ、1件ずつ比較的丁寧に表示する「Law~」も捨てがたい。索敵範囲を絞り込んだ後は、コッチの方が便利だ。よって、私は今回この2つを「併用」することにした。どっちも捨てられない。両方の機能が必要。有料アプリなら「両者の機能を取り込んでます」なんてシロモノがあるのかもしれないけれど、別に無料アプリ2つ併用でいいじゃん。これが現時点での私の結論だ。
 
 「コミケアプリ」の話はどうしたって?実は、このアプリには「一覧」に相当するモノがない。流石に唖然とした。けれど、実はコレで良いのだ。このアプリのウリは「ロム版やウェブ版との親和性が高い」である。ロム版やウェブ版でつけたチェックを引き継ぐ、って機能があるのだ。つまり、元々このアプリは単体でサークルチェックを行うことはあんまり考えてない。「ロム版でチェックつけたマップデータをpdfに印刷し、スマホに叩き込んで表示する」ってなコトやっている人(見たことある)にしてみれば、コレはコレで便利なのだろう。
 
 チェックしたサークルに印を付ける。当然だね。Law~とコミケアプリは1件ごとに「どの色の印を付けるか」決めるけれど、iカタロムは常に「設定」で指定した色になる。色を変えたきゃ設定を直せと。とりあえずドカスカ選択しまくり、後で諸般の事情を鑑みながらチェック内容をいじくる、私向きの仕様。色とは別に優先度(ソート順に関係)も設定できる。この点も私向き。あと、メモの内容もやたら充実している。この点は私にはどーでもいいけど。
 
 ある意味肝心な、マップ機能。どこをどーゆー順番で回るのか、これ見て決めないと体力の無駄だからね。ただ、私の場合「売り切れ警戒度」「並んでいる時間の推定」「サークル主がいる時間帯かどうか」等々が優先される。そうしないと時間の無駄だからだ。コミケでは体力より時間優先である!それでも、無駄に体力を消費しないよう、位置関係の把握は欠かせない。
 
 コレが充実しているのは、個人的にはコミケアプリだと思う。冊子版の冒頭に付属している白地図感覚で使用できるからだ。拡大するとサークルカットがオーバーレイする感じで浮き出てくる。机配置ごとに出てくるので、大半が横倒しで配置されているけれどな!チェックしない限り他にサークルカットを見る方法がないので、このアプリ単体でサークルチェックをするのは無茶だと思う。ただ、拡大しない限り邪魔な情報が出てこないのは有り難い。
 
 残る2つはフキダシみたいな感じでサークル情報が表示される。これはこれで有り難いんだけど、狭い範囲で大量のサークルをチェックすると、かえってワケわかんなくなる。ただ、こんな状態になるのは私ぐらいではないかと。私でさえワケわかんなくなったのは、「ゲーム(電源不要)」だけなので。このジャンルはちょっと…
 
 というわけでひととおり主な機能を紹介してみたわけだけど…え?「どーやって複数のアプリを同時運用しているのか」って?そりゃまあ、強引に。Law~もしくはiカタロムでチェックするサークルを見つけたら、律儀に残りのアプリでも同じサークルを追加している。見落としを出すくらいなら、このぐらいは手間でも何でもない。何だかんだ言って、あり得ないくらい効率良くサークルチェックが進んでいる。
 
 問題が生じるとすれば、当日だね。一応購入済み情報を入力してゆく必要があるから。流石にコレを3アプリ全てで行うつもりはない。様子を見ながらどれか1つを集中運用することになりそう。現時点では、どれをメインにするのか決めてない。
 
 3アプリ共通の不満は、企業ブースに全く対応していない点。コミケアプリはせめて白地図つけて欲しかった。その程度じゃ焼け石に水だってのは私自身が良く知っているけれど、無いよりはマシだろうからね。色々苦しいのはわかるし、無料アプリにそこまで…って話はあるけれど、とりあえず希望は述べておこうかなと。
 
 以上、役に立つんだか立たないんだか…って情報をお届けしてみました。ただまあ、これらアプリもしょせんは「道具」、使いこなせるかどうかは、使う奴次第。それに、便利だけど使いこなせないシロモノより、使い慣れたモノの方が良いに決まっている。世の中そーゆーものだ。
 
 さて、現実逃避はこの辺にしておくか。とりあえずコミケ4日目(コミティアのこと)にも参加しているサークルは把握できた。後はコミケ5日目(こみトレのこと)参加サークルの決定待ちか。コミケ前に発表されるといいんだけど…ブツブツブツブツ…

7月21日2013/07/22 02:15

 夏だ!コミケカタログ発売だ!「夏期攻勢開始」である。DVD版も入手し、スマホにインストール完了。ああ、これでやっと戦える…いやまあ、紙のカタログだけでも戦えるけどさあ。
 
 今回は何を考えたか土日月の3日間体勢。休みに関しては、この際強引にでも休む覚悟があるから問題ない。しかしだねえ。今までは「1日目:企業中心にゲーム(電源不要)・2日目:企業の残りをツメて、後はマッタリ・3日目:サークル中心」とすれば良かったのに、従来の3日目が2日目に来た関係上、2日目にサークル中心にシフトせざるを得なくなった。3日目は売れ残りを気にして企業ブースは「使い物にならない」(開始直後に売り切れる)のがフツーなので、どうも初日に企業をほぼツメておく必要が…企業中心の買い子である私にとってコレは痛い。痛いなんてモノじゃねえ。
 
 その代わりと言っては何だけど、3日目はジックリとゲーム(電源不要)を堪能できる予定。今年はアナログゲーム系サークル受難の年と言っていいのでは。ゲームマーケットの会場・日程変更ほどじゃないとは思うけど、3日目への移行は色々影響があるんじゃないかなあ。なんか「2日間キツい戦いを続けた関係上、3日目は会場に行けません」とか言い出す奴が出そうな気が(苦笑)。まあ、私は大丈夫だけどな。大丈夫だということにしておいてくれ…
 
 幸い?メイン戦場の1つゲーム(電源不要)が3日目にシフトしたので、初日企業に費やせる時間は増えた。けど、「3日間ずっと西と東を飛び回る」のがキホンとかいう歪んだ趣味を持った私のこと。今までよりはマシってだけで、サークルに用がないワケじゃねえ。一応初日西には「用がない」と思われるんだけど、東に用がある以上、移動距離は例によってシャレじゃ済まない。
 
 夏だから、カレンダーを求めてどうこう、って話にはならない。その分楽ではあるんだけど、多分焼け石に水。どーせ「想定外の攻撃」がどっかから飛んできて…ってな想定はしていたけれど、アレは反則だろ!早くもキョーレツな攻撃を喰らって、シャレじゃ済まない出費決定。本来ならば「大型高額グッズ」は守備範囲外なんだけど、「あの馬鹿」関連は駄目だろ。なんで今更…
 
 おまけに、夏は熱くて暑い。薄着だと日差しで熱く、厚着すると当然暑い。私は熱い方がイヤなので、「体温調節機能ブッ壊れているんじゃ」ってな服装で飛び回ることが多く、基本ソレで大丈夫だ。けど、夏コミで晴れると流石にヘトヘトになる。毎回体力・気力の限界にチャレンジしてるからなあ。むろん、倒れないよう色々ケアはしているけれど、それでも体に響くんだよね。
 
 ただまあ、だからって「コミケ引退」なんてできるワケがない。義理人情が絡んでいるからね。ことコミケに代表される同人誌即売会関連では、私はモーレツなまでに「体育会的思考」をする。なんつーか、義理人情を大切にしないと、やってられない世界なんだよ。信頼関係が全ての世界だからなあ。「任せれば、必ず入手してくれる」だけじゃ駄目。「入手できなかったけど、最善の手段だと信じて任せたんだから悔いはない」って言ってもらえるぐらいの信頼がないと。そんなレベルの信頼をされている以上、それに応えるべく全力で飛び回り結果を出さないと、何より自分のプライドに関わる。そーゆー世界なんだよ。
 
 義理人情は私とサークルの間にも発生する。私が喜んで受け取る姿を楽しみにしているサークル様には、必ずや「F男の笑顔」をお届けしなくてはならない。否、たとえサークル様が私を個体認識していなくても、やはり応援しているサークルには可能な限り直接顔を出し、「有り難うございました。頑張って下さい」と言わなくてはならない。私が思うに、忠誠心とは本来そーゆーものだ。「報われるからついていきます」なんてのは忠誠心じゃねえ。それを超越できる何かがあるから忠誠心であり、そーゆー忠誠を期待できるから人徳と言うのだと思う。
 
 とはいえ、私にも色々と物理的な限界はある。私の体が2つ存在しないのは「間違っている」とは思うんだけど、現実問題として存在しないからなあ…おまけに体力も年々衰えている。とりあえずまだ「気力があるうちは動ける」けれど、最近は「ほっと一息ついた」だけで疲れが吹き出すからなあ。自分の限界を見極めておかないと…
 
 あと、細かい不安点が1つある。今回から「コミケで使用している曲」が変更される。不審物チェックをお願いする際に流れる曲が、変更されるらしい。だからどうした?影響なんて無い…と思いたいんだけど、「戦闘中」に聞こえる楽曲が変更されるのは、ちょっと不安。アタマはともかく、カラダの反応が関係してくるんだよ。ヘンに違和感覚えるような曲だったら、リズム壊しかねない。リズム壊して流れに乗れないと、色々と不具合抱えかねないんだよね…JRAのファンファーレの次に変えて欲しくなかったんだけど…
 
 ただ、正直あまり心配はしてない。私には「コミケ4日目・5日目」があるからだ。は?何ソレ?ふっふっふ、4日目は1週間後のコミティア・5日目は半月後のこみっく☆トレジャーだ。創作系は最悪コミティアで補完できるし、一部サークルはこみトレで何とかなる…はず。両方ともまだカタログ出てない(当たり前だ)ので、断言は出来ないけれど。つか、この辺を「補完できる場」として考えないと、今回はマジにやってられないかもしれない。体力の衰えは気力でカバー可能だとしても、戦略・戦術の大幅な変更が必要な今回は「それだけで通用するとは限らない」からなあ。ならば物量で勝負。「戦いは数だよ、アニキ」だ。
 
 まあ、いつものよーにタイヘンな季節がやってきたわけだけれども、こっちも経験だけはそれなりに積んでいる。ネットから遮断されただけですぐ「戦えません」などとヌカす若造とは違うのだ。つか、そう考えないとやってられない。体力があり、スマホその他を私より使いこなすような連中を相手に戦えなくちゃイケナイんだから。根性と気合い、それと経験から来る知恵しか頼るモノが無いんですよ。さて、今回も熱さに暑さ、薄い財布と乏しい体力、過酷な注文に際限なき物欲との戦いが始まる。コレを乗りきるためには入念な準備が必要だ。戦いはもう始まっているぞ同志。こんなコトしている場合じゃないぞ!

7月7日2013/07/08 00:04

 暑い…いきなり暑くなったなあ。おかげでやる気が無く、色々やらなきゃイケナイこと放置しまくり。まあ、来週から「夏本番モード」なんだけどな!
 
 本日のネタは、先週の福島旅行。一応レポートはお届けしないと。とはいえ、今回はかな~り平和だった。こうも平和だったのは久々だ。
 
 何がどう平和だったのか?まず、宿宿泊予定の5人中3人が土曜の競馬場に来た。過半数である。すげー。約1名「ナメてんのか」って時間に競馬場入りしたけれど。だって、某アニ○イトのフェアでもらえるグッズ引き替えが6月末日までだったので、ココに立ち寄る必要があったんだよ(おい)。まあ、ついでにマンガ雑誌買って、つい喫茶店で1冊読んでしまった(もう1冊は新幹線内で)けどさあ(笑)。東北新幹線は喫煙席も喫煙スペースもないから、ニコチン補充したくなったんだよ~
 
 とまあ、なんか間違った予定を消化してから福島へ。「温泉入るから」「前日飲み会だから」、果ては「シャダイカラノテガミを受け取る必要があるから」(これは中止されたそうだけど)で競馬場に来ない人間がいるような集まりなんだから、そんなもんだ。関東は結構暑かったけど、福島はちょっと涼しかった。やっぱり日本は広いね!
 
 競馬終了後は福島駅で1人拾い、宿へ向かう。もう1人は買い物頼んでおいたので合流する可能性もあったけれど、ある意味予想通り競馬場組より先に宿に着いていた。迎えを何度も出させるのは如何なモノか…って意見もあるだろうけれど、そーゆーワガママに対応してくれるから…って基準で宿を選んでいるんだから、仕方ない。
 
 後はフツーに温泉入って夕食食べて、持ち込んだ酒飲みながらダベって…と、ごくフツーに温泉旅行を楽しむ。やたら遅く宿に到着する人間がいなかったので、夕食の時間決めるのは楽だったし、朝食も全員フツーに食べるだろ、って予想できたので、これまたフツーに頼む。この辺でヤヤコシイ説明しなくて済んだのは、かなり珍しい。諸般の事情で「寝起きの関係上、朝食に間に合わない人」がいなかったんだよね。なお、私も相当寝起きは悪い方だと自覚しているけれど、上には上がいるんだよ。
 
 翌日はフツーに起きてフツーに温泉入ってから朝食、フツーに競馬場に行き、合流する予定の人間と予定通り合流し、最後の飲み会も更に1人合流してフツーに飲む。おお、なんてフツーなんだ。幹事としてみれば感動するぐらいだ。「土曜競馬で宿に泊まるけれど、日曜はサッカー観戦のため不在」だの、「宿に遅く来て、日曜の競馬までつき合うけれど、競馬が終わるとすぐさま実家へ向かう」だのといった、ヘンな予定組んでいる人間がいなかったからなあ。
 
 ちなみに、最後の飲み会は予約してない。下手にスタート時刻を決めると、「換金したいから後で合流」とか、「オレは換金しないから0次会行っとく」とかヌカす人間が出るからだ。どーせ飲み会だけ合流するのは地元民、「去年のあの店」だけで通じるはずだし、実際通じた。
 
 この旅行の幹事がヤヤコシイのは、この辺が原因と言えば原因である。各人が各人の都合によりワケわからんコトをヌカす(幹事自身も)のが大前提なので、計画性よりも即応性が問われるのだ。こんなモノに慣れてる人間は数少ないので、私が他に押しつけたくても押しつけられない。まして今年はちょっと特殊だからなあ…「幹事出来る人1号」(私は2号)に色々あったので…
 
 諸般の事情により、なんか今年の飲み会は健康関連の話題が多かった。みんな相応に肉体がくたびれてきているわけで。私もついに老眼の自覚症状が出た。でもまあ、その程度というのはいいことだ。喫煙者なのでいずれもっと深刻な健康問題に悩むんじゃねえかと推測はしているけど、現状健康診断による指摘はされてない。体重減(宿で計ったらまた減ってた…)に低血圧(油断すると立ちくらみする)という、フツーとは逆の問題に悩んではいるけれど、コレは慢性的なモノ(10代からずっと続いている)であり、すぐさま入院ってレベルじゃないからね。
 
 まあなんつーか、今年はこのいい加減な集まりが20周年を迎え、秋には「宴会やろう」って話になっている。とりあえず10月26日が「検量室で問題なければ確定の赤ランプ」レベルで内定。ついでに幹事は私。コッチは確定の赤ランプ。何故オレが…と真剣に思うけれど、「人望なんだから仕方ない」ってコトにしておこう。まあそーゆーコトを決めて、解散した。
 
 何?競馬の結果?聞くな。今年は「トントン」がいた程度で、どちらかと言えばみ~んなイマイチだった。私はカフェリュウジンが先攻できなかった時点で…最近ゲートの出が悪いんだよな。疲れてカリカリしてるのか?元々「ダート短距離血統」だけに、気難しい所があるような気がする。ま、しばらく休ませるタイミングだろうから、秋に改めて期待かな。
 
 というわけで、今回はかなり平和な旅でした。そーゆーコトにしておいて下さい。やっぱり、「嵐を呼ぶオンナ」がいないと違うなあ(おい)

6月24日2013/06/25 01:26

 フェノーメノについてはさておく。さておかせてくれ…本日は、ハードなウォーゲーマー向けの軽い話題。「ヒト電におけるスターリングラードとコーカサスの意義」について。
 
 今月初めに出たGJ47号。付録ゲームのテーマが青作戦ってことで、いくつかのゲームにおけるスターリングラードとコーカサスの意義について語っている。ちょっと面白かったので、ここで触れてなかった「ヒトラー電撃戦」(CMJ80号)について私から語っておこうかと。
 
 実を言えば、ルールとマップを見る限りでは、スターリングラードとコーカサスの意義は低い。スターリングラードは「更地」だし、コーカサスは一般戦略ポイントが1点あるだけ。そんなに重要な土地じゃないように見える。事実、私もそう思っていた時期がありました。
 
 私がコマンド誌に書いた研究記事では、「流石にそれぐらい自分で考えろ」と、42年の独軍の指針にはあまり触れていない。一応「東部戦線に深入りしすぎて、米軍の突撃喰らってベルリン占領されないように注意せよ」とした程度。正直言うと、流石に細部までは研究が追いついていなかった。
 
 42年に独軍はどうすべきか?とりあえず、攻勢は出来る。西側の守りも気になるけれど、とりあえず無難にアフリカに行ってくれるのなら、時間に余裕はある。油断していると42年中に伊が降伏させられるので、シチリアに守備隊を送っておきたい所ではあるけれど。とりあえず守備に転じるとか、西側へ兵力を移送するとか、果ては大撤退するなんて選択肢もあるんだけど、この辺を語っているとキリが無いので省略。東部戦線での攻勢目標に話を絞って語っておこう。
 
 まず目標になりそうなのが、レニングラード。価値が高いし、赤軍の増援登場ゾーンからやや遠いので、比較的占領も楽だ。狙いとしては悪くない。ただ、難点は「部隊の配置転換がヤヤコシイ」ところ。私が推奨した「41年に南方資源占領を狙う」を採用した場合、独軍主力は南方にいる。コイツを単純に北に持ってゆくと、南の守りが手薄になる。よって中央の歩兵を南方に、北方の歩兵を中央に…ってな移動をやりたくなるが、こんなことをするとベラボーな量の燃料が消費されてしまう。北の歩兵を戦略移動?同じだ同じ。むしろ増援の装甲部隊を北方に持ってゆき、新しく打撃部隊を作った方が早いかもしれない。ヘルシンキに3戦力混成軍を海輸して、北からレニングラード直撃なんて手も面白い。ソフィン戦争でフィンランド軍がボコボコにされていなければの話だけど。余談だけど、私はこの不安が消え去るって理由も含め、フィンランドは滅ぼしておくことにしている。
 
 やっぱ漢はモスクワ狙いでしょ!まあ一理ある。ただ、モスクワはかな~り守りやすい土地で、シャレにならない反撃も予想される。ソ連を降伏させて華麗に勝ちたい!そうじゃなきゃ勝利とは言えない!ってな野望があるんならともかく、単純に勝ち負けだけ考えた場合、強くオススメはしにくい。
 
 じゃあ、史実通り青作戦?確かにコーカサスは進撃しやすい土地だろう。けれど、それだけが目標じゃ、なんかセコい…と思っていた時期があったんだよ私にも。バクーまで占領できれば、中東なんてすぐそこだ、って事実に気づくまで。普通、英軍はまさか中東に敵の大軍が降ってくるなんて予想してない。よって、カラッポで当たり前。バスラとバクダッドを占領したあげく、なんか間違った方向からエジプトを目指すことさえ夢じゃないのだ。実際、私はソコまでやったことがある。
 
 でも、それって気がつかれたら終わり…ってワケでもない。青作戦発動を見て用心した英軍が、中東守備隊を派遣したとしよう。半端な部隊だとアッサリ蹂躙されて終わるので、それなりの部隊を送り込む必要がある。それはいい。問題はその後だ。「中東どころか、バクーまでもたどり着けなかったよ、残念だ」と言って独軍が撤退した後、コイツらはどうなる?部隊を送る時はいい。中東は実は英軍の生産拠点でもあるので、生産でココに部隊を作ればいい。けど、転送は?前線ってドコだよ。そこに輸送するために必要なコストは、正直バカにならない。けど、それを抽出しないと思いっきり遊兵だ。そう、青作戦は「英国の貴重な陸上兵力を中東へ誘引することにより、シャレじゃ済まない燃料の無駄を強要できる」って効果が期待できるのだ。正直、最初の印象より「成立する」作戦だと思う。
 
 とはいえ、何も考えずただコーカサスを南下してゆくのは危険である。脆弱な側面を攻撃され、ロストフ陥落でA軍集団丸ごと補給切れ!となるかもしれない。そこで、この辺に集結した赤軍を叩いて損害を強要し、反撃の余裕を奪えば…と考えて何が悪い?燃料配分が難しそうだけど、赤軍の動きを見てA軍集団とB軍集団のどちらを動かすのか決めるようにすれば、うまくいくかもしれない。B軍集団の目標は別にスターリングラードとは限らないけれど、その周辺で激戦が生じる可能性は高い。
 
 ただ、スターリングラードはモスクワ同様に守りやすい土地である。赤軍の増援登場位置からの距離がそうなっているのだから仕方ない。ただ、モスクワは「占領すべき目標」なのに対し、スターリングラードはあくまで「ソコに集結している赤軍を叩けばよい」土地である。無理に占領する必要は無いので、「突っ込み過ぎて猛反撃喰らいました」とはならないはず。もちろん、アツくなりすぎて「スターリンの名の付いた土地で負けられるか!」とか言い出さなければ、の話ではあるが(笑)。
 
 つまりだ。結論を言えば、ヒト電においては、青作戦は結構成立する作戦なのである。コーカサスは額面以上に重要だし、スターリングラードは激しい叩き合いが生じやすいのだ。少なくとも「有力な選択肢」だと思うな。もちろん、深入りしすぎると馬鹿を見るコトになりかねないので、慎重な運用が必要とされるけど。史実という後知恵を知ってる我々にしてみれば、限界を見極めてより慎重に行動することは難しくない…んじゃないかな。
 
 受ける赤軍にしてみると、青作戦への対処は楽じゃない。増援を送り込むのに戦略移動を必要とするコーカサス方面で相手の攻撃を受け止めることを優先すべきか、それとも増援を送り込みやすいスターリングラード方面での反撃を優先すべきか、判断が悩ましいのだ。バクーを抜かれた時のことを考えると、英軍をどれだけ中東方面に送るのかも考えなくちゃイケナイし。他の作戦は「何をするべきか」が比較的ハッキリしているのに対し、そこがボヤけやすい分、間違いやすい。まあそれは独軍側にも言えるコトなので、うまくいけば史実同様の反撃が華麗に決まるかもしれないけれど。
 
 何がどうしてどーなった結果なのかはよくわからないけれど、ヒト電は研究すればするほど「ヒトラーの作戦」に近づいてゆく…少なくとも私の研究ではそうなっている。まあ違う部分も大いにあり、「とにかく史実に近づく」とまではいかない。けれど、ソレっぽい誘導ルールがほとんどない(気がつきにくいだけで、チャンとあるんだけれど)にもかかわらず、なんかソレっぽい展開になるのはお見事だと思う。似たようなテーマのゲームはいくつもあるけれど、私のお気に入りはやはりコレだなあ。
 
 ただまあ、コレはあくまで私の感想。より戦略眼の高い人間から見たらどうなのかは知らない。つか、「バクーを抜けば中東まで行ける」→「でも、ココだけで押し切ろうとすると、反撃でロストフ獲られたら危ない」→「じゃあ、この方面にも有力な部隊を送って反撃用戦力をすり減らせば…」ってな思考を経て思いついた作戦案が、批判されることの多い…どころか批判だらけの「青作戦ヒトラー案」と同じと気がついた時の気分は…だからぁ、ヒトラーと同じじゃ負けちゃうんだってばさ!

6月18日2013/06/19 00:33

 本日は、先週末の関西遠征回顧。いやまあ、特に語るべき何かがあったワケじゃなかったりするんだけど、一応ってコトで。
 
 自分でもよくわからん理屈に従い、ComicCommunication17なんぞに出向く。前日になって「主な遠征理由」が落ちたりしたんだけど、ソレを気にするような精神構造はしていない。ソコに可能性があるなら、出掛ける。「追いかける」とはそーゆーものだ。
 
 この即売会、実は終わりが近い。今回がインテックス大阪最後の開催で、次回が最後だとカタログに明記されている。諸般の事情により、中小オールジャンル即売会は地方中心に色々厳しくなってきていると聞いてはいたが、その影響かねえ?後継イベントが出現することを祈っておきたい。なお、次回参加するかどうかは今のところ決めてない。今回はちょっと特別であり、基本は「参加しなくちゃ」ってイベントじゃないとは思う。けど、最終回と聞くとちょっと…
 
 いつものよーに夜行バスに乗り込み、いつものよーに大阪駅周辺にたどり着く。ここでアクシデント発生。携帯の電源を切り忘れていた。おかげで電池切れ寸前。コンフェデ杯の結果見てないし、競馬中継でも聞こうかと思っていたのに…とはいえ、ここであがかずに「仕方ない」で片付ける。まあ、私にとっての携帯なんてその程度だ。
 
 カタログは当日朝になって初めて入手。それでも戦える自信はあったし。普段私が「カタログがぁ~!」と騒いでいるのは、主戦場が「そんな私でも、カタログチェック抜きでは戦えない」ほど激戦区だからだ。戦場の規模がデカいコミケとか、売り切れが滅茶苦茶早いゲームマーケットとか…
 
 とりあえず、お目当てのサークルが薄いコピー本出しているのは知っていたので、朝イチでゲット。後は会場内をぶらぶら回る。「挨拶しなきゃイケナイ」レベルのサークルは流石になかったけれど、知ってるサークルはいくつかあったので、顔は出しておいた。そのほとんどが新刊ゼロ。軒並み「新刊はコミケ予定です、お楽しみに」だった。他のサークルもせいぜいが「関西初売り」程度で、この日の新刊はごく少なかったように思う。これは色々苦しいなあ。ただまあ、私がイジョーなだけなので、フツーは問題にならないのかも。
 
 電源不要ゲーム系はとりあえず1つ。ゲームマーケット大阪で入手済みだけど…会場規模が倍くらいのこみっく☆トレジャーと比べた場合、「割合から考えるとこんなもの」って気はする。とりあえず、都内及び大阪付近に話を限定すると、男性中心のオールジャンル即売会では「何かしらある」と考えて良さそうな感じ。とりあえず1,000サークルほどの規模であれば「いる可能性の方が高い」ようだ。ただし、セミダミーサークル(一応キチンと本を持ち込むけれど、開始1時間ほど誰もいないサークルのこと)含めての話だけど。
 
 何だかんだ言ってそれなりの時間を掛けて会場を回った後、前々から一度見ておきたかった日本橋へ行ってみる。どんな街なのか見ておきたくて。地図はスマホがあれば…と思っていたけれど、電池切れ。不安を抱えつつも「まあ何とかなるでしょ」で行ってみた。とりあえず向かったのは地下鉄の日本橋駅。そこからとりあえずメロンブックス(同人誌扱っている本屋の1つ)を目指す。入手したカタログに広告があり、ソコに店舗の位置が載っていたから。まあ「この辺」がそーゆー街なんだろと。方向音痴ぶりを見事に発揮してワケわからんトコロに迷い込みかけたけど、とりあえず「そーゆー場所」を発見し、アニメイト・とらのあな・メロンブックス・イエローサブマリンにボークス…といったあたりを「攻略」できた。
 
 とりあえずの印象。日本橋ヲタク街って、駅から案外歩くのね…。その辺、秋葉原とは感覚が異なるかも。JR池袋駅から「乙女ロード」へ向かうよりも歩いた気がする。最も、この辺は慣れの問題も大きそうなので、地図で比較してみないと断言は出来ないかな。品揃えは…う~ん、ザッと回っただけじゃ断言しにくい。とりあえず、秋葉原ほどじゃないとは思う。同人誌って東京以外はみ~んな地方であり、大阪であってもやっぱり「地方都市」扱いだからなあ…一応、イエサブがあってコマンド誌とGJ誌が入手できる分、私の地元大宮よりは遙かに「F男フレンドリー」ではある。けれど、単純に各種アイテムの入手だけ考えたら、帰宅早めて秋葉原に立ち寄った方が手っ取り早いのは間違いない。その意味では今後大阪入りした時に「毎回立ち寄ってみる」価値は無さそう。ただ、いずれ機会を設けてより深く調査してみたい気もする。
 
 そーゆーわけで「大戦果」とはいかなかったけれど、毎回大戦果を求めて…ってのは私の好みじゃない。ガツガツと戦果を求めるより、ぶらっと行ってテキトーな戦果を獲得し、ついでにより大きな戦果が得られればOK…ってのが、私好みの旅だ。その辺、時間の使い方は贅沢に出来ている。だからこその「大貴族」なのだ。「平民落ち」してしまうとこんな贅沢は出来ないからなあ。別に貴族だから偉いってワケではなく、それどころかどう考えても平民の方が偉いんだけど、これぐらいの役得?はあってもいいんじゃない?つか、そうでも考えないとやってられん。いくら単行本作業があるとはいえ、GWのコミティアで落ちた本を再度落とされるとは…覚悟しててもキビシーものがありますよ。トホホ…

6月9日2013/06/09 23:38

 唐突だが、来週日曜に大阪遠征決定。土曜初夜行での到着なので、迎撃されることはないと思う。目的は同人誌即売会。諸般の事情により、ComicCommunication17なんぞに行く羽目に陥った。一応「中小即売会偵察」を兼ねているからいいんだけどさあ…なお、比較的アッサリ偵察まで終了しそうな規模なので、時間かけて安く帰還する(と言っても「ぷらっとこだま」使うか否か程度)か、日本橋の偵察を行うかを思案中。ちなみに、かなり久々に当日カタログ仕入れます。事前調査ほとんどナシ。これはこれで楽しみだ。
 
 本日の話題は、軽く流す程度と言うことで、金曜夜の飲み会の話。ウォーゲーマー向けSNS「MustAttack」不具合対応タスクチームの打ち上げ飲み会に誘われたので、顔を出してきたのだ。ヘンなトコロに顔を出し、肝心なトコロにいない。それが私と言うことで。誘われた…と表現はしたけれど、「いつものよーに強引に割り込んできただけじゃん!」って説もある。色は悩んだけれど、あえてこの色です。
 
 場所が新宿なので、到着は遅めとなる。職場からだと少し遠いんだよな…深く気にせず主催を呼びつけ、店に合流。主賓のpegassacity殿(札幌から上京)と、主催のHA殿がサシで飲んでいるトコロに割り込ませてもらった。1次会終了間際に八王子から大返しして来られたSin殿が合流し、以上全員集合。タスクチーム3名・部外者1名。ま、他にも部外者が参加予定ではあった(残念ながらキャンセル)ので、別に厚かましいわけではない。
 
 Mustattackの不具合の内容及び修復の苦労については、門外漢なのでパス。私に技術的なことを聞かれても困る。ただ、一応「キチンとした」対応をしてくれたと聞いている。しょせん無料SNS、しかも公式性って何?ってモノである以上、私個人は「不具合直したけど、過去データの一部が消えました。悪しからず」で片付けられても文句は言えないと思っているんだけど、そうならないように配慮して修復していただいたそうな。本来ならカネ取る内容の作業だというのに。有り難い話だ。こういう方々に「有り難うございます!」とゴマをすり、ヤル気を高めてもらうのは大事だよね。もちろん、ちゃんと「太鼓持ちモード」で出撃しました(笑)。
 
 会話の内容は専門的でついて行けない…モノではなかった。まあそーだよな。1人とはいえ門外漢がいるんだし、別に共通の話題はあるんだし。その意味では、ごくフツーの飲み会だったとは思う。なんつーか、私という酒癖のあまり良くない奴がいるって部分を除けば(苦笑)。
 
 ただまあ、私としては色々収穫はあった…って、飲み会で「収穫ゼロ」はむしろ珍しいとは思うけど。私だって「楽しく飲んで、有意義な情報を交換し合う」ように勤めてはいるんだよ?勤めているだけ、って話はあるけど。その点、私は何だかんだ言って「昭和生まれの人間」であり、「コミュニケーションの基本は顔を合わせて飲むこと」だと思っている。多分だけど、この日の参加者全員がそう思っていたんじゃないかな。私以外の参加者がどーゆー資格で集まったのかを考えれば、ちょっと面白い。
 
 個人的なツボは、「MustAttackの使い方」に関する話かなあ。正直、私はこのブログがメインであり、MustAttackの方は「単なるダベりの場」としか思ってない。つか、曲がりなりにも「長文でも読みやすいように工夫してある」このブログに対し、MustAttackは長文だと読みにくいからなあ。コミュニケーションツールの1つとしては便利だし、それなりに重宝してはいるけれど、最も重要なのは「連絡事項を受け取る」であり、それ以外はかなりどーでもいい。明日閉鎖されたら流石に哀しいし不便だけれど、まあ困るってレベルじゃないよね…ってなもんだ。
 
 ただまあ、私よりもより使い込んでいて、大事なモノだと思っている人もいるんだとは思う。不具合修復その他はそーゆー人間を基準に考えなきゃイケナイ(それはわかる)ので、色々とタイヘン…という話があった。むうう。一応アタマでは「大切に思っている人基準で考える必要あり」ってのはわかる。わかるけれど、やっぱり人間どーしても「自分基準」でモノ考えちゃうよね。飲み会で実務に携わった方々の話を聞くと、「自分とは使い方が違う人間」の意見というか気持ちというか…がわかって興味深い。
 
 まあ、そーゆー「ちょっと真面目な」話題も交えつつ、基本はバカな話をして盛り上がっていただけです。良くある話ですね。その意味では、イチイチレポートをココに挙げる意味は無い。重要なのは、「F男なりのやり方」というおバカなモノとはいえ、MustAttackユーザーを代表するような形で、感謝を捧げるべき方々に感謝を捧げてきた、って部分だけ。感謝したいのに、様々な都合により飲み会に参加できなかった方なんて山ほどいるハズなんだから、「とりあえずF男を派遣しておきました!」って報告は必要でしょ。なお、その報告を聞いて「そうか。それなら安心だ」と考えるのか、「う~む、不本意だが仕方ない」と考えるのか、はたまた「F男?そんなのしかいなかったのかよ…」と考えるのかは、皆様の自由です。個人的には、いくら狭くて小さい業界とはいえ、もっとマシな人材はいくらでもいたような気がするんだけど…(苦笑)。

6月2日2013/06/03 00:54

 本日は、私のPOGドラフトリスト紹介&解説。関係者以外には全く意味のないモノなので、基本無視して良いです。とにかく、私が語りたいことを語る。それがココ。
 
 事前に伏せておいた、今年の「方針」は3つ。今だから公開しよう。まず1つ目は、「誰かさんの内角を徹底的に攻める」。去年のドラフトで、指名方針が被ると判明していた方に対し、「負けない」ような指名を心がける。それで獲られた馬にエーシントップがいて、コッチが守った馬にエーシンゴールドがいるんだから、今年は徹底マークで両取りを!と考えるのは間違ってないはず。
 
 方針その2。ディープインパクト産駒はゾーンで獲る。私が思うに、ディープインパクト産駒は「何でもかんでもソコソコ走り、大駆けする馬を見つけにくい」種牡馬じゃないかと。今年はストームキャット肌がやたら走ったけれど、この組み合わせは過去「特筆すべきレベルじゃねえ」って結果が出ていたのだ。つまりだ。ドラフト上位で獲ろうが、中位程度で獲ろうが、差は付けにくい。どっちも堅実に走るだろうし、大当たりの確率は似たり寄ったり。流石に下位だとスカ掴む確率が無視できないか?ってなもんだ。よって、中位で固めて獲る。
 
 方針その3。ダートで2勝し、なおかつ芝でも潰しが効く馬を積極的に狙う。ダート狙いは通常POGでは不利だ。よって無視されがちだけど、よく考えれば2勝してくれれば御の字だ。少人数多頭数の当POGでは、特にソレが重要になる。ただ、POG期間の特色として芝向きの馬が有利な番組構成であることは否定できない。よって、芝でもある程度稼げそうな、ダートが主戦場の馬を狙う。具体的には「いかにも」って外国産馬を多めに狙うだけの話。
 
 以上の方針により70頭ほどのリストが作成され、そこから色々あって指名したのが今回の30頭。フツーのPOG向きの馬はかなり少ないような。まあ、下位指名に悩むようなら参考になるかもね。
 
 1位。母ビワハイジ・父ゼンノロブロイ。「誰かさんの内角攻め」1号。もっとも、これは誰かさんの1位指名、母レーヴドスカーの報復である。どっちかが1位だろうなとわかっていたので、独占は防いでみた。デビュー時期が早くて年末とか言っているので、正直リスクは高い。けど、仕上がりさえすれば2勝は固いし、デビュー時期によっては+αが見込めるスーパー血統なので、良しとする。
 
 2位。母Ice Mint・父Sea The Stars。「誰かさんの内角攻め」2号。私の順目まで誰も母ビワハイジを指名しなかったのでソッチが1位になったけど、先獲りされたらコイツが1位だった。私にしては珍しく、馬体写真が気に入った馬。本来ならばもっと下でも獲れそうな馬だけど、誰かさんが指名しに来るのは確実なので、先に獲っておくことに。ドラフト順位は走るかどうかじゃない、獲られそうかどうかだ。正直ハイリスクな馬だけど、それはいい。一応「POG期間府中2400三冠」(ゆりかもめ賞・青葉賞・日本ダービー)狙い。ちなみに、今年はヒラボクディープがこの全てに出走する(勝ったのは1つだけ)、という快挙を成し遂げた。
 
 3位。母Eightyfivebroadst・父Tapit。「誰かさんの内角攻め」3号。母アイスミントを指名されたら、慌ててコイツは守りに来るかな…と思ったら放置したので、遠慮無く獲得。「芝で潰しが効くダート2勝狙いの馬」でもある。
 
 4位。母River's Prayer・父Distorted Humor。「誰かさんの内角攻め」4号。第2のエーシンゴールド(つまり、ダートで2勝+α)を狙っている。流石にココまで内角攻めが決まるとは思っていなかったが、「水に落ちた犬はなお叩け」(毛沢東)と叩きまくった。1~4位が走った場合、誰かさんは「ボクの言ったとおりでしょ?」ってなコメントを出さざるを得ない立場であるが、ソレ見て私は「でも、ココでは指名できてませんから」とニヤニヤできる。是非そうなってもらいたい。
 
 5位。母シークレットコード・父ネオユニヴァース。ネオユニヴァース産駒は当たり外れがわかりやすく、なおかつ「ハズレは徹底してハズレ」なので、中途半端な順位なら指名回避した方が良かったかも知れない。ただ、個人的に「フサイチペガサス肌にネオは合うのでは?」と思ったので、指名してみた。
 
 6位。母シェンク。父ディープインパクト。「ディープインパクトゾーン」1号。ゾーンで狙っているので、馬自体の評価はあんまり気にしてない。強いて言うなら、若干ハイリスクだけど長打が期待できる系かなって気がする程度。
 
 7位。母オールザウェイベイビー・父ディープインパクト「ゾーン」2号。リスクの小さそうな牝馬。2勝で終わりそうな気がするけれど、それなら問題なし。
 
 8位。母ロイヤルファンタジー・父ディープインパクト。「ゾーン」3号。「仕上がりが早そう=未出走リスクが低い」以外気にしてなかったけど、今になってみれば結構リスクの高い馬かなと。
 
 9位。母アイルドフランス・父ディープインパクト。「ゾーン」4号。大きなリスクじゃないけれど、「どうも厩舎のエースじゃない」って部分はどう出るのか。
 
 10位。母パーソナルレジェンド・父ディープインパクト。「ゾーン」5号。母系がダートっぽいのがどう出るか。現時点で小柄なので、ダートでどうこうって期待はあんまりしてない。
 
 11位。母トキオリアリティー・父ネオユニヴァース。リアルインパクトの下。「マイラーかもな」で獲ったヴィクトワールピサ様の再来狙い。ハズれれば大スベリするだろうけど、それがどうした。
 
 12位。母エミナ・父ハーツクライ。誰が何と言おうとも、キングジョージ狙いの馬。アスコットでのリベンジは諦めるワケにいかない大目標なので、そーゆー馬も混ぜておかないと。
 
 13位。母ヴァーチュ・父ハーツクライ。やはりキングジョージ要員。日本競馬がどうこうってのはあまり考えてない。
 
 14位。母Weekend Whim・父Medaglia d'Oro。メダグリアドーロ産駒は結構堅実に走るんだよね。「ダート2勝…」要員としてはオススメ。
 
 15位。母カリズマティックゴールド・父スペシャルウィーク。一応「誰かさんの内角攻め」5号になるのか?単に「スペ産駒を走らせる厩舎ってココぐらいって気がする…」で選んだだけなのだけど。
 
 16位。母ボランス・父フジキセキ。「注目度の低いサンデー系種牡馬を」ってんでフジキセキに目を付け、リスト見たらこの馬がいたので指名した…ところ、誰かさんから「あんまり痛くない」とのコメントが。言われてみれば一応「誰かさんの内角攻め」だったなあと。
 
 17位。母トリプルピルエット・父コマンズ。どうもお望みらしいので、じゃあ本格的内角攻めを再開しようじゃないか…ってなわけで内角攻め7号。ただ、リスト入りした理由は「殿下の馬」だから。余談だけど、私は「殿下とサシPOG」だけはやりたくない。無茶苦茶に馬が被りまくりそうだから。
 
 18位。母フラグラントオアシス・父パイロ。内角攻め8号&「ダート2勝」要員。おまけに殿下の馬。パイロは下位なら結構オイシイ狙いと見たけど、どうだろう。
 
 19位。母ディアウィンク・父ディープスカイ。ディープスカイ産駒は親父と似たようなリスクがありそうだけど、まあ狙ってみてもいいかなと。「サンデー系のことなら間違えないだろ!」と、あえて社台系にしてみました。
 
 20位。母Exhibit One・父Sea The Stars。シーザスターズ産駒はハイリスクだと思うけど、ソレを承知で狙ってみたかったので。難点は2位の母アイスミントと馬体の傾向が被ること。手頃な大きさの馬を狙ってみたけど、そーゆーのが走るって保証はない。
 
 21位。母ビールジャント・父ルールオブロー。ラッキーナイン&ティーハーフの下。母系の良さで何とかしてくれないかなと。一応ダート狙いに分類してみたけど、実際はよくわからん。
 
 22位。母Tizmeanttobe・父Tale of the Cat。「テールオブザキャット産駒は地味だけど狙い目!」と言い続けていたにもかかわらず、エーシントップを獲られた悔しさは…多分コイツは「ダート2勝狙い」のいつものテールオブザキャット産駒だけど、気にしない。
 
 23位。母Hot Storm・父Exchange Rate。イクスチェンジレート産駒はいいよ!基本はダートかも知れないけれど、芝でもかなり計算できるし。おまけにほぼノーマークだから、下位で指名できるのも良い。黙って指名しておく価値アリ。
 
 24位。母アーキオロジー・父パイロ。私の番手血統。この血統だとダートだろうけど、ソコソコやれるんじゃないかな。心配なのは厩舎。やはり傾向知らない厩舎は不安なんだよね。
 
 25位。母ザミリア・父コマンズ。「角居厩舎の殿下の馬」ってのがポイント。殿下にいいトコロ見せたいんじゃないかな…と勝手に想像しているので。
 
 26位。母ブリリアントベリー・父ジャングルポケット。カンパニーと血統構成が似ているんだから、この順位まで残っていたのはむしろ不思議なのかも。ま、仕上がり早いとは思えないよね。
 
 27位。母シアトルサンセット・父ステイゴールド。「池江厩舎のステイゴールド産駒」って理由で獲得。ハイリスクな種牡馬だけど、取り扱いになれている分リスクは軽減できそうかなと。
 
 28位。母カフェララルー・父マンハッタンカフェ。去年のカフェリュウジンは何故か芝中距離馬だったけど、本来はダート短距離要員。芦毛に出た今回はより確実にダート短距離要員かと。いずれにせよ2勝+αが見込めそうなことに代わりはないので、狙う意味はある。一応「松山康調教師最後の勝利はこの馬で!」って野望もある。
 
 29位。母ダイアゴネル・父ストーミングホーム。ダーレーの馬。地味に2勝してくれるんじゃないかなあ…って感じの馬。
 
 30位。母ヴェルヴェットクイーン・父ストーミングホーム。ダーレーで長打を狙うとすればこの辺か?って馬。当たれば豪快に飛びそうな雰囲気はある。
 
 以上30頭。少人数多頭数のPOGなので、マジに誤魔化しが効かない。オマケにメンバーは私を除けばスーパーサイヤ人級。多分日本屈指(=世界屈指なんだけど)の「ストロングスタイル」POGじゃないかと。「高速多頭数ドラフトに対応可能」「何だかんだ言って、2万点オーバーを叩き出せる(でも最下位)」程度の私にどうしろと。まあ、やるからには優勝目指すけれどさあ。
 
 去年のドラフトではエーシントップ・ティハーフ・ヘミングウェイあたりを「先取り」され、獲った馬も未出走で早々引退とか骨折とか…と流れが悪かった。ソレが全てとは言わないけれど、工夫次第でもう少し戦えたのでは…ってのは事実。それを反省したんだかしてないんだかはよくわからんけど、「駄目な奴」なりに頑張ってリスト作って獲得したのがこの30頭。どーせ「走る不良債権」として長年追いかける羽目に陥るので、とにかく長い目で見たい。まあ、頑張ってくれ。

5月23日2013/05/24 00:04

 本日は簡易更新。週末の準備で忙しいので。ダービーの予想だけなら、ココまで忙しくはないんだけど…
 
 米Amazonについて、説明はイラナイと思う。このアマゾンが、”Kindle Worlds”なるサービスを始めるらしい。どんなサービスなのかは、とりあえずコチラ(リンクあり)を参照してもらうと手っ取り早いかな。要約すると、「パロディ同人小説を、合法的かつ原作者にも利益が行く形で売る」ものらしい。
 
 ヲタクである私にしてみれば、とりあえず「なんじゃこれは~!」とは思った。何だかんだ言ってアングラな存在であるはずのモノを、表に引っ張り出すような行為だからなあ。実際問題についてはビジネスやら法律やらが絡むので断言できないけれど、小説だけじゃなくてマンガにも応用される日が来るのでは…って予想は出来る。出来るけれど…う~む、その未来図は明るいのかぁ?
 
 そりゃまあ、合法・非合法って部分だけ考えれば、権利関係はキチンとしていた方が良い。けれど…こーやって「型にハメてしまう」ことが、同人文化にとって良いことなのかどうかは…世の中には「曖昧にしておいた方が良い」コトなんて山ほどあるわけで。
 
 とりあえず私ごときじゃ詳細は不明なので、ここでは断言的な論評は差し控える。ただまあ、同人業界にクビ突っ込んでいる人間にとっては、「将来の話だけど、なにかしら関連が出てきそうな話題」だと思っていていいんじゃないかな。最悪の未来図としては、「アマゾンが、自分達を通さないパロディー同人誌全てについて、意味不明な訴状を送りつけてくる」ってのがあるので。日本の同人市場の大きさを考えたら、その半分を取り込むために、大赤字覚悟の訴訟を連発する価値があるかもしれないからなあ。
 
 とりあえず目先の問題として、私がこのニュースに関する同人誌を探す羽目に陥るのは間違いなさそう。そーゆー同人誌を出す奴がいるのは間違いない。「最前線」で活動していて、なおかつビジネスや法について私より詳しく、こーゆー問題にクビ突っ込むのが大好きな人間はいると思うぞ。ああ、また即売会で探索対象が増えた…まあ、いつものコトなんだけどな!

5月20日2013/05/20 23:09

 色々ハマって忙しかった。一文の得にもならないコトのため、神経をすり減らすのが私の趣味ということで。詳細は一応秘密。隠す意味はあんまり無いんだけど、礼儀は守る必要があるので。
 
 本日の話題は、「2014POG戦略」について。役に立たないコトを色々話そうかと。役に立つことを語ることはできない。今回の制度だと手の内は絶対明かせないので。
 
 今年はなにかと色々変則的である。JRAが小賢しい改革を連発しているからだ。その賛否はさておき、POGマニアとしては対応を考えておく必要はある。
 
 POGに絡む、重要な変更は2点。まず、札幌開催が無いので産地馬体検査を受験する馬が激減した。次に、厩舎の預託頭数制限が強化された。この2つがPOGにどう影響しそうなのか、私なりの意見なんぞ。
 
 産地馬体検査(以下サンチバ)受験組が激減したのは、いわゆる「現場派」及び「馬体写真派」にはマイナスだと思う。多数の馬が一堂に会する機会=比較検討しやすい機会であり、実際検査を観に行った人間、及びそこで撮影された写真で判断する人間にとっては有り難い。そこが盛り上がらなかったということは、それだけ「毎年使ってきた武器」の威力が落ちることを意味する。ただ、どの程度マイナスになるのかはわからん。
 
 一部POG資料によると、最近のサンチバは本来の目的(北海道で競馬使うための検査を済ます)より、マスコミその他関係者に対する品評会と化していたんだとか。まあなんつーか、POG関連資料作っているマスコミ向けの儀式ってコトだろうな。そーゆー性質は今年も残ったのかもしれないけれど、以前ほど派手ではなくなったようだ。
 
 それと預託頭数の制限だけど、コレは何とも言い難い。一応私の小賢しい予想では、これまた「現場派」に不利になったんじゃないかと。少なくとも今年に関しては。その根拠は、制度移行に伴う混乱だ。預かることが出来る馬の頭数が急に減ったことにより、各厩舎では多少先の予定が立てにくくなった。ソコを聞いて「デビュー早そう」「シックリ待つ」なんて報道をしてきた人間も、その辺どーなるのかよくわかんなくなった…んじゃないかと思う。来年以降は元に戻りそうだけど、今年に限定すると「情報聞いてもわかりにくい」のでは?
 
 あと、おそらくは「デビュー早い馬」の優位が多少減る。少なめの馬で全体を回すってコトは、1頭あたりの平均出走回数は増えるだろう。かといって、馬は生き物だからして「元々ガシガシ使うつもりだった馬を、更にガンガン使う」なんてことは難しい。ってことは、以前だと「無理して使う必要は無い」って地位の馬にも、出走機会が多少増えてくると思われる。これまた、その辺の情報をバッチリ仕入れているハズの「現場派」にとって多少不利になるかな。
 
 とりあえず「現場派」が不利っぽいってコトは、今までより現場派の意見を軽視して獲得する馬の目安を決めれば…と言える人はいいよね。私は何故か「プロが一目置く人間」の中に混じって勝負しているんですけれど。そこら辺のサラリーマンを格闘技に放り込むのと同程度に無謀だ。けど、それが私の勝負する場所なのだ。どーしろと。「継続は力なり」をモットーとしている私だけど、継続しているうちに何故か自分じゃなくて周囲が上がっていった。
 
 ただまあ、一応今年はチャンスかもしれない。この程度じゃどーしよーもないほど実力差があるんだけど、多少私に有利になった気はするので。元がダメダメなので「だからどーした」レベルだってのは自覚している。けど、有利は有利。なんだかよくわからんけど頑張ります。
 
 ちなみにリストは一応完成した。この後細部に微調整を加え続け、ドラフト当日を待つことになる。諸般の事情から今年は「欲しい馬」確保できそうにないけれど、まあそれはいい。覚悟してたし、対応策は練ってある。負けても負けても明日の勝利を信じて突き進むのがこの私。今年はやってやるぜ!
 
 なお、似たようなコトは毎年言っていて、その結果がどうなのかは言うに及ばず。くそう、あの形の2着は悔しいぜエーシンゴールド…

4月29日2013/04/30 00:42

 青葉賞の結果に眉をひそめ、春天の結果に悪態を…え?違うだろって?その通りですね。28日のレポートをお届けします。
 
 前日「迎撃」のためそれなりに飲み、いい気分で帰宅中に着信が。「イベント後はヒマ?」という飲みのお誘い。これがフツーのお誘いなら、「多分どっかの打ち上げに顔出したくなるんだろうな」って理由で断ったかもしれない。しかし、世の中には「生死がかかってない限り、絶対断れない」相手ってモノが…あああ、また予定変更だ。午後の予定を中心に色々変更があった。
 
 朝早く起きてコミック1の入場待機列に。8時程度に到着したんだけど、すでに大行列。これは覚悟していたことだからいい。コミケの一般入場だったらコレよりスゴい。むしろ問題は開始時間。コミ1は10:30でゲムマは10:00。「アッチはもう開始か…」と思うと、ものすごい焦りが。ま、焦ったって仕方ないんだけど。
 
 入場後はまず混雑するトコロへ。いくら遅めの入場とは言え、「混雑のピーク」はまだ早い。その前に混みそうなトコロを片付けておくのがセオリーだ。とはいえ、ここで時間を喰った(想定内ではあるが)関係上、他の混雑サークルは「ピーク後に攻めた方が良い」と判断し、そんなに混まないトコロを攻めてから転進。
 
 ゲムマ到着は一応午前中。予定通り。文字通り速攻で目的の場所を回る。用事はいっぱいあるのだよ!挨拶は思い切って省略、とにかく「じゃあまた後で!」って捨て台詞残して飛び回る。この時点で大量の荷物が生じたので、某所で預かってもらって再度コミ1に転進。
 
 再びのコミ1で「さっきあえて見送ったトコロ」を攻め、予定外のモノもいくつか入手しつつ、再びゲムマに。挨拶はしなくてはならない。なんか山ほど挨拶して、色々ダベった。つか、ある意味コッチの方がメインである。こーゆー交流こそが即売会の醍醐味なんだし。複数回「お待ちしておりました」と言われた気がするし、某有名ブロガーからは「顔を見ないと即売会に来た気がしない」などと言われてしまった…う~む、ウォーゲーマー限定とはいえ、ある意味私自身が名物と化しているのか?いいことなのかな…いいことだとしておこう。考えたら負けだ。
 
 ちなみに、何を入手したのかは全くもって未整理状態。コミ1入手物の大半は「軍事機密に抵触するので非公開」だけどな。ただ、最初に入手したトコロのセットに紙袋が付属していた関係上、思いっきり軍事機密に抵触する「恥ずかしいブツ」を持ち歩いていた気がするのだけど。この点にツッコミたい方は、飲みの席という非公開の場所でお願いしたい(笑)。色々言い訳はある(おい)。ついでだから、紙袋と一緒に持ち歩いていた手提げ袋について解説。アレは今年2月に「実用性を求めて」某即売会で入手したモノ。いくつか選択肢があったが、その中で最も頼りになり、なおかつ最前線に遠慮無く投入しても良心が痛まないキャラは誰か…と考えた末に選ばれた。「戦死もあり得る過酷な戦場での相棒」として考えた場合、小林源文先生描く主役キャラの次ぐらいに頼りになると思うぞ、「まどマギ」のマミさんは(笑)。
 
 とりあえず軽く紹介しておこう。コミ1で入手した同人PCゲーム「ガールズパンツァーブリッツ」はちょっと話題になった。一応、ヘクス使用のマトモなシミュレーションゲーム風のように見える。18/禁だけど。18禁部分は心底どーでもいい(コレを問い始めると絵柄がどうだのシチュエーションがこうだの…ってな話が始まるので、問わない方が良い)が、なかなか楽しめそうだ。あと、大阪で入手し損ねた「ぐるぐるパンツァー」(サークル名:中村誠)が結局入手できたのは大きい。F男認定「2013年バカゲー大賞」受賞最有力候補である。私が入手したモノに限定すれば、歴代でもトップクラスだ。当日あの場にいたウォーゲーマーのかなりの割合が入手したと思われる「イングロリアス・パンツァーズ」(サークル名:このシミュゲがスゴい)も相当なバカゲーだけど、残念ながらアレには及ばない。
 
 とりあえず今回の傾向として、「ガルパン」人気を当て込んだ?戦車戦ゲームが多数見受けられた。いや、全部が全部「そーゆーモノ」じゃないとは知っているけどさあ(笑)。ただ、「ブームを利用する」って姿勢は決して悪くないと思う。そんなものに釣られて入手した人間の大半は「ゲーマーとして定着するワケじゃない」けれど、低確率ながらそうなる奴はいてもおかしくないし、とにかく売れればこの業界としては多少潤うわけで。
 
 なお、挨拶回りしたのはウォーゲーム系だけじゃない。色々癒着している某サークルとか、ウォーゲームデザイナーでもある某氏のサークルとか、以前別の即売会で見かけて「ゲームマーケットに来なさい」って言ったら本当に来たサークルとか、ある意味心底ワケわからん範囲にも挨拶した。来賓扱いされるような方々はともかく、それ以外ではトップクラスの「顔の広さ」じゃないだろーか。まあ、それがF男と言えばそれまでだけど。みーんな私のこと「フツーじゃない」と言うものな(笑)。顔は地味だと思うけど、忘れがたい何かがあるんでしょ。
 
 15:30頃、おもむろに会場を撤収、新宿に向かう。コミケにおける「上司」と飲むためだ。この誘いは断れない。そーゆーものだ。一度気力が抜けたので倒れそうになるが、アルコールパワーで気力を再注入、6時間ほど飲んでました。元気だなおい。けど、今日はもう色々駄目だった…明日仕事なのに(苦笑)。こと同人の世界に関しては、私は「浪花節的な人間関係」を構築している。同人とはそーゆーモノだと思っているので。顔が知られていれば挨拶は欠かさないようにするし、知られて無くても色々忠誠は尽くす。たとえそのため体力削って広いビッグサイト内を飛び回ることになっても。それがF男の「心意気」である。まあ、それを示された側は迷惑かも知れないが(苦笑)。これは私が「上司」の背中見て勝手に覚えた「鉄則」である。普段滅多に顔を合わせない関係だからこそ、こーゆー「基本」が大事だと思う。
 
 ゲムマの客の入りは好調だったようで、どうも同人ゲーム界はまだ拡大傾向にあるらしい。ウォーゲーム系に限定してもそんな感じで、それなりに景気良い話をいくつか聞いた。う~む、正直に言おう。いくら何でも聞いてねえ。数年前の私に「同人ウォーゲームにちょっとしたブームが来ると思うか」と聞けば、「来て欲しいけれど、あり得ない」と即答したんじゃないかな。これはプロレベルでも同様らしく、今回の「ウォーゲームハンドブック2013」内に再収録された「野獣げぇまぁ」(文:徳岡正肇)にはゲームマーケット関連の話題が山ほどあり、いずれの記事を読んでも盛況ぶりへの驚きと喜びがヒシヒシと伝わってくる。
 
 そりゃあね、私は同人ゲーム、特にウォーゲーム系を見かけるたびに「未来は明るいと信じて、活動を継続し、可能ならば推進すべし」と説いてきた。古くからの同人ゲーム愛好家は結構いると思うけれど、もし私特有の何かがあるとするならば、作り手に面と向かって恥ずかし気もなくコレを高言した、って部分であろう。同人ゲーム買うような奴は、内心みんなそう思っていたと推測するけれど、流石に実際口にする馬鹿は少なかったのでは。我ながら無責任なことを、と思っていたんだけど、なんか作り手皆が色々奮起して、よくわからんけど本当に栄えた。気分は「川藤(その昔の阪神の選手。代打で有名)を出さんかい!」って言ったら本当に出てきて、「ホンマに出してどうするんねん…」って言ってた(ここまでサントリーモルツCMのパクリ)らホームラン打った、ってなもんだ。多分オレのおかげじゃない、でもなんかすごい。
 
 この流れに上手く乗っているように見えるのが、コマンド誌。だって、最新号付録は同人ゲーム「竹島ショウダウン」続編(笑)だし、第2特集っぽく組まれたアフリカ戦特集では同人ゲームを2つも紹介している。商業モノと並べてだ。つか、「SLGamer」をさもどこぞのゲームメーカーの作品のように紹介している点には吹いた。「もはや同人じゃねえ」ってか。
 
 これから先、同人ゲーム界がどーなってゆくのか。それは私にはよくわからん。けれど、とりあえず私が「最前線で」取材を続けるつもりであることは間違いない。そんな覚悟?を持った阿呆が他にいない以上、自分が知りたいことを知るためには自分で飛び回るしかないから。誰か他にやってくれれば遠慮無く楽隠居するのに…と思わなくもないけれど、結局は「顔出さないと義理が果たせねえ!」とか言って飛び回ることになるんだろうな。ある意味因果なシゴトだな。ま、好きでやってることだからいいんだけど。
 
 まあ何と言うか、予想以上にタイヘンな1日でした。気力が充実している当日はともかく、流石に気が抜ける翌日はキビシーですね。とはいえ、昔ほどじゃないにせよ私はまだまだ動ける。気力が抜けると反動がキツくなったのは事実だけど、気力さえあれば「体がついて来ない」なんてことはない。これからも元気に飛び回りたいモノですね。とはいえ、今回みたいにキツい日程はカンベンして欲しいけど…コミ1の全体巡回できなかったからスクールカレンダー入手に失敗したし…ブツブツ…