6月5日2012/06/06 01:14

 本日の話題は、珍しくこの色の話題をベースにしつつ、後半は別の色の話題中心に。まあ、色々ありまして。本来ならこの色主体で済むハズなんだけど…
 
 今年は一応「同人誌即売会巡り強化年」と位置づけている。同人ゲームの実態が知りたくなったから。ソレはいい。いいんだ。イロイロ覚悟して決めたコトだから。ただ、ツケが来ました。来ちゃいました。今回はその愚痴です。ひたすら。よって、この後は読まない方がいいと思います。私は鬱憤収まらないから、書くけれど。
 
 まずは細かい鬱憤から。次回(101回)のコミティア、まさかのこみっく☆トレジャーとバッティング。ふう、両方とも大事なイベントなのに。一応記念回(20回)であるこみトレ優先ってコトで物事考えているけれど。ただ、コミティアを欠席するのであれば、速水螺旋人先生・M.WOLVERINE先生・小林源文先生への「ご挨拶」をコミケで済ませておかないとイケナイ…コミケは色々と忙しいのに。ま、カレンダーのない夏だからまだマシだけどね。
 
 バッティングと言えば、福島競馬旅行とSLG-CONもバッティングってコトで確定の赤ランプ。分野こそ違えど、両方とも大事なイベントなんですが…ただまあ、福島旅行では私は「悪の大幹部」なので、流石に不参加はちょっと…一応土曜に福島で競馬観て、温泉楽しんだ後、翌日朝に福島を発ってSLG-CON参加…ってプランも考えたけれど、こーゆーコトやらかさないからこその「悪の大幹部」なわけで。また例によって「土曜は仕事、日曜のみ参加」「土曜に宿泊して、日曜はサッカー観戦」といった意味不明な行動する参加者の塊だからして、せめて大幹部がデンと構えてないと何が何だかわからなくなる。くっ、これが「貴族」の責務、のぶりす・おぶりじぇって奴か…
 
 この2つも手痛い。手痛いけれど、もう1つの「不参加」は痛いなんてモノじゃない。ディープブリランテがキングジョージ向かうって意向を表明したのに、どう考えても私は行けないのだ…カネがない。ああ…
 
 いやね、実を言えば今年の即売会巡り、例年なら一応確保している「キングジョージ遠征資金」を使い込む形で実行してたのよ。まさか今年は行く馬いないかなと思って。そしたら矢作調教師が…あの人も「アスコットの魔物」に取り憑かれた方だったよなあ。色々油断してた。
 
 キングジョージが行われるアスコット競馬場には、魔物がいる。絶対いる。ものすご~くタチの悪い奴が。コイツに取り憑かれると、アスコット競馬場から逃げられなくなる。何度も参加したくなり、ついでに財布の有り金全部突っ込みたくなる。気がつくとオケラ状態で放り出されるのだ。危険極まりない。
 
 そんな危ない所に出掛けてどーすんだって?危ないからと行くのやめられるくらいなら、「魔物がいる!」と騒ぎはしない。一応ロンシャンもドバイも知っている私だけど、アスコットは特別なんだよ!他は「また行きたいなあ」程度で済むけれど、アスコットの場合は、なんか得体の知れないモノに召喚されてるような感覚が…
 
 ちなみにこの魔物、私に取り憑いているだけじゃなくて、調教師の方々にもちゃんと取り憑いているようだ。「凱旋門賞行きたい症候群」と比較するとよくわかる。欧州の競馬では3歳のうちに大レース使うのは良くある話で、キングジョージも凱旋門賞も有力3歳馬が参戦していることが多い。斤量有利って話もあるし。けど、日本の3歳馬の陣営が「3歳の今こそ凱旋門賞!」と主張したことはない。凱旋門賞組はまだ理性が残っているのだ。
 
 アスコットの魔物にヤラれた陣営は違う。平気で「3歳の今こそキングジョージ!」などと吼える。当人は理性が残っているつもりなんだろうけれど、どう考えてもネジが飛んでるとしか思えない。それを笑ったり、「すごいですねえ!」だけで片付けられるようじゃ、アスコットの魔物の怖ろしさはわかってない。「全てを突っ込んで勝負したくなる魔力」なる、はた迷惑なシロモノがあるんだよ、アソコには。
 
 ああ、アスコットが私を呼んでいる…ドコをどう考えても魔物の囁きなんだけど、だからって逆らえるわけがない…「クトゥルフ神話」の魔物に取り憑かれた主人公達の気持ちがわかるくらいだ。けど、今回は幸か不幸かカネがない…行きたいけれど行けない…
 
 ディープブリランテはキングジョージ勝てるのか?悪いけれど、多分駄目。苦しいと思う。競馬に詳しい方ならわかると思うけれど、そーゆー馬場・そーゆー相手関係・そーゆーレースなんだよ。それはわかっている。わかっているけれど…「欧州の馬場ならモンジューは強いよな」「ハリケーンランもそうだけど、殿下のエレクトロキューショニストも凄いんだよな」とか言っていながら、気がつくとエアシャカールの単勝という紙くずを山ほど抱えていたり、ハーツクライの単勝にシコタマ突っ込んだりしているんだよな。魔物が耳元で囁くんだよ。「その馬券でお前の魂は震えるのか?」って。
 
 けど、今年は色々駄目だ。とにかく行けない。なんか意味不明な大金手に出来れば話は別だけど、今年馬券の調子は悪いからなあ…多分駄目だ。悔しいなんてモノじゃねえ。けど、色々仕方がない。そのリスクがあるとわかっていながら、「今年は即売会巡り」って決めたんだから。
 
 とりあえず、ディープブリランテは現時点では「行くつもり」ってだけで、実行するかどうかは様子を見てかららしい。けど、アレは行くな。間違いなく。魔物が「来い」って言ってるような気がして仕方ないから。できればそこで英国二冠馬と対決して欲しい。どーせなら強い馬に負けて欲しいし。それに…私が見に行けないのだ。今度こそ日本馬が勝つチャンスじゃねえか?真面目にそう思えて仕方ない。ああ…日本馬が英国二冠馬相手にアスコットで勝つシーンを見たい…すげー見たい…
 
 とりあえず、ディープブリランテには言うべき言葉がない。「頑張れ」は言うだけ無駄。コッチが黙っていても勝手に頑張っちゃうのがアスコットだから。「無事に戻ってこい」に至っては…エアシャカールもハーツクライも方向性はともかく「完全燃焼して燃え尽きちゃいました」って状態で戻ってきたんだよな…言葉ごときでどうにかなるようじゃ、魔物とは言わない。もし何らかのエールを送るなら、そりゃもう「渾身の、魂削って買った馬券」しかない。魔を相手にするとは、そーゆーモノだと真剣に思う。
 
 ああ、魔物が呼んでいる…私を呼んでいる…あの馬場が、あの坂が、あの芝が私を呼んでいる…「力一杯馬券を買え。そしてハズしてのたうち回れ」と命じている…