10月25日 仮復帰2008/10/26 00:59

 こちらがPCと体の不調に悩まされている間に、私の原稿が掲載されたコマンド83号が発売されました。そこで早速ですが、訂正があります。囲み記事「国力の目安」にある、生産カードごとの価値がゴチャゴチャになってしまいました。申し訳ありません。正しくはこうなります。次号に訂正してもらうよう、手配はしました。
 
独限定:28 独総力:36 連合限定:16 連合総力:40 ソ連限定:20 ソ連総力:32
 
 今回はあえて「かなり初歩的なこと」を書いたこともあって、「掲載された!嬉しいな」以上の感想はなかったりする(苦笑)。それよりも次号以降の原稿が…次号の本体部分は「こんな感じ」ってのが決まっていたりするんだけど、まだ図版類をどうしようか、色々考えているので…その次の号の原稿のため、作戦研究もやらなきゃいけないし。振り返っての感想は、全てが掲載されてから出てくるような気がする。今は正直、それどころじゃないです。
 
 そんなワケもあって、付録ゲームはまだユニット切ってもいない。手軽でそこそこ遊べそうなゲームが4つもついているので、お買い得の号だと思うのだけど。古いゲームだしテーマがややマイナー(南北戦争だからねえ)だけど、ゲームとして面白そうなので、プレイしてみる価値はあるのでは。
 
 確かに、ルール簡単な割に初心者向けじゃないでしょ。テーマがマイナーだから。南北戦争ってのは、ゲームの世界ではかなり知られたテーマになるんだけどね。この手のゲームの本場は米国で、米国では有名なテーマですから。日本の戦国時代をテーマにしたゲームが、日本国内では人気がある(世界的にはマイナーなんだろうなあ)のと一緒。でも、ある程度経験を積んで、簡単なゲームであればルールを覚えることがさほど苦にならないプレイヤーなら、多少テーマがマイナーでもプレイしてみる価値があるのでは?南北戦争っていうテーマに興味を持つきっかけとしては、好ゲームだと思うし。
 
 そういう意味では、自分の原稿と無関係に、今回の売れ行きは少し気になるところ。個人的には、こういう号には売れて欲しいんだけどなあ。「へー、南北戦争のゲームって結構面白いじゃん」ってな体験は、貴重だと思うので。人間、どうしたって「自分が知っている」ものばかりに目がいき、言ってみれば自分の殻に閉じこもりがちになる。それはそれで悪いことばかりじゃないけど、保守的になりすぎるのも良くないのは事実。たまには「自分の殻」を破ってみるのも悪くないと思わせるような体験があっても良いのでは?
 
 ま、かく言う私自身が、このテーマのゲームは詳しくないんだけどね。戦史なんかはそれなりに勉強したりしたんだけど。とりあえず身近に相手してくれそうな人間が多そうなので、私の「南北戦争ゲーム入門」としては最適かなと。そうやって考えると私にとっては良いんだけど、一般的な売上はどうなるのかねえ…この手の雑誌って、どうしてもテーマによって売上が左右されるからなあ…