1月15日2013/01/16 01:44

 やっちまいました。カレンダー戦線が完全崩壊しました。去年より数が増えているはずです。まいった。流石に参った。
 
 おいおい、「今年は抑える」つもりじゃなかったのか?うん。去年末までは。もっと具体的に言うと、コミケまでは。こみっく☆トレジャーで暴発しました。去年も暴発したのに、学習してませんでした。
 
 いやね、ある程度の暴発なら「織り込み済み」だ。ただ、今年は色々と「聞いてねえ」って事態が発生したおかげで…エース格が通販(私の感覚では「不確かな入手手段」)になったとか、売り切れの腹いせが必要だったとか、とにかく鬱憤が溜まりそうな年だったんだよ。それを必死に押さえ込んでいたんだけど、大阪で制御不能レベルに陥った。
 
 この際だから思いっきり愚痴ろう。タダの愚痴につき合いたくない人は、この先読む必要ナシ。まず、オーガストカレンダー通販入手の件。先月愚痴ったけれど、これは精神的に痛手を受けた。けど、この時点ではまだ「予備を限界まで投入」程度で済んでいた。問題はむしろE☆2ってトコロから出た「アーティストカレンダー」の方が大きい。予約せずに放置していた関係上、3種類あるうち、最も欲しかったモノが入手できなかったのだ。そこでまあ、腹いせに残る2つを両方とも…思えば、この時点から色々怪しかった。なお、ドレが「本命」なのかは、軍事機密に抵触するので内緒(笑)。
 
 コミケでの惨状は全面的に私が悪いワケだけど、そこで落ち込んでばかりいられない。何かしら腹いせは必要だ…ってんで、カレンダーの数は予定より増えた。増えただけならいい。おいニトロ○ラス、A1カレンダー(だと思う)って何だよ。「リト○ス」で有名なK○yもサイズ変更しやがったし…それやこれやで、正月のカレンダー配置は色々タイヘンだった。この時点で「数は減ったけれど、面積は増えた」とかいう状態に陥っていた。そりゃまあ、卓上減らして壁掛け増やせばそうなるんだけどさあ。あと、A3サイズが減ってB2サイズが増えた。
 
 もう1つ惨いのは、エロカレンダー(苦笑)。目立たない卓上ならアリかな…と思って手を出したら、壁掛けタイプだった。まさか「下さい」と言っておきながら、キャンセルはねーだろ。仕方がないので、おそらく最も目立たない位置、つまり天井に貼った。天井に貼ったカレンダーを「めくる」必要があるんですけど。けど、マニアの意地として、入手したカレンダーを「使わない」って選択肢はない。
 
 とまあ、コミケ以前でも色々あったのは認める。けれど、それは正月に悪戦苦闘して全部飾り終え、「終わった」はずなのだ。確かに、こみトレに行った理由の1つがカレンダーである。それは大いに認める。一応建前上は「電源不要ゲームの動向を観察する」だけどな。なんかテーブルゲーム系が減った気がするんだけど、これはゲームマーケット大阪の開催と関連があるのかも。とか言いつつ、「インペリウム本」という必要なモノは確保できた。正直、こーゆー活動を支援するためなら、関西に飛んでいく程度なら無問題である。
 
 閑話休題。一応予定に入れていたとはいえ、カレンダー購入は思いっきり控えるつもりだった。正直、まだ余裕があった卓上カレンダー「だけ」のつもりだったのだ。けれど…ハッキリ言って、アタマ抱えたくなる程度に増えた。特に壁掛けカレンダーが増殖したのが…
 
 最大の元凶は、「アーティストカレンダー」である。よりによって、ド本命が売っていやがった。聞いてない。何のために「香港のヲタクショップ全部回って探してこい!」って指令を思いとどまり、腹いせに残る2点を全部入手したのやら。他にも「無料配布です。お願いですから持って行って下さい」という売り言葉?につられて手に取った品が…いくら「チャンと顔がありやがる」って時点で疑問符付きまくりとはいえ、ミスカトニック大学超心理学博士課程卒業(自称)した人間としては、ニャル子さんはスルーできんだろ。
 
 他に同人でも壁掛けタイプ数点。卓上カレンダーも予定以上に買い込んだ。これは…正直言おう。余計な情をかけちまった。「ここで売れ残ったら、全部不良在庫扱いなんだよな…」と考えてしまったのだ。カレンダーって定番アイテムなんだけど、案外継続して出しているサークルは少ない。不良在庫率がやたら高いからだ。それを考え出すとやってられないので、情はかけないようにしていたんだけど…今思い返してみると、ニャル子さんに情をかけた時点で、ストッパーが壊れたようだ。つまり、私はよりによってニャル子さんのおかげでSANチェックに失敗し、「カレンダー購入しなければ」という強迫観念に取り憑かれたと(笑)。
 
 幸か不幸か予定外のカネ使いまくったので、スゴスゴと日曜のうちに帰宅。そうしてなければ雪で足止め喰らった可能性が高かったので、一応正解ではあった。月曜はカレンダーと格闘し、なんとか無理矢理全部飾った。正月より時間掛かったかもしれない。色々とタイヘンだったんだよホントに。
 
 ちなみに、これでもまだ不満は結構ある。「欲しかったのに、入手できなかった品」は色々あったので。ただ、全部入手したら破産モノなので、こんなモノだとは思うけれど。ま、これで3月まではある程度落ち着くことが出来る。3月になると「スクールカレンダーの入手」に大騒ぎするんだけどな!それがマニアってものです。ニャル子さん以前に、SANチェック失敗しまくりだなオレ。

1月3日2013/01/04 03:37

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。私は今年も色々忙しいと思うので、ここの更新は滞りそうだけど…
 
 本日は、年末の反省。コミケの反省とも言う。なにしろ、空前の大敗北をやらかした。そうだなあ…スターリングラード戦ぐらいは負けた。流石にバグラチオン作戦級ではなかったけれど。ひどいもんだった。
 
 私は企業中心の「買い子」である。正直過酷だけど、代償はかなりデカい。なにせ3日間とも「並ばずに入場は出来る」のだから。ただ…羨ましいと思うのなら、私に代わって買い物して欲しい。
 
 今回の注文は、「相変わらずキツいけど、何とかなりそう」ってヨミがあった。行列の長さはある程度予想できるので。だから油断した…とは思わない。行列の長さについては予想通りだったのだ。問題は、「売り切れ」である。そりゃあね、「売り切れ予想」も私の芸のうち。それをハズしちゃ駄目なのは間違いない。けど、今回はなんつーか…私の経験を超える事態が発生したようだ。
 
 まず悪夢の初日。並んだ列が全く動かないという、今までにない事態が発生。どうやら人間が多すぎて大渋滞が発生し、ブースに誘導できなくなったらしい。ここでかなりの時間を喰ったあげく、並んでいる途中で注文の品の1つが売り切れ…かなり時間を無駄にした。このおかげか、「3限ってことは供給量に自信あるんだな」と思っていた品も売り切れで入手できず。まいったね。
 
 2日目。この日は都合により、同人の方からスタート。それはいい。大事な注文があったのでそーしたんだから。ただ、企業の買い物に突撃したところ、この日も「延々並んで売り切れ」の悪夢が。あとちょっとのところだったのに…
 
 3日目はもっと惨い。目当ての品が開始30秒(体感)で品切れ…多分10個残ってなかったとしか。3日連続「並んで売り切れ」は初。3日目なんて品薄なのが当然とはいえ、これは流石に予想してない。だったら「2日目で完全完売」って宣言してくれよ…
 
 いやはや、今回は本当に参った。結果としては私の予想が甘かった。それは認める。けれど…おそらく最高権威であるコミケスタッフの予想すら上回る事態が発生したようなのだ。でなけりゃ、「列をブースに誘導できない」とか、「列完全崩壊」(どこぞでやらかしたらしい)なんて発生しないはず。コミケスタッフでさえコレなんだから、私ごときが予想外すのもむべなるかな…
 
 ちょっと前までは、「企業ブースの人気ドコロ」はエロいものと相場が決まっていた。しかし、最近は逆に「そんなにエロくない」ものが混雑する。確かに「エロい抱き枕カバー」があるうちは混雑するけれど、それが品切れとなった後はガラガラ。一昔前は「2時間コース」を謳われた某エロゲメーカーのカレンダーが30秒で買えたのは、なんか寂しいくらいですよ。
 
 ちなみに、私の買い物は無駄に順調だった。欲しかったのに入手できなかったカレンダーもあったけれど、代わりの品を入手したので…ちなみに、カレンダーの数は一応減りました。ただ、無駄にデカいカレンダーが増えた関係上、相変わらず私の部屋はスゴいことになってます。
 
 失態は演じたけれど、「上司」には仕方ないと納得してもらえたし、私の仕事はある程度満足行く結果。おかげで年を越せて今に至ります。いやもう、今回は「年越せないんじゃないか?」って危惧があったからなあ…ま、来年はこうならないよう、より慎重に計画を立てないとね。

12月28日2012/12/29 02:17

 明日からコミケ。現在最終調整中。色々事情があって「指令」を受け取ったのが遅かった関係上、細部が固まらない。苦悩中である。
 
 本日は現実逃避として、コミケにおける「頼もしい相棒」カタログについて。理屈では持って無くてもコミケに参加できるんだけど、ベテランじゃなきゃタダの無謀だ。私は「3日間参戦」が基本なので、カタログ持たずにどうこうなんて考えられない。
 
 コミケカタログは結構種類がある。有名かつ基本となるのが「凶器」こと冊子版。とにかく分厚くて重い。それと、電子化時代を反映して「DVDロム版」がある。更に、今回から「ウェブ版」のベータテストが開始された。とりあえず無料で使える。他に、「企業ブースパンフレット」がある。これは企業ブース専門。パンフレットなので一応無料配布。ただ、私は企業中心の買い子なので、持ってないとキツい。確実に入手できるなら、カネ出してもいい。
 
 私は冊子版を1日分ずつ切り離して持ち歩くようにしていたけれど、それでもひたすら重い。なんとかならんのか…と長年思っていたんだけど、今回ついに新兵器を導入した。スマホである。一部の方には予告済みだけど、先日ガラケーからスマホに切り替えました。一番の理由は、「ラジオのタイマーが発動」である。悪名高き「ソ○ータイマー」が発動しやがったんだよ。おかげで短波放送が聴けなくなった。競馬実況を喫茶店で聴けないと色々苦しいので、悩んだ末「スマホにしてradicoを聴く」ことにしたのさ。ただ、よく考えたらNHK系が全滅。NHK-FMのクラシックは聴けるようにした方が良かったか。ちなみに機種はiPhone5。音優先ってコトで。まだ色々使いこなせてない気はするけれど、各種管理をiTunesで行えるのは結構快適。
 
 閑話休題。スマホでコミケカタログを…ってのは、使っている奴を会場で何度か見かけたので、「できる」ってのはわかっていた。よって、ググって使うアプリを探し、導入してみた。とりあえず無料のモノをお試しに…と思ったところ、何が悪かったのか動作しない。可能性が高いのは「私のミス」なんだけど、使用状況報告が寄せられていた夏と比べて「本体がiPhone5」「OSがIOS6」、更に「ロム版カタログのファイル形式が一部変化」したので、この辺が理由かも知れない。ただ、別の無料アプリを試したら動作したので、とりあえず今回はこの「iカタロム」を使用することに。
 
 コミケカタログは「当日だけ使うモノ」ではない。むしろ事前に使用する。お目当てのサークルを探し出し、どの辺にいるのかチェックしておき、当日ドコをどんな順番で徘徊するのか決めておく必要がある。私のように「ビッグサイトを飛び回る」人間だと、コレをやらなきゃお話にならない。
 
 ここで、ひととおり使用してみた感想を述べよう。まず、冊子版。「無いとお話にならない」の一言。「ヲタク道20年モノ」なので、カタログと言えば冊子だろ!ってのが大きいとは思う。けれど、やっぱり使いやすい。慣れとは偉大なモノだ。ドコがどう使いやすいのかは、他との比較で述べよう。
 
 過去にも何度か試験的に導入しているんだけれど、そのたびに「イマイチ」って評価を下し続けてきたロム版。今回からは「スマホにデータを移し替えるため」必須の品になりそうではある。ただ、ロム版単体としては、相変わらず「イマイチ使えない」って評価かな。最大の理由は、「自宅PCの前にいないと使えない」である。自宅PCの前に座っているのなら、冊子版もすぐそばにある。ロム版を当日持ち歩くわけにはいかないので、冊子版を引っ張り出してきて該当箇所に印を付けるしかない。サイトとの連動もイマイチで、これだったら最初からGoogleその他にお世話になった方が早い。少しずつ改良されてはいるようだけど、まだ「オモチャの域を出ない、東部戦線で露助相手に使えるワケがない」ってなレベルだ。
 
 ウェブ版は…意欲は認める。けれど、「実験品」レベルだこりゃ。いやね、機能面ではむしろロム版よりいいかも。けれど、重くて使い物にならない。我が家の通信回線が悪いのかも知れないけれど、どうもあれはサーバーの負荷が関係していそうな雰囲気。将来性はともかく、実用性は皆無だなあ。正直、こみっく☆トレジャーの「参加サークル名一覧表」(サイトで公開している)の方がずっと実用的だし、ホントにサークル名しかわからない、コミティアの「参加サークルリスト」(これもサイトで公開している)に負ける。機能盛り込みすぎだ。もっとも、将来は希望者のみ対象にカネ取って運営を…と考えているフシがあるので、仕方ないのか。ただ、ウェブ版には他にない「素晴らしい利点」があった。公開が早かったのだ。コミケカタログ発売は本当に直前なので、その意味では清涼剤代わりになってくれた。
 
 さて、スマホ版。今までロム版をあまり評価してなかったので、正直ソコまで期待は高くなかったんだけど、「案外使えそう」って評価になった。最大の理由は「自宅のPCの前じゃなくても、サークルチェックが出来る」に尽きる。冊子版はクソ重いので、普段持ち歩くことはできない。通勤途中でもサークルチェック…なんて夢だったからなあ。機能面では色々不満はあるけれど、やはり「持ち運びが楽」なのは素晴らしい。
 
 とはいえ、総合的に判断すると、やはり私は当日冊子版を持ち歩く。それはもうどーしよーもない。最大の理由は、「やはり冊子版が一番見やすい」である。ロム版・及びそのデータを移植したスマホ版は、一度に「冊子版の1頁」しか表示できない。見開き2頁が「表示」できる冊子版の半分。これは地味に大きい。それを帳消しにしてオツリが来るほど高機能…ってんならともかく、そんなレベルじゃない。「機種変換して練度が低下するくらいなら、ヘルダイバーじゃなくてドーントレスでいい」程度の差しかない。ただ、おそらくはスマホ版も併用はする。これはこれで便利だし。「ボルトアクションライフルを完全に置き換えることはできないけれど、補助としては使える」って意味では、SMGみたいなものか。
 
 私にとってのコミケカタログは、戦場における携行兵器と同じ意味を持つ。何も知らない人間がカタログ上のスペックでどうこうヌカすことが多いけれど、何より大切なのは「実戦で使ってどうなのか」だ。命中精度がどうだの、暗視装置その他のオプションがこうだの言っても、砂嵐イッパツで「引き金引いても弾が出ない!」なんて兵器が信用できるか?携帯の電波が届かなくて当然(最近はかなりマトモにはなったけれど)だというのに、携帯で連絡を取り合うことを前提とした甘い計画を立て、連絡が通じずパニクってアタフタしてる若造と一緒にされちゃあ困る。
 
 というわけで、明日以降はいつものように冊子版を相棒にしつつ、新しいアイテムにも補助的役割を期待しようと思っています。つか、企業ブース情報が抜け落ちている時点で、「大事な役割は任せられない」んだけどな!さて、戦闘開始が近い、準備はOKか?最終確認後、休息を取って体力を温存せよ。敵は相変わらずだ。幸運を祈る。

12月9日2012/12/10 02:01

 う~ん、今日は競馬関連は全然駄目。日本でも香港でも良くなかった…いかんね。何かを使い果たしたか?年末の大勝負が控えているというのに。
 
 本日はある意味緊急更新。コミケ絡みで結構大きな事件があったので。なんと、カタログ発売されたこの時期に、いきなり「大規模な頒布停止」が決定した。前代未聞の事件なので、少し語っておこうと思う。
 
 週刊少年ジャンプ掲載作品の1つ「黒子のバスケ」。腐女子に人気とされる作品である。私も存在は知っているが、ソコまで注目していたわけではない。よって、作品の内容について細かくは語らない。とりあえずは「そーゆー作品がある」って部分を押さえればいい。
 
 腐女子に人気の作品である以上、関連同人誌は山ほど出る予定だった。調べてみたんだけど、2日目東1ホールの3/4程度が該当するような。えっとね、今回単体の作品として最も人気なのは、1日目の「タイガー&バニー」(通称タイバニ)だけど、これにごくわずか劣るだけ。ジャンプ系作品は「ワンピース」「NARUTO」「リボーン」「テニスの王子様」「銀魂」が独立したジャンルを形成しているけれど、このどれよりも多い。全部合わせると流石に上回る…ってぐらい。何故単体ジャンルになっていないのか、不思議なくらいだ。
 
 今回、この作品に関連する同人誌全部がアウト。いわゆる「ボーイズラブ」系だけじゃなく、ギャグ系その他も全部駄目。グッズも駄目。「同人のネタにするな」ってコトである。どしぇ~。このニュースで泣いた奴は、腐女子中心に1万人以上いると推定される。ちなみに計算式はこうなる。過去のデータからの推測では、何事もなければ、コミケ2日目はおおむね15万~20万人ほどの参加が見込まれる。でもって、「東1ホールの3/4」ってのは、コミケ全体で言えば約1/12程度。サークル数などから推測するに「不人気ジャンル」とは考えられないので、スペースに比例した程度の割合が「お世話になる」と推測できる。なんつーか、まあ…「コミケ参加者が1万人ちょっと」だった頃から参加している身としては、影響の大きさに呆れるしかない。
 
 なお、「該当するスペース以外」でも、この作品関連の品が頒布停止ってコトに代わりはない。委託うんぬんで話が済めばいい。「バスケ同人誌のカットに使っちゃいました」なんてのもアウトっぽい。流石に「読んでる」なんて感想書いただけなら大丈夫だと思いたいけれど、正直グレーゾーン。私のお目当ての品々が「本当に大丈夫」なのかは、何とも。
 
 何故こんなことに?「脅迫」である。この作品に関しては、何故か色んなトコロに「脅迫状」が出回っていて、それがコミケにも届いた。警察及びビッグサイト運営者は「実行される可能性を排除できない」と判断、コミケに頒布停止を依頼し、コミケ運営側はそれを飲むしか無くなった…そうな。流石に警察とビッグサイトは敵に回せない。
 
 今回の件、モロに「言論統制」である。もちろん仕方ないコトだとは思うけれど。そりゃあね、「言論の自由」ってのは無制限に追求して良いモノではなく、様々な制約を受け入れるべきである…って原理原則はわかる。わかるけれど…有権者の数が1万人未満って選挙は山ほどある以上、影響の大きさだけ考えたら、そこらの「選挙演説妨害」よりも大きいわけだ。「脅迫状出して選挙演説妨害した」なんて話が表沙汰になれば、たとえ地方選挙の話でもマスコミはギャアギャア騒ぎ立てるでしょ。それくらい「大きな」事件だと言える。
 
 迷惑なのは、私も影響被りそうなトコロかな。私は腐女子じゃないし、この作品は特別贔屓にしてないし、バスケにもあんまり興味はない。けれど、まあ間違いなく何らかの影響はある。手荷物検査への協力程度なら問題ないけれど、不審物その他への警戒は強いだろう。ついでに言えば、よりによって「ゲーム(電源不要)」が同じ日の東ホール1~3にあるので、意味不明な騒動に巻き込まれる可能性は高めだ。まあ仕方ないと割り切るしかないんだけど、アタマ痛いことに代わりはない。
 
 なんつーか、全ては脅迫状出した奴が悪い。暴力的な手段により、社会通念上認められる範囲(微妙なのは認めるけれど)での「表現の自由」を妨害するなんて、民主主義国家としては思いっきり恥ずかしい。警察を含む行政としては、本気で捕まえて「似たことやろうとする馬鹿」の登場を防いでもらいたいモノだ。コトはコミケだけじゃなく、色んなトコロに及んでいるって話も聞いているし。
 
 そーゆー小難しい話はさておき、なんか今回のコミケは「不穏な雰囲気」だってコトは間違いない。カンベンしてくれ…この後はただひたすら愚痴になるんで、省略。さっきから愚痴を書いては消し…の繰り返しで疲れた(苦笑)。

11月21日2012/11/22 01:25

 実際はそうでもないんだけど、精神的に色々と追い詰められていて、なんか「忙しい」感じが。色んな意味でアタマが爆発しそうだ。ま、ピークは先なんだけど。
 
 本日はゲームマーケット(秋)関連の話題。あえて購入ゲーム解説はナシ。だって、まだろくに整理できてないんだもの!ゲームの大群に比べれば整理しやすいはずの「コミティアの戦果」すら整理できてないのに、どーしろと。
 
 まずは前日の話から。起きたばかりで血圧が上がらずボーっとしている(休日だとこの状態が延々続く)ところに、日曜の馬券を注文する電話が。へいへい、わっかりました~と、ノソノソと外出する。
 
 まず向かったのは、秋葉原。カレンダーを買うため…ではない。本日の目的地は浅草なんだけど、そこへ行くための手段として「秋葉原からつくばエキスプレス」って手段を選んでみたのだ。まだ乗ったこと無かったし。秋葉原も浅草も「F男のナワバリ」なので、試しに利用して使い勝手確かめておこうと思って。料金が半端に高いのは別にいいんだけど、東武線や東京メトロ・都営地下鉄とかな~り離れたトコロを「浅草駅だ」と主張するのは困ったモノかな。ただ、今回の目的地の近くだったのは良かった。
 
 まず向かうはWINS浅草。ここでトラブル発生。頼まれた分はともかく、自分のマークカードの「前日発売」欄を塗り損ね…久々の購入ミス。何故か土曜京都のメインで勝負する羽目に。こういう場合の常として、それなりに面白いトコロを押さえているハズもなく、外れ。「これは何かが馬券買うなと言っている!」と判断して、マイルCSの馬券は購入せず。ちなみに、武復活は「聞いてない」ので正解ではあった。
 
 その後、飲み会までまだ時間があるので、大木洋食店へ。時間が半端だし、何注文しようかな…と迷ったあげく、何も注文しなかった(苦笑)。お茶は出てくるからなあ。申し訳ないと言えば申し訳ないけれど、浅草って土地でこんなコトが許される店知っているのは、粋でいいでしょ。
 
 大相撲が終わったのを見届けてから店を出て、小走りで吾妻橋を渡り、目的の店へ向かう。とりあえず遅刻じゃなかった。ま、遅刻を気にするような集まりじゃないけれどね。それでも、私は一応「迎撃組」だから。そーゆー部分を「無駄に格好付ける」のが、私のクセだ。
 
 飲み会の趣旨は、「ゲームマーケット前夜祭」。提唱者は大阪南方軍集団の中黒氏。あまり深く考えず、楽しく飲めそうだったので参加することにした。よく考えたら、出展サークルの関係者じゃない人間は3人だけ、うち2人がかなりの「大物」ゲーマー、残る1人が私って状況はどうなんだろ。ただまあ、話が「同人ゲームを扱っている即売会」絡みだというのなら、私も一応「大物」か。流石に顔が売れてる自覚はある。
 
 この飲み会に、岡山の有名ゲームショップ「BORDWALK」の方々も参加していたんだけど、ココの「偉い方」が、実は昔々からの知り合いだったと判明。いや、正直言うと以前から「どっかで見た顔だなあ…」とお互い思っていたんだけどね。そうかぁ、サクセンQコンベンションの参加者…否、「秘密結社サクセンQ」下っ端戦闘員の生き残りって、やっぱりいるよなあ。あの当時コンベンションでプレイしたりお話をした方々は、今何をしているのだろうか、再び会う機会はあるのだろうか…と時折考えていただけに、感動しましたね。諸般の事情によりペンネームは変えたけど、「神狩り師」は健在です。
 
 翌日日曜。再度浅草へ。「勝負の日」である。どんなものをどれだけ入手したのかは、まだ聞かないで…私自身もまだ混乱しているから。とりあえず、ウォーゲーム系の新作はもれなくゲットしたと思う。挨拶回りしておきながら、新作ゲットしないなんて非礼を働くわけにはイカンのだよ!誰が何と言おうと、それが私の心意気。よい子は危険なので真似しないように。
 
 私にとっての問題は、むしろその後にある。なんか山のような荷物抱え、ビニール袋破損して「緊急避難」したさいたまオフラインのブースで、折りたたみ式のバッグ(大いに役立ちました)を貸してもらう、という荒技をブチかますほど荷物があるというのに、昼から東京ビッグサイトへの強行軍を敢行。目的はコミティアだ。
 
 とりあえず、鉄分入った方に報告。浅草から都営浅草線で蔵前、ここから大江戸線で…ってルートはあんまりオススメできません。徒歩距離が長めです。一応料金安いけど、これだったら多少回り道してもいいかもしれない。ただ、月島通過、豊洲でゆりかもめ使ってビッグサイト入り、って手段は、時間面だけ考えるとメリットあったかも。印象より到着が早かった。
 
 ゲームマーケット会場を出てから流石にニコチン補給したので、到着は予定よりやや遅め。だからってワケじゃないだろうけど、速水螺旋人先生の本は売り切れ…掛け持ちって時点で諦めていたけれどね。けど、何とか「他の必要なブツ」はゲットできた。大事なのは同人カレンダー。実質コレ目当てに突撃したんだから。
 
 予定外の品としては…アナログゲームを見つけました(笑)。「ゲームマーケットに客を持ってかれた」と笑っていたけれど。いや、そりゃまあそーだろ!掛け持ちした馬鹿が私の他にいるとは思えないし。実はウォーゲーマーらしく、その辺で「何か面白いモノ…」と聞かれたので、「すいません、この袋(すげー重いバッグ2つ)の8割がウォーゲームです」と答えておいた。
 
 話は少し戻ってゲームマーケット。諸般の事情によりスキップした9月のコミティアに「ボードゲーム部を作ろう!」って提唱がされていた。これを重大きわまる挑発行為と見なしたF男は、ゲームマーケットで提唱サークルである「イリクンデ」殿に突撃、話を聞かせてもらった。とりあえずの趣旨としては、「コミティアにはアナログゲーム扱っているサークルがいくつかあるけれど、散らばっていてとても探しにくい。そこを何とか出来ればと」って趣旨で提唱したそうな。私は、そこが改善されれば恩恵を受ける人間の筆頭格だから、「知り合いの、コミティアに参加しそうなウォーゲーム系サークルに話してみる」と返事して、実際2サークルほど話をした。そのついでってワケじゃないけれど、コミティアでゲーム売ってたサークルにも「参加を検討しては如何」って話はした。
 
 来年2月開催予定のコミティアで、本当にボードゲーム部が成立するかどうかはわからん。けど、10サークル集まれば公式な部活としてカタログに掲載されるところ、3サークルに打診かけた馬鹿がいるんだから、何とかなってもらいたいモノだ。
 
 山ほど荷物担いで「コミティア巡回」なんぞブチかました関係上、流石に色々限界。帰宅して倒れました。大荷物確定のゲームマーケット&幅広く巡回がデフォのコミティアの掛け持ちは、マジ死亡フラグモノでした。カレンダー求めて文字通り飛び回る、冬コミケ初日よりキツかったかも。コミケの場合はその後更に2日目・3日目があるんだけどな。
 
 あえて正直に言おう。ここまでやって入手した同人ゲームは面白いのか?こんなアホやる価値はあるのか?それは、わからない。ルールもロクに読まず、そんなコト断言できるか。「ハズレばかり」の可能性は否定できない。もし、「人生は短いのだから、なるべくハズレは引きたくない」と考えるのであれば、私の行動は最低最悪じゃないかと思う。無駄に時間使って、無駄に体力使って、よくわからないモノを入手しているワケだから。
 
 ただ、これが私のやり方である。買わない馬券は外れないが、当たることもない。永遠に出ないかも知れないアタリのために、ハズレに耐え続けるコトが出来る自分でありたいのだ。理想としては、明日死ぬとわかっていても、「今日の失敗は明日に活かそう」と笑えるようになりたいね。年取って、「明日の自分は、今日の自分より確実に衰えている」と断言できるようになっても。少なくとも、今まで私はずっとそうしてきたつもり。
 
 とはいえ、もう色々と無理が利かなくなってきているのも事実でして…今でもまだ腰が痛いんですが。これから年末にかけて色々やらなきゃイケナイことが山ほど転がっているのに、どーしろと。ま、倒れるまで突っ走る予定なので、周囲の方はテキトーにブレーキかけてやって下さいませ(苦笑)。

11月3日2012/11/04 02:12

 カレンダーも残り少なくなった。となれば、来年のカレンダーの話が出てくる。正直言おう。計画は色々崩壊しました。今現在、かなりマズいことになってます。
 
 とにかくカレンダーが増殖し続け、トンデモない有様になった私の部屋。流石に反省して、「来年は減らそう」などと考えていた。最初のうちは。一応本気でそう考えていた。
 
 キッカケは、オーガスト(エロゲ屋)のコミケ企業ブース落選。かな~りランクの高いカレンダーを出し続けてきただけに、青ざめた。一応通販はするって話なので、とりあえず開始と同時に申し込む予定。それはいい。けれど、このニュースに肝を冷やしたおかげで、なんかタガが外れた。
 
 私はどうもカレンダー入手に際してアクシデントが発生すると、カレンダー購入欲が上昇するようだ。去年もいくつか「欲しかったネタ」が出ないとわかって狂乱し、結果カレンダーが増えた。今年のアクシデントはそれに匹敵するレベル(大事な品を通販任せにするのは、私の中ではかなりの屈辱)だから…うん、危険だ。
 
 その結果どうなったのか?えとね。一応事前に「削減計画」なるものを立ててはいたのだけど、全く守れなくなった。本来「後継入手せず削減」対象としていたモノの後継をシッカリ入手しまくっているんですけど…なんつーか、買っておかないと売り切れそうで…
 
 私の経験から言って、実はカレンダーは売り切れが早い。かなり早い。基本的に季節限定商品なので、作りすぎると不良在庫の山に化けるからね。私が物色中、横で女子高生(だと思う)が友人に「カレンダーなんて売り切れないよね~」などとヌカしたのを聞いて、思わずアタマ叩いてお説教しそうになったくらいだ(苦笑)。下手すると瞬殺まである。だから、「迷ったら買い」が基本だ。
 
 それ自体は覚悟していたことだからいい。問題は、正直「優先順位の低い順」に発売されるってトコロか。質・量共にピークを迎えるのがコミケ。主に企業ブースで入手しているから、事前に情報出るとは言え、それが出そろうのは12月半ば。コレが出て初めて、入手できるという確信を持つコトが可能になる。それまでは不安一杯なのだ。そこにもって、エース級の1つが通販のお世話に。私は通販が嫌いで、可能な限りリアル店舗で入手するってのに。入手できないんじゃないか…って不安が強くなり、「予備も確保しておかなきゃ」って気持ちが強くなり…歯止めが効かなくなる。
 
 もちろん?予定外の品も割り込んでくる。先日「カレンダーがありそうな即売会」1つパスした(その日は別系列の即売会&秋天のハシゴがあったので、ヒマがなかった)から、「そーゆー品」を入手する機会が減っているハズなんだが…ヘンに我慢すると暴発してコミケで大変なことになるので、ガス抜きしておかないといけないんだけどなあ…
 
 つーわけで、来年もまた私の部屋はスゴいことになりそうな感じ。これ書いている今も、「買いすぎた」と思う反面、「もっと買わなきゃ」って強迫観念が抜けてないくらいだ。せめて大事なモノの入手が確定できれば落ち着くんだろうけど、ソレはどう考えても12月半ば。それまでこんな気持ちが続くわけだ。去年も酷かったけど、今年もかなりのものでしょ。最終的にどうなるのかは、機会を設けてお知らせしたい。なお、多分来年1月のこみっく☆トレジャーまでこの現象は続く見込み…駄目だこりゃ。

9月21日2012/09/22 04:12

 どうも飛び飛びの更新だなあ。色々事情はあるんだけれど。一応反省しているんだけれど、これがなかなかね…
 
 本日の話題は、「体の増やし方」。体重の話ではない。ソレは私が聞きたい。何やっても増えないんだよ…ってのはさておき、要はイベントの掛け持ちの話である。
 
 今年の11月18日。私は忙しい。まず、ゲームマーケット(秋)がある。場所は浅草。非電源テーブルゲーム系イベントとしては最も重要なイベントであり、正直言って「参加しないとマズい」レベル。同人ゲームを入手するだけでなく、挨拶・連絡なども欠かすわけにいかない。加えて、コミティアがある。場所は東京ビッグサイト。創作オンリー同人誌即売会。前回(9/2)に不参加だっただけに、やはり参加したい。カレンダー入手の季節だし。にもかかわらず、私の体は1つしかない。コレを書いている現時点では対応についてノープランなので、どーするのか考えつつ対処方法を紹介しようかと。
 
 最も一般的な解決方法は「どちらか諦める」だろう。ただ、私にとっての優先順位は「どっちも無茶苦茶高い」ので、安易にソレを選択するわけにはいかない。なにせ最終的に諦めたとはいえ、今月アタマのこみっく☆トレジャー&コミティアのバッティングは「両方参加できないか」と考えてみたくらいだ。流石に飛行機使っても無理、という結論を出したけれど。今回は両方とも場所は都内。やりようはあると思う。
 
 そうなると、問題となるのは「参加する順番と滞在時間」だ。コレを間違えると、欲しいモノが入手できなくなる。開催時間を見ると、ゲームマーケットが10時から17時、コミティアが11時から16時となっている。終了時間も重要だけど、より重要なのは開始時間。ゲームマーケットの方が早い。おまけに、ゲームマーケットで入手したいモノは「需要に比べて生産数が少ない」同人ゲーム。この時点で、ゲームマーケット→コミティア、という順番が有力だと判断できる。
 
 移動手段と所要時間はどうだろう。多少料金が高くても時間優先で考えると…思いつく経路がいっぱいあって困るなあ。サイトで調べてみたら、都営浅草線で蔵前に出て、そこから大江戸線で月島、有楽町線で豊洲、そこからゆりかもめ…ってルートが早いらしい。月島経由ならバスでもいいんじゃ…と思ったけれど、バスは案外時間を喰うモノとして勘定されているようだ。これだと所要時間1時間弱。路線がたくさんある東京の場合、知識と経験次第で料金や所要時間が少ない経路を割り出せる場合があるけれど、今回はサイトを信じて良さそうだ。ちなみに水上バスに直行便があるらしく、これも所要時間だけ考えると有力候補なんだけど、ダイヤの関係で脱落した。
 
 ついでだから余談。私が最初に思いついたルートは、浅草~上野~東京(バス)もしくは新橋(ゆりかもめ)、というもの。これだと都営浅草線で新橋に出た方がいいか?とも思った。都営大江戸線はちょっと盲点だったな。上野もしくは池袋・新宿・渋谷を起点として動き回ることが多い人間にとっては、大江戸線を使う意義は少ないので…
 
 これらを元に組み立てられた「プランA」はこうなる。まず、浅草に行ってゲームマーケットに参加する。各種連絡その他を含めても2時間もあれば「形にはなる」だろうから、12時を目安として会場を出て、東京ビッグサイトに向かう。すると1時くらいにたどり着けるから、必要なモノを入手したり、各種挨拶回りは出来るかと。その後は基本真っ直ぐ帰宅するけれど、必要ならば再度浅草に行って飲み会などに参加しても良い。なんだ、今まで恒例行事だった「浅草~府中の掛け持ち」より楽じゃね?
 
 しかしまあ、体力的にキツいのは事実。一応この案が本命だろうけど、別の案も検討はしてみよう。私自身が両方参加するのではなく、片方は友人知人に入手代行(あるいは会場での予約)を依頼し、後ほど私が引き取る…ってものだ。「誰に頼むんだ」って部分が問題になるけれど、一応検討してみよう。
 
 この案の利点は、何と言っても両即売会の「開始時間」に入手を開始できる、って部分である。売り切れ注意の品やものすげー行列を作る品を入手しようと思ったら、少しでも早い時間に「入手開始」できる体制を整えた方がいいからね。この場合、私が行くのはコミティアの方で、依頼するのはゲームマーケットとなる。
 
 何故そうなるのか。普通は、かな~り親しい友人知人であっても、趣味が一致するとは限らない。どんなジャンルであれ。そのため、普通は「良さそうな品だったら買ってきて」とは頼めない。こーゆーアドリブ込みの注文を受けられる「買い子」もいることはいるんだけれど、それは例外中の例外。趣味が一致していて、付き合いが長く、深い深い信頼関係があって初めて成立する。自慢じゃないけれど、私はそこまで「使える」買い子じゃない。
 
 コミティアの場合、私の主な目当ては便せんとカレンダー。コレを依頼しようと思ったら、「良さそうなモノ買ってきて」としか言いようがない。おまけに、この2つは大抵「メインの品」じゃないので、あるかないかはそのサークルを訪れてみないと断言できない。これじゃ、事実上依頼不能だ。それに対し、ゲームマーケットはごく簡単。「ウォーゲーム系サークルの新作全部」だけで話が通じるから。こーゆー注文なら、こなしてくれそうな友人知人はいる。具体的にどなたに頼むのかは「企業秘密」だけどね。入手代行を依頼する場合、「自分にとって大事なのは」だけじゃなく、「頼んだ相手のことを優先する」ってのは、大事なコツじゃないかと。
 
 具体的スケジュールはこうなる。前日までに細かい話(カネが絡むので必要)を詰め、当日はまずコミティアへ。2時間ほど物色して2時頃ゲームマーケットに到着、各種連絡事項(コレは流石に私自身がやらないと…)を片付ける。この話を受けてくれる方がいるのならば、悪いプランじゃない。これがプランBだな。
 
 最後の手段、どっちか諦めるとしたら…コミティアの方になっちゃうかなあ。鬱憤はコミケで晴らすことが可能なので。ただ、冬のコミケはとにかく忙しい(カレンダーがあるので)関係上、出来る限り予定は減らしたい。「一部の予定は大阪のこみトレで」と真面目に考えてるレベルだってのに。そこにコミティア不参加の鬱憤晴らしなんて突っ込むのは、やっぱりキツいんですが。11月18日は乗り越えられても、年越せない。やっぱりこの案は却下でしょ。
 
 とりあえず候補となるプランは出来上がった。どっちを採用すべきかは…う~ん、やっぱり本命はプランAだな。最大の理由は「自分のプライド」。そりゃまあ必要に応じて助けは借りるけれど、やはり基本は「自分自身でうろつき回って入手する」べきだ。それが「買い子部隊」に分類されている人間のプライド。この「大一番」で半分助けてもらうなんて、「買い子として役に立たなくなった」と言われているようなモノだ。気分は、孔明北伐の際に留守番役を命じられそうになり、猛抗議のあげく先鋒をゲットした超雲と同じである。体力?そんなものは気力があればいくらでも湧いてくる!
 
 あまり頑固だとかえって角が立ちそうなので、一応プランB採用の可能性も残してはおく。けれど、私の心は掛け持ちに大きく傾いている。それが同人誌即売会という戦場の最前線で戦う漢の習性だ。理屈じゃないんだよ。
 
 つーわけで、多分他人には全く役に立たない「重要なイベントがバッティングした時の対策」を紹介してみた。一部は参考になったんじゃないかなあ。ただ、結論は真似しないように。多分、翌日の私はボロボロだ。本当の戦場ならともかく、即売会って戦場じゃ、倒れても誰も褒めてくれないことを忘れないように。(笑)。

8月14日2012/08/15 01:44

 コミケ前だというのに、別件でも忙しかったおかげで更新がおざなりに。いけませんね。反省してます。反省ついでに、コミケレポート。大事でしょ。今回はどーでもいいことも多めで。
 
 8月某日某所。今回の「指令」とプラチナチケットを受け取る。諸般の事情により私のトコロにはサークル入場券なるものが回ってくるんだけど、代償はお買い物。程度の差はあるけれど、毎回色々キビシーです。正直、「指令をこなす時間を考えれば、フツーに並んで入場してもいいのでは?」と思うこともあるけれど、あえてそうしないのが「渡世の義理」というもの。
 
 私は基本的には「企業中心の買い子」である。ドッチかと言えば初心者向けではあるのかな。一応3日間ずっとブースがあるので、「不測の事態により、買えませんでした!」ってなりにくいし。ただ、ものすごい行列を作るサークル(混雑対応のため壁際に配置されることが多いので、「壁」と呼ばれる)攻略は物理的な問題(同時に二カ所並べない)の関係上、指定されるサークル数はそう多くないけれど、私の場合は遠慮無くたくさん申しつけられる。それが「企業買い子」の特徴なので。
 
 攻略法の基本となるのが、「混雑度予想」だ。ドコがどの程度混雑するのかアタリをつけておかないと、無駄に並ぶ時間が増えてしまう。下手すれば売り切れという悪夢も…この辺は過去の経験と扱っているブツから判断することになる。「列消化は早いけど、長さは聞くな」「レジ持ち込んでいるから、列の長さの割に時間かかる」「列は短めで消化も速いけど、売り切れの可能性大」な~んて予想を立て、並ぶ順番を考えてゆくのだ。コミケ前に私がカリカリしている理由がコレ。特に、体力で誤魔化せる「並んでる時間が長い」はまだしも、「売り切れ」絡みは…仕方ないと思われる事例は多いけれど、私のプライドに関わる。
 
 今回も無茶な指令が飛んできた。「某人気アニメの設定資料、コミケで6千部」と「ゲーム(電源不要)配布のグッズ。並ばないけれど売り切れは早い」を両方要求されたのだ。そりゃあ物理的に難しい。優先順位の高いゲームのグッズは「その気になれば楽勝」だけど、朝イチをココで費やすと間違いなく設定資料集は買えない…「化○語」の設定資料集がコミケで6千部なんて、瞬殺ですよ瞬殺。初日午前中に完全完売でもおかしくないし、2日目以降に備えてブツを温存してたとしても「開始30分、サークル入場してもダメな可能性高し」となりそうだからなあ…かといって、設定資料集の列に並ぶと、いつ解放されてゲーム(電源不要)のシマにたどり着けるのか、全く読めない。流石に午前中には何とかなるだろうけれど、それじゃ売り切れてる可能性が高い…ってのが、ゲーム(電源不要)のブツの特徴だ。混雑はしないけれど、供給量も少ないんだよ。
 
 仕方がないので、今回も「邪道」なワザに頼りました。サークル入場している友人知人(たくさんいる)に頼む。迷惑かけるだけって話はあるので、なるべく使いたくない手段なんだけど…ただ、今回はちょっとした「救い」が。品の受け渡しの際、頼んだ某氏が「某エロゲサークル行かないんですか?」と尋ねてきたので、ピンと来て「じゃあ行きますよ。どうせついでだし。」と受注。一方的に頼むのは心苦しいので、こういう注文出してくれると本当に助かります。コミケにおける直属の上司からも「よくやった」って趣旨の言葉もらったし。
 
 そんなこんなで今回の「仕事」はかなり順調に消化できたんだけど、1つだけ問題があった。あまりに順調だったので、予定を修正して2日目の昼頃に「全てを消化」したのはいい。列の長短は油断しているとコロコロ変化するので、「今ならあんまり並ばなそう」ってタイミングを見つけたら、即座に予定修正するのが当たり前だからして。問題はその後。「よっしゃ、仕事終わり」と思って気持ちを少し切らせたら、一気に疲労が押し寄せてきた(苦笑)。まだ自分の買い物は残っているんだから、せいぜい「ギアを1段下げた」程度でコレかよ。いやもう、マジに若くないんだなって自覚させられました。
 
 自分が入手したモノについては、おおむね以前このブログで語ったとおり。いくつか「売り切れ」その他で入手できなかったけれど。今回「グッと来た」ブツは「ZOIDS BOARD GAME」(サークル「Z&G、初日西館な-08a)かな。知る人ぞ知る「ゾイド」をテーマにしたウォーシミュレーションゲーム。結構本格的。まず、マップが綺麗。コマンド誌やGJ誌の付録と比べても遜色ないクラス。ルールも本格的。テーマがテーマだけに「1体ずつの殴り合いを基本とした戦術級」なのかと思ったら、作戦戦術級(大半のユニットに射程があり、なおかつZOCもある)でした。ちなみに、1ヘクス=750m相当だそうな。強いて言うならユニットがシルエットオンリーなのが「残念」だけど、「ハリガネ弁当箱の方が見やすくて良い」を持論とする私がこう思うくらいだから、マップの出来は推して知るべし。
 
 特筆すべきはルールブック。まさに「微に入り細に入り」状態。おかげでまだ読破・消化できず、現段階では「どんな感じのルールなのか」把握し切れてない。人によってはこれを「弱点」とみなすだろうけど、「ルールブックは細かく書け!」を持論とする私にしてみれば、大いに歓迎したい。デザイン面もなかなかで、余白は多めに取ってあり、とても見やすい。強いて言うなら字が小さいかな。結果として頁数が多いんだけどね。最終的な評価は読み込んでみないと断言しにくいけど、方向性としては素晴らしい。同人ゲームの作者や同人ゲーム研究家には、是非とも手に取って参照してもらいたい。少なくとも、「ルールブック批評」(ルール批評ではない点に注意)を趣味?にしている私はカンドーした。
 
 惜しくも?次点はやはり「AFRICAN FLEET」(サークル「Technical Term」初日西館な-09b)かな。フリートシリーズってだけで細かい説明は不要ってブツ。今回秀逸なのはシナリオ。どーすんだと思っていたら、スーダンに下心ミエミエの支援をしている中国が敵役として活躍。中国空母VSロシア空母、もしくはインド空母という「旧東側空母対決」シナリオが満載ときたもんだ。え?米空母との決戦はないのかって?やだなあ、勝てるワケ無いじゃん(笑)。代わりに日本の空母…みたいな形のフネ(DDHいせ)と戦うシナリオはあるけれど。他に、マップとユニットを流用した別ゲームで「海賊退治」に対応するなど、遊び心満載です。「フリートシリーズは好きだけど、今回はマイナーテーマだからなあ…」と見送るのはもったいないですよ。
 
 そうそう、コレも書いちゃえ。今回はかな~り不思議なモノが入手できました。来月2日開催の「こみっく☆トレジャー」サークル入場券。ドコの誰からどういう経緯で…ってのは軍事機密扱い(それがエチケット)だけど、有り難いやら何とやら。「「絶対無駄にしない」と思われているトコロがアホですね。いやまあ、よほどの事態が生じない限り有効活用させてもらうけれど。おかげで一部サークルをこっちに回すという「意味不明な行為」が…ただ、その代わりコミティアに参加できない(思いっきりバッティング)んだけどさ。
 
 そのコミティアに関しては、言いたいコトがある。この即売会のカタログは読み物としての機能性も高いので、私は行く行かないにかかわらず入手している。今回も入手してみた所、「テーブルゲーム部準備会」なる、気になる存在がっ!コミティアは「同人ゲーム発表の場として侮れない」とは感じていたけれど、ソレを加速する方向で動き出す奴がいるとは…偵察して色々話を聞いてみたいんだけど、私は絶対不参加。飛行機使っても同時参加は無理っぽい。誰か私の「分身」として話を聞きに行こうって奴はいないのか!年に4回もあり、なおかつあまり当落の心配をしなくて良いコミティアが「同人ゲーム発表の場の1つ」として定着する意味は大きいと思うぞ。こういう活動を支援するのが「F男のお仕事」じゃないのか!でも、「大阪視察」も大事な仕事だし…ああ、何故私の体は2つないんだ!
 
 私個人の買い物としては、今回は便せんが不作。いや、コレは私が悪い。色んな事情により、チェック甘かったからなあ。特に2日目に「疲労のため早めに切り上げた」のが…9月のコミティアにも行けないので、11月のコミティアでは溜まった鬱憤?を晴らすべく、「全部買い」やりそうで怖い(おい)。あと、色々言いたいのはカレンダー。前例の少ない珍品「夏カレンダー」(9月~翌年8月)が、すんげー高いセットの中にあってだねえ…「カレンダーは有料が当たり前」と言ってるこの私の「今まで入手した中で最高値」更新しちゃいました。ブッチギリで。でも、貴重極まりない夏カレンダーなんだから仕方ないよね。何がどう仕方ないのかはさておき。
 
 「仕事」のため飛び回った初日、気力切れによる疲労で倒れかけた2日目も辛かったけれど、ある意味最も辛かったのが最終日。終わった後ゲーム会「ソフィア」に顔出して飲み会へ。私はいわゆる「打ち上げ」には参加しない(これは色々事情がある)ので、参加する余裕があったので。心身ともにボロゾーキン状態だったのは、この日私を見かけた方ならわかってもらえたのでは。コミケ会場で水分補給しまくり、「液体には飽き飽き」ではあったんだけど、それでもアルコール飲料は違いますね。いつも以上に体にしみました。ただ、おかげで翌日色々辛かったんだけど…
 
 私はもう若くないので、色々無理は利きにくくなっている。昔だったら楽々こなせたことが、最近辛くて辛くて…コミケ絡みも年を追う事に厳しくなってきています。けれど、気力が持つ間は大丈夫。トップギアにある間は「空だって飛べるし、湖だって飲み干せちゃう」状態。それがコミケの魔力であり、F男って人間の馬鹿な所です。これからも倒れない程度に頑張ります。コミケで倒れると、競馬仲間やゲーム仲間から「倒れる場所としてどうなのよ!」とか言われそう…って、逆に誰も驚かないか(苦笑)。

7月16日2012/07/17 00:45

 いつまでもゲームモードじゃいられない。だってコミケが近いから。つーわけで、おそらくはしば~らく「ずっとこの色のターン」じゃないかと(笑)。なお、今回は敬称略です。悪しからず。
 
 おそらくは何らかのミスにより、頁の色分けがオカシイ今回のカタログ。当日は1日分ずつ切り取って使用する私のような人間にしてみれば、カッター入れた後バラバラにならないか、ちょっと心配。まあ、「それでも」切り取るしかないんだけどさあ。いい加減デジタル化しないとヤバいかもなあ…でも、コミケでは電子機器なんて信用できない(電波通じない、バッテリー補充できない、ぶっ壊しても文句言えない)んだよね。非常時には実体を持つアナログの方が信用できるよ、うん(苦笑)。
 
 私の主戦場の1つ、同人ウォー/シミュレーションゲーム関連。今回は落選が相次いだ模様。少しばかり「寂しい」気が。だったら行かなくても…いいワケない。「それでも」ココにしかいないサークルはあるのだよ。だったら突撃あるのみ。
 
 ゲーム(電源不要)は初日西館。西館ってのは有り難いね!その方が企業ブースに連続突撃しやすい(笑)。西1・2ホールの境目付近に配置され、この色の人向きなのは2ホール側か。ゲーム全般に興味がある人は、西館外周の一部(れのごく一部)がゲームだってコトを忘れないように。
 
 とりあえず「行くであろう」サークル紹介。まずは「王立教育研究所」(て01a)。ネイバルウォーだそうな。「G・カンパニー」(て04a)はタンクハンター。新作は50~60年代の戦車。実は以前ちょっと話を聞いていて、「それ以降だと対戦車ミサイルとか出てきて面倒」ってな理由で60年代までなんだとか。その辺も含めたモノをデザインしてもらうべく、圧力かけてみます(笑)。「KASU残党」はロストワールズ。「クイーンズブレイド」じゃなくてロストワールズ。新作買って支援しなきゃね!「さくら総合研究所」(て09a)は将棋。なんとな~く。イッシーサークル(と09b)は「挨拶しなければイケナイ」サークルに分類されているので行く。「HISADAKE」(と12b)の「ご当地大戦」は富山編を持ってるだけに「その後の展望」チェックしないと。「King's Court」(と13a)には業務上?の問い合わせ事項アリ。「5点打線」(と18b)はザ☆ビッグプロ野球。2011年版は持っているはずだけど、一応チェックしないとなあ。本来データ乱立は望ましくないけれど、野球ゲームは話が別。絶滅されるよりはマシだ。
 
 ウォーシミュレイションゲーム系も含む後半戦。まずはそうじゃない「赤龍亭」(な04a)から。「超人ロック」ベースのゲームを作っているトコロ。毎回気になるんだけど、結局入手してないんだよね…今回はどうしよう?「遊星からのフリーキック」(な07a)はテーブルゲームデザイン論の同人誌。ゲームマーケット関西で1号を購入した。2号があるなら入手したいな。そして、やっと「マトモな」ウォーSLG系「さいたまオフライン」(な07b)の登場だ。でも、私みたいな廃人にとっては「新刊ナシ」の筈…その隣の「Z&G」(な08a)はゾイドのボードゲームだとか。ウォーゲームの可能性はあるな。「鋭時椎」(な09a)はガンダム系ウォーゲームか?「2015年紀解読委員会」(な09a)の徐州作戦はウォーSLGで確定。「Technical Term」(な09b)はフリートシリーズ。今回は紅海~ソマリア沖を中心にした「AFRICAN FLEET」が出てるはず。「TNG」(ぬ04a)の電源不要同人調査本は入手して、「私の研究」との比較を行う必要アリ。今回何故かゲーム系にいる「F-Lex.」(ね06a)。…実銃の価格調査しているサークルが、ゲーム系ってどうよ。私は助かるけれど。あと、見落としがちなのは「ゲームサークル坂戸」(ね10a)。今回はアーカムホラーシリーズの和訳ってコトでクトゥルフ系(主にTRPG)に分類されているけれど、ウォーゲーム系の何かを出していても不思議のない所です。とりあえずはこんなモノか。少ないぜ。とはいえ、どーせ「掘り出し物」求めてほっつき歩くので、この辺で費やす時間は長い。
 
 初日その他。多分だけど東館はパス。西館のスポーツに行く。「普通はしない競馬場巡り」シリーズの「あんぶる」がない!と騒いだけれど、今回は3日目の旅行系(3日目東パ09a)でした。関係各位?は忘れないように(笑)。とりあえずはこんなモノかな。
 
 2日目。音楽系がいるデジタル(その他)と同人ソフト、ある程度便せんが期待できるFC(少女)といったトコロが西。よって西しか行く必要がない…と言いたいトコロだけど、今回はついに東方系に踏み込んでみようかと…目的は東方系のアナログゲーム。一度調査が必要だと前々から思っていたんだけど、色々勇気が出なくて…今回は調査にチャレンジしてみようかと。東のX~Z辺りに「そーゆーモノ」があるような感じ。
 
 3日目。秋葉原で買えそうなモノが主力の日。私はその辺はどーでもいい。大事なのは評論・情報、鉄道・旅行・メカ・ミリタリー、創作(少年)、創作(少女)、オリジナル雑貨といったあたり。この日だけ本格的に東西を往復することになりそう。えーと、ここで唐突に業務連絡。挨拶回りは私の大事な仕事なので、「探知できたサークル」には必ず顔出して挨拶します。たとえそれが2日前に挨拶済みの方でも。というわけで、某サークルと某サークルの代表者の方、テキトーなタイミングでサークルに戻ってきてね(笑)。
 
 私は基本「傭兵」であり、主戦場として投入されるのが企業ブース。まだ具体的な指令は来ないけれど、チェック&混雑予想は今のウチにある程度済ませておく必要がある。「買えませんでした!」は本来許されないし、許してもらえたとしても屈辱であることは間違いない。ドコにどう用事がありそうで…ってのは企業秘密だけど、今回はワケわからん新顔が。まずGoogle。何しに来た。多分無視すると思うけど、不気味だ。それと新日。メジャープロレス団体かよ。某ヲタクレスラーが来るらしいけど、他はどうなんだろ。
 
 この辺はシャレで済みそうな雰囲気だけど、アリスソフトって何?「絶対来ない」と思ってたトコロだけに、ビックリした。人が殺到しそうな割に、列の消化速度が読めないんですが…突撃指令が来たら苦労させられそうだ。「要警戒」扱いしておこう。
 
 夏はカレンダーがないだけに、基本的には楽なはず。でも、やっぱり気合いを入れないと乗り切れないイベントではあります。私は暑さはまだ耐えられるけれど、直射日光に照らされて熱いのがキツいんだよね。アレはガリガリ体力削ってくるからなあ…まあ、今回も倒れないように注意します。つか、この年齢だとマジにシャレじゃ済まないんですけど…

5月5日2012/05/06 02:09

 時々、私は「何でオレは同人誌即売会に出入りしているんだ?」って疑問を感じる。挨拶回りその他の「義務としての訪問」がやたら多いから。いやまあ、こーゆー義務は果たして当然であり、それをないがしろにするのは「論外」ではあるんだけど。ただまあ、「私がやらなきゃ誰もやらない」と確信を持って断言できるのは、色んな意味で如何なモノかと思う。
 
 つーわけで、この連休は4/30にコミック1(オールジャンル・男性向け中心。ちなみに読みは「こみっくいち」である)&M3(音楽・メディアミックスオンリー)のハシゴ、5/5にコミティアに行ってきました。本当は5/3・/4のスーパーシティも行きたかったんだけど、流石にパス。カネもそうだけど、気力体力が持たないです。同人誌即売会巡りは、体力勝負だからなあ。
 
 まずはコミック1から。正直言おう。いわゆるエロ同人誌に関しては「即売会で買う必要なし」と考えているので、「そーゆーモノ」がメインとなるコミック1は用がないと判断していた。今までは。ただ、今年は「ゲーム系が出てないか、とりあえずカタログ買って調べてみる」ってアホやらかしているので、とりあえずカタログを買い、軽くチェックしてみた。そしたら…案の定というか何と言うか、コミケで馴染みの「Gカンパニー」殿の姿が…ご丁寧に、その隣も知ってるサークル。「挨拶回り行ってくるか。ついでに何か買ってこよう」と突撃。アホですな。
 
 実は初めて行く即売会なので、混雑状況は良く知らない。けど、甘くないのはわかりきったこと。だけど、コミケと違って「基本的には無理する必要は無い」のだから、開始直前というナメまくった時間帯に到着。コミケで企業巡りするならもう手遅れだけど、今回はそうじゃないからなあ。いやいや、気楽なものですよ。
 
 無理をする気ゼロとはいえ、それでもまずは「行列サークル」の偵察から入る。習慣みたいなモノだ。まずは「一番の行列だろうな」と目を付けた某サークルの偵察に。某魔法少女アニメの原画担当のサークルと言えば、わかる人にはわかるでしょ。こーゆー場所限定で「行列に対する耐性が高い」私の目から見て、我慢できる範囲だったら並んでもイイかなと思って。わざわざ最後尾の位置を確認し、「2時間コース」だと見積もったので、即待避。恩ある人から頼まれればドコの何でも突撃を試みるけれど、自分のために無茶する気はない。その代わりといっては何だけど、「30分コース」と見積もった某有名サークルに並んだ。今回ちっともエロくなかったけど、それがイイ。つか、アソコがアノ程度で済んだのは、「エロくない」って情報があったんだろうな。
 
 ちなみにだ。私も一応生物学的に牡だと区分されているので、エロけりゃ嬉しいことは嬉しい。けど、基本的に「エロくなくても買う」価値があると思っているサークルにしか行かないので、実はエロくない方が入手しやすいので有り難い。特にカレンダー売る季節になると、「オレの目当てはカレンダーだ!エロ目当ての奴はどっか行け!」って精神状態になるので、マジに「カレンダーは作ったけど、エロい本は落ちちゃいました。テヘッ☆」とか言ってくれないかと考えたりする。了見の狭い奴だなおい。
 
 続いて、事前に「30分コースだな」と見積もったサークルに突撃…する予定だったのだけど、行列がない。いくら何でもオカシイと思ったら、新刊丸ごと到着遅延。おかげで品書きをじっくりチェックできた。そんでもって到着予定時刻にちょっと遅れて再訪した所、予想より長い列が…これはまあ、「優先順位高い別のモノ買っているから並べなかった奴」が押し寄せた結果だと思う。良くある話だ。ソコに並び始めてしばらく経った時、「新刊売り切れました!」とのお知らせが。文句を言っても仕方がないので、落胆して列を離れ…てゆく周囲を尻目に、高速突撃。お目当ての「スクールカレンダー」ゲット(笑)。先日スクールカレンダーを入れ替えていたら、「数が減った」ので、1つ欲しかったんだよね。通年式1枚モノ。結構デカい。当然天井行き。他に飾る場所なんてないからなあ。
 
 カレンダーと言えば、フツーのカレンダーを無料配布していたので、1つ引き取った。カレンダーは即座に売り切らないと「不良在庫」と化すからなあ。気持ちはわかる。年末~年始にかけて私の目に止まらなかったのは、大変不幸な話だ。「これにめげずに、今年の年末も作って下さい。マニアなので買います。」と励ましておいた。
 
 本関連で特筆すべきは、小林源文先生のトコロかな。サイン入り。ちなみに、勇気が出なかったので本名宛てでサインしていただいた。う~ん、素晴らしい…と言いたいトコロだけど、この日即売会巡りをした後顔を出した某ゲーム会で「(今日入手したモノの中で一番大事なのは)カレンダー」などとという暴言を吐いてしまった…すいません小林先生、でも、私はカレンダーマニアなんです!カレンダーとそれ以外には、越えられない壁があるんです!
 
 小林先生の新作?は「ハッピータイガー」前編。コレはコレで素晴らしいけれど、もう1つ面白いモノを扱っていた。ゲンブンマガジン別冊「ドロップ!」って本がソレ。小林先生が主催なさっている「ゲンブンアートスクール」の生徒の作品を集めたモノで、続刊予定だとか。小林先生に鍛えられて「画力無し」とか「ミリタリーの資料が見つからない」とかいう惰弱モノになるとは思えない以上、この本に掲載されている作家にウォーゲーム業界の仕事を依頼できるんじゃ?先生当人に依頼するのは畏れおおいとしても…なお、この本掲載の作品(漫画・イラストだけでなく小説・コラム含む)を公募しているようだ。…ミリタリー関連ってコトで「ウォーSLG業界を紹介するコラム」書くってのはアリなのだろうか…おい、誰か「業界のエース」(要は私よりデキる人)焚きつけて仕事させろ!(笑)
 
 キッカケとなったGカンパニー殿は、私の知らない新作無し。ただ、夏のコミケもしくはそれ以降に新しい「ヤ○ト」のカードを出せたら…って話はしていた。まあ、確かに新しいカード出すにはまだ早いよね。そのついでに、「何故ゲームマーケットに出ない?」って話を聞いてみた。最大の理由は「人手」らしい。信用できる売り子もしくは買い子を手配できないので、自分の買い物優先でブースを出す余裕がないんだとか。う~む…似たような悩みは何度も聞いたことがあるんだよな。私は偵察だけだったらいつでも引き受けるし、もし「信用できる」と判断していただいたなら、買い子引き受けてもイイんだけど…実際はカネが絡むだけに、難しいだろうな。この問題だけは「各自色々工夫して解決してみて下さい」としか言えない。
 
 その隣にいた、「銃器のお値段調べて紹介しているサークル」F-Lex殿は新刊ナシ。けど、コミティアには間に合うとか。じゃあその時に、とこれまた挨拶だけ。ある程度親しくなったサークルは、たとえ新刊無くても挨拶はするべし。それが人間関係ってモノだ。
 
 あとだねえ。会場に着いてから知ったんだけど、いつも耳を楽しませてくれる「うんちく商事」殿がココにいた。これまた私にとっての新作は無かったけど。これは大阪のこみっく☆トレジャーにさえ出没する私がヘンなだけであって、フツーはそんなモノだ。新作は今月末の東方系オンリー即売会「例大祭」で発表予定だとか…すいません、ソコ踏み込んだらマジに生きて還ってくる自信ないです。その場は大丈夫だとしても、コミケで倒れます。ただでさえ忙しいのに、あのジャンルまで手を出したら…多分どっかの同人誌売ってる店に入荷するので、そこで入手します。あるいはこみトレか。
 
 とまあ、精一杯手加減して会場のビッグサイトを離れ、向かうは東京流通センター。音楽オンリー即売会「M3」に顔を出すため。同人音源は趣味の1つだし。試聴しないとワケわからん世界だけに、本当はじっくり回りたかったんだけど、時間がない(苦笑)。仕方ないので、とりあえず趣味のピアノ系をかき集めてみました。全部聴いているとタイヘンなことになるので、じっくり時間を掛けて吟味する予定。場合によると追いかけるサークルが出るかも。まあ、そんなモノだ。
 
 日付変わって本日。コミティア。100回記念だそうな。いつもより広い東京ビッグサイト東館3ホールブチ抜き。「殺す気か」と思いましたね。私はコミティアでは当日に全サークルチェックしてるので…ある意味ではコミケより過酷だ。
 
 コミティアでは基本行列サークルに興味はないので、まずはお目当てのサークル巡り。速水螺旋人先生&M.WOLVERINE両先生の新刊をゲットし、他数件回る。当然5日前に顔を合わせたF-Lex殿のトコロも。私は銃器にもそれなりに興味を持っているけれど、エアガンやモデルガンのような「トイガン」にはあんまり好きじゃなく、実銃のデータを好む。値段ってのもリアリティを感じる上では重要な要素なので、イチイチ英語のデータ漁らなくても済むこーゆー同人誌は有り難い。
 
 こういう実銃関連のデータと言えば、日本だと「GUN」って雑誌が強かったんだけど、昨年末に廃刊に追い込まれた。やはり日本で銃関連となると、エアガンって時代なのかぁ…でも、私に言わせればソレは違うんだよ!などと思っていたトコロ、ホビージャパンから似たような雑誌が創刊された。「米国で銃のリポートしていたスタッフが移籍」して誕生したモノらしいので、事実上生き延びたと考えて良さそう。良かった良かった。とはいえ、こーゆーデータに触れる機会は貴重だってコトに代わりはない。同人とはいえ、F-Lex殿には頑張ってもらいたい。応援してるから。
 
 挨拶回りが終了した後は、全サークルチェック…3時間ぐらい掛かりました。当たり前だけど、その間ほとんど歩きっぱなし。少なくとも5kmぐらいは歩いたんじゃないかな。しかも、それなりに重い荷物抱えながら。列で待機するため立ちっぱなしのコミケも辛いけど、コレもまた辛いです。でも、「面白そうなモノ」見逃すのはもっと辛いんだから仕方ない。
 
 実を言えばそのつもりは全く無いに等しいんだけど、どーしてもゲーム関連の品は目に止まる。まずは「ボードゲームをはじめよう!」というボードゲーム紹介本。フルカラーってのは偉い。下手なショップやメーカーのカタログよりずっと「やる気を喚起」してくれるのでは。もう少し厚い方が良かった気もするけれど、それは贅沢ってモノでしょ。ここに「何故ゲームマーケットに出ない?」と聞いてみたトコロ、私の他にも同様の意見を述べた奴がいると発覚。「まず間違いなくいる」と思ってはいたけれど、「コミティアとゲームマーケットをハシゴする奴」が私の他にもいるって証拠が得られた。
 
 ただ…あえて私以外のそーゆー連中に言いたい。チェック甘いぞお前等!「LAMOSHA」とかいう謎のボードゲーム売っていた白人男性(日本語は堪能だった)に「何故ゲームマーケットに出ない?」と聞いてみたトコロ、「そんなイベントがあるのか!」と驚かれた。とりあえず「ゲームマーケットでググれば詳しいことがわかるはず」とだけ伝えておいたけれど、何故専門がウォーSLGである私がこんなコトしなきゃならない。なお、ココまで言った以上、当然ブツは入手した。
 
 とまあ、色々買い物してきたワケだけれども、多分合計金額はそれほどでもない。もっとも、金銭感覚がマヒしまくっている私の感覚での話だけど。どう考えてもゲームマーケットで遣う金額の方が上なんですけれど…もっと言えば、年末のカレンダー騒ぎの際には「シャレじゃ済まない」金額がすっ飛ぶ(私は基本無料カレンダーが嫌いだ。「広告」って根性が美しくない)わけで。だったら大人しくしているって選択肢もあるような気はするけれど、それはまあ、色々あるってコトで。
 
 たまに疑問に感じることもあるけれど、私は同人誌即売会が好きで、ソコで頒布している同人誌・同人グッズが大好きだ。だから、作り手が活動を継続してくれるよう、私に出来ることはなるべく実行するようにしている。そーやって「自分の世界を自分で守って」いるわけだな。いちいちそんなコトしなくても、誰かが何とかしてくれる…なんて世界じゃないからなあ。そーゆー世界を守るのはタイヘンだけど、やり甲斐があるって話もある。今後も自分の世界を守るため、即売会に突撃しないとね。でもまあ、無茶するのは倒れない程度に留めないと…「ビッグサイト東館半分って規模の即売会の全チェック」はいくら何でもキツかった…