5月3日2015/05/04 00:21

 ゲームマーケットまであと少し。そこでまあ、思いつきをこの場で発表しておこうかなと。会場でウォーゲーム関係者に、「秋のゲムマで何かイベントやりませんか?」って提案ができたらなあ…と考えてます。はい。
 
 キッカケは色々ある。最も大きいのは、ウォーゲーマーSNS「Mustattack」で、「(SLGが)ゲームマーケット大賞に見向きもされないのは、空しい」って趣旨のコメント見た事かな。ならば、会場内のウォーゲーマーが「我ら此処にあり」と胸を張れるような何か(具体案ゼロだけど)をやれたらなあ…と思って。
 
 正直に言う。私はいわゆる即売会に、「作り手の笑顔」を見るために足を運んでいる。手間暇掛けて作り上げた作品を受け取ってもらえるというのは、作り手にとって幸せなコトである。だから、私ごときが「下さいな」と言っただけでも、笑顔で迎えてくれる。応援している作り手がそういう笑顔を浮かべる姿は、何物にも替えがたい喜びだ。
 
 だからこそ、何らかの理由で作り手が背中を丸めていると、私としてはとて~も哀しくなる。良くある理由は「売れない」「理解してもらえない」だね。そんなコト言うなぁ~!少なくともココに1人「買いましょう」「理解しようと努力しましょう」って奴がいるじゃないか!そう言いたくなる。いや、もっとぶっちゃけて言おう。下らない理由で膝抱えているようなヒマがあるんなら、オレのために作品を作り続けろ。その原動力になるのならば、カネ(入手する対価)とヒマ(即売会に足を運び、「いつも有り難うございます」とアタマ下げる事)は大量にかけてやる。
 
 そりゃあね、私は単なる「買い手の1人」でしかない。出来る事に限界はある。「SLGはゲームマーケット大賞からハブられている。寂しいなあ」などと言われても、私に直接出来ることは何もない。主催のアークライトがSLGをハブる理由もわかるしね。けれども、だからって私が「仕方ない」で片付けていると思われても困る。作り手を激励できない己の不甲斐なさが、恨めしくて仕方がない。無力感とはこのことか。歯がみしたくなるほど悔しい。
 
 それにだ。私は、「無力だ、何も出来ない」で片付けちゃ駄目だろ。私はどう考えても日本一の同人ウォーゲームコレクターである。ただコレクションしてるだけじゃない。複数の…というより大半のサークルと「顔見知り」であり、ある種名物というかご当地キャラというか…と化している。限界はあるだろうけど、その気になれば、それなりに出来る事はあるはずだ。無力感をかみしめているようなヒマがあったら、今の私に出来る事は何なのか、真剣に考えろ。そうすべきである。
 
 今のところ考えている事は2つ。1つは、「このジャンルの指導的立場にある商業ブースa-gameに、何かしらイベントをやってもらう」というもの。カタログに「こーゆーイベントやってますよ」と掲載されたなら、関連ジャンルのサークルとしてもちょっと嬉しいはず。肝心のイベント内容だけど、初心者向け講座や公開対局などが考えられる。ウォーゲームはプレイ時間が長くて当たり前なので、マニア向けの「重い」モノは尺が足らなくなりそうだし。幸か不幸か?私は「公開対局」の経験があるので、その経験と反省(反省だらけって話はあるけど)を情報として提供することも出来る。問題はa-gameがこの案を飲んでくれるかどうかだけど、説得する手法はいくつか考えられる。
 
 もう1つは、SLG系サークルで共同イベントを行う。まあ、スタンプラリーとかだね。ハガキ大の販促物(ハガキゲームがベストだけど…)を配布し、全部集めたら…ってのも面白いかも。とはいえ、流石に大きな負担は要求できないはずなので、結局は無難にスタンプラリー程度に落ち着きそうだけど。実は既に非公認スタンプラリーやっているトコロがあるくらいなので、会場や主催者関連の問題を起こす事はあるまい。こーゆーイベントは、本来ならば各サークル間の連絡がタイヘンになりそうだけど、ソコはあまり問題にならないはず。私が連絡役になれば良い。
 
 まあ、このブログでこんなコト書いても意味は無いので、ゲムマ当日に各サークルを回り、「こーゆーことやりませんか?」と話す必要があるだろう。具体的な話はそこでどうなるか次第だな。正直、結局ポシャる可能性は高い。けど、たとえそうなったとしても、無力感を嘆いてイジイジしているよりはマシだ。やって駄目なら、次の手を考えるヒントが手に入る。そーゆー積み重ねが重要でしょ。
 
 SLG系のゲームには悪いところも当然あるけど、良いところも多数ある。だから、ゲムマ大賞の対象になるようなゲームを作るサークルやそーゆーモノを見つけようとしている主催者サイドに対し、「SLGナメんなよ」と、意地を張ってもいいと思うな。「ハブられてる」などと落ち込むくらいなら、無意味に意地を張っている方が良い。そーゆー方向に各サークルをアジるのは、多分私にできる最良の貢献じゃないかな。もっとも、それ以上の事が出来るとは思えないけど。
 
 ま、難しいことは考えず、とりあえずは「何かやりましょう」と言ってみるつもり。後の事は知らん。なんか無駄に忙しくなりそうな気もするけれど、各サークルがやる気を出す原動力の1つになってくれれば、全て報われる。それが私の存在意義だ。
 
 問題があるとするならば、私は当日ひたすら忙しいと思われるってトコロかな。なにせコミティアとのバッティングだからなあ。競馬と違って「午前中に会場内から消える」必要は無いけれど、体力の限界に挑戦するようなコトになりそう。使命を果たすまで倒れないようにしないとなあ…正直、自信ないです。最近体力衰えて衰えて…ブツブツ…