2月5日2012/02/05 23:12

 カレンダーをしこたまめくったのに、景色があまり変わりません。2月めくりの数が多過ぎました。まあ、仕方がない。3月は壮絶なことになるから良しとする。
 
 本日の話題は、コミティアの話を中心に、日記風に。色々あったので。なんつーか…「色々あった」としか言いようがない。
 
 朝起きて、ノソノソとコミティアに向かう。私はコミティアで扱っている同人誌(グッズ含む)の場合、「売り切れ要注意」って品にはさほど用がない。よってあまり急ぐ必要がない。一応午前中にビッグサイト入りしたけれどね。
 
 まずは仕事仕事…とワケわからんコトをつぶやきつつ、「お世話になっている先生方」のサークルを訪問。速水螺旋人先生とM.WOLVERINE先生のトコロである。そりゃまあコマンド誌でイラスト載せているんだから、お世話になっていると言えばお世話になっている。けれど、こーゆーヘンな形で感謝を捧げている奴は他に知らない。まあ、それが私と言うことで。あ、コレ書いていて思いだしたけど、某マンガの原作担当でもあるM.WOLVERINE先生に「ミッドウェイはやっぱり燃えますね!」って声かけるの忘れてしまった。わかってはいても、上空から「死の天使」が降ってくるのはやはり鳥肌が…
 
 その後はTic-Tac-Toe殿のサークルへ。新作のハガキゲーム「葉書級日露戦争黒溝台大会戦」を入手。表紙フルカラーのリプレイその他が掲載された冊子がオマケ?についてくる。「戦闘後前進のルールがないけど、リプレイではやってるっぽい」「EZOCへの退却は不可、それしかできなければ全滅でいいよね?」といった疑問はあるけれど、そこはこの際常識で解決すればいい。テキトーにちょっとやってみた(プレイ時間20分)限りでは、まとまりは良さそうだ。うむうむ。とてもよろしい。
 
 この冊子だが、読んでいて帰りのバスで吹き出しそうになった。デザイナーズノートの中で、同じく同人で活躍している「さいたまゲームサークル」殿のことを「大先輩」と呼んでいるのだ…そりゃまあ、まだこの手の活動を開始してから1年経ってないサークルだから、そう呼びたくなる気持ちはわかる。わかるけれど、初めてコミケで「さいたまオフライン」(今は「SLGamer」に改題)見かけて「初々しい」と思った記憶がさめやらぬ身としては、ただただ苦笑するしかない。
 
 同人誌収集の醍醐味の1つに、「サークルの興亡を目の当たりに出来る」ってのがある。ある意味では、買い手もまた苦楽を共にしている存在だからなあ。たくさん売って当たり前の商業誌と異なり、自分1人が買った買わないで「売り上げ」には大きな影響が出る。ましてや作り手との対面販売がデフォだから、叱咤激励し放題だ。その甲斐あって栄えてくれれば、こちらも良い作品をゲットできる。何らかの事情により活動が鈍れば、こちらも作品が入手できずに哀しい…それが楽しいから、私は「同人ゲーム推進」なんて意味不明な行動しているのだと思う。
 
 ちなみに、ここの他に2つほどゲームを扱っているサークルがあった。コミティアは結構大きな即売会だから、3つというのは少ないと言えば少ない。「そのために」出掛けるべきかどうかは、ビミョーと言えばビミョー。ただまあ、私は別のお目当てのために出掛けるわけだけど。そーゆーのが無いと「やってられない」とは思う。
 
 別のお目当てとは、私の場合同人便せん。今回はまあまあって感じ。もう少しゲットできても良かった気はするけどな…版権モノの便せんも欲しいことだし、今年は他の即売会にも顔出そうかな?ただまあ、それは間違いなく「財布の中が死亡ってフラグ」なので、少し慎重に考えたいけれど。
 
 ひととおり巡って満足した後は、後楽園へ。馬券買いたかったので。そーいやあ、WINS後楽園近くの本屋が閉店したんだよな、寂しいな…などと考えつつ馬券を買い、「いつもの」ドトールへ向かったところ、なんとコッチも閉店!なにぃ~!すげーショックでかいんですけれど!何だかんだで20年以上利用してきたからなあ。唖然としてしまいました。
 
 幸い?「代用になる店」の位置は知っている。あそこは元々ドトール多いし。とはいえ、「予備のドトール」なるモノを確保?している私って…「カフェの馬のタテガミの毛1本はオレの出資」と豪語しているだけのことはある(苦笑)。とはいえ、WINS後楽園から遠くなったのは事実。はあ…マジ痛いんですけど…
 
 馬券はサクッと外れた(アルキメデスが逃げちゃうってのは聞いてねえ)ので、を落として秋葉原へ。いや何となく。お目当てがあったわけではない。強いて言うなら「今売ってる即売会のカタログは何?」ってのを見に行ったくらいか。ワンフェスのカタログという「無茶苦茶魅力的な品」があったけれど、ココは単価が高い(立体造形だから仕方ない)だけに、行けば間違いなく破産宣告モノでしょ。何度も自分の手をひっぱたいて購入を控える。
 
 そこで目にしたのは、小林源文先生の同人誌「ゲンブンマガジン」…いや、ついさっきコミティアで見かけた品だけどさあ!メロンブックスで萌え萌えの同人誌(18禁じゃないので、エロエロではない)に囲まれている様を見た時には、なんかこう…ちなみに、とらのあなでも扱っていました。コチラは「ミリタリー」とかいう棚にあって、燃え燃えの同人誌と一緒でした。しかし、そんなに広いスペースじゃないので、焼け石に水。
 
 正直言って、こんな光景を見ちゃったことにより、私はもう「怖いモノ」は無くなったと思う。もう「ロシキャン」のユニットが萌え萌えになったところで、「だから何?」の一言で片付けられるような。あくまで私個人の暴論として聞いてくれ。「燃え」は、いや全てはもう「萌え」の前に敗北したんですよ!「燃えの追求」が悪いワケじゃないけれど、「萌えとの共存」なる意味不明な行為を強いられる覚悟が必要なんですよ!その昔独第三帝国の高官の誰かが、V2ロケットを打ち上げ台に運ぶため馬に牽かせているのを見て、「避けられぬ敗戦を悟った」って話があるけれど、それぐらい衝撃的だった。コマンド誌やGJが萌え萌えなモノに囲まれていたとしても、ここまでの衝撃は受けなかったと思うな。
 
 というわけで、なんか無駄に「濃い」1日でした。ま、私の場合良くある話だけど。しかしまあ、こんな1日になるとは。流石にビックリしましたとさ。とんとはらい。