3月24日2010/03/25 00:41

 本日の話題は、昨日の続き。でも、話題の傾向は全く違い、心底他愛ないもの。色は悩んだ末、珍しくこの色で。
 
 土曜に千葉会まで出かけていったのは、挨拶が主目的。この手の「顔つなぎ」は重要だからして。ソコに持って行った「菓子折」について、少し述べておきたい。本当に他愛ない話題だなあ。
 
 この手の菓子折なんて、内容は比較的どーでもいい。それなりの品を担いでいったという事実そのものが重要だからね。とはいえ、具体的に「どんなもの持参すればいいのか」は案外悩む。私も少しアタマを働かせた。
 
 タテマエで考えれば、「相手が喜びそうな品を選ぶ」となる。けど、だからと言ってあまり大げさな品を担いでいくのは…ワイロじゃないんだから。ちょっとした挨拶が目的なんだから、「つまらないものですが…」「本当につまらんなあ」ってな程度の品が望ましい。
 
 こんな時、頼りになるのは「地元の名産品」って奴だ。有名で、そんなに高くなく、味もまあ悪くないって程度の。名産品なんてそんなものでしょ?職場に「○○へ行ってきましたので…」って感覚で配るモノと、あまり違いはないんだから。
 
 しかし…実は私の地元大宮って、いい名産品が無いのよね。地方都市と言うよりは東京のベッドタウンなので。観光名所として氷川神社があるけれど、いいお土産って話は聞いたことがない。
 
 話を埼玉全域に広げると…一応「五家宝」になるのかぁ?あれって熊谷あたりの名産品だと思ったけど。あと、埼玉県民にのみ知名度の高い、川越銘菓「十万石まんじゅう」か。ローカル局で流れるCMのキャッチフレーズ「うまい、うますぎる。十万石まんじゅう」は、埼玉県民なら見たことあるんじゃないかなあ。でも、どっちも大宮駅周辺じゃ売ってないのよ。
 
 私が小学生時代に社会科で学んだ知識では…大宮近くの名産品と言えば、「川越のイモ」「岩槻(現さいたま市の一部)のひな人形」「春日部の桐箪笥」ってところかぁ?イモはともかく、後2つを私のようなオヤジが「娘さんのいる父親」に送ったら、殺されると思う(笑)。ヒネると「春日部のクレ○ンしんちゃんグッズ」「鷺宮のら○☆すたグッズ」…別の意味で殺されそうだ。
 
 そこでまあ、とりあえず一番マトモそうな「イモ関連」で何か見繕うことにした。色が黄色っぽいだろうから、「山吹色のお菓子です」ってシャレにもなるだろうと思って。趣味関連の友人知人に渡すモノなんだから、シャレはあった方がいい。
 
 最終的に選んだのは、いもようかん。実は私の好物の1つ。つーか、私はイモが結構好きだからなあ。ドトールでアイスコーヒーのついでに頼むサイドメニューの定番が「スイートポテト」だし。これは値段安い割にコーヒー&私の煙草と相性が良くてねえ。そのものズバリスイートポテトとどちらにするか悩んだけど、いもようかんの方にしてみた。
 
 しか~し!これはちょっとだけ失敗だった。賞味期限が早かったのだ。持参するその日までに食えってのはなあ…モノがしょせんいもようかんだから、賞味期限過ぎてもさほど味は落ちないと思う。けど、「ちょっとハズした」と言えるのでは?
 
 今になって考えてみれば、ご家族がいるのだから、もっと無難なお菓子類、チョコレートなんぞの詰め合わせで良かったのだ。どーせ食うのは当人ではなくご家族なんだろうし。つい「コミケでの差し入れ」感覚(コミケの差し入れは、荷物になることを嫌って当日その場で消費することが多く、持参する側もソレを意識することが多い)でチョイスしたのは、少しだけ間違いだったようだ。
 
 そんなわけで、私としては「少しだけハズしたな」というのが感想である。ただ、だからって「深く反省」しているワケでもない。しょせん「他愛ない差し入れ」なんだから、ちょっとハズした程度でそこまで反省する必要は無い。当人もしくはご家族が「アレルギーだから食べられない」って品ならともかく…
 
 しかし、反省ナシってのはやはり違うと思う。今回は今回で良しとしつつ、次回以降何かしらの機会があって菓子折のような「つまらんモノ」持参する時に、今回の経験を踏まえて品をチョイスする…ってのが、正しい姿勢ではないかな。
 
 お中元にお歳暮、祝い事や記念、お土産など、「つまらんモノ」を持参する機会は何かしらありそうなモノだ。昨今は人間関係がドライになり、そーゆー機会は減りつつあるとは思うし、品を選ぶ際も「面倒だから、極力無難なモノを」となりがちだ。ただ、こういう品は「どれにしようかな」と悩むのも、オツなんじゃないかと。「関係先にばらまきまくる必要がある」なんて人間だと、「そんなコト言ってるヒマなんてあるかぁ!」となるかもしれないけれど…
 
 私は色んな意味でねじ曲がった人間ではあるけれど、こういう部分では多少なりともマトモなこと考えているんですよ。他愛のない話ではあるけれど、たまにはこういう話も良いかと思って、話題にしてみました。
 
 しかしなあ。いもようかんの賞味期限がああも短いとは、知らなかったなあ。やはり余計な知識ばかり仕入れて、そーゆー知識が欠落していたんだな。いけませんね。修行のため甘い物でも食いに行こうかなぁ…オレ1人で(苦笑)。