7月21日 ― 2009/07/21 23:38
衆院解散。コレに伴い、児ポ法改正案が廃案扱いに。とりあえずは「最悪の事態」は避けられたようだ。ただまあ、いずれ蒸し返される話題なのは間違いないので、引き続き注意が必要ですね。とりあえず、トンデモネー提案をした議員は反省するか落選して欲しい。
本日の話題は、久々に競馬。夏バテで延び延びになってしまったけど、今期のPOGで私に初勝利をもたらしてくれたカリビアンペガサス号と、その父Fusaichi Pegasus、そして私が勝手に「Fusaichi Pegasusの代表産駒」扱いしているFloral Pagasusについてちょろっと語ってみようかと。
Fusaichi Pagasusってのは外国の馬である。米国で今も種牡馬やっているはずだ。カリビアンペガサスの父がコレなのは、外国から買ってきた馬だからである。いわゆるマル外だ。最近影が薄いけど、相変わらず輸入されてソコソコ活躍はしている。
私がカリビアンペガサスを指名したのは、つまるところ「Fusaichi Pegasus産駒だから」に尽きる。私の中では評価高いので。本当はゴッソリ指名できる予定だったんだけど、何故か何頭か「先に指名」されてしまった。この馬の産駒を評価している奴なんて他にいないと油断していただけに、ちょっと悔しい。
何故私はFusaichi Pegasus産駒を評価しているのか?Floral Pegasusという「いい馬」の親父だからだ。当たればあれぐらい走るとすれば、積極的に指名する価値がある。これ自体はごくありがちな理由ではないかな。ちなみにFusaichi Pegasusの現役時代については「知識として知ってはいるけど、特別感心した覚えはない」という程度に留まる。
ありがちじゃないのは、Floral Pegasusが日本馬でも欧米の馬でもなく、香港馬ってコトか。いくら同じ極東とはいえ、香港の馬場と日本の馬場はそれなりに違いがある。香港で強いからって日本で強いとは限らない。けどまあ、私は「香港で強い馬は日本でもある程度走る」と思っているし、香港馬の過去の実績はそれをある程度裏付けている。個人的には、そこまで的外れではないと思っているんだけどなあ。
Floral Pegasusは香港馬の中では出世した部類に属するので、私が「注目」しているのはさほど不思議な話じゃない。とはいえ、私が初めてこの馬に注目したのは、まだあまり名前が売れていない時代の話。香港競馬の「1班時代」だから、日本で言えば「1勝している2~3歳馬」ってクラスかな。この時点で強い勝ち方したので、「コイツ走るな。いずれ出世するに違いない」と判断したのだ。
日本にも「香港競馬フリーク」が増えてきた昨今ではあるけど、流石に「出世しそうな香港馬を本気で探す」奴は流石にそう多くないと思われる。私はコレをやる。それがFairy King Prawnが香港スプリント勝ったのを目撃した時点で「左回りさえこなすなら、安田記念で勝負できる馬」と決めつけたって実績を持つ私の「習性」だ。
Floral Pegasusは一口に言って「ゴツい馬」だった。なんつーか…「芝よりもダート向きじゃね?」って感じるくらい、ゴツかった。血統見たら親父がFusaichi Pegasus。米国のダート馬。「これで香港の芝をこなすのかぁ?」と感じたことを思い出す。でも、結果は圧勝。ゴツい体に似合わぬ軽快な動きに「コイツ走るな」と感じた。だから、今の私のPCはこの馬の名前が付けられている。
しかし、とりあえず今のところ、「日本で大きな実績を残したFusaichi Pegasus産駒」はいない。最近外国産馬や持ち込み馬は影が薄いことだし。そこでまあ、「他に指名する奴なんているわきゃない」と決めつけていたんだけど…どうも読みが甘かったようだ。馬体がどうとか牧場での評判がこうとかって話になれば指名に踏み切る理由になるのだから、油断しちゃいけなかったんだけどねえ。
カリビアンペガサスが勝った新馬戦は相手も結構強く、「流石にいきなり勝利は難しいかな?」と思っていたんだけど、何を考えたのかしっかり勝ちやがった。正直、意外と言えば意外だ。指名順位も低く、「コンスタントに使ってコンスタントに稼いでくれれば御の字」って馬だったのに。Floral Pegasusを「パドックの時点では正直ソコまで評価してなかった」のと似ているって言えば似ている。まだこの先のことはわからないけど、少なくとも中アタリの馬を獲得できたんでないかなあ。今後に期待したいですね。
しかしだねえ。何で私は「沙田で仕入れた知識を日本競馬に応用」することにより実績を出しているんだ?しかも馬券ならまだしも、POGで。そもそも「そんなコト試みているんじゃねーよ!」ってのはあるんだけど、まさか本当に結果が出るとはね。色んな意味で「間違った」競馬ライフを送っていると思う。でもまあ、それが「沙田はオレの貯金箱」と豪語する(そう言うだけの実績はあると思う)私に相応しいと言えば相応しいんだけど。
何はともあれ、カリビアンペガサス号には頑張ってもらいたい。比較的牝馬と相性が悪い私にとって、シーキングザパール以来空白だった「相性が良い牝馬」の座に納まってくれる可能性がある。まあ、まだ1勝しただけなので「この先も期待できる」とは限らないわけだけど。とりあえず次走は頑張ってもらいたい。そこも勝てるようなら「ホンモノ」だと思う。現時点でどーなるのかはわからんけど。
しかしだなあ。今年は「思い切って指名基準変えてみた」にもかかわらず、最初の勝利は「いつもの指名基準で選んだ馬」とはね。こういう馬は結局重賞勝てない(何故か勝てない。オープンはそれなりに勝っているのに)と相場が決まっているんだけど、この馬はどうかねえ。カリビアンペガサスが「オープン勝つのに、重賞勝てない」馬になっちゃった場合、私の呪いってコトになるんだろうか。それは色んな意味でカンベンしてもらいたいんだけどなあ…
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