4月12日2008/04/13 01:45

 本日、携帯と眼鏡を新調した。携帯はキャリア替えず、国際ローミング対応のW52Sを選択。これで香港に加え、ロンドンやパリでも携帯が使えるようになりました(何故かこの色)。その代わり、iPhoneの導入は事実上「見送る」ことに。ま、そのうちiPod Touch購入する予定なので、問題はない。なお、眼鏡の方はレンズだけ交換。度は問題ないのだけど、表面のコーティングがイカれてきたので。
 
 さて、本日の話題に行こう。本日の話題はまたもこの色。今月は多いなあ。別に5周年を意識したワケではないんだけど。でもまあ、「このサイトのあり方」に関わる問題だったりするので、許して下さいませ。
 
 以前書いたとおり、このサイトは、「原則として広告禁止」としている。たとえ「カネになりますよ」と言われても自発的に設置するつもりはないし、「純粋な広告である」と判断したコメント・トラックバックは発見次第削除している。
 
 この方針を守るため、現在トラックバックは「原則非公開」に設定してある。なにせ山のように「スパムっぽい」トラックバックが付くので。広告の存在に対して猛烈に「厳しい」方針を掲げている以上、他じゃスパム扱いされないモノもここではスパム。おかげで、原則非公開にしておかないと管理しきれなくなった。
 
 これはまだいい。問題は、最近コメントにまでスパムが紛れ込んでくるようになったことだ。コメントはその性質上、「私が吟味した後でしか公開されない」のは考えモノ。できれば「原則公開」としたいんだけど…どこまでこの方針を維持できるのか、不安を感じているのは事実。
 
 面白いことに、スパムコメントが付く「ネタ」はほぼ決まっている。3月23日だ。セ・パ両リーグの「順位予想」をやった時である。きちんと統計を取ったワケではないけど、ほとんどがこの日だったのは間違いない。
 
 これは何故か?今のところ、直接的な原因は不明である。別に私はアクセス解析してないから。やるべきか?とも思うんだけど、この手のスパムコメント付ける奴を「完全排除」出来そうもない以上、結局は無駄に終わりそうだ。どうせ相手は何らかのソフト、排除してもきりがないと思われる。
 
 やはり野球ネタはターゲットにされるのか?と考えて、実は「試験」してみたことがある。4月5日のネタがソレだ。しかし、現在のトコロ反応はない。これは推定ではあるけど、「スワローズ」「ジャイアンツ」って単語は、ターゲットにされてないようだ。
 
 すると、標的になったのは?うーん、3月23日のネタを「スパムコメントの対象になるかどうか」って視点で見直すと、かなーり「ヤバそうな」単語に満ちている。特に「ジャイアンツのより一般的な名称」と「関西にあるセリーグの某球団の名称」はいかにも狙われそうな感じ。向こう側の「仕組み」はよくわからないけど、この辺が「原因」じゃないかなあ。球団自体に罪はない(とりあえず、この件では)けど、人気があるだけに「利用しようとするバカ」が多そうなので。
 
 正直、このネタを除くとスパムコメントはほとんど付かないので、近々削除を予定している。順位予想である以上、本来ならシーズン終盤に「当たった外れた」って話が出る。その時、このネタが削除されてるのはどうよ!って気がするのは確か。けど、とりあえずはそこまで神経質にならなくてもいいんじゃない?仮に「全部当たった」としても、「オレってスゴイ」ってネタじゃなく、「全部当たる確率は…」って方向で話をするでしょ(苦笑)。だって、セリーグ4位予想は「いい方向になら」外れて欲しいもの。
 
 とりあえずで言えば、今後野球ネタは「要注意」とします。注意するだけで、採り上げなくなるってワケではないけど。とりあえず、やたら人気のある2球団については、表記方法に注意を払うことになるだろう。これで対策になるのかどうかは未知数だけど、放置しておくつもりもないので。
 
 この「スパムコメントの嵐」は、私がここを「18禁にしてやる!」と思った動機の1つだったりするので、対策が上手くいけば「18禁計画」は発動しないかも知れない。もっとも、単に「このブログのドコに設置するのか」サーチした結果に過ぎず、対策した結果は他のネタに分散してコメントが付いただけ…となるかもしれないけど。コメントを「原則非公開」にすれば一応の対策にはなるけど、私の運用方針により、コレを実行した場合には「18禁指定」の可能性が高まったとお考え下さい。「18禁指定」する理由が、他と全く違うからね。なお、一時期「コメント原則非公開」って状態になっていたけど、これはプロバイダーが(管理の都合上)勝手にやったモノであり、私の運用方針とは無関係です。
 
 故意にネタを削除するのは、一応初めてである。うーむ、私もついに「言論の自由を妨害する行動」の犠牲者になったか…これ、笑い話じゃ済まないよ。スパムコメントってのは、使い方次第ではこーゆーことに使えちゃうのだから。言論・表現の自由ってのは守るべきなのは間違いないけど、具体策となると結構アタマの痛い問題なのよ。「青少年ネット規制」だの「児童ポルノ撲滅運動」だの映画『靖国』上映中止」だの、果ては「立川ビラ配り事件有罪確定」といった、「表現の自由に制限を付ける」動きが出てきている(これら自体の評価はさておく必要があるんだけど)以上、少しは気に掛けて欲しいことではある。気がついたら、自由にモノが言えなくなっているかもしれないので。
 
 もっとも、スパムコメントだって一応「自由な言動」の1つであって、それをせっせと削除してる私は立派な「表現の弾圧者」だという考えも成立する。だから「表現の自由」は難しいんだよ。無制限な自由は、弾圧とあまり変わらない状態になる。「声のでかい奴」が勝つから。それを踏まえた上でどうこうって話を展開しないと意味がない。上で例示したモノについても、個別の評価とその根拠となる理屈は「表現の制限だから×」などといった単純な図式で割り切っちゃイケナイ。まあ、ここから先は語らないけど。私なんぞがこの問題について「見事な論理展開」ができるわきゃないので。新司法試験の公法系問題(「表現の自由」絡みを問われる可能性大)で合格点取れる答案を「まだまだ青いね」で片付けられるレベルでないと、この先は無理だ。
 
 とりあえず私のブログに関して言えば、コメントも含めて「私のブログ」であり、私の運用方針に従わない形式のモノはすべからく「削除対象」である。意見が合う合わないってのは、この次に来る話。運用方針に反する言動(要は広告)を抹殺したところで、私は「正統な権利」を行使しているに過ぎず、言論の自由に対する加害者呼ばわりは「不当なる非難」である。それに対し、運用方針に合っている存在(自分のネタは必ずこれに該当する。そうでなければ掲載しない)に対する「運用方針上の」攻撃、つまりトラックバックやコメントで広告をつけることは「不当なる権利行使」だと宣言させてもらう。
 
 そもそも、だ。色々理由がある(大半はしょーもない)とはいえ、「私に収入をもたらす」とか「訪れてくれた人の目の保養になる」といった「有用な広告」ですら排除しているのだ。商用宣伝ビラ感覚で広告つけられたんじゃ、たまらん。肝心な奴にはちっとも届かないコトを承知の上で、あえて吼えさせてもらう。
 
ここは広告禁止!俺は広告嫌いだぁ!