12月17日2007/12/18 00:25

 土曜に仕事して、日曜は爆眠。やっとこさ香港旅行の疲れ(あまり意識してなかったけど、当然あった)を取りました。ふう。今年はこれから大変だってのに。
 
 本日のお題は、「私は何でブログを続けているのか」としよう。某サイトでそんなことを語っていたので。ま、自分のモチベーションがどの辺にあるのか、確認するのは悪いコトじゃないと思うな。
 
 今まで何度も書いてきていることだけど、ここの目標は「ついて行けない」話題をいかに読ませるか、ってトコロにある。何だかわからないけど面白い…と思ってもらうのが「主目標」であり、たまに展開されるであろう「ついて行ける話題」ってのは、ある意味「オトリ」である。ま、成功しているとは言い難いけど。
 
 何でこんな目標を?特別な理由はない。強いて言うなら、私は多彩な趣味を浅くかじっている(ツッコミ不許可)関係上、話題を絞りたくなかったから…って話はある。書きたいことを何も気にせず書き殴っていれば、どうしたって「ワケわからん」話題が多くなる。かといって話題を絞れば、どうしても「更新できない日」が増える。それだったらいっそ「ついて行けない話題」を読ませることを主眼に置いてやれ…と思ったのだ。
 
 私のような年代の人間は、正直かなーり保守的である。もちろん、この私もしかり。古代戦や南北戦争モノには若干尻込みするし、ばんえい競馬を覚えようって意欲も乏しいし、新作アニメをチェックする意欲を失って久しいし、競馬以外の理由で海外旅行に出かけるのはかったるいし、Linuxに触ってみようって気分にはなれない。ラグビーやバスケの贔屓球団を作るつもりもない(アメフトにはあるんだけど。サイトで甲子園ボウルの結果観てひっくり返っていた…)なあ。どれもこれもチャレンジしてみたらそこに新たな楽しみが発見できそうな分野ではあるけど、どうにも腰が重くて…その上更に「新しい趣味」を覚えようなんて、とてもとても…
 
 それでもだ。私はまだ「マシ」な方かもしれない。時々よくわからない発作を起こし、知らない間に「趣味が拡張」することがあるから。世の中には私の知らない趣味が山ほどあり、私がそれを「良く知らない」のは、その趣味がツマラナイからではなく私がアホウだから…って意識があるので、たまーに意味不明な好奇心を起こして「体験」し、趣味の拡張を引き起こすんだな。
 
 もっとも、いかにこの私と言えども、「今まで知らなかった世界に飛び込んでみよう」って意識だけで新しい趣味を会得することはない。大抵は今までの趣味の「ついで」部分が拡張したものだ。超人ロック~ボードゲーム~シミュレイションゲームって流れがそうだし、競馬~海外競馬って流れもそう。最近では「麻雀鍛え直そう」と何気なく購入した脱衣麻雀ソフトから波及して、オーディオにカネ掛けることを覚えるに至っている。多分私本人以外には「何でそうなるのか」ワケわからんと思うけど。
 
 正直言って、私は「自分の趣味が広がった瞬間」が大好きである。他人の目からすれば当たり前だったり、下らなすぎることでも、私にとっては「新世界」だ。そういうものに遭遇した嬉しさってのは独特だからねえ。ただ…私は可能な限り「昔からやっていたこと」を捨てないようにしている関係上、趣味の拡張には巨大な問題があるんだけど。それゆえ、流行とやらに流され、次々と趣味を替えることができる奴は「もったいない」と思う反面、多少羨ましくもある。
 
 確かに、一心不乱に1つの趣味に打ち込む姿は尊い。本来ならばそうあるべきなんだとは思う。しかしだ。自分が今いる世界だけが全てだと信じて突っ走る…ってのは、尊いかも知れないけど美しくない。ま、だからって「まだ見ぬ何か」を求めて趣味をとっかえひっかえ…ってのはどうかとも思うけど。これは美しいかも知れないけど、尊くないなあ。じゃあ、美しくて尊い道とは?これは私にはよくわからん。
 
 ただまあ、「自分の知らない世界」なるものを覗いてみて、何だかよくわからないけど面白そうだ…って気持ちを持つのは、悪いコトじゃないと思う。私の場合その手の誘惑が山のように落ちていて、いかにソレを避けるかが課題のような気もするんだけど。このサイトは、そういう「若々しい感性」の大切さを感じてもらうために、あえてワケわからん話題を提供するのが目的の1つなんじゃないかなあ。
 
 何度も言うけど、私のこの目標は全くもって達成できていない。文才がないのだ。少なくとも、この目標を達成するほどは。そのジャンルに全く興味を持たない人間にも「面白く読める文章」なんて、相当の文才がないと書けないと思う。この点に多少なりとも自信が持てるようになったら、私は文章でメシ食うことにチャレンジしますよ(苦笑)。とはいえ、ここはカネ取ってるワケじゃないし、広告でさえ可能な範囲で排除してある。駄目な私が駄目なりにあがいていたからって、文句が出る筋合いはない。最低でも「話題限定で」読んでいただけていると確認済みなので、特に止める理由はないわけだ。
 
 こうやって言葉にしてみると、ヘンなトコロにモチベーションがあるコトがよくわかる。まあ、それが私ってコトで。以前「オチで自分を落としていると指摘された」ってコトを書き、それは大いに当たっている(オチがないと不安になるのだ)のは事実だけど、自分が「フツーである」と卑下したことはあまりない。この点は取り繕いようがないからなあ。してみると、ここは作者である私の意図とは無関係に、「F男という珍獣の生態を観察する」ために存在してるのかも知れない…うーむ、それでいいのかオレ。ま、いいか。読んでくれる人がいれば。

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