11月24日 ― 2007/11/25 00:41
はっはっは、勝った!勝ったぞ!しかも、滅多に勝てないモノに!自分を褒めるため、読者置き去りで顛末報告といこう。なお、一応個人的な話題なので、ネタ分類はこの色。違う色だらけのような気がする?気のせいだ(笑)。
何に勝ったか。あえて無理筋を攻めたJCダートではない。武ヴァーミリアンは読めたけど、2着が違う…やはりカフェオリンポスを入れたのは無駄だったか。ブツブツ…ってのはいい。良くあることだ。ヲタク方面である。来年のカレンダー?いや違う。市販品は4点購入予定とした(まだ未発売のモノがあるので、購入は後日)が、私の目の前で売り切れなどと言う挑発的行為を働いた某品は結局入手不能っぽいので、これも負けだ。
これらの敗北を埋め合わせてオツリが来るほどの「貴重な勝利」とは?エロくない同人誌である。先日入手しそびれていたモノを、キッチリ購入できたのである。いやあ、これはラッキー。
これだけで何が何だかわかる奴はまずいないので、説明しよう。私が欲する同人誌ってのは、その大半が「即売会でしか入手できない」モノである。はっきり言って、需要がない。私のような「ごく一部のアホウ」しか買わないモノばかり相手にしている。筆頭は便せんだけど、他の品も似たり寄ったり。私は自分自身のことを、「そーゆー品にしか反応しない人間」だと信じてきた。ま、おおむね間違いではないと思うぞ。
ところがだ。先週末の日曜日、カレンダーと便せんを求めて同人誌即売会「コミティア」を彷徨う私の目に、気になるモノが飛び込んできた。ヘッドホンの本。ネタがネタだけに、ぱっと手が伸びる。どれどれ…おお、紹介しているのは、おおむね私が「ヘッドホンである」と認める価格帯の品(ここで扱っているのは\7,000~240,000.-)ばかり。機能解説と視聴した感想、オマケとして「装着した女性のイラスト」までついている。これはいい。今使っている品に大きな不満はない(アンプを導入しようか検討中ではあるんだけど)とはいえ、他の機種は気になるし。しかもイラストのおかげで「装着感の善し悪し」も見当つけやすい。私がどんな人間か考えれば、「これは買いだ!」って結論は当然でしょ。「萌え系同人誌」としても相当レベルが高い(イラスト上手いし、表紙込みフルカラー64pもあるし)けど、そこは購入理由ではない。F男だから。
しかし、私が手に取ったのは単なる見本。その横にあったのは「完売」という非情の文字…何故だ!何故こんなマニアックな本が!最近「ちょっと高めの」オーディオが復権してるなんて話は聞いてない。察するに、私が「オマケ」と判断したネーチャンのイラスト目当てで買う奴が山ほどいたんだな。くそう、普段1万円未満のヘッドホン使って音聴いて満足しているような奴が、こんな本買うなぁ!
普通なら諦めるしかないところだ。同人誌とはそういうモノである。運が良ければ再会して購入できるけど、なかなか…私は別に「熱心に同人誌漁っている」ワケじゃないからなあ。でもまあ、これだけ売れる品ならコミケで遭遇できる可能性がある…と考えていたところ、「とらのあなかメロンブックスで扱ってるはず」という言葉が聞こえてきた。私同様諦めきれない客が、売り子に確認してたんだな。
最近は即売会でなくても同人誌は売っている。「そういう店」が増えたからね。しかし、基本的に私とは無縁だと信じていた。先に書いたように、私は「世間一般によくいるヲタク」とは好みが違うのだ。同人誌などというマイナーな存在の、それまた隅の方に蠢く希少種。それが私である。ま、ヲタクってのは本質的にそんな奴ばかりなんだけど。よって、私は今まで一般店舗で同人誌を買ったことはなかった。同人誌みたいな本は山ほど買ってきたけど(苦笑)。
そんなワケで、本日は秋葉原へ。いや府中に行ってJCD観ようと思っていたんだけど、寝坊したので府中行ってるとレースに間に合わない可能性が。よって水道橋WINSに切り換え、ついでに秋葉原へ足を伸ばすことにしただけ。別に気合いを入れたワケではない。
しかーし!ここで不測の事態が。ここでも「売り切れ」なのだ!唖然呆然愕然。入荷が少なかった?いや、単純に「よく売れている」らしい。売り上げランキングのかなり上位にて紹介されており、そこに「在庫無し」という非情の札が…さすが秋葉原、まだオーディオマニアがわんさかいて…って、そんなワケねーだろ。「そういう」品だったのか!エロでもないのに、何で!くそう、「一般的なヲタク」が好みそうな品に飛びついてしまうとは…不覚…
かくしてションボリモードで帰宅についた私。JCダートで負け、ここでも負けか…この悪い流れで明日のJCに臨むのは、どうもなあ…そこでふと「悪い流れを全部出そう」と考えた。飛ぶように売れてると評判の「ミシュランガイド東京版」を大宮の街で探してみようと。都内じゃまず入手不能だろうからねえ。ここでも売り切れている可能性は高いけど、それはそれでいい。もし見つかれば「良い流れを掴めた」だし、全部売り切れなら「ここまで悪ければ、後は上がるだけ」だ。流れなんて大半が気分の問題なので、とにかく何かしら納得できればいいんだよ、うんうん…
とまあアタマを「大宮書籍探索モード」に切り換え、地元大宮をウロウロする私。やはりお目当ての品は見つからない。ここでなんとなく脚が「メロンブックス大宮店」に向かう。そーゆー習慣だから。私が「大宮で本を探す」って行動を取るのは、「比較的入手容易なヲタク関連の品」ってことが多いからねえ。真の意味で「入手困難」な品や一般書籍を探すときは、大宮なんてハナから信用しない。最初から都内に出没する。ついさっきまで「メッカ」秋葉原にいたわけだけど、ただ何とな~く立ち寄った。
オチはわかりますね皆さん。あったんですよ。探していた同人誌。1冊だけ。まさかこんなトコロまで仕入れているとは…って、感心してる場合じゃないでしょ!速攻購入しました。大逆転勝利である。うう、「負けた」同人誌(欲しかったのに入手できないってのは、私の中では負けである)を入手できるなんて、かなり久々な気が…しかも、まるで期待できない土地で。良かった良かった。
まあ、冷静に考えればそのうち再入荷したと思われるし、コミケで「雪辱」できた可能性は極めて高い。ただ、モノが同人誌だけに「可能性が高い」だけで確実じゃない。作者サイドが何らかの理由で「増刷したくない」と考えたらアウト。同人誌なんて原則商売でやってるワケじゃないので、こんな判断が下る可能性は常にある。この辺がこの世界にハマっている人間の苦悩なんですよ。いくら最近緩和されてきたとはいえ、やはりこの世界は「一期一会」だからね。欲しいものはその場で買う、買えなきゃ諦める、ってのが基本だと思うな。というわけで、これを読んでこの同人誌が欲しくなった方、諦めてください(苦笑)。少なくとも私に発注されても困る。自分でコミケカタログから探すなり、とらのあなかメロンブックスで次回入荷予定聞いてください。
本日最後に「勝利」を掴んだ私。わはは、これはいい。いい流れだ!明日もこの流れなら乗り切れるはず!そう信じるしかない。過去「同人誌にうつつ抜かした後の競馬予想」ってのはことごとく駄目な気がするんだけど、そんなのは無視。これならモンジューのクソガキも魔神も怖くないぜ!しかしだな。私がこんだけ気合い込めて「モンジュー一族」及び「魔神」が待ち受けている競馬場へ乗り込むってコトは、なんかとてつもないコトが起きる前兆のような…でも、勝つのはオレだぁ!←おお、久々に前向きな〆だ。
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