1月15日2012/01/16 00:09

 負けた…自分に負けた。カレンダーがまた増殖しました。天井までもがスゴいコトになってます。総計はめでたく?50を超えました。ダメ人間だ…
 
 深夜バスで移動して、向かった先はインテックス大阪。「こみっく☆トレジャー19」に突撃だ。去年はとても寒かったけれど、今年はやや暖かい。「即売会日和」だな。何故オレはこんなトコロに…と思いつつ、なんか馴染みまくっている自分を発見。何故私はこんなイベントに馴染んでいるのやら。関東ならまだわかるけど、ココは関西だからなあ…
 
 まず突撃するのは、サークル「NONAM」殿。もちろんお目当ては独ソ電撃戦本。内容も気になるけれど、より気になるのは「どんな人間が作り、頒布しているのか」。こればっかりは突撃して確かめないと駄目だからね。
 
 まずは許可をもらって立ち読み。絵は、好みとか色々あると思うけれど、私は「問題なし」と判断。いわゆる「萌え系」だけどね。軍服の細部がどうとか言ってはイケナイ。気になる内容だけど、いわゆるストーリーマンガ。リプレイを元にした「戦いの再現」を狙ったモノで、GJ掲載の松田大秀先生のマンガと同じ路線と言えばわかりやすいかな。ただ、頁数は薄い。その分値段も安い。表紙フルカラー本文モノクロで14頁200円。しかも発行部数はかなり少数。流石にこの値段だと赤字だと思う。実際、サイトにそんな話が出ていた。これ以上はネタバレになるので、ネット上では語らない。
 
 ここまで確認して、しばし熟考。多分これなら…という結論が出た所で、5部購入。自分用、頼まれた分で2部。「こーゆーモノがあったんですよ」と見せびらかす?ために1部。ココまでは最低線。後は「旦那の注文に従って燃えの入った萌え絵を描く人」の先達(つまり、SLGamerの表紙描いている人)に意見を聞くため、某氏(要は旦那)に押しつける分。最後はものすごく迷ったけれど、ネタにされたゲームの発行元に「目は通しておけ」と押しつける分も確保した。
 
 5部購入に目を丸くするサークル主催者に対し、早速インタビュー。ネーム担当の旦那さんに「何故今になって独ソ電撃戦?」と聞いたところ、「他のゲームはロクにプレイする機会が無くて…」との話。それこそエポック版発売時から細々とゲームを楽しんできたようだけど、今は相手もいなくてソロプレイばかりだそうな。はっはっは、そんな貴方にお勧めのイベントが「SLG-CON」ってイベントでして…って、先週東京で行われたイベント紹介しても意味ねーだろ!
 
 SLG-CONについては後日みっちり語る予定だけど、ココでも少し語っておこう。今回私は、改めて「あーゆー趣旨のイベントって、やっぱりチャンと需要あるよ」と感じた。旦那さんがSLG-CONの参加者だったら、私が率先して「独ソ電撃戦」のお相手をした(注:スタッフは基本インストラクター、ってのはわかってます)のに…と、歯がみしたくなったくらい。くそー、我々の進んでいる方向は決して間違っていないけれど、やっぱり色々と力不足だ。
 
 とりあえず、コマンドマガジンは知っていてある程度買っているようだけど、SLGamerは知らなかった(ある意味当然)ようなので、「活動趣旨」を説明して最新号を1冊献本しておいた。あと、一応ゲームマーケット大阪についても軽く説明しておいた。私に出来るのはこれぐらい。後は色々頑張って欲しいとしか…私は、無力だ。こんな本を作って即売会で頒布する意欲を持った人が「プレイ機会がない」と嘆いているのは、何か間違っている。間違っているのに、私ごときに何が出来るというのか…
 
 絵師担当の奥様にも話は聞いてみた。描いてみた感想とか。気になったのは、軍装の細かい部分の資料がなかなか見つからないことだそうな。そりゃまあ、この世界に詳しくない人がネットだけでどうこう…って手法で調べるのは、タイヘンでしょ。戦車や飛行機を描くのも結構難しいだろうし。ふと思ったけれど、この辺をある程度解決できれば、ウォーゲームの欠陥の1つという説もある(異論もあるけど)、「ビジュアル面の弱さ」を解決できるのかも。その結果、この業界が萌え絵で埋め尽くされるのはどうかと…って話はあるけれど。この世界、自分で絵が描ける人間が少ない(いることはいるけれど)ので、絵を描く人達の気持ちがよくわかってなかったのかも知れない。
 
 なお、この本に目を付けたゲーマーは私だけじゃなかった。ミドルアース(本部)の下野守殿が私がいる時に顔を出され、自分用と周囲に見せる用の2部購入なさっていた。関東在住の私よりも「何か出来る」可能性が高いので、関西のゲーマーの方々には色々頑張ってもらいたい。
 
 会場を去り際に改めて売れ行きを確認した所、私が5部入手したからって話はあるけれど、それなりにハケていたようだ。「反応次第では続編も…」って話なので、こういう活動を続けてもらえるかもしれない。話を聞く限りでは、凄く前向きだったし。嬉しい話だ。そーゆー話が聞きたくて、本当に続編を出してもらいたくて、それを入手したくて、私はこんなコトやっているのだから。誰が何を言おうと、少なくとも私の中では、私の行動は間違っていないと思う。
 
 他についても語っておかないとね。実は「こみトレで何とかするから」って理由で年末のコミケでスルーした「不穏当屋」殿。今回も元気にフォント売ってました。ココで「まどか☆戦記」の新版入手しないと…と書いていたところ、「事実上取り置き」状態で用意してくれるという嬉しさ。いつもすいません。こういうコトやってもらえると、「毎回顔出さなきゃ」って気になりますね…たとえそこが関西であっても。ああ、やっぱり私はこの即売会から足抜けできないのね。ま、コミケだって似たような経緯で足抜けできなくなって今に至っているので、良くある話としておこう。うん。
 
 あと、「話を聞きたいから」って理由で、すごくつまらん(失礼)アナログゲームを入手。「ミルキィホームズ」の推理ゲーム…というありがちな作品なんだけど、「何故こみトレでこんなものを?」って聞いてみたくて。単純に「元々即売会に出ていたけれど、最近アナログゲームにハマったので作ってみた」との話。追加で「ゲームマーケット関西への出展予定は?」と尋ねた所、「敷居が高そう」との話だった。気持ちはわかるけれど、多分「アナログゲームを売るなら、やはりアナログゲームを買いに来る人間が多そうなトコロ」に出展するべきだと思うな。あくまで個人的意見と付け加えてそんな話をしてきた。まあ、こみトレは「アナログゲームもあると期待して良い即売会」ってのが私の意見だけれども。
 
 あと、ゲームマーケットなどで以前から姿を見かけていた「あゆ屋」のゲームも試しに買ってみた。こーゆーものに幅広く手を出すと後々…って理由から逃げ回っていたんだけど、先日このサークルの方と飲む機会があったので…ふっ、これでまた「東方」に顔を出す理由が…
 
 ゲーム以外の話もしよう。先ほど話に出た「東方」系の音源サークル「うんちく商事」殿のピアノアレンジCD。今聴いてます。いいピアノは音が違うんだよね。「安いピアノや打ち込みが悪いワケではない」とは思うけど、良いピアノには良いピアノの良さがある。
 
 他で注目の品?は、壁掛け時計。いやね、どーも最近部屋の時計の調子が悪くて。つまらんデザインの品ではあるから、「いっそのこと萌え時計?」ってんで、2つほど入手してみた。現在試用期間中。ある意味重要アイテムなので、少しでも使い勝手の悪い品を置くつもりはない。というわけで、時計まで増殖を…ま、これは最終的に1つを除いて撤去されるとは思うけど。
 
 増殖と言えば、カレンダーのことに触れないワケには…はい。我慢できませんでした。何とか卓上版は我慢したんだけど、壁掛け版は…1つは強引に割り込ませ、もう1つは多少マシだった別室に配置、通年と「半年モノ1枚」(次入手できるのか?)は仕方ないので天井に…天井も隙が無くなったぜ。はは、ははは…
 
 というわけで、なんか駄目人間っぷりを自覚させられまくった1日でした。ふ、言い訳しても仕方あるまい。ヲタクの生き様とはこういうモノでしょ。