1月8日2011/01/09 03:41

 コミケ関連(原稿含む)で気力を消耗した関係上、ちょっと文章を書く気になれなかった。申し訳ない。気力回復ってワケじゃないけど、そろそろ更新しようかと。
 
 唐突だけど、来週は関西に遠征しようかと。千葉会へ行って…ってのも考えた(最終的にそうする可能性もある)けれど、とりあえずは関西遠征を優先した方が面白そうだなと。以下、理由その他色々語ってみます。
 
 関西遠征の目的?そりゃもう、同人誌即売会…コミケで疲れてるのに、また即売会かよ!と思うのが正しい。つーか、私自身そう思っていたりする。けど、一度「関東圏以外の同人誌即売会」に行ってみたかったし、「私個人のための」取材を試みる価値があると判断した。
 
 関西でも、同人誌即売会はいくつかあると確認している。だったら、コミケ直後のこんな時に行かなくても…と思うのだけど、とりあえずブログ「ゲーマーいちねんせいが ゆく」で「こみっく☆トレジャーに参加する」と宣伝しているんだから仕方ない。主目的として「連中(コマンド誌編集部のこと)は一体何を考えているのか」を探り出すため、行こうと考えている。
 
 いわゆる「萌え産業」の企業が、同人誌即売会に企業参加するのはわかる。しかしだねえ。「少女兵器大戦」を出しただけの国際通信社が、コレだけで「我々は萌え産業」と位置づけるのは…それでも別に大きな問題はないけど、「本当に萌えだけで参加するのか?」ってトコロは気になる。他に何を持ち込むのか、その「売れ行き具合」はどーなのか、偵察しておきたい。
 
 ついでに言えば、「本当に大丈夫か?」って気持ちも少しある。過去コミケの企業ブースで「なってない」企業の対応に激怒した経験を持つ身としては、国際通信社の連中も「同じコト」やらかさないかどうかは気になる。ドコをどう考えても、連中の同人誌即売会参加経験なんて「だからどーした」レベル。いわゆる「オンリー系」(なにがしかのジャンルに特化した即売会)と、準メジャーオールジャンル(だと思う)を比べるなよって話だ。とりあえず、「砂漠のネズミ」(英軍のこと)相手に、砂漠の盗賊狩りしか経験のない部隊をぶつける伊軍並みに無謀じゃないかと。ちなみに、コミケは東部戦線並みに熾烈です。
 
 もちろん、サークル参加している連中も気になる。特にウォーゲーム系は。「そんなのいるのか」って気は大いにするけど、いないならそれでいい。「多少ミリタリーが絡んだ自作ゲーム」をどうこうって馬鹿は少数ながらも存在する以上、さすがに「全くもって用がない」可能性は、むしろ低い。そーゆートコロから「ウォーゲーム業界になにがしか貢献しそうなサークル」を見つけ出すって作業をするのが、私の専門分野だ。多分「無駄に世界最高の権威」だと思うぞ。他にそんなコトする奴、いるわきゃねーから。
 
 本当ならば国際通信社の連中に、「全てを売り子に投入せず、会場内を偵察する奴を確保しろ!」と言いたいんだけど、正直「そういう」発想においては、とてつもなく弱いんだよな…放置しておけばコマンド誌や「ウォーゲーム日本史」はおろか、a-gameでモノ買うとついてくる小冊子「かわら版」にさえ、この日のレポートは掲載されないと思われる。せいぜいがいちねんせいブログに写真付きで掲載…いや、下手すると「萌えイラストだけが目当ての奴がそれなりに訪れ、対応に忙しかったので」写真ナシの可能性もある。こういう分野に話を限定するならば、まるで役に立たない。仕方ないとは思うけど。
 
 ソコを補完するための「取材班」として、F男とかいうライターがいるのは確かだ。認めよう。別にそのことに不満はない。ただ、関東圏に話を限定するなら。そもそも、私がコミケ取材を始めた動機の1つに「コマンド誌編集部は関西だから、コミケ取材に人を出せって言われても対応不能」ってのがある。もしコマンド編集部が関東にあったなら、まず「同人ゲーム紹介を本気でやるなら、コミケに誰か派遣しろ」って意見具申をしたに留まったような。にもかかわらず、何で関東在住の私が、関西に居を構える会社のため、関西の即売会を取材しなければならないのか。日本人が香港まで行って「日本成年向美少女遊戯動漫」雑誌を買うのと同程度には理不尽だ。
 
 ただ、せっかく国際通信社が参加する即売会なんだから、「信用できる偵察部隊」を派遣したい。にもかかわらず、とりあえず国際通信社の人間は「信用できる偵察部隊」ではない。他に「派遣要請に応じてくれそうな」関西のゲーマーもいることはいる気がするけど、なんつーか…そのゲーマーの方の「同人誌即売会での目の付け所」について知識ゼロじゃあ、申し訳ないけど「偵察部隊としてどうなのよ」って疑問は生じちゃう。これが関東圏なら、「非常事態発生時には代役お願いしてもイイ」知り合いが数人いたりするんだけど。
 
 元々、私は「関東圏はともかく、それ以外の地域での同人ゲーム市場ってどーなっているのか」は気になっていた。ズバリ「ウォーゲーム」ってサークルは皆無って可能性は高い。高いけど、ゼロじゃねえ。コミケにいるいくつかのウォーゲーム系サークルは、コミケのためわざわざ上京しているのだ。地元の即売会で売って何が悪い。ましてや「萌え系アリ」「それっぽければOK」ってな感じに間口を広げれば、何かしら「掘り出し物」が見つかる気がするんですが。
 
 ただ…そもそもそれを調べようにも、「そーゆー目で即売会を見てきてくれるゲーマー」がいるのかどうかもよくわからん現状では、どーしよーもない。私自身が出向くにしたって、そもそも「同人ゲームが置いてある即売会の開催日」すらわからんようでは、遠征するタイミングが掴めないのだ。だから、せめて「この即売会は、同人ゲームがあるかも」って情報を提供してくれるような「私にとっての偵察ポッド」が欲しい、とりあえず関西圏にそーゆー人脈を作れたら便利なんだけどなあ…と考えていた。ちなみに、この人脈は新たに構築するモノに限らず、元々付き合いのあった方と「そういう方面でも」繋がるって行為も含みます。人脈とはそーゆーモノよ。
 
 実のところ、こーやってココで「関西遠征するかも!」と吼えている理由は、単に「関西行きました」だけじゃなく、「関西でこういう機会があったら、知らせます」ってレベルの「偵察ポッド」として計算できるような知り合いがいたならば、うまく向こうで顔を合わせることが出来るかも…って期待が入っている。そのためには、土曜の時点で関西入りし、誰かと飲んでから即売会に向かった方がいいかぁ?でも、交通・宿泊関係にあまりカネ使いたくないし、時間も色々…と思い悩んでいる次第。あまりに面倒なので、遠征中止の可能性もある。
 
 とりあえず、明日か明後日のどちらかに秋葉原に行き、「こみっく☆トレジャー」のカタログが入手できないか試してみようと思う。一応「とらのあな」か「メロンブックス」(同人誌扱っている場所として有名)に入荷はしたみたいだし。残っているのかどうかは定かじゃないけど。たくさん仕入れたはずはないので、事前入手不可って可能性は高いな。
 
 なお…最終的に「行く方向で検討しよう」と決断した理由は別にあったりする。何を考えたのか、某「バカ高いCDメーカー」が企業参加するのだ。いや、別にこの会社のブースに用はない(それはコミケで済ませた)んだけど、国際通信社とこの会社が「揃って即売会に企業参加している」などというアホな光景が見たくて…このようなアホウは取り合わせはF男に対する重大極まりない挑発であり、全人民はこれに対しその総力をもって応じる用意が…