12月7日2010/12/08 01:34

 コミケカタログが出た!正直言って、狂乱状態です。気が立ってます。あまり近づかないように。とりあえず、気になるのは「仕事」関連、つまりゲーム系。つーか、それ以外ロクにチェックしてねえ。チェック項目が山ほどあるというのに!そんなわけでこの関連の愚痴なんぞ。
 
 今回の私の原稿は、TGF2010とコミケのセットになる。〆切の都合上そうなるのだ。それ自体はいいんだけど、問題は「それでマトモな原稿にまとめられるのか?」だ。軽くカタログチェックしただけの現段階では、今回のコミケは「豊作」っぽい。TGFと重複しないサークルが山ほど見つかっているんですけど。かといって、TGFが不作ってワケでもない。何も考えずに原稿書いていると、タイヘンな分量になりそうだ。
 
 そんなわけで、分量気にしながらTGF部分を色々いじっているんだけど…なんつーか、色々上手くいってない。どーしても分量が増えてしまう。無理に削ろうとすると、「大切なことが表現できてない!」ってなモノになり、また書き直すことになる。その繰り返し。配置場所情報(個人的信念により必須だと思っている)入れてないのに予定分量突破し、しかも「書き足らない」感じ。これにコミケ編が加わるんだから、なんかスゴいことになりそうな…
 
 まあ、蓋を開けてみれば「コミケは不作でした」となる可能性もある。その辺は実際行ってみないとわからないからなあ。少なくとも以前の「不作予想」は外れたわけだし。ただ…カタログチェックと現地調査を比較した場合、「抜け」が多いのはカタログチェックの方だ。少なくとも私の場合。現に、現段階では「ザ☆ビッグプロ野球」2010年版データを出しているトコロが見つかっていない。不在も考えられるけど、委託その他で「現地で発見」される可能性が高いよなあ。
 
 それと今回、コミケで「特別取材」を行いたいなあと思っているんだな。単にコマンド誌イラストレーターの速水螺旋人先生とM.WOLVERINE先生、それと「少女兵器大戦」のイラストレーターZECO先生の同人誌を取材するだけなんだけど。毎回紹介するのはどうかと思うけど、たまにはキチンと紹介するのが筋じゃないか?しかもコマンド誌イラストレータのお二方は、最近単行本を出したばかり。つーか、何故そーゆーコト紹介しないコマンド誌。先生方の単行本そのものの存在を読者に告知するのは、どう考えても私の仕事じゃないと思うんだけど…おかげで「○号で紹介された、両先生の単行本発売を記念して」って文言が使えないじゃないか。
 
 同人誌即売会、特にコミケは「お目当てのモノ」だけじゃなく、本当に雑多なモノがある。可能な限り…というより時間と財布の中身が許す限り、そーゆーモノを見て回るのが「即売会の楽しみ方」だと思う。それを限られた誌面で伝えるために、何だかんだ「口実」を設けて「こーゆーモノもありました」って情報を伝える…ってのが、私のポリシーだ。そりゃあ編集部側から「いらん」と削られちゃう可能性もあるけど、少なくとも私の側から削るようなことはしたくない。それがたとえ数行に過ぎず、そのために本題である同人ゲーム紹介に匹敵するほど取材がタイヘンだったとしてもだ。問題は、限られた分量の中でどう伝えるか。これは…えと、とりあえず頑張ります。
 
 まあ、取材に関してはあまり心配していない。今回は「優秀な偵察ポッド」が使用できそうなので。何度も訪れて顔見知りのサークルの方々って、「情報を収集する」手段として貴重であり、毎回色々活用している。今回はその中でも特別「便利機能」をお願いできるサークルがあるんだな。流石に各種伝言を頼めるのは、即売会以外の場所でも面識があり、菓子折差し入れるとかチョイと一杯…とかできる方に限られるからなあ。「早々と売り切れたので、午前中で帰ってしまい、取材できず」なんて事態を防げるのは、すごく心強い。
 
 とはいえ、取材に関しては「偵察ポッド」頼りではいけない。いくら偵察ポッドが「私よりもどう考えても優秀」であってもだ。やはり、原稿を書く人間が直接訪れ、キチンとアタマ下げるってコトが重要でしょ。それが人間関係ってモノだから。その辺の意識をキチンと持っておかないと、取材なんてできませんよ。かくして、やっぱり私はあの広い広いコミケ会場を色々飛び回る羽目に陥るわけだ…ゲームだけで話が終わらない(その辺色々事情がある)からなあ。流石に時々「何でオレはこんなことやってんだ」と思います。
 
 ただまあ、基本は「私自身の物欲を満たす」ために即売会に行き、そのついでに取材しているだけなので、あまり難しく考えるべきじゃなさそうだ。つーか、取材じゃなくても同人ゲームは買うんだし。気を取り直して、楽しいことだけ考えるようにしないと。とはいえ、冬はカレンダーがあって「すごくタイヘン」だから、どーしても愚痴が出ちゃうんだよな…私は本当に年を越せるのかぁ?