7月12日2010/07/12 23:09

 先週末は、毎年恒例の福島旅行。今回はまったりダラダラ過ごしていたので、ネタになるような話がない。楽しいかどうかと、ネタになるかどうかは別問題。その辺に五月蠅いからこそ、私はあの「濃い」メンバーの一員として生き残ってこれたと思うんだ、うん。つーわけで今回は「小更新」の予定。なお、小ネタは某氏がツイッターあたりに流しているだろうから、そちらでも参照して下さい。
 
 ネタ以外では、来年はラジオNIKKEI賞の週にやるべきか…という話が協議された。いやまあ、この辺色んな事情があるので。幹事長の提案なので、最終的にはそうなるんじゃないか…というのが、副幹事長代理補佐見習心得の見解だとか。
 
 かなり前から話題になりつつ、今回も改めて確認させられたのが、「飯坂温泉の衰退」かな。ああいう温泉街って、最近苦しいんだよねえ…私は「温泉宿に宿泊する際は、駄目人間のごとく過ごすべし」という、古風だか何だか知らない趣味があり、いわゆる「カラクリがあるので、料金がお得」ってタイプの宿は好かない。かといって、あんまり大げさな宿もちょっと…ダラダラグダグダ、のんびりまったりと駄目人間っぽく過ごすのがお似合いってレベルの宿が好きなんだな。そーゆー宿が減っているのは、色々辛いねえ…
 
 今回使用した宿は、ある意味「多少無茶なこと注文しても、全く良心が痛まない宿」である。つーか、過去に「参加者が全員集合したコトがない」などという滅茶苦茶な行程をやらかしたような集団だ。ドタキャンはともかく、当日いきなり「1人追加してくれ。部屋は同じでいいから」などと連絡しても「対応してくれるはず」って安心感が欲しいよね。今回も宿到着予定時刻は、競馬場で「福島最終で切り上げてとっとと向かうか、函館最終まで居残るか、どっちにします?(注:時間にして40分は異なる)」「う~ん、函館最終まで馬券買っちゃったんだよね。」「じゃあ、函館最終見てからにしますか。」と会話して決めた。こういうグダグダに耐えられる宿こそが、良い宿だと思うぞ。宿にしてみりゃ、どう考えてもやな客だろうけど。
 
 この旅行、「カネもヒマも無い奴から、お大尽趣味の奴まで」とにかく参加する…というコンセプトなので、協調性がカケラ程度しかない。にもかかわらず何とかするという「特殊能力」を持った幹事がいるからこそ、今も何故か続いている。ただ、その特殊能力の正体って、要は「宿にワガママ言いまくる神経の太さと、それを受け入れてくれる宿の度量」だったりするんだよね。最近の日本人って、「当日の到着予定時刻?それは当日の4時頃連絡します。」などという贅沢をケチって、メシだとか設備だとかいった「目に見える」部分に凝るのが「賢い消費者」だと思っている奴が多くてねえ…
 
 正直この団体がマトモになる望みはカケラもないので、マトモな日程を組まなくても対応可能な宿ってモノがある限り、そーゆー宿を頼り続けると思う。そういう宿が苦境を迎えている昨今ではあるけれど、可能な限り精神的支援は送っていきたいですね。それ以上を期待されても困るけど。宿なんてコキ使ってナンボじゃぁ~!(副幹事長代理補佐見習心得の台詞じゃねえよな)