5月27日2010/05/27 23:55

 高田監督辞任については、とりあえず後日語ることにします。これで少しはプラスになってくれると良いんだけど。トホホ…
 
 本日の話題は、日本ダービー関連として「ヴィクトワールピサの指名理由」なんぞを。ダービー関連と言うよりは、「来年度のPOGに向けて」って意味合いが強いかもね。
 
 あと1週を残すのみとなった、今年度のPOG。ここで私はヴィクトワールピサを指名した。素晴らしい。おかげで「私にしては」好成績である。他の馬もかなり頑張ってくれたと思うけど、流石にこの馬と比べてしまうのは可哀想だ。
 
 この馬の指名順位は3位。それなりに高い評価…のように見えるけど、名簿順では6位。いくら「そう人気にはならない」ってヨミがあったとはいえ、正直言ってそう高い評価でもない。その上ドラフト直後には「順位高すぎたか?」などと発言している有様。ご、ごめんよぉ~。
 
 もっとも、これはキチンと理由がある。デビュー時期がまるで信用できなかったのだ。2歳のうちにデビューしたのを見て、ちょっとビックリしたくらい。上がみ~んなデビュー遅めだから、そう思うのも無理はないんだけど。他の方がこの馬を嫌った理由として「デビューが遅そう」ってのがあると思う。
 
 そんな馬を何故指名したのか?これは…私独特の理由がある。今年度は「指名方針を大幅に変えよう」と決意し、実際大きく変更したつもりだったんだけど、結局は「F男らしい、アホな理由で指名した馬」が山ほど…実はこの馬、そのうちの1頭だったりする。
 
 理屈から言えば、いわゆる「POG期間」を過ぎた後は、指名馬も他の馬も区別が無くなる。けど、「つい馬券を買っちゃう」なんて人は多いのでは。私もそうだ。それどころか、「走る不良債権」として丹念に馬券買っていたりする。「期間過ぎたから」って理由で見捨ちゃイカンと、その昔ダイタクヤマトって馬(POGで指名するかフツー)が教えてくれたんだよ。
 
 私にはこういうクセがあるので、正直「POG期間で燃え尽きてしまう」馬は指名したくない。後の金銭的被害がデカくなりそうで。この際条件戦でいいから、期間後も馬券で楽しませて欲しい…ってな願望込みで指名する馬を選んでいたのだ。これじゃあ、期間内に苦戦しても仕方ない。
 
 こんな私にとって、ヴィクトワールピサの父ネオユニヴァースってのは、「指名しにくい馬」だった。「期間内で燃え尽きた」馬だからなあ。それで前回軽視しまくったところ、アンライバルド&ロジユニヴァースにクラシック制覇されたわけだ。これ見て「やっぱり期間内で燃え尽きそうな馬も指名すべきだよな…」って気になったのだ。
 
 そんなわけで新たな方針に基づいてリストを作り始めたわけだけど…やっぱり心のどこかに「期間内で燃え尽きる馬はイヤ」って気持ちがあったんだろうな。なんとな~くではあるんだけど、「期間後も走りそうな馬」の順位がドンドン上がっていった。その結果、この馬をリストの6番目に書いたわけだ。
 
 アンライバルドとロジユニヴァースの「その後」を考えれば、ヴィクトワールピサの「期間後の走り」も何とも言い難い。まるで走らなくなっても文句は言えない気はする。ただ、今シーズンのネオユニヴァース産駒で「期間終了後に最も走りそうな馬を指名しろ」と言われたら、この馬になるんじゃないかなあ。なにせ上がアサクサデンエンにスウィフトカレンだもの。ダービーで「燃え尽きた」ネオユニヴァースの産駒だけに、これぐらい晩成血統じゃないと期間後の走りは信用しにくいよねえ…
 
 こんな「しょーもない」理由で指名した割に、この馬は強かった。新馬戦でローズキングダム(後の朝日杯FS馬)に負けたけど、「伸びシロはコッチの方が上でしょ」と気にはしていなかった。とはいえ、その後あそこまでの連勝街道を突っ走るとは…一応「期間内と期間過ぎに重賞1つずつ」という大きな期待を寄せていた馬だけど、それをあっさり上回ってくれた。
 
 現時点ではあくまで「多分」だけど、この馬はダービー1番人気だろう。もちろん、期待に応えて勝ってもらいたい。ただ、それは単に「ダービー勝ってもらいたいから」ではない。「期間外にもデカいところ勝ってもらいたいから」だ。ここで負けちゃうようなら、「燃え尽きちゃった」と判断してもおかしくないような…ネオユニヴァース産駒って、そういう傾向がありそうなんだよね。そんな杞憂を吹き飛ばすためにも、ここは勝って欲しい。
 
 ただ、日本ダービー勝っちゃうと…秋にロンシャン競馬場で「何でオレはこんなトコロに…」などとブツクサ文句言いつつ、パドックに張り付いている自分が見えるようだ。私はキングジョージ病患者であって、凱旋門賞病患者ではないんだけどなあ(笑)。ただ、ロンシャンもいい競馬場なんだよね…いかん、また行きたくなってきた。
 
 ヴィクトワールピサの指名理由を考えると、間近に迫った「来期のドラフト」において、私がこの馬に匹敵する「強い馬」を指名できるかどうかはビミョーだ。ただまあ、それが私の競馬道なんだから仕方ない。とりあえずはあまり力まず、.「自分らしい」指名を心がけましょうかね。結局その方が好結果につながりそうだし。
 
 なお、本日のこの発言が「ブラフの可能性がある」ってことは否定しません。耳が腐る情報を垂れ流してどうこう…ってのが、「私の指名スタイル」だからして。この点だけは変えられないのよ。まあ、某POG参加者各位は色々惑わされて下さいませ(苦笑)。