12月4日2006/12/05 01:38

 本日の話題は、香港競馬。週末の国際レースデーの予想を語る。大方の日本人には意味不明なことだと思うけど、私にとっては重要なのだ!だって、馬券頼んだんだから。
 
 そりゃあね、沙田競馬場の馬券を他人に頼むのは、実に心苦しい。自分で行かなきゃ駄目でしょ!と真剣に思う。でもでも、世の中には色々と事情があるんだよ。そこで、今回は馬券を頼むことにしてみました。うー、でもでも…
 
 本来なら現地の競馬新聞をじっくり眺め、前日のTV番組を丹念に見て馬券を買う。しかし、今回はそうも行かない。馬券頼むんだから。いや実は前日にメールしても…って話はあるけど、それも何だか悪いなあと。つーわけで、本日中に買い目を決めました。
 
 まずは水曜のインターナショナルジョッッキーズ選手権…って、ここから頼んだのか!頼んだ人が行くってんだから当然でしょ。ただ、ハッピーバレーの一般戦ともなると、本当に馬がワケわからん。そこで、選手権第3戦だけ手を出すことに。狙いは鞍上武豊…は斬る。私の狙いは、鞍上Boss(豪)の馬。だって、レーティング上位なんだもの。おまけに内枠。ハッピーバレーの外枠は不利としか思えない(相当小回りだ)ので、まあ何とかなるんじゃないかと。
 
 ブットビ度合いが中程度でもついて行ける、国際レースの予想。まずはヴァーズ。去年の覇者ウィジャボードでいいのでは。府中よりは沙田の方がこの馬向きだと思うし。ただ、疲労残りは多少心配なので、コーリアーヒル・ソングオブウインドとのボックスに逃げる。エルコンドルパサー産駒は沙田向いてるような気がするんだけど、どうだろう。
 
 スプリント。これはテイクオーバーターゲットでいいでしょう。こいつは確かに強いと思う。お値段11万円だけど。相手は香港の英雄サイレントウィットネス様・現地トライアル1着のエーブルプリンス・日本のシーイズトウショウでいいと思う。まるでひねりはないんだけど。
 
 カップもヒネリなく直球勝負。復活してれば現地のヴェンジャンスオブレインで堅い。けど不安もあるので、三連複5頭Boxに逃げる。他は「私の目の前以外じゃ強いらしい」プライド・香港得意のアレクサンダーゴールドラン(今年は買うことにした)・ミスブロンズコレクターことディラデラノビア・香港ダービー馬ヴィヴァパタカ。後はアドマイヤムーンに邪魔されないことを祈るのみ(苦笑)。
 
 ここまでは、まだかろうじてついて行ける内容だと思う。ブッ飛んでいるのは香港マイル。安田記念馬ブリッシュラック・MCS2着のダンスインザムードといった強豪を全部蹴飛ばし、現地のフローラルペガサス単勝勝負。前走トライアルで3着に負けているけど、そんなのは知ったことではない。
 
 何でこの馬なのかって?そりゃあもう、去年見たからだよ。この馬を。去年このブログで「2Rに出てきたフサイチペガサス産駒」のことをちょろっと語っているけど、それがこの馬。あの時はクラス3(日本で言えば1000万下ぐらい?)だったのにねえ。どっちかと言えばダート向きっぽい馬体してる(注:実際香港ダートで勝っている)けど、走りは悪くなかった。出世するんじゃないかって予感はあった。そんな馬が本当に出世してここに出てきたんだよ?これを買わずに何を買う!
 
 断っておくけど、単に見たことがあるから買うんじゃない。その時に「いい馬だ」って印象を受けたから買うのだ。「自分がいいと思った馬を買う」なんてのは、競馬の常識でしょ。つーか、それが楽しいから競馬やってるんだ。それが香港の馬だろうと、何だろうと。
 
 海外競馬の醍醐味の1つに、「向こうで見た馬に、再び出会う」ってのがある。これは滅多に成功しない。当たり前だ。日本国内なら「次こそは!」と言うべき局面でも、海外の馬が相手だと次なんてない。普通に考えればあるワケがない。それだけに、本当に次があったときに感動するんだよ。自分の目の前で何度も走ってくれた馬ってのは、それだけで感謝に値する。ましてや「出世しろよ」と願って別れた馬が、本当に出世したのだ。こういう馬を買うのは、たまらなくいい。
 
 去年沙田競馬場にいて、今年も何らかの形で香港の馬券買ってる奴は結構いるんじゃないかと思う。けど、その中でフローラルペガサスを覚えてる奴はどれぐらいいるんだろ?まあ、疑いようもなく少数派だな。そういうのはイケナイと思うんだけどなあ。私みたいに「いい馬だ!」と断言するのはどうかと思うけど、「去年見た馬じゃん」ってな感想はあってしかるべき。ならば心情馬券で少し買ってみる価値があるのでは?単に「日本馬の応援に行った」ってだけってのは、正直モッタイナイ。少なくとも、「趣味は海外競馬」などとヌカすつもりなら、ここまでやらなくちゃ。
 
 しかしだなあ…うーん、やっぱり現地に行きたかったなあ。こういう馬は、やはり現地で応援したいよね。日本馬のことは放置してでも行く価値あったと思うんだけど。ハーツクライ引退により、来年英国に行く必要はなくなったんだから、カネは何とかなったかも知れないのに。まあ、この馬はまだ4歳。きっと再び巡り会う機会があるはず。その日を楽しみにしますかね。個人的には日本のダート重賞に来て欲しいかなと(笑)。
 
 それよりも問題は、今週の中山競馬場かもしれない。メディアホールで香港国際レースがモニター観戦できるのだ。そこで周囲がダンスインザムードに「差せ!」と声援を送る中、1人だけ「そのままぁ~!」と絶叫してる馬鹿がいるような予感がします。正直恥ずかしいんですけど。やっぱり香港へ逃げ出すべきだったか…

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://fohpl.asablo.jp/blog/2006/12/05/982977/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。