7月24日2006/07/25 00:34

 昨日つまらん失態を演じてしまった。いやね、下書きだけして放置しておいたネタを「載せたモノ」と勘違いして某氏に紹介してしまったのだ。つーわけで、本日はそいつを。自信のないネタなんだけど。
 
 諸般の事情により、先日私のトコロに「台湾メイド喫茶事情」なるレポートが送付されてきた。要は行ってきましたよと。良かったよと。まあ、情報源の某氏が言うのなら本当に良かったんだと思う。そーゆー点では信頼できる人だから(笑)。
 
 メイド喫茶はドコがいいのか?これは色々意見があると思う。私は自他共に認める?「メイド萌え」だけど、多分世間一般とは隔絶した理由で萌えているんじゃないかと。ただまあ、それは百も承知の上で、私の考える「理想のメイド喫茶論」を述べちゃおうかと。なんかすさまじーコトになりそうだなあ。
 
 私が思うに、メイド喫茶も喫茶店である。ここをはき違えた店は、結局長続きしないのでは。喫茶店にとって重要なのは「美人のネーチャンと楽しく会話が出来る」ではない。その分野で勝負する限り、結局キャバクラに勝てないと思う。コッチの方が料金高いけど、色んな意味でサービスが違うから。
 
 喫茶店にとって重要なのは何か?私に言わせると、「ほっとひと息つける空間」ってことだ。繁盛してるのが悪いとは言わないけど、ある程度は落ち着ける空間であって欲しい。メイド喫茶といえど、この点は変わらない…どころか、より深く追求して欲しい。外で闘ってきたご主人様を癒せなくて、何がメイドだ。「色気控えめ、落ち着き重視」こそが安定経営のカナメだと思うな。
 
 そもそもだなあ。メイド服ってのは、典型的な「萌え」の対象だと思う。萌えの定義については色々あるけど、ぶっちゃけ「色気より健気さ」「付き合いたいじゃなく、守ってあげたい」でしょ。自分と親しげに会話してる姿より、真剣な顔して危なっかしげに働いてる姿に「グッと」来るんだよ。秋葉原の街でメイドネーチャン見かけたとき、「にこやかに微笑みながらチラシ配ってる姿より、チラシ補充するため店に駆け戻ってゆく姿がグー」って言葉にまるで賛同できない奴は、さほど相手にする必要ないと思う。絶対常連にはならないから。
 
 なんか、それだとフツーの喫茶店と変わらないじゃん…私はそれでもかまわないくらいだけど、マニアックすぎるのは認める。そこで必要とされるサービスは何か?「常連優待」かな。ただし、さり気ない範囲で。一見さんが引くほどベタベタした常連優待は、むしろ有害。お客は「ご主人様」なんだから、ある程度好みは覚えるべきだ。言われなくても「いつもの席」に案内するとか、注文する前に「いつものでよろしいですか?」と聞くとか、その程度でイイから。「一見の金持ちより、コーヒー1杯の常連が偉い」って価値観が必要でしょ。
 
 日本のメイド喫茶がコレを守れているかはともかく、これから開店する店は日本海外を問わず守って欲しい方針かな。色気側に振ると、間違いなく風俗店に負けちゃうんだから。とりあえず、女性やオッサンが入っても違和感を感じない空間であって欲しい。そうでないと、一時の栄華で終わってしまう。経営者にしてみればそれでいいのかもしれないけど、結局利用者のためにならないんだから。こっちは流行廃りで「メイド萌え~」などとヌカしてるワケじゃないぞ。10年前がそうだったように、かなりの高確率で10年後もメイド萌えなんだから、10年経営することを考えて欲しい。
 
 しかし…台湾のメイド喫茶かぁ。あっちは女の子の髪が黒いんだよね。それだけでグッと来るのは私だけか。やはり東洋顔に茶髪はイカンよ。メイド姿ならなおさら。それだけで行きたくなるのはどうかと思うけど。どーせ行くなら、やっぱり香港だね!なにせあそこにゃ「ホンモノ」が生息してるはず。だったら「元ホンモノ」雇わなきゃ駄目でしょ。たとえオバチャンでも…というより、オバチャンだからこそ。そーゆーホンモノがネーチャンを「鍛えてる」姿を想像しただけで…(以下略)

コメント

_ はねだ ― 2006/07/25 12:58

 毎回楽しく読ませてもらってますよ、当然まだ読んでないモノも含めてね。

>萌えの定義については色々あるけど、ぶっちゃけ「色気より健気さ」「付き合いたいじゃなく、守ってあげたい」でしょ。

 今度、この辺について語り合いましょうや(笑)

_ F男 ― 2006/07/25 22:30

お手柔らかに(笑)

_ たくさま。 ― 2006/07/25 22:40

香港でメイドさんを見たいのなら日曜日に中環のフェリーターミナル付近をうろつけばいっぱい・・・。東南アジアから来たおばちゃんがいっぱい・・・。
それはさておき、家でメイドを普通に雇っている香港では「なんちゃって」であってもメイドになりたいような女の子がいるのかはいるのかナゾだったりしますね。
いくら日本文化に好意的とは言え、さすがに香港では難しいのではないでしょうか。
と言ってみますw。

あと台湾の若い女の子には茶髪はあまりいないです。その店でも髪の黒いメイドさんが多かったです。

_ 田村@XoD ― 2006/07/29 00:17

ども。こちらではお初です。
今年の1月に、初めて香港に行ったのですが、確かに日曜の中環は、私服で休暇を過すフィリピン人メイド(と、彼女達を目当てにした国際通話テレカ売り)がうじゃうじゃ居ましたね。
整形美人なら韓国、メイドなら香港、眼鏡っ娘なら台湾(何故か台湾は眼鏡をかけた女性が多い)などと勝手に決めつけているのですが、台湾のメイド喫茶って、↓ここですか?
Taipeinavi.com>食べる>レストラン>Fatimaid
http://www.taipeinavi.com/food/restaurant.php?id=338
台北は去年の2月に一度行ったきりなのですが、交通ICカードの使用期限が切れそうなので、そろそろまた行かなきゃ。

_ F男 ― 2006/08/06 05:44

香港はメイド天国。うーむ。やはり移住しようか(笑)。

てなことはさておき、香港じゃあメイド喫茶は辛いですかねえ?だとしたら「コスプレ」に走るとか?

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