4月25日2006/04/26 00:58

 昨日はアップし忘れた。何やってんだか。ついにボケの始まりかぁ?ま、今に始まったコトじゃないから、その可能性は低いな。良かった良かった(おぃ)。日付表現などを修正して、本日お届けします。
 
 一昨日は競馬お休み。本当なら香港に駆けつけたい(春の国際レースがある)ところだけど、さすがにガマンだ。5月半ばまでは土曜もお仕事だからなあ…というわけで、Middle-Earth東京支部へ。
 
 今の時期、Middle-Earth東京支部は「まったりした」雰囲気が流れている。公式戦の谷間だからね。そろそろ「関ヶ原トーナメント」が始まる予定だけど、まだピリピリした雰囲気じゃない。ま、コレはコレで悪くない。
 
 そこを利用して…ってワケじゃないけど、ついにプレイしました「イーストフロント」。今回はその簡単なリプレイなんぞを。
 
 このゲーム、「軍神」鹿内氏のお気に入りゲームである。ってことはだ。しっかり覚えて勝てるようになれば、相手は絶対逃げない。「カネ賭けてヒイヒイいわしちゃる」という遠大きわまりない野望へ大きく一歩踏み出したわけだね。なんか地獄への第一歩の気もするんだけど、それを気にしちゃイケナイ。
 
 対戦相手…というより、指導教員は「チャンプ」羽田氏。温厚な人柄なので、罵声を浴びたり、勝ち誇られる心配がないのは有り難い(笑)。勝ち負けがどうこうではなく、まずはゲームを覚えることに徹する。
 
 対戦見学してルールはある程度覚えていたので、プレイはサクサク進む…はずなんだけど、具体的に駒を動かすとなると、「どーしたらいいのか」悩ましい。ただ、「現時点では考えるだけ無駄である」ってことがわかっているので、とにかく「まあいいか」で部隊を運用する。まずは「どこが駄目なのか」ひととおり洗い出さないと。
 
 懇切丁寧な指導のおかげもあって、テキトーなプレイの割には順調に進撃する。ま、戦力差考えれば当然なんだけど。ただ…細かいミスは多かったし、ゲームの流れも読み切れてない。特に痛かったのは「研究不足」だね。このゲーム、ある程度先を読む必要があるんだけど、そこが全くわかってない。まあ、とりあえずそれが確認できただけでも良しとする。
 
 テキトーな進撃のツケは、8月になって早くも露呈する。司令部の位置が悪いので、モスクワへ向けて突撃できそうもない…うーむ、予定では何も考えずモスクワに突っ込み、派手に散るつもりだったのに。仕方がないので、より手近な「南方都市群」に向かって突っ込むことにする。
 
 このように無計画に実行された南方攻略だけど、思ったよりは進撃できた。ハリコフとドニエプロペトロフスク(重要な都市)を占領できたから。ただ、私の進撃もそこまで。スタリノは手を触れる気にもなれず。ロストフはさらにその後方。ヤケクソ気味に後方に放置されてたオデッサを攻略したぐらい。
 
 その隙に、モスクワ前面では赤軍が「晴れてるうちから」反抗を開始。フツーは雪が降ってから反抗なんだけど、それだけ余裕があったってコトだろう。何とか部隊をかき集め、ダイス目に恵まれたこともあって突破はかろうじて防ぐ。
 
 そんなわけで、自分が当初予想してたよりは「良い状態」でゲームエンド。結果だけ見れば及第点だな。特にハリコフをきちんと攻略できたのが大きい。「南へ行く」と決めた以上、せめてこれぐらいの戦果残さないと話にならないからなあ。でも、それは表面上の話。内情は相当グダグダだった。このゲームの独軍は「モスクワに行くか、それとも南方か」って姿勢を見せ、それで赤軍を惑わす必要がある。それなのに、実質「南方しか届きません」って状態じゃなあ。指導プレイじゃなけりゃ、もっとヒドい目に遭っていたのは確実。
 
 とはいえ、それは最初から予想された事態でもある。研究不足だってのはわかっていたわけで。今回の戦訓を叩き台にして、次回の作戦を考えればいいだけのこと。次は無理してでもモスクワに突っ込み、そこで派手に散ってみたい。それを覚えてからが「本当のプレイ」でしょ。しばらくはボロ負けの日々だな。
 
 実は私、「負けず嫌い」ではない。どちらかと言えばだけど、負けるのは苦にならなかったりする。だからって勝負へのこだわりが弱いってことはない。要は「勝ちたがり」なのだ。勝とうと思ったら、とにかく勝負するしかない。勝負しない限り「勝ち」はあり得ないから。その結果として当然「負け」も増えるんだけど、それは気にしないことにしてる。コレが私の「勝負哲学」だね。
 
 というわけで、私もついに「イーストフロント」覚え始めました。後は実戦経験積んで、色々工夫して…って日々が始まるわけだ。その間ずーっと負け続けることになるんだけど、それは仕方ない。むしろ、こうやって負け続ける日こそが「楽しい」んじゃないかな。いつの日か「勝ってしまう」日が来るまで、楽しい日々を過ごしたい。過ごしたいモノだ。過ごしたいと思っているんですけど。つーか、そう思わないとやってられない…