2月20日2006/02/21 01:26

 魔神で馬券獲りました。呪い馬券じゃないのに。ウソじゃない。証人もいるし、払戻窓口でちゃんとお金返してもらえた。どこをどう考えても勝ったはずだ。でも、なんか信じられないんですけど…
 
 そりゃあね、鞍上無視して考えれば大したことじゃない。カネヒキリ・シーキングザダイヤの組み合わせだもの。バリバリの1番人気。当てたからって自慢にはならない。ごくごくフツーのことだ。でも、でもでも、でもでもでも…
 
 私が魔神で馬券を獲る。これがいかにフツーじゃないか。実績はすさまじいもので、記憶が正しければ21世紀初(当たっちゃった呪い馬券は除く)である。「相性が悪いから」って逃げ回るようになって久しいから、買ってる回数自体が少ないのは事実。それでも、被害は決して小さくない。「斬ったら来ちゃった」ものも含めれば、ベラボーな数字になるはずだね。
 
 魔神とは相性が悪い。こう感じたのはいつ以来だろ。気がつけばいつもいつも「ぐえ」とか「ぎえ」とか叫んでいたような。私の中じゃ、理屈もへったくれもなく相性が悪い存在としてインプットされている。憎いとか嫌いとか怖いとかじゃなく、単に勝てない。とにかく勝てない。「また駄目なんだろな」ってな感じでちょっとだけ鬱になり、それでも馬券買ってヤラれる。あるいはべつの馬買って魔神にヤラれる。「魔神がいる」って言葉は、「負け」の枕詞みたいなものだと思っていた。
 
 確かに、先週は何かがヘンだった。まずシックスセンスが勝った。1番人気だろーが鞍上武豊だろーが、京都記念なんていう「フツーの」レースでこんな馬が勝つなんて、ヘンでしょ。この時点ですでに怪しげな空間が発生していたのではと思われる。「芦毛が近くにいると駄目」なはずのユートピアが好走したのも、この一環ではないかと(笑)。
 
 世の中には色々と怪奇現象があるってことになっている。宇宙人がやってきたり、スカイフィッシュが目撃されたり、バミューダートライアングルで飛行機が消えたり。しかしだなあ。私の中では、「魔神で馬券を獲る」ってことの方がよっぽど「怪奇現象」だと思うな。人が犬に噛みついたらニュースになると言うけれど、「私が魔神で馬券を獲る」はニュースにならんのか。大マスコミ(日刊ゲンダイ用語)の1面は無理としても、東スポあたりで採り上げてもらいたいぐらいの珍現象だと思うんだが。
 
 何故日本競馬界にこんな珍現象が起きたのか?某調教師の息子が逮捕されたとか、某GI馬が放馬したなんてのは「結果」の方じゃないかな。競馬界以外では特に何か発生した様子がない以上、何かしら競馬に関係があるコトが原因じゃないかと推理されるけど…某ジョッキーが「独身貴族の座から滑り落ちた」影響は先週勝ち馬を予告したことで片が付いたとされていたけど、その辺がクサいかもな。どっかの誰か(複数かも)が増○調教師にかけた呪いが乱反射したのかも。ちなみに私じゃないぞ。有力容疑者なら知っているけど(笑)。
 
 この現象は今週で終わるのか?いや、これはまだ「前触れ」に過ぎないのでは。今は私だけしか異変を嗅ぎつけられないけど、最後は世界の誰もが仰天する、とてつもないコトが起きそうな気がする。それは宇宙人の侵略か、サラブレッドの地球支配か…とりあえず臭いのは「ドバイワールドカップを日本馬が制覇」だと思うんだけど、どうかね(笑)