1月9日2006/01/10 00:28

 本日は成人の日らしい。ま、そんなことはどーでもいいんだけど。相変わらずのネタ不足でねえ…どーしましょ。
 
 つーわけで、何となく青い話題。昨日未勝利を勝った私のPO馬ナイアガラを記念して?その父のファンタスティックライト様について語りましょ。
 
 ファンタスティックライト様は、私認定の「世界5大競走馬」の1頭である。それだけ強く私を魅了した馬だってことだね。強いかどうかはともかく(苦笑)。ま、世間がなんと言おうとも、この馬は偉大だったと思っている。
 
 フツーの日本人が「知ってる」この馬は、JCでテイエムオペラオーの3着に敗れた姿。当然、このレースは私も見てる。コレだけ見ると「ドコが偉大なの?」と聞かれても文句は言えない。私自身、「アレは基準外」だとはカケラも思ってない。あの時点でのファンタスティックライト様なら、あんなものじゃないかとは思う。
 
 この馬は3度走るところを見た。私は海外競馬観戦を趣味にしてるけど、それでも3度以上走るところを見た外国馬ってのは少ない。原居民様は別格の6回。ジムアンドトニックが4回。後はフェアリーキングプローン・ウォーサンが3回ぐらいか。ウォーサンはうち2回がJCだけど。
 
 この馬を初めて見たのは、エアシャカールを追いかけて行ったキングジョージV&クイーンエリザベスII世C。モンジューが快勝したレースだ。モンジューが強いのはわかっていたことだけど、まあ一応エアシャカールのために行ったレースだからね。馬券はエアシャカールから買って玉砕。これはいい。
 
 2度目はJC。ファンタスティックライト様をしこたま買っていた。テイアムオペラオーが強いのはわかっていたんだけど…以前海外で観たことのある馬には、どうしても評価甘くしちゃうんだよね。
 
 そして迎えた3度目。香港カップ。この年の香港は口蹄疫騒ぎで「日本馬全部回避」って大技かましやがった。海外に行くたび、「何でオレはこんな所に!」って思うのが常だけど、この時ほど強くそれを感じたことはなかったような。正直寂しかったです。
 
 でも、沙田に着いてみれば「知った顔が…」ってのが私。そりゃそーだ。前の年も香港行ってるんだもの。原居民様・フェアリーキングプローンを筆頭とする香港勢だけでなく、サンラインだのジムアンドトニックだの…「私は何かオカシイようだ」と思い始めたのは、この時が最初だったかも(笑)。
 
 馬券は…「アジアの威信に賭けて、フェアリーキングプローンは負けねえ!」とヌカして大枚はたいたにもかかわらず、ハナ差でサンラインが勝ち、敗北寸前。そこで、正直「これは使っちゃヤバいかも」ってカネも含めてファンタスティックライト様に賭けました。いや、単にその日の夕食代がゼロになるだけなんだけど。
 
 馬券賭けてた私も必死だけど、ファンタスティックライト様の陣営も必死だった気が。ここでこの馬がすっきり勝って、「エミレーツワールドシリーズ」初代チャンプにならないと、シリーズの権威が危ないから。鞍上の天才デットーリの顔は珍しくこわばってました。「ヤバい、負けられない」ってオーラ漂いまくり。あれはすさまじいモノがありましたね。
 
 結果はあっさりとファンタスティックライト様が勝ち、シリーズの権威と私の財布を救ってくれました。それ以前から香港との相性は悪くなかったけど、「沙田じゃ負けねえ!」と豪語して自分を追い込むようになったのは、この時がきっかけ。裏付けっぽいモノがあるだけに、うまく気合いが乗るんだよね。
 
 何で私がこの馬を尊敬するのか、これでわかってくれたと思う。「負けちゃイケナイ」レースを、しっかり勝ってくれたからである。実を言うと「メシ抜き」「来週の馬券代ゼロ」って程度のプレッシャーなら、他の馬に賭けたこともある。結果はヒッデーものだけど(笑)。ついでに言うと、「ソコまで追い込まれてはいけない」って自戒も含めて、この馬を尊敬することにしている。
 
 ファンタスティックライト様はいい馬だった。世界的な名馬なのかと聞かれると、「いやあ、ソコまでは…」って言っちゃうけどね。でもね、もし「負けたら命獲られる」って状況ならば、あの日のファンタスティックライト様にもう1度賭けたいな。そんなところまで追い込まれた時点で「負け」ってのは承知の上で。それが「いい馬」ってことじゃないかね?

1月10日2006/01/10 23:59

 注目度の低そうな、ヘンなニュースを採り上げよう。香港ディズニーランドの経営者が更迭されたとか。これについて、思うところをつらつらと。
 
 本来、私にディズニー関連のリゾートを語る資格はない。単純に行かないから。別に嫌いじゃないんだけど、私にとってはそれより優先順位の高いモノが山ほどあるからねえ。ただ、香港ディズニーランドに関しては、某方面?から一応情報を入手してある。
 
 その情報によると、香港ディズニーランドは「日本と比べて小さい」とのこと。デッカイのがいいことかどうかはよくわからないけど、「じゃあ行ってみるか」って気にならなかったのは事実。事実去年の暮れには計画に組み込まなかった。ただ、その代用?が香港プロサッカーだってのは、色んな意味でどうかと思うけど(笑)。
 
 これで終わりなら、ネタとして弱すぎる。付け加えたいのは「香港で見た、香港ディズニーのCM」である。競馬番組とか意味不明なドラマ(多分台湾製)とかを見てる合間に、現地のCMも見てたからね。なお、香港のTV番組ってのは、ツッコミどころ満載です。アレ見るためだけに、また香港行きたくなるぐらい。いやホントに。
 
 閑話休題。香港ディズニーが関連するCMってのは、2つ見た。1つは香港ディズニーそのもののCM…だと思う。言葉わかんないから断言できないけど。もう1つは香港観光協会?が作った、番組終了後にエンドレスで流してたもの。どっちも「スゴい」ものだった…
 
 まず香港ディズニーのCM。ロクに動きナシ。写真ですらない。アニメーションと言うよりはタダの絵。そーゆーチープなCMは山ほどあるんだけど、ディズニー関連だと思うと脱力感漂う。昔懐かし「ハトヤ」のCMを彷彿とさせる、深セン(字がない)のCMの方がやる気を感じる。「コレは本当に香港ディズニーの宣伝か?」と疑ったんだけど、そうじゃないって証拠は発見できなかった。
 
 香港観光協会?のものは、かなりヤル気見せてた。ショッピング・食・映画・競馬と並ぶ「香港の観光スポット」として紹介されていたから。ジャッキー・チェンが出演してるぐらいだから、カネもかかっているんだろ。ただ、これは明らかに「カネ持ってる」観光客向け。地元民や本土からの客にどれだけアピールできてるかは疑問。
 
 別に1日中TVの前に張り付いていたワケではないので、見逃したCMがあるのかもしれない。その意味では、香港ディズニーの宣伝力を過小評価してる可能性は高い。でも、私が見たのはこれだけ。これがオープン3ヶ月目のことですぜ。なんかこう、もうちょっと工夫があってもいいんじゃないかと…
 
 日本のディズニーランドの場合はどうか。私はTV見ない人なので、まあ確かにディズニーランドのCMはあまり見かけない。けど、折に触れて何かと宣伝しているのは知っている。「リピーター」を増産しようという意図が強く感じられるし、その効果についても多少知識がある。いやまあ、色々とね。
 
 冒頭にも書いたとおり、私はディズニーリゾート関連には詳しくない。遊園地についてもよくわからん。だけどまあ、香港ディズニーは「何かしら」テコ入れする余地はあったんでないかと思う。具体的にどーすりゃいいのか、聞かれたって困るけど。場所が場所だけに、場合によっては私も「行ってみようかな」と思う可能性はある。後任の経営者には、そんな場所になるべく努力してもらいたい。せめて香港サッカーは抜かないと(笑)。