10月1日2005/10/02 00:34

 10月となったので、本格的にブログ化を推進することに。ま、表紙部分のリンクをいじるぐらいなんだけど。なお、ブログ化に伴う処置として、「最新1週間」と「日記選択」は段階的に機能停止させていただきます。あと、旧形式の日記は編集の都合上残しておきますね。
 
 本日のネタは、阪神優勝…はパス(苦笑)。悔しいからじゃなく、特に語るべきコトがないから。私はファンではないわけだし。そんなワケで、先月ほとんどやらなかったヲタクネタで、先日単行本が出た「暴れん坊本屋さん」をお届けする。
 
 まずは恒例の書誌学的データ。「暴れん坊本屋さん」作者久世番子。出版元新書館。またもやWings(及び別冊のウンポコ)連載作品だ。好きだねオレも。まあエッセイ風のギャグなので、ドコで連載してても不思議はない作品ではあるんだけど。
 
 この本、要は「本屋の日常」を描いたエッセイ風ギャグ作品である。注文・返品・入荷・陳列に始まり、万引きや流通への文句といった「ちょっとヤバめ」のネタまで採り上げている。本が好きな人なら「わかる」ものばかり。ドマイナーな作品なのを承知の上で、読んでみる価値があるんじゃないかな。
 
 私は自他共に認める本屋好きであるけど、実は本屋の店員は「敵」である。立ち読み大魔王であり、私の読書歴は本屋の店員との戦いだったからねえ。おまけに本屋の内情ってものの見当が付くだけに、「あれだけはなるもんじゃねえ」と堅く確信してたものだ。とはいえ端で見てわかる知識には限界がある。この本で「初めて知った」ことも少なくない。
 
 特に笑ってしまったのは、POP(店頭にある広告カード)に関する話と、配本と注文に関する話だな。基本的に私はPOPを頼らない。本屋の端から端まで丹念に探索した末、自力で面白そうな本を見つけるから。とはいえ、たまにはPOPに騙されてみることもある。あれは「本屋も攻めの姿勢で行かないと!」って気合いの現れだったとは知らなかったな。
 
 配本と注文に関しては、私は極めて冷淡に対応していた。無ければ売ってる店まで買いに行くからである。注文なんてしたことない。「探しても見つからない」ってのは私に対する挑発行為とみなし、必要ならば足を棒にして探し歩く。それだけに、欲しい本がない本屋なんぞ「使えねえ」の一言で片付けていた。本屋にしてみれば「コッチの苦労も知らないで…」となるんだろなとは思っていたけど、ホントにそうだったとは(苦笑)。
 
 マイナーな作品なので、入手は困難だと思う。マンガ喫茶や新古書店といった、裏ルートで仕入れるのは難しいのでは。つーわけで、読みたければ注文してでも買いなさい。内容が内容なので、ひょっとすると本屋側が「思い切って仕入れてみるか」とか思ってくれてるかもしれないし。ちなみに巨大本屋ジュンク堂が軽く推してました。ひょっとすると売れるかも(笑)。

10月3日2005/10/03 23:26

 サイレントウィットネス様強い!土曜に騎手放り出して暴れたなんて、不安材料のうちに入らなかったですね。個人的には「サクラバクシンオーよりは美しくない勝ち方」だとは思うけど、これは猛烈にレベルの高い比較のこと。普通に考えれば華麗でしたよ。さすが世界一のスプリンター。
 
 もちろんこの勝利自体も注目なんだけど、あえて今回採り上げたいのは香港人のこと。なんか山ほど見かけたんですけど。そりゃね、横断幕(パドックにある応援用の幕)の枚数から察するに、日本人で香港馬を応援してた人は少なくない。そうじゃなく、「ドコをどう見ても香港人」てな集団が山のようにいたのだ。これはスゴいと思う。
 
 今回来日したサイレントウィットネス様は、香港じゃ文字通り英雄である。日本のディープインパクトすら、あれには負けるでしょ。それこそ伝説の人気者ハイセイコーとどっちが上かってレベルである。いちいち応援に来てたからって、驚くには値しない…んだけどね。
 
 競馬ってのは世界中で行われていて、中には「人気のある」馬もいる。しかし、「自国の馬を応援しに海外旅行する」なんてバカは日本人ぐらいだと言われていた。何かのついでに競馬場行くとか、大レース目当ての海外旅行ってのは他の国でもやる。けど、自国の馬の遠征について行くってのはやらないってわけだ。
 
 実際のところは単にマスコミの連中(日本馬がいるときしか取材しやがらねえ)をからかっただけなのかもしれないけど、私の実感もこれと同じ。「自国の馬のケツ追いかけて来ました」って連中はドバイでしか見たこと無いと思う。JCの時に外国人客が多いって気はしなかったし、香港でも「明らかに現地民じゃねえ」ってのは日本人ぐらい。今までは日本ローカルな風習だったのだ。
 
 日本でこんなバカが出現したのは、フジヤマケンザン海外遠征が最初じゃないかな。これ以降ってコトは有り得ない。3回目の遠征には私もついていったんだから。その後日本馬の海外遠征がちょっとしたブームとなり、それについて行く日本人も「よく見る存在」になっていったようだ。
 
 海外遠征応援の旅ってのは、病みつきになるほど魅力的である。見知らぬ競馬場で知ってる馬の顔見たときの感動は、本当に筆舌尽くしがたい。アホと言われればこれほどアホな趣味もないもんだとは思うけど、「みんな来ればいいのに」とずっと思い、微力ながら日本での普及に努めていたものだ。そんな私だけに、今回香港人がこの趣味を覚えたと確認できたのはとても嬉しい。
 
 日本と香港ってのはかなり近い。少なくともドバイだの英国だの米国よりはずっと近い。それだけに、競馬ファンの交流ってのはあってしかるべきだと思う。実際、毎年山のような数の競馬ファンが日本から香港に出掛けているわけだし。その点、私は日本人として少し恥ずかしかった。私は香港競馬を知っている。けど、香港人は日本競馬を知っているのかと言われると…交流ってのは「お互いに相手を知る」のが基本。香港における日本競馬事情の普及に無力な自分が、とても歯がゆかったのだ。
 
 そんな私だけに、「ドコをどう見ても香港人」が馬券コピーサービス利用してるのを見たときには、ちょっと感動してしまいました。当たり馬券を手元に残せるなんて、いいアイデアでしょ。これが日本競馬なんですよ!と胸を張りたい気分だった。私の標語「競馬は世界の共通言語」が証明された瞬間だと思う。
 
 そりゃあ日本競馬にも悪い点はある。多々ある。香港競馬にも「これはちょっと…」って点はある。けど、そんなのは当たり前の話だ。お互いに交流して、時には良い点を吸収し、時には悪い点を振り返る。それが文化交流ってモノじゃないか。今まではどちらかと言えば日本からの一方的交流だった気がするけど、これからは違う流れが起きてくれるのでは。そう期待させられる。
 
 ま、かく言う私自身でさえ、香港でサイレントウィットネス人形(日本のと似てる)が売られてるって話を聞いたときには、「日本競馬の影響受けすぎだ」と苦笑してしまったけどね。将来ボコボコと量産された暁には、つい集めちゃいそうな気が…

10月4日2005/10/04 23:19

 本日はドラフト雑感その1といこう。高校生ドラフトが終わったからね。ま、なんか下らない事件ってオマケが付いたみたいだけど。
 
 下らない事件とは、いわゆる「抽選当たり札勘違い」のこと。以前も似たような件があったような気がする。ここのところドラフトは抽選やってなかったから、勘違いするのも仕方ないのかな。とはいえ下らない間違いであることは間違いない。
 
 まあ、指名された選手にしてみれば大事な門出となるべき場であり、こうした間違いは不快だろう。特に「どっちかといえばソフトバンクに…」って色気持っていた陽選手は気持ちの整理が付かないってのもわかる。わかるけど、あまり引きずっても仕方ないんじゃないかな。くよくよして損するのは自分自身。勝負事には必ず人智の及ばぬ領域が存在する以上、むしろこれを心の糧にすることを考えるべきでは。プロは「努力すれば報われる」なんて甘い世界じゃないからねえ。
 
 我がヤクルトスワローズだけど、辻内を回避して東海大甲府の村中に。左腕投手として評判高めの選手だったので文句はないけど、あえて抽選に挑むのも手だったのでは。なぜか勝率いいんだし(笑)。面白そうなのは3巡目の川端かな。3巡目じゃ難しいって噂があった選手だからねえ。総合的にはうまく立ち回れたようなので、現時点では良しとしたい。
 
 他球団で注目は、巨人だなあ。投手ばかり。そりゃあ投手中心の指名したのはココだけじゃないけど、投手しか指名しないってのは…若手野手は余ってるってコトなのかぁ?高卒選手なんてまず即戦力じゃないんだから、少しは野手にも目を向けた方が良かったのでは。相変わらずこの球団は強化方針がよくわからん。
 
 最近は高卒でいきなり活躍ってのは珍しく、しばらく下で修行を積んでデビューってことが多い。正直言って、「誰を獲ったか」より、「どう育つか」の方が重要になってきてるのでは。そう考えると、誰が獲れただのこうだのと騒ぐのは、ちょっと早い気がするね。球団にとっても選手にとっても、勝負はまだまだこれからでしょ。この点は大卒・社会人と異なるんじゃないかな。
 
 しかしだなあ。野球はアマ・プロの仲が悪いから、結果としてお互いにとって良くない状況にあると思う。本来なら大胆に再編すべきなんだろうけど、なまじ人気がある競技だけに利害関係複雑で…ドラフトに関しても去年あれだけのことがあったのに、改革した結果がこれかい!ってのはあるわけで。放置しておくと既得権益持ってる連中は「明日は昨日のままがイイ」ってな感じで旧態依然とした体制にしがみつこうとするだけに、このオフにはきちんと話し合うべきではないかと。去年は色んな意味で冷静じゃいられなかっただけに。
 
 まだシーズンは残っているし、プレーオフに日本シリーズもある。このオフだの来年だのの話をするには早い気がするんだけど、やはりドラフトが絡むとそういう話が出るよね。ま、ここはノー天気に「いい選手獲れたみたいだから、良しとするか」って感想で締めておこう。うん。

10月5日2005/10/05 22:44

 どうしようか悩んでいたんだけど、試験運用中だった「日記」を新規公開することにしました。おかげでTopを少しいじってます。
 
 この日記、某友人に強引な勧誘…じゃなかった(笑)、推薦されたので登録したソーシャルサイトで運用している。せっかく日記があるから、なんか利用したい。けど、ネタがない。片っ端からこっちに投入してるんだもの、あるワケがねえ。そのためテキトーに運用していたんだけど、一応それなりに更新する目処が付いたので公開に踏み切った。
 
 この日記のコンセプトは、「本日の定義」である。何のことはない、今日の一言って奴だね。「○○とは」ってタイトルに、「××である」、「△△でない」って本文を付ける。それだけ。事典ネタの1つと呼べるかも。正直こことネタが被りまくっているんだけど、一応は別物である。
 
 まあ正直言って、ココ以上に読む価値は薄いと思う。内容は皆無に等しいし、読んで楽しいことを目指してるわけでもない。ただまあ、たまーに多少気の利いたこと書ければ嬉しいかなって程度。まあ言ってみれば「飲み会の時、気の利いたこと言える確率を増やすための練習帳」として運用してる。
 
 私は一度しゃべると長い。本質的にはおしゃべりだ。それは皆さんよーくご存じだと思う。でなけりゃ、こんな文章量の多いサイト運用できねえ。それはそれで良しとして(ツッコミ不可ね)、気の利いた一言でビシッと場を締める人ってのが羨ましくて。私だとどうしてもダラダラしゃべっちゃうから。こーゆーのは先天的才能が大事だとしても、練習次第じゃ多少はマトモになるんじゃないかと。で、そのための場所を設置したわけです。
 
 まあ今のところ出来映えは最悪だけど、そりゃ才能無いんだから仕方ない。気合い入れて勉強するほどのコトじゃないので、ダラダラと運用してジワジワ向上すれば御の字じゃないかと。そんなもの他人様に公開すんな!って声が聞こえてきそうだけど、どーせ誰も読まないからいいんじゃない?まあ毒にはならないだろうし。おそらく。
 
 本当はここのブログ化と同時に本格運用という予定だったんだけど、色々と問題があって…いや単にサボってただけって話はあるけど(苦笑)。公開しないでひっそり運用ってことも真剣に考えたんだけど、一応はソーシャルサイト宣伝になるので「まあいいか」と公開しちゃうことにした。ま、たまには読んで笑ってください。

10月6日2005/10/06 22:50

 結果はとっくの昔に知っていたけど、今日まで映像を見てなかった先週日曜の凱旋門賞。感想は「馬は強い。でも騎手はねえ…」ってところですね。
 
 凱旋門賞ってのは、欧州で最も権威あるレースの1つ。舞台は仏国ロンシャン競馬場。距離2400。もちろん注目度は世界規模。ちなみに日本馬はその昔エルコンドルパサーが2着しただけで、勝ったことはない。一度でいいから観に行きたいレースの1つだね。
 
 凱旋門賞は観たこと無いけど、ロンシャン競馬場は観たことある。パリ近郊の森の中にある、あきれるほどドデカい競馬場で、2400でも1周しない。直線はやたら長くてかなり平坦。けど3コーナー過ぎに山が控えている。馬場はかなり柔らかめ。おまけにこの季節のパリは雨が多く、馬場が乾いていた例が少ない。とにかくタフなコースである。
 
 勝ったのは3歳馬ハリケーンラン。凱旋門勝馬モンジューの産駒。親子制覇ってワケだね。モンジューはやたら評判が高く、早くも「サドラーズウェルズ(モンジューの親父で大種牡馬)の後継筆頭」などという声がある。JCに来日したときはコロっと負けやがったけど、基本的には強い馬。私はKGV&QEII世Cで「強い姿」を拝ませてもらった。
 
 馬はいい。強いと思う。けど、褒められないのは鞍上のファロン。道中もスゴいし、直線では内に閉じこめられるという大技を繰り出してくれた。オーナーが「向こう正面では負けたかと思った」というコメント出したそうだけど、それもわかる。私の周囲じゃ「知名度の割にヘ○クソ」って評判があるんだけど、あれじゃ当然だな。
 
 本日は映像を堪能したわけだけど、馬券師の性として「とにかくまず結果を知りたい!」ってのがある。勝ったのは何か、配当はいくらか…ってな情報は、とにかくレース直後に知りたいもの。日本じゃ実況やりゃしねえので、頼るべきはサイトだ。私もそれで情報仕入れました。
 
 ここでちょっと詳しい人は、主宰のフランスギャロだの、英国の競馬情報誌レーシングポストだののサイトを参照する。けど、これは甘い。とりあえず「何が勝ったか」だけ知りたいんなら、香港ジョッキークラブのサイトが早い。何で香港?そりゃあ馬券売ってるから。先週の日曜は地元のレースに加え、日本のスプリンターズSと凱旋門賞の馬券売ってたのだ。
 
 香港ジョッキークラブの情報は滅茶苦茶早い。日本時間で日曜深夜12:30出走だったんだけど、12:40にはもう結果が掲載されていた。これで独自集計してるオッズの計算まで済ませてあるってんだから、仕事早いよね。未確認だけど、下手するとスプリンターズSもJRAの公式サイトより早く結果掲示したかも。競馬関連サイトなんて内外に腐るほどあるけど、あえて世界一のサイトを選ぶとしたらここだと思うな。
 
 ちなみに凱旋門賞2着はウエスターナー。鞍上は魔神ペリエ。正直言ってノーマークでした。つまりだねえ。私が間違って「凱旋門賞の馬券買いたい!」と仏国だの香港だのに出掛けてしまった場合、「魔神いーかげんにしろぉ~!」と吼えていたことになるわけだな。うーむ、相変わらずの相性の悪さ。今から年末の来日が怖くて仕方がない(苦笑)。
 
 以前は凱旋門賞上位組がJCに来日…ってローテーションもさかんだったけど、今じゃ香港との招致合戦に負けて、ちっとも来日しない。まあ日本競馬界の世界的地位なんてそんなもんだ。10年ほど前、私は「いつか香港競馬が日本競馬に追いつく!」という無茶苦茶な予言を吐いたことがあるけど、なんか現実に追いつかれてる…どころか、追い抜かれちゃった気がする。いいのか日本競馬。どうなるJRA…ってことで本日は締めておきましょう。

10月8日2005/10/09 02:46

 今年もやってきましたイグ・ノーベル賞授賞式。今年も珍妙な研究が受賞したので、とりあえずはその内容を紹介しようかと。私の英語力だと、英語サイトにある研究内容を訳すのは無理なため、簡単な紹介(しかも誤解含む可能性アリ)に留めましょう。
 
 まずは謎の研究から。農業歴史賞を受賞した「リチャード・バックレー氏のズボンが爆発した意味の研究」。なんか大戦間のニュージーランドの酪農の技術研究らしいんだけど、それとズボンの爆発にどんな関係があるのかは意味不明。なぜ爆発したのか。リチャード・バックレー氏の安否は。謎は深まるばかりである。
 
 物理学賞はスゴい。「粘度の高い石油ピッチの滴が落ちる様子を観察する実験」。この実験の何がスゴいって、1滴落ちるのに平均9年!もかかってるんだそうな。1927年から継続して今も研究中だとか。9年間ずっと待って、ポタッと落ちるのは一瞬なんだろうな。なんかすごく空しい…
 
 薬学賞。「去勢した犬用の人工睾丸の発明」。これにいかなる効用があるのかは不明。他の動物用のモノもあるとか。馬用をセン馬につけて競馬に出走できるのか?JRAの公式見解を聞いてみたいモノだ。
 
 文学賞は、スパムメールでもって大金を手にしたナイジェリアのインターネット起業家と、その協力者に。私に送られてくるスパムにもあげたい賞だな。受賞者が出席したかどうかは不明。
 
 平和賞。「スターウォーズの名場面集を見ているバッタ脳細胞の電気的活動の観察」。なぜスターウォーズ。なぜバッタ。なぜ平和賞。謎また謎の研究だなあ。仮面ライダー1号・2号の実現に近づいたってコトなんだろうか?他に平和賞あげる理由がわからん。
 
 経済学賞。「何度も何度も逃げて隠れる目覚まし時計の発明」。いやまあ、言いたいことはわかるんだけど…はた迷惑な発明だと思うのは私だけ?日本で売っているのかどうかは不明。実物を私に送るのはやめてもらいたい。
 
 化学賞。「人類は水とシロップの中の、どちらでより速く泳げるか?についての入念な実験」。入念な実験って、本当にシロップの中で泳いだのかなあ。泳がされた奴は大変だったろうなあ。で、どっちが速かったって?
 
 生物学賞。「においを発するカエルの分泌物の機能と系統発生学的意義についての調査」。カエルにストレスを与え、その時発するにおいを辛抱強く嗅ぎ続けて分類したんだとか。その数何と131種類。「ガマの油売り」という伝統芸があるんだから、本来なら日本人が研究すべきだったような。何やってんだ筑波大。
 
 栄養学賞。日本が誇る天才ドクター中松の、「毎回の食事内容を34年間撮影し続け、食べ物が頭の働きや体調に与える影響の継続的研究」に。これ自体は遠大な割にほとんど無意味な研究(パラメーターが多すぎて明白な結果が出ないのは確実)だと思うけど、将来の研究に役立つ可能性はある。今からでも遅くない、協力してみてはいかが。私はやらないけど。
 
 最後に流体力学賞。「ペンギンが糞を出すときに生じる圧力:鳥類の排便における計算」。科学者ってのは、ソコまで調べないと気が済まないのか!流体力学ってのは奥が深いなあ。
 
 これらの研究は、大半がちゃんとした学術論文の形式で発表されたモノである。単なるギャグではないのだ。一応は。科学ってのは「世のため人のために役立つもの」と思っている人は少なくないと思うけど、それはある意味間違いだ。とりあえず研究してみて、役に立つかどうかは後で考える。これもまた科学だと思う。
 
 イグ・ノーベル賞は科学者にだけ受賞資格があるわけではない。やり方次第ではド素人でも受賞可能だ。ある意味ホンモノのノーベル賞より受賞するのは難しいとは思うけど、チャレンジしてみてはいかが。

10月10日2005/10/10 23:38

 東京競馬開幕ということで、Middle-Earth東京支部例会を蹴飛ばしてまで東京競馬場に出撃。いやあ、やはり府中はいい。我が家からの距離は中山とそう変わらないんだけど、ホームグラウンドは府中のような気がするね。
 
 というわけで、競馬については終わり。毎日王冠?あんなの獲れるかぁ!他もカンが狂って裏パー。単勝買って2・3着には来てるレースもあるだから、予想そのものがオカシイわけではないと思うけど…勝負カンが鈍っているのかも。
 
 まあ、勝負カンが鈍っているのなら、やはり競馬場へ行ったのは正解だったと思われる。Middle-Earth東京支部の方に出掛けたら、鹿内氏と「賭けオンスロート」なる無謀な勝負が行われる予定だったのだから。馬券での負けは慣れてるのでいくらでも対処できるけど、賭けゲームで負けるのはイカン。いやきっと負けるんだけど、負け方ってモノがある。勝負カン鈍っている状態で戦うのは極めてマズい。
 
 他に誰か来てるんじゃ…と思ったけど、とりあえず誰も見かけなかったので独りで競馬。これはこれでかまわないんだけど、翌日休みなのに「そのまま帰宅」ってのは寂しいよね。そこで、競馬仲間のヒデさんを呼び出すことにしました。
 
 私とヒデさんが「差し向かいで、遠慮無く」飲めばどーなるのか。いやもう「人間としてどーなのよ」ってな感じで飲んでしまいました。後半かなり記憶が怪しいんですけど。ちゃんと帰宅してたのは間違いないんだけど…
 
 ちなみにこのメンバーだと、ワインに走ることが多い。私は地味にワイン大好きだからねえ。日本酒とどっちが好きかは、ちょっと考える。じっくり味わうんなら日本酒、グビグビ飲むんならワインってところかな。「日本酒もグビグビ飲んでんじゃねえか!」とか突っ込まないように(笑)。
 
 日曜は結局どれぐらい飲んだかなあ。確かワイン2本とデカンタ1本、それとサワーが1杯か2杯…一応の目安として「ワインは1日1本まで」ってのがあるんだけど、あっさり超えちゃってますねえ。今日の体調不良はコレが原因だな。さすがに目安超えて飲むと酒が残るんだよね。弱くなったものだ。
 
 秋競馬の季節となり、GIもこれから本格化する。てことはまた似たようなメンバーで飲む機会も多くなるわけで…まあ、あまり深く考えるのはやめよう。飲むのは楽しいんだから。ただまあ、翌日のことは少し考えないとマズいかな(笑)。

10月11日2005/10/12 01:05

 野球の話題。青木がついに200本安打達成とか、館山が10勝したってのも大事だけど、あえて他球団の話題にしよう。このサイトの趣旨には反するけど、旬の話題である村上ファンドの阪神電鉄株買収を語りましょ。
 
 去年近鉄バファローズが勝手に合併を宣言し、「球団保有の意義とは」が問われていた昨今、ある意味究極の球団買収策が炸裂した。親会社を買い占めるって手段だ。理屈の上では可能だったとはいえ、改めて直面すると衝撃ですねえ。
 
 私の知る限り、今のプロ野球機構にはこれに対する対応策が存在しない。するわけない。親会社の交代にはいくらでもケチをつけることができるけど、親会社の経営そのものには口出しできるわけがない。やるとすれば除名だけど、阪神タイガース除名を望む奴なんて誰もいない。阪神電鉄が防衛に成功するんならともかく、買われてしまったら本当に打つ手がない。
 
 ファンはどうか?これまた打つ手がない。結局プロ野球ってのは「企業所有のスポーツ団体」であり、親会社の意向には逆らえないってのが「常識」だからだ。去年あれだけファンが騒いだにもかかわらず、近鉄はバファローズ「売却」ではなく「合併」を押し通した。これがいい例だと思う。
 
 プロ野球機構にしてみれば、親会社買収ってのは「想定外」だろう。親会社ってのは一応「日本を代表する企業」であり、そんな企業を買収するなんて、できるわきゃないと思っていたに違いない。もはやそんな時代じゃないんだけどね。買収されそうな球団は他にもあると思うぞ。私が思うに、ヤクルトってのは多少危ないんじゃないかと…球団がどうこうじゃなく、世界規模の健康飲料水メーカー統合に巻き込まれそうで…
 
 今のところ「阪神タイガース株上場」がどーたらこーたらと騒いでいるけど、これはどう考えても枝葉である。阪神電鉄が防衛に失敗したら、阪神電鉄の経営権が乗っ取られる。こうなってしまえば、阪神タイガースの経営権もセットで乗っ取られる。極端な話、電鉄事業その他を全部売り払うか子会社に移し、タイガース経営に専念されたらどーすんの。経営権さえ握ってしまえば、後は本当にどうとでもなる。なってしまう。
 
 この問題で一番責められるべきは、阪神電鉄経営陣である。何を根拠に「自分達が買収の対象にならない」と思ったのか?今の時代、そんな保障はドコにもない。フツーの会社の経営陣として考えても問題がある。ましてや「公共財」阪神タイガースのオーナー会社なのだ。自身の独立性には人一倍気を遣う価値があったはず。自覚足らないだろ。
 
 ま、かく言う私自身も意識が低かったと反省している。阪神電鉄買収ってのは、本来驚くようなニュースじゃないはずだ。その昔バブル経済華やかなりし頃、タイガースは正直弱かった。その当時冗談交じりに「関西財界が親会社ごと球団を買収して立て直す」って噂があったのを覚えている。こう言っては何だけど、阪神電鉄って会社は「その程度」の経営規模だったわけだ。それを思えば、いつかこんな話が出てきても不思議はなかったんだよな。
 
 まあ、阪神ファンが不快感を覚えるのはわかる。私も「ライブドアスワローズ」の悪夢に怯えたわけだし。ただ…私の記憶が正しければ、阪神のフロントってファンの間からも文句言われてなかったか?いわゆる「星野改革」以降はともかく、それ以前の補強なんかは文句たらたらだったような気が…村上ファンドが何考えているのかはともかく、長期的視点で株価つり上げるつもりだとしたら、マトモな球団経営する可能性があると思うけど。
 
 ここであえてプラス思考をすると、今回の騒ぎはフロントという「いくら文句を言いたくても手を付けられなかった領域」に、ファンの声が反映するチャンスなのかもしれない。「フロントがアホだ!」って叫んだ経験のない野球ファンって、少ないと思うんだけど。ここにファンの声が反映するってのは、ある意味野球ファンの悲願じゃなかったっけ?それを思えば、今回の騒動はあながちマイナスばかりじゃないような気がする。
 
 今回の騒動に関しては、感情的で擁護しにくい意見も山ほど存在する。その代表は「阪神の株買って、もし弱かったら損しちゃうじゃないか!」ってのがある。それのドコが悪いんでしょうか?言っては何だけど、競馬じゃそれが当たり前の話。そのリスクを承知の上で一口馬主やってる奴が、どれだけいると思っているのか。私は一口馬主はやってない(やる気はない)けど、馬に惚れて追いかけて騙されるなんて日常茶飯事。当然大損ぶっこいている。株を買う、出資するってのはそーゆーことじゃないか。それがイヤなら、株買わなきゃいいだけの話。優勝したのに株価下がったってんなら、話は別だけどね。
 
 もう1つアホらしいと思うのは、「よりによってシリーズ前に公表しやがって」ってもの。確かに褒められた話ではないけど、コトが親会社絡みである以上、仕方ないじゃないか。親会社ってのは野球に専念してるワケじゃないんだから。去年ダイエーと西武絡みのニュースはシリーズ直前でもちゃーんと流れていた。球団保有に関する部分は手加減してたみたいだけど、それはあくまでニュース流す側の事情。そう考えれば、文句言っても始まらないのでは。
 
 今回の騒動は、ある意味日本球界にとって未知の領域である。それだけに不安が大きいのはわかる。わかるけど、場合によってはプラスになることも考えられるのだ。私は別に村上ファンドを応援するつもりはないけど、阪神フロントの味方をする気にもなれない。その狭間で揺れる選手・監督だのファンだのには同情するけど、それとコレとは別じゃないかな。
 
 日本球界が変わらなくてはならない、ってのは長年言われていたことだ。ここに来て色んな意味で風穴が開いてきてると思う。ただ、変化ってのはどうしても「プラスだけ」ってわけにはいかない。中間段階ではどうしても悪い面も出る。大切なのは最終的な帳尻を合わせるコトじゃないかな。村上ファンドが何言うにせよ、まさか全タイガースファン、全プロ野球ファンを完全に敵に回すことは出来ないはず。ここは落ち着いて冷静に変化を受け止め、「駄目なモノは駄目、いいものはいい」と見極めていきたいと思う。スワローズのファンにとっても他人事じゃないんだから。

10月12日2005/10/13 00:46

 中国が2度目の有人宇宙船打ち上げに成功したとか。今度は2人を5日間宇宙に送り込むんだと。スゴいなあ。というわけで、コレに関する話題など。
 
 有人宇宙飛行ってのは、滅茶苦茶高度な技術である。人間の乗った宇宙船なんて軽いワケがないし、大気圏再突入には高度な誘導技術が必要だ。オマケに失敗は許されないんだから、打ち上げ成功率も高くなくてはイケナイ。宇宙先進国の米・ロが半世紀近く前に達成済みとは言え、やはり褒めるに値する。
 
 確かに、欧州や日本もその気になれば達成可能かもしれない。けど、現にやってないんだから、負け惜しみと言われても仕方ない。信頼度が実績に比例する世界だから、相当な後れを取ってると言ってもいい。どこぞの知事みたいに「あんなの大したことない」って発言するのは、宇宙開発に対して無知だと証言してるようなモノだろう。
 
 中国の有人宇宙船技術ってのは、旧ソ連のものをベースに自国なりの改良を加えたモノだとか。自前で開発した技術にこだわる欧州・日本にしてみれば、「サルマネだ!」と言いたくなる気持ちはわかる。けど、当初言われたほどサルマネでもないって話は出てるし、そもそもサルマネでも立派なことだと思う。結局何だかんだ言って実績が全ての世界、これに追いつくのは大変なことだと思うな。
 
 この点、ついに割り切った解決法を見いだしたのが欧州だ。米国のスペースシャトルはアテにできん、自前の有人宇宙技術開発はカネがかかる…ってんで、ロシアからソユーズロケットを買って打ち上げを目指すつもりらしい。これで勉強してから自前の技術開発を行うつもりだろう。大胆というか身も蓋もないというか…
 
 これに対し、日本は景気いい話が全く聞こえてこない。それも当然。独自技術は当然のことながら有人宇宙飛行レベルじゃない。で、「米国が何とかしてくれるさ」って計画を練り上げたのはいいんだけど、スペースシャトルがズッコけた影響受けまくり。ついに米本国ですら見放されたってのに、結局未練がましくシャトルにしがみつくのみ。日本の科学行政はどーなってるんでしょーか。
 
 現在、日本の有人飛行計画ってどーなってるのか?シャトル使って国際宇宙ステーションISSに人送り込み、必要な技術を米国から教えてもらう。これだけ。これはこれで悪い計画ではない。ただ、シャトルはちっとも稼働効率が上がらない。はっきり言って引退を待つだけ。そして、シャトルを前提としたISS計画から、米国は足を洗いたがっている。なのにこんな計画じゃあ…
 
 はっきり言って、ISSは米国にとって失敗である。理由は単純、スペースシャトルが大失敗だったからだ。これが国際協調事業じゃなけりゃ、とっくの昔に投げ出していただろう。事実、この前ブッシュが打ち出した計画はISSを事実上無視してる。そんな計画に米国べったりの日本が付き合う意義も薄れてきてる。技術蓄積のある米国と違って「計画が潰れたら困る」立場なのにねえ。
 
 じゃあISSそのものが失敗なのか?これはまだわからない。欧州とロシアは頑張っているからだ。欧州はヤケクソ気味に「米国に依存しない」計画を打ち出している。実験棟は自前のアリアンロケットで、人員はソユーズロケット買って何とかしようとしてる。ロシアはロシアで「金儲けのチャンス」とばかり人間をボコスカ打ち上げている。
 
 ここで重要になってきそうなのが中国だ。中国は、今のところISSに加えてもらってない。米国が政治的理由から反対したのが原因らしい。けど、その米国は手を引きたがっている。約束したから仕方なしに建設するけど、後は知らないって状態。そうなると、ここに中国が加わってくる可能性はある。なお、この過程で米国べったりの日本が、「カネだけ出して見入りゼロ」って立場に追いやられる可能性は低くない。
 
 正直言って、日本の科学行政はどっかがオカシイ。そりゃあ米国べったりなのは仕方ない。けど、それだけじゃ語りきれないぐらい駄目な点が多い。ノーベル賞にしてもそうだ。文部科学省は「今年は絶対日本人受賞者を出したかった」と力を入れたらしいんだけど、見事に外している。代わりにイグ・ノーベル賞じゃあ連中の慰めにはならない。
 
 私は本質的には文系人間なので、「ドコが悪いからこうなった」なんてことはよくわからない。まあ、強いて言うなら「日本の理系はもっと偉くなろうとしなきゃ駄目」だと思うな。日本の理系人間ってのは、基本的に現場が大好きである。「研究が好きだから理系やってる」って奴が多いから当然かも知れないけどね。そんでもって「面倒だけど儲かる仕事」は文系人間に丸投げしてる。
 
 これはこれでいい。立派なことだ。偉い。けどその結果、文系人間は「科学」に疎く、理系人間は「行政」を毛嫌いしてるってことになる。これで科学行政がマトモに運用可能とは思えない。文系人間に理系知識を叩き込むのは無駄だろう。「現場」の理系人間に馬鹿にされるのが分かり切ってるからだ。となると、結局は理系人間が偉くなるしかないじゃないか。
 
 日本人の悪いクセとして、「愚痴は言うクセに自分でやろうとしない」ってのがある。要は自主性に乏しいんだな。ま、譲り合い社会ってタテマエだから仕方ないんだけど。そのひずみが大きく出ているのが科学行政の分野であり、宇宙開発だと思う。現場べったりか米国べったりしか打つ手がないではないか。
 
 日本の技術力はかなり高い。けど、技術力もまた「活かし方」が重要では?その点、日本はどうもヘタクソな気がして仕方ない。中国に有人宇宙飛行で先を越されたのは、結局はその辺が原因じゃないかと。中国に先を越された。米国はやる気不足でアテにならない。自国技術はまだ未熟。この3つの「苦い事実」をしっかりと受け止め、その上で我が国には何が出来るのか、何をやるべきか、しっかりと考えて欲しいものだ。

10月13日2005/10/14 00:11

 いいネタがないから、かなり無意味なネタでお茶を濁そう。私が抱えてる、「構想だけあるんだけど、運営できそうもないサイトについてのアイデア」を紹介しようかと。
 
 私は長年、「格言集・用語事典」を手がけてみたいと思っていた。もちろん一般的なものじゃない。主に私の趣味の分野で、なんか気の利いた台詞だの重要な言葉だのを集めたモノだ。たとえば「ノーガード戦法」とか、「最終のコーツィー」とか。
 
 こういう事典ネタは、管理が難しい。単に思いつくモノを片っ端から書いてゆくと、後で参照するのが難しい。あいうえお順などにすると、新鮮なネタが書き込みにくい。できればホンモノの事典並みに分量多くしたいわけだけど、そんなもの作るのは1人じゃ難しい…などなど。
 
 私に専門知識があれば、専門の投稿フォームなんぞ作って、私以外の人間も項目をアップするような仕組みを構築可能かも知れない。けど、今現在の私の知識じゃ、基礎設計段階からどーすりゃいいのかわかりゃしない。中途半端なモノは作っても面白くないので、更新しなくなりそう。というわけで、ネタだけ温存しつつ放置してあるのだ。
 
 元々、「本日の定義」はこれの派生ネタとして生じている。本格的な事典ネタは運用が難しい。少なくともソーシャルサイトの日記じゃ無理。なので、「多少気の利いた言葉を書く」って部分だけ拝借して更新するようにしたのだ。成功してるとは言い難いけど。
 
 私が思うに、web上でこうしたデータベースを構築するのは、私の手には余るどころか、個人レベルじゃ大したことは出来そうもない。そうなると、「私じゃ駄目だから、誰かやってくれ」とも言い難い。世の中には小規模な事典ネタをやってるサイトもあるようだけど、そーゆーのは「違う」んだよね。
 
 というわけで、私のサイト構築技術が向上する(見込みなし)か、個人レベルで簡単にwebデータベースが構築できる時代が来る(のか?)のを待っているところだったりする。えらく気の長い話ではあるけど、元々私はあきらめが極めて悪い。1つのネタを執念深く暖めるってのは良くある話だ。ま、実現しなかったからって誰か困るわけではないので、とりあえずは気長に待とうかと思っている。
 
 コレは余談だけど、こういう「アイデアはあるんだけど、実現方法がよくわからん」ことを公表するってのは悪いコトじゃないと思う。ひょっとしたら実は簡単に実現することで、その方法を教えてもらえるかも知れない。ちょっとした思いつきってのは馬鹿に出来ないと思うので、多少真剣に取り組んでみるのも面白いのでは。